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2007年の参議院議員選挙に行ってきた

この前の週末、参議院議員選挙に行ってきた。

あまり知られていないようだけど、海外に住んでいる人も在外選挙というしくみを使って国政選挙には参加することができる。 詳しくは 外務省の在外選挙のページ を見て欲しい。

在外選挙の方法は、海外に移住する直前に住んでいた市区町村に在外選挙人として登録し、選挙のたびに郵便を使って自分の票を送るというのが一般的。 オレも前回の衆議院議員選挙のときは、この方法で投票したんだけど、今回はサンフランシスコにある日本領事館に行きその場で投票するという在外公館投票をしてみた。

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日本領事館のあるビルにあった投票所案内

日本領事館の投票所に行ってみたら、郵便で行う投票と同じことをその場で行うという感じだった。 はじめに在外投票の申請や、投票した票を日本の市区町村の役場まで送るための封筒の宛名書きをおこない、確認してもらったあとに投票用紙を受けとる。 投票した票は封筒に入れ、封をしたあとに立会人のもと、領事館の職員の人に受けつけてもらうという感じ。 あんなにも日本語を手で書いたのは久しぶり(笑)。

投票にあたって情報を集めようとしたけどなかなか難しかった。 テレビのニュースはあたりさわりのない中立的なものしかないし、インターネットにも情報はあまり載ってない(載せられない)ため参考にならない。 名前でググって情報を集めるのが一番有効だった。

アメリカでは Webサイトはもちろん、 YouTube を使ったり、Spam メールを送ってきたりとインターネットをガンガン使っている。 参院選に立候補している某氏も言っているが、日本もインターネットを情報発信の一つの手段としてそろそろ考えて欲しいところ。


アメリカのインターネットラジオ局 続行へ

“Day of Silence” – アメリカのインターネットラジオが止まる日 というエントリで、もうすぐインターネットラジオでの著作権使用料が値上げになり多くのサービスが止まる可能性と、新しい著作権使用料に反対する SaveNetRadio.org の活動の話を書いた。

新しい著作権使用料は 7/15 に開始になるため、止めるためには今週中に何とかしなければいけなかったが、期限ギリギリの今日動きがあった。 新使用料の見直すための交渉をおこなう。 交渉が終わるまでは旧使用料のままにするという話で合意したようだ。

これでインターネットラジオのサービスはこれまでどおり続けられるようでホッと一安心。

前の使用料は権利者側からの希望を優先したもので、インターネットラジオサービス側は納得いかないという感じだったが、今後の話し合いではサービス側の要望も聞いた上で新しい使用料を設定してくれるだろう。

インターネットラジオはネットが普及すればするほどに重要な音楽配信のインフラになっていくと思う。 今回破滅的な道へ進まずほんとうによかった。


イチローが inside the parker で MVP

昨晩行われたMLB(メジャーリーグ) のオールスター。 普段あまり野球を見ないオレだけど、今年はサンフランシスコ ジャイアンツの本拠地 AT&T パークが会場ということもあり、仕事が終わった現地の7時過ぎからテレビ中継を見ていた。

見ているとある選手がホームランを打った。 そのときのアナウンサーが「イチローの inside the parker に続く本日2つめのホームラン」と言う。 おぉ、イチロー ホームラン打ったんだ。 でも inside the parker って何だ? 打ったボールが parker ってところに入ったのか?

どうやらイチローはランニングホームランを打ったらしい。 こんどはランニングホームランを調べてみたらランニングホームランは和製英語で、 inside-the-park home run というのが英語的に正しい。 しかも inside-the-park はダッシュでつなげた1単語として扱う。 ホームランはよく2ランホーマー のように homer とも書かれるので

inside-the-park home run

inside-the-park homer

inside-the-parker

と短くなってしまったものと思われる。 ちょっと短くしすぎな気も。

オールスターでは史上初の inside-the-park home run もあり イチローはMVP(Most Valuable Player)賞を獲得。 日本では放送されたかわからないけど、試合後の授賞式にスーツ姿で現れた。 ただ、通訳付きだった。

