あなたの前に0.01ドル(1セント) ~ 100万ドル が入った26個の箱があります。
その中から1つだけ選んでください。
この選んだ箱に入っているお金があなたのモノになるのですが、まだ開けてはいけません。
残った25個の箱から6個選んでください。
選んだ箱の中にはそれぞれ、以下のような金額が入っていました。
20,000ドル
10ドル
500,000ドル
1ドル
100ドル
3000ドル
ここであなたはある提案を受けます。
「最初に選んだ箱に入っている金額をあきらめるなら 50,000ドルあげましょう。 断わってもいいですが、その場合同じように何箱か開けたあとに同じような提案をします」
もしかすると、最初に選んだ箱は 100万ドルかもしれない。 しかし、 0.01ドルかもしれない。 100万ドルの箱を次に開けてしまう可能性もある。 今確実に50,000ドルもらえるとしたらそれもアリかも….。
さて、あなたはどうする?
というのが “Deal or No Deal” というテレビ番組。 提案にのれば “Deal” (取引成立)、のらなければ “No Deal” (取引不成立) という選択を迫られるのでこういう名前になっている。
現在、アメリカでは NBCネットワーク (シリコンバレーでは地上波11ch、Comcast ケーブルなら 3ch)で放送されていて結構人気らしい。
もとはイギリスではじまった番組のようだが、アメリカで放送されるにあたってクイズミリオネアのような派手なライティングや効果音を駆使したり、箱(ブリーフケース)を美女に持たせるといった演出でイギリス版と比べるとアメリカ人ウケしそうなゴージャスな番組になっている。
オレは Warriors の試合を観に行ったきに、これと同じ形式で試合観戦チケットをプレゼントという ハーフタイムショーで見たのが最初だった。 はじめは変則的に箱を開けていくルールがよくわからなかったけど、番組をみるとすぐ理解できて、それからは金額が提示されるたびに、「ここはもうDealでしょう」 とか、「こんな金額じゃ No Deal」 とテレビの前で自分も参加しちゃうぐらいすごくはまる。 YouTube にはそんな様子を映したビデオなんていうのもアップされている。 気持ちわかるなぁ。
というわけで、アメリカに住んでいる方、出張でアメリカに来る予定のある方はぜひ見てみて。 ただ、最近は週3回放送とまたやりすぎな感があるので、来年には飽きられているかも…。
テレビでやっているような緊張感は少ないけど、どんなゲームか試してみたい方はコチラ。
2006年9月9日 at 7:50 AM
日本でもこの番組 スペシャル版で放送されました。
・特徴は 最高賞金が1000万円 (平均200万円弱)
・交渉にはほとんど応じない(参加が芸能人なので盛り上げる=NO DEAL) の選択
・交渉金額はほとんどその時点の期待値を下回る金額ばかり
(22回中21回は期待値以下の金額でした。)
でした。
ちなみに今回放送したテレビ局であるTBSは海外から クイズ ゲーム番組を
サバイバー、ザ・チーター、The Chair を日本版でリメイクして ことごとく短命に終わっています。
この番組も 日本では同じ末路となりそうな気が強いかもしれません
2006年9月10日 at 9:08 AM
はじめまして。
firstheart さんの指摘するように、Deal or No Deal の選択そのものは期待値より低めにして、最後の数箱まで続けさせうようとするのが番組の思わくなので、そんなに凝った番組ではないです。
Deal or No Deal のポイントはいかに視聴者が自分のことのように入りこめるか、または他の人がドキドキしながらもそこへ至るまでの仮定を楽しむという点だと思います。
タレントが出演して予定調和的な雰囲気を出してしまったら、この番組の意味は無くなってしまっているような気がします。 ぜひ一般人参加型(まぁ、無名のタレントでもいいですが) にしてもう一度試してもらいたいところですね。
2007年4月13日 at 6:55 AM
Deal or No Deal
NBCのゲームショーDeal or No Deal。中々面白い。日本でも既に一