Category: 02 アメリカ生活

あの燃費節約ワザは効いていなかった!

Fuel saving tips that just don’t work – May. 13, 2008

With gasoline prices hitting record levels, it seems everyone has a tip on how to save fuel. Much of the advice is well-intentioned, but in the end, much of it won’t lower your gas bill.
(ガソリンの値段が記録的に上昇するにともない、だれもがガソリンを節約するワザを利用しているようだ。アドバイスのほとんどは良かれと思ってのものだが、結果としてそのほとんどはガソリン代の節約にはならないだろう。)

ガソリン代高いねぇ。 以前、ガソリン代について調べたときは $2.40/ガロンと$3.00/ガロン と言ってたのが、今や $4.00/ガロン以上。 まぁ、それでも日本より安いんだけどね…。

そんな高くなったガソリン代を節約するためワザというのは昔からいろいろあるんだけど、CNNの記事では効果がない6つのワザを紹介している。

その6つとは…。

  1. ガソリンは朝いれる
  2. エアフィルターはこまめに替える
  3. Premium (ハイオク)を使う
  4. タイヤの空気圧を上げる
  5. A/C(エアーコンディショナー)をオフにする
  6. 燃費向上グッズを付ける

「ガソリンは朝いれるといい」というのは聞いたことなかったなぁ。 温度が低いほうがガソリンの濃度が濃くなるというのが理論らしいけど、朝の温度ぐらいでは違いはないらしい。

驚いたのはハイオクに関するもの。記事中では「ハイオクはお金が高いだけ (Really, they’re paying more money for nothing) 」とこきおろしている。ハイオクは燃費と関係ないのは知っていたけど、エンジンのためにいいと思っていた。

ところが、 ハイオク車でもレギュラーを入れればそれに合わせてスパークプラグのタイミングを調整するため、パワーはちょっと落ちるけど、エンジンに悪いということはないらしい。 へー。 まぁ、どのハイオク車でもそうなのかはわからないのでこれを実践するかどうかは自己責任ということで。

上のハイオクの項目に関して、途中で記事が改訂されて、ハイオク推奨 (recommended)の場合はレギュラーでもいいはずだけど、要ハイオク(required) などダメな場合もあるというトーンに変わった。 「ハイオクはお金が高いだけ」という文章も今は消されている。

そして、古くから言われているエアコンを使わないと燃費がのびるというワザ。たしかにエアコンをOFFにすることで燃費はのびるが、代わりに窓を開けてしまうと空気抵抗が増すため燃費が延びる効果が減ってしまうのだとか。エアコンをOFFにするときは窓を閉めないと意味がないらしい。 って、夏場にそれは無理だよねぇ。

結論として、そんな裏ワザみたいなのはほとんどないらしい。 あればメーカーがすぐその技術を取り入れたりするので、ユーザーがドタバタしなくてもいいのだとか。

アメリカでは夏に向けてまだまだガソリンの値段が上がると言われていて(詳しくは前回の記事)、つらいところだけど、間違った知識で人にも車にも財布にも負担をかけるようなことはやめよう。


ケンタッキーのフライドチキンは、ごはんのおかずになると思う!

ケンタッキーのフライドチキンは、ごはんのおかずになるか? | エキサイトニュース

そこで「ケンタッキーのチキンはおかずになるか」、まわりの人たち15人ほどに聞いてみたのだが、おかずになると答えた人はゼロという結果に。沖縄県出身の人も中に1人いたのだが、彼は珍しい人ということになるのかも。

エキサイトニュースで興味深いネタが。みなさんどうでしょ。

アメリカのKFC(ケンタッキーフライドチキンの略称、アメリカではこう呼ばれている) って日本と比べると安く、8ピースのチキンで1000円ぐらいで買うことができる。しかも1ピースが結構デカい。

先日、お昼にちょっと多めに買って残ってしまったので、じゃあ晩御飯にと、サラダ、ご飯、味噌汁とともに食べてみたら意外にイケて驚いたのだった。

ケンタッキーのチキンとご飯のコンビネーションは、思ったほど油っぽくなく、チキンのしっかりとした味付けにご飯がすすむという感じだった。 油っぽくなかったのは、揚げたてじゃなくレンジを使って温めなおしたからかも。