あれだけの大観衆の前のインタビューでは母国語で感想を言うのも一苦労じゃないかな。 慣れない場所で緊張するだろうし、貧弱なボキャブラリで中途半端な感想を言うぐらいなら通訳を連れていったほうがいいと思うのもわかる。

もうアメリカで6,7年もプレイしてるんだから通訳なんかいらんだろと思う人もいるかもしれないけど、実際にそういったシチュエーションを経験しない限り、住んでいるだけならなかなか延びないモンです。


Grand Central を Google が買収

数日前、地味に発表されたけど Grand Central という会社を Google が買収した。 まだベータテスト中のサービスだったけど、オレも使っていて「いいところ狙ってるなぁ」と思っていたサービスだった。

固定電話、携帯電話、会社の電話、Skype In、… などいろんな電話番号を持っている人がいると思うが、いろんな番号を教えるのは大変。 電話番号が変わったときもいちいち連絡しないといけない。

そこで Grand Central はユーザ登録するときに選べる1つの電話番号を代表番号のようにし、そこから用途に応じて自分の電話に転送したり、専用の留守電 (Voicemail) サービスに転送したりすることで電話番号をたくさん持つわずらわしさから解放しようというサービスだ。 (詳しくは TechCrunch の記事をどうぞ)

転送はかかってきた番号によって転送先を変えられたり、電話帳にない知らない番号や番号非通知な相手からの電話は留守電に直行にするなど細かく設定することができる。 たとえば、昼間は携帯に転送し、夜は携帯の通話料がもったいないから自宅の固定番号に転送するといった使い方ができる。

留守電 (Voicemail) はブラウザ上に一覧で表示されメールを読むように録音された順に関係なく聞くことができる。 ちょうど iPhone の Visual Voicemail と同じ感じ。
ちょっとサービスとして安定してないところがあったり、受けるときは1つの番号でもかけるときは、この前の JaJah のようにブラウザを使って通話を開始しない限り Grand Central の番号が使えないといった問題があるなど、もうちょっと進化して欲しいところがあったりして紹介するまで至らなかったが、Google はそこまで待たずに会社を買ったようだ(笑)。

Google が Grand Central をどういう風に使うんだろう。 Google ID と電話番号をくっつけて電話からパーソナライズされた Google サービスにアクセスできるようにするとか。 留守電が録音されると Gmail に表示されたりとかね。 そうそう、噂される Google Phone は Grand Central 対応なのかも。


iPhone 初体験

iPhone の発売から一夜明けた今日、Apple Store へ iPhone を触りに行ってきた。 ストアの中は同じように思う人たちでけっこういっぱい。 10台ぐらいデモ機があったと思うが、1人2人待たないと触れないという感じだった。

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第一印象は「薄い」という見たまんまの印象。 そして操作してみるとサクサク動くのが気持ちいい。

Safari ではアメがんを表示してみた。 レイアウトも完璧。 日本語もちゃんと表示される。 そして、横に傾けてみても…画面が切り替わらない。 いろいろ試してみると iPhone を水平にした状態では縦横変えても画面が切り替わらないようだ。

たぶん、 iPhone の上部と下部の加速センサーで判断してるのだろう。 水平に近い状態で操作することが多いだろうから、慣れるまでちょっとめんどそう。 ま、そう簡単に切り替わってもウザいからこれぐらいの方がいいのかな?

さて、気になった画面まわり。 やはり手の脂でベタベタになる。 まさに、このページのパロディCMの感じ。 気になる人は気になるだろうなぁ。 指紋を付きにくくするようなスクリーン保護シートは必須だと思う。

そしてバーチャルキーボードは慣れないとミスタイプが多い。 必要に応じてボタンが切り替わるのは悪くないが、指先にキーを打ったと感触がないのはなんか物足りない。 レビューによると1週間ぐらい使えば慣れるということだが、どうなんだろう。 疑問が残る。

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妻が操作しているところ。 爪では叩けないらしい。

こんな感じでひととおり触ってみたが、インターフェースはさすがだが、機能を比較するとずばぬけて他よりすごいわけじゃないという感想をもった。 フルブラウザは 2.5G とよばれる GSM/EDGE の通信方式では速度が遅くて活かしきれてない。 OK Go の YouTube の映像もPCで見るときよりキレイじゃなかった。

