Category: 02 アメリカ生活

DS Lite (アメリカ版) 購入

2006年 6月11日は北米で Nintendo DS Lite が発売開始される日。

旅行中遊べるモノが欲しかったし、何よりも日本で大ブームというニュースを読んで気になっていたので買いに行ってみた。

近所の電器店のオープン時間は10時からだが、日本の行列のこともあり10分ほど前に行ってみた。 しかし、行列はゼロ。 オープン直前になって駐車場に停めていた車から人が集まってきたがそれでも5,6人というところだった。 アメリカではDS人気はまだまだのよう。


アメリカらしくブリスターに入れられていた。 Brain Age には Sudoku も付いている。

この日、北米で発売されたのは、白色(Polar White)のモデルだけで、値段は$129.99 (15000円ぐらい)。 ウチが行った Best Buy ではウェブサイトにあるクーポン(PDF)をプリントしていくと Brain Age (脳を鍛える 大人のDSトレーニングのアメリカ版、 通常 $19.99) が無料で付いてくる (6/18まで) というおまけがあった。 このサービスは Circuit City でもやっている模様(リンク)


言語選択画面

驚いたのは起動直後に 英語(English)、ドイツ語(Deutsch)、フランス語(Francais), Espanol (スペイン語), Italiano (イタリア語), 日本語 を選択できる言語選択画面が表れたこと。日本のモデルでもそうかな? DS (Liteも含む) はリージョンプロテクトがないはずなので、日本のゲームもアメリカのゲームもプレイできるし、言語選択画面で、日本語を選んでしまえば世界中どこで買っても日本のモデルとまったく違いがないのかも。


箱の中身、DS Lite に限ったことではないが取説も3ヶ国語分載っているので意外にぶ厚い。

別の買い物でお昼近くにショッピングモールへ行ったときに、トイザラスにも寄ってみたがまだまだ在庫があったぐらいだし、バンドルで販促をしようとするぐらいだからショップとしてもそんなに売れるとも思っていないのかもしれない。 日本はそろそろ落ち着いてきたのかな? 出張でアメリカに来た方はお土産に DS Lite もアリか?

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バイクロッカー (Bike Lockers)

この前カープールを紹介したとき、Park & Ride の看板の隅に写っていた箱、何だかわかるだろうか?

bikelocker1.jpg

この箱、自転車を駐車しておくための箱で、Bike Locker (バイクロッカー)というモノ。 アメリカでは物騒なことが多いのでこういった箱にしまうことで盗みにくくしたり、また大事な自転車が雨にぬれたり、いたずれされたりしないようにするといった目的で備えつけられているらしい。

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反対側から

こちらのサイトによると安いもので1つ $850 (9万円ぐらい) 、場所もとることもあり普通は数が限られている。 そのため公共の場に置いてあるバイクロッカーは市や管理団体などに申請してレンタルする必要がある。 (下の写真のように、連絡先が書いてある) この面倒さが使用頻度を下げ、謎度を上げている気がする…。

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オレが初めて見たのは会社の駐車場。 立体駐車場の建物の中に異様に並ぶ箱を何だろうかと不思議に思っていたのだが、偶然その中から自転車を取りだす人を見かけて何のための箱なのか知ったのだった。 5,6年前の日本では見たことなかったと思うけど、最近はこういうのもあるのだろうか?

あなたの家の近くの駐車場にもひっそりと置かれているかも。

bikelocker4.jpg

カープールレーン (Carpool Lane)

シリコンバレーエリア(カリフォルニア州)のフリーウェイを走っているとよく見かけるダイヤのマークの付いた車線。 写真のようにいちばん左側(一番速い車が走る車線) にあることが多い。 場所によっては一般道にも付いていることもある。

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この車線が Carpool Lane (カープールレーン) と呼ばれているもので、下の写真のように平日(Mon-Fri) の朝5時~9時、夕方3時~7時という限られた時間に限り 2人以上(場所によっては3人以上)乗っている車、オートバイ (motorcycle)、もしくはハイブリッド車しか走ってはいけないという制限付きになる車線だ。 日本から出張で来たときには注意して欲しい。
にしても、混むと思われる時間帯が朝5時や、夕方3時からという時間なのはアメリカらしい。 夜7時過ぎに終わってしまうのも、それ以降に働く人なんてそんなにいないという表れなのだろうか…。

carpool2.jpg

このカープールレーンはもともとは渋滞緩和のための案の1つで、何人乗っても車1台分同じ面積をとるならそこにたくさん乗せてしまった方が効率がいいじゃん。 という考えのようだ。 オートバイも車より面積少ないからという理由でOK。