エキサイトニュースでも触れられているが、チキンは手で、他は箸で食べるという変則的な食べ方になるのが気になると言えばなるんだけど、たとえば手羽先やチューリップチキンなんかも同じ感じになるわけだし、慣れればそんなに気にならないよ。

というわけで、ケンタッキーのチキンでごはんはオススメですよ。
思わぬ組み合わせに抵抗があるのはわかるけど、勇気を出してトライしてみると新たな発見がある…かも。

ちなみにチキンはオリジナルレシピのヤツでした。

もひとつちなみに、オレは沖縄じゃなく愛知県出身です。


ピンクノイズで集中できる?

前々回書いたホワイトノイズの話のときに人口的なホワイトノイズをダウンロードできるサイトを紹介した。

このサイトではホワイトノイズに並んでピンクノイズ、ブラウンノイズ…といったノイズまで紹介されている。 これって何なのか気になて調べてみたら面白かった。

まず、ノイズというのはある周波数の音を何らかのパターンで混ぜ合わせて作られる。 例えばホワイトノイズというのはすべての周波数の音を同じ強度で混ぜたものらしい。 これと同じことを光で行うと白く見えるため、ホワイトノイズという。

ピンク、ブラウンといった表現も音の混ぜあわせの具合を表したもので、光で同じことをしたときにこういった色になることからそう名前が付いた。 Wikipedia の Colors of noise にある周波数ごとに分解した音の強さを示すグラフを見ると雰囲気がわりやすいと思う。

特にピンクノイズというのは、滝の音や風の音など自然界の中に多く存在する1/f ゆらぎをベースにしていることから人がリラックスし、集中できるノイズらしい。

というわけで、今度は自分で試してみたんだけど、まわりがうるさいとき、その音を消すという点では確かに役に立った。 (もちろん、ヘッドフォンというかイヤフォンを使用。) 始めはノイズとしての音が気になったけどすぐ慣れるし、音楽と違ってそっちに気を取られることもない。 あと、ピンクノイズよりブラウンノイズの方がサーっという音が耳につかなくて好きかも。

しかし、単にピンクノイズを聴くことでいつでもすぐ集中できるというまではいかないだろうが、他の音が気になる、けど音楽じゃあ集中もできないというような場合はピンクノイズなんかを聞くと気が紛れるんじゃないだろうか。

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バラック オバマ、バスケットボールをプレイ

アメリカにいながら、なぜか日本のエア~ボールさん経由で知ったネタ。

現在も民主党で大統領候補者指名争いをしている Barack Obama (バラック オバマ)。 何と昔はバスケをプレイしていたのだとか。 そして最近プレイした映像がテレビで放送され、結構な動きの良さで一部にウケてるらしい。

オリジナルの映像もさっそくオバマの選挙キャンペーンの一環としてアップされているが、その映像をリミックスでまとめた映像がコチラ。

いやー、たしかにいい動きしてる。 選挙権ないけど、オレもグラっと来てしまった(笑)。

政治とは直接関係ないけど、若さや力強さをアピールするにはいい機会だろうなぁ。 その昔、ビル クリントンが選挙戦の途中でサックスの演奏をして若者の票を獲得したこともあったが、今回の映像も一部の人(笑)には訴えるものがあっただろう。 アメリカ人こういうのに弱そうだし。


ホワイトノイズで赤ちゃんは泣きやむか

ウチの子が産まれて1ヶ月が過ぎた。 まだまだ子育てには慣れず、赤ちゃんが泣きだしたときは今でもオロオロしてしまう。

出産前に受けた両親学級では、泣きだしたときの対策として 5つのS (Five S’s) というのを教えてもらった。 Swaddling(おくるみに巻く)、Side (子供を横にして抱く)、Shhhh (シーと耳元でささやく)、Swinging (ゆらす)、Sucking (指やおしゃぶりなどを吸わせる) というもので、教材のビデオではピタリと泣き止む子供がいて期待したいたのだが…。

