H-1Bビザをたくさん取得している会社

digg.com 経由なネタ。 このブログでも何度か紹介しているが、アメリカの会社に雇用されて働くためにはビザというものが必要になる。

ビザにはいろんな種類があるのだけど、いちばん一般的なのが H-1B と言うビザ。 そんな H-1B を昨年多く取得した会社一覧というのが公開された。

H-1B Visas: The Biggest Users

h-1b.jpg

勉強不足で申し訳ないけど、1位~4位の会社がどんな会社なのかわからない…。 1位の Infosys Technologies はインド系の会社? この会社がなんと 4559人分の取得をしている。 取得しているってことは、これだけの人が新しく会社に入ってくるということだよな。 H-1B 以外の人もいるだろうから、1位の会社は平均すると毎月400人以上の人が入社してるってこと?

有名どころでは 5位にマイクロソフトが 959人分、16位の Google で 248人分のH-1Bビザの取得をしていた。

H-1B を取得し、外国人が働きにやってくるということはアメリカに住んでいる人が雇ってもらえる仕事がなくなってしまう可能性があるわけで、アメリカに住んでいる人はあまりうれしくない。

そういった事態を避けるため、H-1B は毎年の発行数が 65,000 と上限が決まっているし、会社は募集している仕事が、外国人じゃなければ勤まらない、申請者がそれに適応しているなどといった証明をする必要があったり、あと、アメリカの労働局に余計に1件あたり数千ドルのお金を払う必要があったと思う。 H-1Bを発行して外国人を雇うというのは会社にとっていろいろとメンドウなようになっている。

そのため、会社ごとにポリシーがあってリストの上位の会社のように積極的に外国人を雇う会社もあれば、Apple のようにビザに関しては渋い(と言われる)会社もある。

是が非でもアメリカに来て働きたい、もしくはアメリカの大学にいて就職先を探しているという人は、リストにあるようなH-1Bの取得をいっぱいしている会社を狙って応募すると外国人という不利を補えるかも。

[3/13 23:00 追記]

このエントリの公開当初は “H-1Bを申請” と書いていたけど、 approved とあるので実際に取得した数ですね。 タイトル、本分中の申請を取得に変更しました。 しかも2007年って、あまりにも大量のH-1Bビザの申請があって1/2ぐらいの確率で当たる抽選だった記憶があるので、この1位の会社は10000 件ぐらいの申請をしていた可能性がある。

この上に引用したテーブルは Business Week のコチラの記事のものだった。 この記事によると、上位の会社はインドのアウトソース業務を請け負う会社のようで、インド人のエンジニアをアメリカに連れてきて、しばらく働かせて、インドに戻してアウトソースの業務を受けるといったビジネスをしている模様。 H-1Bは数が足りないとよく言われているけど、数が足りないというより間違って使われている可能性が高いことを指摘している。 たしかに、H-1Bのこういった使い方は合法かもしれないがエゲつない。


7 Comments

  1. infosys はインドで急成長している会社で、日本からはオフショア先としてよく名前を聞く会社です。
    http://www.infosys.com/japanese/default.asp
    インドから派遣しているのかな?

  2. そう。 追記に書いたけど、どうもインドのオフショアビジネスの会社がH-1Bを無駄に使っている可能性が高いらしい。 しかも、トップ10のうち80%がこういった会社なんだとか。
    H-1B はもともと短期間の労働者用で、母国に戻ることが前提になっているとはいえ、なんか間違ってる気がする。

  3. 2位のウィプロもインドのオフショア系の会社で、ERPの導入とかカスタマイズを手広くやってる結構有名な会社だそうです。

  4. なんだかそうみたいですねぇ。 記事中でも上位10社のうち80%はオフショア系の会社だとありました。 実は結構前からこんな状態だったのだろうか。 もうすぐ今年のH-1Bの受け付けが始まるけど、今年もあっと言う間に枠が埋まってしまいそうですね。

  5. Re: H-1Bビザをたくさん取得している会社

    Gさんから教えてもらったページ。H-1Bビザをたくさん取得している会社元記事はこちらBusinessWeek: Guess Who’s Getting t…

  6. とおりすがり

    2008年4月22日 at 6:41 AM

    3位のサティヤンもです。三社とも日本に進出してますね。転職市場では活発に人集めをやってます。
    日本だと某宗教団体の名を借りたテロ組織のせいで、「サティヤン」が怪しい名前に見えるのが難点ですな。
    ちなみに「無駄な」と言い切るのはどうかと。それだけ多くの仕事がインドにオフショアに出されてることの裏返しというだけではないでしょうか。

  7. 3位も4位もオフショア企業のようですね。
    「無駄な」の指摘も鋭いですね。 H-1Bビザのアメリカの企業が海外の優秀な人材の助けを借りてより成長するという目的からすると、オフショア企業に、しかも全体の80%を与えているのは無駄だと思ったのですが、オフショアに仕事が流れる現状だからこそ、インド企業がこういった行動をおこしていると考えると見方も変わってきますね。
    ただ、この現状でアメリカや、アメリカの企業(声の大きい大企業)にメリットがなければいずれは何らかの法改正につながるんではないかと思ってます。 そのときにアメリカで働きたいと思う日本の人に影響が出ないといいのですが…。
    この問題は思ったより根が深いようで私も驚いてます。

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