操作やアニメーションに慣れてしまうと今度は物足りなさが目立ってきそう。 少しさわっただけでも電卓や時計の機能はもっと軽いのが欲しいなぁなんて思ってしまったし。 せっかくいいプラットホームを用意しただけにソフトが追加できないというのはやはり致命的な弱点だとオレは思う。

やはりオレの中では iPhone はもう少し”待ち”。 おそらく Apple も段階的に機能を追加したり、3rd Party の開発を許していくだろうと思うのでその進化を待ちたい。
そうそう。 Apple Store では iPhone を買って出ていく人たちもいた。 詳しく聞いたわけじゃないけど 断片的な話では 4GB モデルはまだ在庫があったらしい。

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iPhone 祭りだワッショイ ワッショイ

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午後1時ごろの近所のAT&Tショップの前。 並んでいる人たちの多くが10代か20代の若者たちでちょっとびっくり。 親の代わりか? 約20人ほどが並んでいたが、ショップの人が「いくつ在庫があるかは言えないけど、今並んでる人は全員買えるよー」と言っていたこともありなんかまったりムード。

そうか、今並んでも買えるのか。

3秒ほどグラッときたけど今日中にあげなきゃいけない仕事があったのでオフィスに帰ってきた。 AT&Tショップ内にはiPhoneのコーナーが用意されていたので発売が開始されたら実機も触れそう。

今朝のニュースによると Palo Alto の Apple Store の前には朝8時ぐらいの時点で70人ぐらいの人が並んでいたらしい。 いまはもっと多いだろうなぁ。

San Francisco の Apple Store は昼すぎの時点で150人の行列だとか。 (Link)
San Francisco の Apple Store の前には Justin.tv の Justin も並んでいた。

午後3時30分ごろにはオンラインの Apple Store が iPhone 発売準備に入った模様。 メッセージを見るとオンラインでもきっちり 6時に売りだすようだ。 そういえばもう東海岸は午後6時になったから iPhone を売りだしたはずだな…。

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ついに6時になって発売!

残念ながらまだ会社…

オンラインの Apple Store をチェックしてみたらオーダーはできるけど、 2-4週間待ちだとか。 なーんだ。 これでもすぐ売り切れちゃうんだろうなぁ。 心なしか会社のネットワークが重くなったような。

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さっそく分解している人もいるらしい。 (リンク via Engadget Japanese)

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仕事を終えて再び近所のAT&Tの店に行ってきた。

着いたのは7時20分ごろ、販売開始から1時間以上経ったあとだったけどまだ40-50人ぐらいの行列が。 様子を見ていたら 8GB は売り切れで、バックオーダーになる。 4GB 欲しい人の手を挙げさせて、今並んでいる人はぎりぎり買えるという感じだった。

まだ販売中で購入者以外店内に入れなかったのでデモ機には触れてない。

ガジェット系サイトは iPhone を箱から出すビデオやアクティベーションの様子を逐一報告したりともう大騒ぎ。

Gizmodo
Engadget
なかでも Engadget のこのエントリは感慨深い。

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Old school, meet new school.


Warriors 、ドラフトに絡めて Jason Richardson をトレード

NBA Finals がはじまるよーと書いたら、Spurs のスイープでちゃんとまとめる間もなくチャンピオンが決まって終わってしまった。 そしたらあっという間にドラフト。

NBAのドラフトは一部例外はあるがチームの成績が悪い順に選手を指名できるため、久しぶりにプレイオフに進出したWarriorsはあまりいい補強はできないだろうなぁなんて思っていた。 そしたら、今年は新人が豊作の年らしく、ドラフトで選択した新人をトレードで手に入れるというチームがたくさん出るのではないかという噂が…。

結果として Warriors は Charlotte Bobcats (シャーロット ボブキャッツ) が8位に指名した Brandan Wright (ブランダン ライト) という選手と Jason Richardson (と、ドラフト2巡目の36位指名のJermareo Davidson (ジャマレオ デイビッドソン)) をトレードすることになった。