子供が産まれて、いざ試してみると、効くときもあり、効かないときもあり、と現実は簡単じゃないなぁと知ることに。

ただ、興味深かったのは Shhhh というワザ。 特にあとちょっとで寝そうかなぁというときに シー と言うとストンと落ちてくれることが多いように思った(自分たちがシーと言い続けることで気が紛れてるだけかも)。

このシーという音は一般的にドライヤーの音やテレビやラジオのサンドストームの音などに代表される音で、ホワイトノイズと言われるらしい。 音というと、母親の心音を聞かせると赤ちゃんが安心すると言われるが、このホワイトノイズは一説によると心音より赤ちゃんを安心させると言われている。

そういえば、ウチでは今でも大活躍の掃除器 Roomba が動きだすとよく寝ると妻が言っていた。

じゃあ、泣いたときにはこういった音を聞かせればいいんじゃないかと思ってネットを探してみたら 水道やドライヤーなどのホワイトノイズ や、人工的なホワイトノイズ というったサイトを見つけて、mp3 ファイルや wave がダウンロードできた。

さて、ダウンロードしたファイルを iPhone に入れて試したんだけど…..うーん残念ながら効果は思ったほどじゃない。 内蔵のスピーカーの性能がよくないからか、ニセモノな音がわかるのか、もっとボリュームとか大きくしたほうがいいのか…。 効くこともあるだけに、きっと何か違いがあるはず。 今度は実際の Roomba の音を録音したり、もうちょっといいスピーカーで試してみようかなぁ。


子供が産まれました

更新が長らくあいてしまってごめんなさい。

実は去る3月25日に子供が産まれました。

baby.jpg

初めての子供で、3週間ほど早く産まれたため準備不足もいいところで、もうてんてこ舞い状態です。

まぁ、このブログは日記系というわけじゃないので、ちょっとはコネタを。

子供が産まれると、看護士の人や小児科医の先生が変わるがわる訪れて産まれた子供を診に来てくれるんだけど、アメリカ人らしく赤ちゃんにも “Hi ホニャララ” とかわいく呼びかけて診察が始まる。

“こんにちは赤ちゃん” 的な意味あいなんだけど、産まれたてなんで名前もついてないから、ホニャララにあたる言葉がいろいろあって面白かった。

  • Sweetie (これが一番多かったかな)
  • Love
  • Little dear
  • Little angel
  • Peanut (Little Peanut)

最後の Peanut は小さな子供という意味もあるのでこんな表現になるんだろう。 でも、初めて聞いたときはちょっとびっくりしたよ。 Swaddle (おくるみ) に巻かれた姿がピーナッツっぽいことも関係あるのかな?

時間があればアメリカでの出産話をまとめたいなぁとも思ってるけど、いつになるやら…。 もし、聞きたいことああればコメントにでも書いてもらえるといいかも。


H-1Bビザをたくさん取得している会社

digg.com 経由なネタ。 このブログでも何度か紹介しているが、アメリカの会社に雇用されて働くためにはビザというものが必要になる。

ビザにはいろんな種類があるのだけど、いちばん一般的なのが H-1B と言うビザ。 そんな H-1B を昨年多く取得した会社一覧というのが公開された。

H-1B Visas: The Biggest Users

h-1b.jpg

勉強不足で申し訳ないけど、1位~4位の会社がどんな会社なのかわからない…。 1位の Infosys Technologies はインド系の会社? この会社がなんと 4559人分の取得をしている。 取得しているってことは、これだけの人が新しく会社に入ってくるということだよな。 H-1B 以外の人もいるだろうから、1位の会社は平均すると毎月400人以上の人が入社してるってこと?