あまり、有名じゃないけど、フリーウェイの出口には少しでもカープールできるように待ちあい場所にできる無料の駐車場が用意されていたりもする。 (ほとんど使ってる人はいないのでもったいないが…。)

carpool3.jpgこの Park は Parking の Park で駐車という意味。
オレはどこかの公園に行くための駐車場だとずっと思っていたのはヒミツ。

ハイブリッド車なら1人乗車でも走行していいのだが、これは環境にいいからみんな乗ろうということでOKになったようだ。 まだここ1,2年の話だった思う。 ただ、ハイブリッド車なら何でもOKというわけではなく、申請して許可を貰う必要がある(有料)。 許可が下りた場合、証としてステッカーが貰えるのでそれを車の所定の箇所に貼らないといけない。 これが結構目立つので気になる…。

carpool4.jpg

何となく、渋滞緩和というより特権階級レーンになってきている カープールレーン。景気後退やテロの影響で人が少なくなって以前ほどの渋滞が無くなったからこそできたと思われるが、最近はまた人が増えてきて再び渋滞になりそうな兆しが…。 幸い、オレは通勤にフリーウェイを使わずに行けるので影響はないのだが、今後どうなっていくんだろうか。


CoCa-Cola Blak 飲んでみた

blak.jpg コカコーラがこの夏に送る新作、Coca-Cola Blak。 コーヒー味の コカコーラ という新テイストがウリのこのドリンク。 フランスで初めて発売され、この春からアメリカで発売されていたが、ようやく店で見つけたので買って飲んでみた。

口に入れると、甘い口あたりからいつものコーラっぽい感じがするが、その中にコーヒーの苦い感覚を思いおこさせるような何かを感じる。 口の中で炭酸が弾けるとともに、その苦い感覚が表に出てくるのだが、残った甘さのおかげでコーヒーとも言えず奇妙な感じだ。

コーヒーキャンディがコーヒーと同じ味か? と言われて「そう」と言えないのと同じような気がする。 オレはコーヒーに砂糖とか入れないので、特に違和感を感じているのかも。 コーヒーキャンディに市場があるように、このドリンクも同じ市場に入りこめるかもしれないが、コカコーラ社が期待するほどじゃないだろう。 バニラに続き(Vanilla Coke はアメリカでは2005年に製造中止になった、参考:Wikipedia) 来年には消えてしまいそう。

オレ的結論: ミスマッチ

コーラの甘さとコーヒーの苦さは合わない。フランス版は砂糖が控えめで、コーヒー多めという少し違うレシピで作られているようなので(WikiPedia)、そちらの方がまだ好みかも。 けど、それぐらいでカバーできるミスマッチさじゃないかな。 あの甘さとマッチするのはレモンやライムなどの柑橘系ぐらいだと思うのがオレの持論。

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新聞のおまけ

ものすごい値引きのオファーを受けて以来、相変わらず San Francisco Chronicle の購読を続けているウチだが、今朝の配達を見てちょっとびっくり。 スターバックスのコーヒー豆 (Afirca Kitamu という新しいコーヒー豆、 2.5oz, 70g) がおまけで付いてきた。 スターバックスナイス!

ウチのアパートはドアが外に面していることもあり、ドアの前に投げこまれるようにして配達される。 そのとき、雨が降ったり、一軒家では庭のスプリンクラーの水がかかっても大丈夫なようにビニール袋に入れられて配達される。 これなら、配る人も投げやすいし、投げこんだ後もバラバラにならないしね。

そんな新聞を入れるビニール袋にスポンサーがつくと、こうやって試供品や広告が付いてくる。 以前はシリアルバー(スニッカーズみたいなヤツ)が付いていたり、トイレ掃除とかに使うブラシが付いてきたこともあったと思う。 袋になっていることで、普通の印刷ものとは違ういろんなアイデアを試すことができ、受けとる方も楽しむことができる。 すごいアイデアじゃないだろうか。

日本では口の狭いポストに入れるので実現は難しいだろうけど、購読者としては契約時に洗剤やビール券とかもらうより、月に1、2回とかこうやって何か貰える方が新聞を見る楽しみも増えてなんかうれしい。


ワールド スモー リーグ メガツアー (World Sumo League Mega Tour)

アメリカのオンラインチケット販売サイト ticketmaster.com を見ていたら面白そうなイベントに目が止まった。

ワールドスモーリーグ!” しかも メガツアー 。
へー、相撲もこんなイベントやるようになったんだ。 朝青龍とか来るのかしら? いつもバスケを観に行く Oakland でやるなら行ってみようかなんて思って、調べてみるとどうやら、ultimatesumo.com
というのがこのイベントのウェブサイトらしい。 今、アメリカで流行中のSNS MySpace にページまで用意しているのはさすが。

しかーし、サイトを見てみると

  • 力士たちはマゲ結ってない
  • 力士たちはなんか上に着てる(取組のときは脱ぐみたいだけど)
  • ほとんど外国人力士 (World Sumo League だから?)
  • 土俵が土じゃなくてマット
  • 行司がレフリーみたいな格好してる

とりあえず相撲っぽいけど、これでSumo(相撲)を名乗るのはさすがに許せないような…。日本の相撲協会はこのことを知ってるんだろうか。

と、ついつい相撲だったので目がいって取り上げてしまったが、アメリカはチャレンジ精神旺盛というか、アイデア勝負で一発当てようというイベントやスポーツがたくさん出ている。

例えば数年前のアメフトのぶつかりあいを強調するために、プロレス団体WWFの選手たちでそろえて派手なタックルなどを演出した、XFLリーグ(たしか1シーズンで終了)、このサイトでも紹介したコートにトランポリンを置いて派手にダンクシュートを决められるようにした Slam Ball (2,3年続いたみたいだけど、いつの間にか終了) などなど…。

新しく作ったスポーツのプロ選手ってどんなもんなのよ。という突っ込みをいつもしてしまうが、アメリカはとにかくエキサイティングで面白ければオッケーなので今後もこういったチャレンジは続くだろう。 Ultimate Sumo は生き残ることができるのだろうか?


Deal or No Deal

あなたの前に0.01ドル(1セント) ~ 100万ドル が入った26個の箱があります。
その中から1つだけ選んでください。

この選んだ箱に入っているお金があなたのモノになるのですが、まだ開けてはいけません。

残った25個の箱から6個選んでください。

選んだ箱の中にはそれぞれ、以下のような金額が入っていました。

20,000ドル
10ドル
500,000ドル
1ドル
100ドル
3000ドル

ここであなたはある提案を受けます。

「最初に選んだ箱に入っている金額をあきらめるなら 50,000ドルあげましょう。 断わってもいいですが、その場合同じように何箱か開けたあとに同じような提案をします」

もしかすると、最初に選んだ箱は 100万ドルかもしれない。 しかし、 0.01ドルかもしれない。 100万ドルの箱を次に開けてしまう可能性もある。 今確実に50,000ドルもらえるとしたらそれもアリかも….。

さて、あなたはどうする?

というのが “Deal or No Deal” というテレビ番組。 提案にのれば “Deal” (取引成立)、のらなければ “No Deal” (取引不成立) という選択を迫られるのでこういう名前になっている。
現在、アメリカでは NBCネットワーク (シリコンバレーでは地上波11ch、Comcast ケーブルなら 3ch)で放送されていて結構人気らしい。

もとはイギリスではじまった番組のようだが、アメリカで放送されるにあたってクイズミリオネアのような派手なライティングや効果音を駆使したり、箱(ブリーフケース)を美女に持たせるといった演出でイギリス版と比べるとアメリカ人ウケしそうなゴージャスな番組になっている。

オレは Warriors の試合を観に行ったきに、これと同じ形式で試合観戦チケットをプレゼントという ハーフタイムショーで見たのが最初だった。 はじめは変則的に箱を開けていくルールがよくわからなかったけど、番組をみるとすぐ理解できて、それからは金額が提示されるたびに、「ここはもうDealでしょう」 とか、「こんな金額じゃ No Deal」 とテレビの前で自分も参加しちゃうぐらいすごくはまる。 YouTube にはそんな様子を映したビデオなんていうのもアップされている。 気持ちわかるなぁ。

というわけで、アメリカに住んでいる方、出張でアメリカに来る予定のある方はぜひ見てみて。 ただ、最近は週3回放送とまたやりすぎな感があるので、来年には飽きられているかも…。

テレビでやっているような緊張感は少ないけど、どんなゲームか試してみたい方はコチラ


永久に使える懐中電灯を買ってみた

以前紹介して、時間が経ってしまったがようやく店頭で見つけることができたので買ってしまった。 あまりにも時間が経ってしまったので、もともと紹介した懐中電灯は EverLife Flashlight から Faraday Flashlight に名前が変わってるし、買ったものは別のメーカーのモノだった。