有名どころでは 5位にマイクロソフトが 959人分、16位の Google で 248人分のH-1Bビザの取得をしていた。

H-1B を取得し、外国人が働きにやってくるということはアメリカに住んでいる人が雇ってもらえる仕事がなくなってしまう可能性があるわけで、アメリカに住んでいる人はあまりうれしくない。

そういった事態を避けるため、H-1B は毎年の発行数が 65,000 と上限が決まっているし、会社は募集している仕事が、外国人じゃなければ勤まらない、申請者がそれに適応しているなどといった証明をする必要があったり、あと、アメリカの労働局に余計に1件あたり数千ドルのお金を払う必要があったと思う。 H-1Bを発行して外国人を雇うというのは会社にとっていろいろとメンドウなようになっている。

そのため、会社ごとにポリシーがあってリストの上位の会社のように積極的に外国人を雇う会社もあれば、Apple のようにビザに関しては渋い(と言われる)会社もある。

是が非でもアメリカに来て働きたい、もしくはアメリカの大学にいて就職先を探しているという人は、リストにあるようなH-1Bの取得をいっぱいしている会社を狙って応募すると外国人という不利を補えるかも。

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サマータイムは本当にトクなのか?

昨年からはじまったサマータイム期間の延長。 今年も、このあと数時間後 3/9 の午前2時から半年以上にわたるサマータイムが始まる。 具体的には、午前2時になると、時計が勝手に1時間進み午前3時になる。

サマータイムの正式名称は Daylight Saving Time (デイライト セービング タイム) と言い、長くなった日照時間を有効に使うために用意されている。 日没が8時過ぎになるので、6時ぐらいに仕事を終えたあとの時間を趣味として有効的に利用できたり、日が長くなった分、照明などの消費が抑えられるという省エネとしての意味合いもある。

ところが、Gizmode (英語版) 経由、 USA Today にこんな内容の記事が出た。

Study: Daylight saving boosts energy use – USATODAY.com

For Benjamin Franklin, daylight saving time was about saving candles and for modern lawmakers, it’s about electricity — but a recent university study found it might actually cost more energy when the nation resets its clocks Sunday.

(ベンジャミンフランクリンにとっては、デイライトセービングタイムは近代の政治家たちのろうそくを節約するためのものだったが、電気を節約するためのものだ – しかし 最近の大学の研究によって、国が日曜日に時計を調整することでより多くのエネルギーが消費されることになるかもしれないということがわかった)

インディアナ州は、地域によってサマータイムを採用していないところがあったのだが2年前に強制的にサマータイムが導入されることになった、そこでその地域の電気代の違いを調べてみたら、なんとサマータイムを導入した後の方が電気代が高くなったという結果が出たらしい。

照明費はサマータイムの目論見どおり下がっていたのだが、日照時間が延びた分、冷房代がかかるようになったため、トータルとして電気代が上がってしまった。 その差は1世帯あたり年間 3ドル とそんなに大きくないが、インディアナ州全体でみると 860万ドルにもなるとのこと。

昔は照明が一番のエネルギー消費だったのかもしれないが、多くの家でエアコンが活躍している近年ではエアコンのエネルギー消費を気にしないと正しい計算はできないというのは、誰もが納得だろう。

このあたりも、日が落ちれば涼しくなるんだけど、なかなか日が落ちないから寝る直前までウチの中が暑かったりするんだよなぁ。 (ウチのアパートは西日が直接当たるので特別なんだけど) 今年はエアコンを買おうかと思っていたところだった。 サマータイムで電気代が上がりそうな例がここにも…。

Gizmodo の記事には、補足でサマータイムが延長されたことによる電力消費のシミュレーションはまだ行われたことがないと書いている。 そろそろ、エアコンやらコンピュータやら最近の電力消費事情を考慮したシミュレーションを行って白黒はっきりさせて欲しいね。


市長さんとオスカー

先日24日、アカデミー賞が発表された。 80回目という記念に加え、脚本家組合のストの影響で開催が危ぶまれていたこともあり注目を浴びた授賞式だったが。 オスカーを受賞した作品のひとつが個人的にほんのちょっとかかわりがあることがわかった。

長編アニメ部門でオスカーを受賞したのが3D長編アニメでおなじみのピクサーの “Ratatouille” (邦題: レミーのおいしいレストラン) という作品。 ピクサーという会社は実はハリウッドじゃなく、サンフランシスコ郊外の Emeryville というところに本社があるこのあたりの地元企業だ。