その名も ForeverFlashlight III

Bed Bath & Beyond という生活用品を扱っているお店で、$19.99 だったけど、$5割引券を使ったので結局 $14.99+Tax (2000円弱) だった。

さて、あらためて見てみると作りはとてもシンプル。

グリップの内側にコイルが巻いてあり、その中を磁石が動くことで電磁誘導がおこり発電するようになっている。

肝心の明るさは、パッケージには前の製品の倍明るくなっていると書いてあるが、さすがに乾電池式の懐中電灯よりは暗い。 けど、ライトがあてられたところは物が確認できぐらい明るくなるので、緊急用としては十分かな。 (ってことは以前の製品ではダメだったってことかも)

以前紹介したときには、電球切れたらダメじゃんという突っ込みもあったが、このモデルは電球を使っていない(LED? 発光ダイオード?)ので、球切れの心配もない。 地味な進化を遂げているのかも。 日本なら学研の付録とか、ハンズとかで自由研究キットとかって売り出したらウケそう。


握るとこんな感じ。そこそこ大きい。

日本にいる人は、キャンプ以外そんなに懐中電灯なんて使わないじゃん? と思うかもしれないけど。うちのエリアをはじめ、シリコンバレーは21世紀になった今でも、年に1,2回ぐらい停電する。原因は雨期の大雨だったり、事故だったり、電力が足りなかったり(2001年ぐらいの話)…。もっと送電線網をしっかり構築すればいいのにと思うのだが、広いアメリカなだけに構築するコストとトラブルのたびに直すコストを比較すると対応していった方がいいという判断なんだろうか。いや、ただめんどくさいだけんだんだろうな。

そんなわけでもう停電にはもう慣れたもので、アロマキャンドルを買いためてここぞとばかりに癒しの空間を作ってみたりするなど、今ではいかに快適に停電の時間を過ごするかが結構重要だったりする(ウチだけか…)。 そんなわけで、次の停電ではこの懐中電灯が活躍してくれるに違いない。


忍者に聞け (Ask a ninja)

以前、Amazon.com で忍者グッズが買えるというエントリを書いたが、アメリカ人にとってニンジャはエキゾチックで神秘な存在。 最近ハマったのがそんな忍者が出演する Ask a ninja! (忍者に聞け) という ビデオポッドキャスト (ビデオキャスト?, Vcast? まぁ、そういうモノ)。 ウェブサイトはコチラ

視聴者からの質問に忍者が答えるという形式の映像なんだけど、異常なまでの忍者のテンションの高さや、ムチャクチャな答えの面白さ、そしてそれらをテンポよく繋ぐ編集センスがオレのツボにはまる。 オープニングの曲もイイ。

ただひとつ問題なのは、話す英語が結構早口で、なまりもあるのでわかりにくいこと。 恥ずかしながら、オレも1回聞いたぐらいでは7割程度しか聞きとれない。 でも、そこが Podcast のイイところ。 聞きとれなかったところは何度でもリピートできるからいいリスニングの勉強にもなる。

Ask a Ninja は YouTube でも公開されているので、記念すべき1回目を貼っておきます。 初回ということでまだ話すスピードがゆっくりだし、編集もちょっとぎこちないけど、どんなものかはわかってもらえるかと。

iTunes などの Podcast プレーヤで購読 (Subscribe) するためのリンクは コチラ


アメリカでF1中継を見る (2006年版)

昨日(4/23)の朝、CBS チャンネルで F1 San Marino GP の放送をやっていた。

昨年も同じような感じで中継を見つけたのだが、TiVo に登録しておいたおかげで今年は最初から観ることができた。 F1シーズンが始まったところで調べて書いておけばよかったかな。 ファンの方済みません。

今年のF1中継の全国放送は全部で4回。 残りの中継は次の予定となっている。

Auto Racing Schedule より

  • 5/14/2006 スペインGP (PDTで 10:00 a.m.~)
  • 5/28/2006 モナコGP (PDTで 09:30 a.m.~)
  • 6/11/2006 イギリスGP (PDTで 9:30 a.m.~)

今年はモナコ GP も中継! シルバーストーンも久しぶりだなぁ。 コースがどれだけ変わっただろうか…。

イモラのレースは凄かった。マシン(タイヤ?)の調子が悪くなりながらも、繰り広げられたドライバー同士のプレッシャーのかけあい、そしてピットインのタイミングやピットワークのバトル。 これぞF1って感じのレースで朝から興奮してしまった。 これからもいいレースを見せて欲しい。

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