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そのため関係者たちが近くにん住んでいるわけだけど、オスカー受賞作品の “Ratatouille” のプロデューサーというのが、何とウチの住む San Carlos 市の市長さんだった。

市長のページ によると、現市長の Brad Lewis さんは19年以上、San Carlos 市に住み、2005年から Pixar の監督、プロデューサー職と兼務で San Carlos の市長を勤めているらしい。

わが街の市長さんがオスカー作品と深く関係していたなんて何だか素敵。 オスカーって日本にいたときは夢の賞という印象だったけど、アメリカでは「隣のおじさんの家にあった」なんてこともあるんだなぁと感じてしまった。 あたり前なんだけど、なんだかすごい。


スポーツゲームを巡る仁義なき戦い Part 2

Microsoft が Yahoo! に対し買収の話を持ちかけたのはもう日本でも有名だろう。 シリコンバレーにいても、まぁ特にウラ情報が手に入るというわけでもない。 この話は大手メディアにおまかせするとして、今日はもうひとつの買収の話。

先週、ゲーム会社の EA が Take Two というゲーム会社に対し買収のオファーを出した。

ん? EA と Take Two?
覚えている人はいるだろうか?

EA と セガ のスポーツゲームを巡る仁義なき戦い – アメリカでがんばりましょう

セガのスポーツゲーム部門を引き受ける Take-Two という会社は先日、2006年から MLB のゲームを製作する独占契約を結び、2K Sportsというブランドを立ち上げたようにスポーツゲームに力を入れようとしている会社とのこと。 今回の買収により、NBA 2K シリーズの継続などでシリーズの拡充を図ってくれることを期待できそうだ。 となると、またEA とぶつかる日も来そうだなぁ。

まさに、以前書いたスポーツゲームを巡る戦いの続きじゃないか。

今回は会社ごと買収ということで、Take Two の稼ぎ頭である Grand Theft Auto (グランド セフト オート) を自分たちのものにしたいというEAの思惑もあるが、スポーツゲームを巡る戦いの影響も少なからずあるだろう。

上のエントリは3年前に書いたものだけど、その間も EA と Take Two のスポーツゲームのリリース合戦は続いていた。 EA の方がいろんな種類のスポーツゲームを提供しているし、稼ぎ頭の NFL (アメフト) のゲームをEAが独占して提供していたので、シェアや売り上げはEA の方が勝っているが、Take Two の方もEAと比べると評判のよいスポーツゲームを提供しある程度のシェアを保っていたというのが現在の状況。

ゲーム関連の売り上げ数を提供してくれるこちらのサイトによれば、今年の NBA ゲーム。 NBA Live 08 (EA) と NBA 2k8 (Take Two) は、PS2版は Live 08 の圧勝にも関わらず、PS3 版で僅差、XBOX360版では逆に 2k8 の方が大差を付けて上回るという面白い結果が見られる。

nba-ps2.jpgPS2版の比較 (青がEA, 赤がTake Two)

nba-x360.jpgXBOX 360版の比較 (青がEA, 赤がTake Two)

EA は今回の買収のためにこんなサイト を用意した。 このサイトの FAQ の中には “Would you kill 2K Sports? (2K スポーツを終了するつもり?)” という項目もあり “Any integration starts with …. (どんな統合作業も…)” と、どちらかに統合することを挙げている。

とは言っても、 EA のゲームの方がシェアが高いだけに、同じスポーツゲームを両者が作っていた場合、2Kの方を残すという選択はありえない。

ライバル会社を買って、その製品を潰してしまえばスポーツ部門の売り上げも上がる。 うまくいけば優秀な開発者たちを自分たちの製品群に組みこむことができる。 EA が Take Two を欲しがるのにはそんな理由もあるだろう。 オレ自身も 2Kスポーツの方が好きだっただけに、この動きはとても残念。

そして、このようなちょっと強引な業界再編を目の当たりにすると、アメリカも不景気になってきたのかなぁと思ってしまう。