来シーズンで7年目の選手、1試合20点近い得点を期待できる Jason Richardson とプロでは未知数の新人選手をトレードするのは正直微妙な気がする。 ただ、Warriors はサラリーキャップ(選手に払える給料合計の上限)に近付いていて思うように選手と契約できないという問題はあるが、ちょっと釣合いとれてない。

Minnesota Timberwolves が Brandan Wright に興味をもっていて Kevin Garnett とトレードしてもいいと言ってという噂がある。 Brandan Wright が Warriors に来たため、今は Warriors と Timberwolves が話合いをしているのだとか。 この流れを考えると、高給取りだった Richardson を放出したのもわからなくはない。

まぁ、最初のトレードの段階で Kevin Garnettまでたどりつけなかったことからこのトレードの実現の可能性は低いかもしれないが、他のビッグネームの選手とトレードの可能性も高まる。 Richardson の放出はこの前ぶれととらえたい。

また、Warriors はもともと自分たちが持っていた 18位の指名順位でイタリア人ガードの Marco Belinelli (マルコ ベリーネリ) を獲得。 Don Nellson のスピーディなオフェンスについていける運動量と外からの攻撃が得意の選手らしい。 まさに今のWarriorsにあった選手だと思う。


iPhone もうすぐ発売でアメリカは大騒ぎ

iPhone は今週の金曜日 6/29 の午後6時から発売。 発売まで1週間をきったアメリカでは、一般のニュースやブログなどいろんなところで大騒ぎがおこっている。
日曜日に訪れた San Francisco の Apple Store でも巨大な iPhone が店頭に飾られていた。

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そして、New York の Apple Store の前には早くも行列ができているらしい。

iPhoneを買うために、もう列に並ぶ人が現れる : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)
iPhone発売(米時間29日18時)まであと100時間以上あるってのに、もう列に並んでいる男どもがいるそうです。
ニューヨークのアップルストアで発見しました。こんなに早く列に並ぶ人が現れたのは、PS2、PS3、Wiiでの記録を抜いて、ナンバーワンです。

そんな熱狂的な人を見越してか、Apple Store の前でキャンプする人向けのガイド記事なんてのも作られてるからすごい。
Apple も発売の1週間ほど前から、iPhone の紹介ビデオを次々と公開。 中でも20分にわたるガイドビデオ は、これまで以上に具体的な使い方を紹介していて気になるものとなっている。

また、昨日公開された Sync & Activation のムービーも興味深い。 iPhone は携帯電話ショップではない Apple Store のことを考慮してか、自分のPCと初めてSyncするときに iTunes を使って電話番号などを登録し、使えるようにするらしい。

じゃあ iPhone だけ買って、携帯電話として使わなければタッチスクリーンの iPod として使えるかと思ったら、一回は携帯電話の登録手続きをしないと iPod としても使えないらしい。ちゃんと考えられてる。

でも、この方法だと手に入れてそのままeBay などのオークションサイトで横流しというパターンが結構ありそう。

このように発売前からいろんな情報が飛びかって話題の iPhone だけど、オレはイマイチ夢中になれない。 タッチパネルは指紋で汚れそうとか、キー入力とかタッチパネルの感触だけで大丈夫なんだろうかといったハードウェア的な疑問と、やっぱWebアプリケーションじゃなく専用のソフトが開発できない、追加できないというのが夢中になれない理由だろうか。

アメリカの一部のメディアでもiPhoneの期待が高すぎるだけに、出来が予想を下まわったら Apple は危機に陥るかもというコメントをしているところもあった。 オレもこっちの方が心配。

少なくともオレは初日に買うことはなさそう。 触ってみていきなり衝動買いなんてことがなければだけど…。


“Day of Silence” – アメリカのインターネットラジオが止まる日

今年(2007年)の3月に発表されたインターネットラジオの新しい著作権使用料を決める法案にインターネットラジオ業界が震撼した。新しい法律では、これまで 1曲ストリーミングするごとに 7/100 セントだった使用料が、段階的に増えていき2010年には 19/100セントと現在の3倍近い値上げとなる。

19/100セントという値段は大したことないように思えるが、1ストリーミングごとなのでリスナーが1000人いれば1曲でもその1000倍の値段がかかることになる。 ずっと音楽をかけているインターネットラジオでは1時間で10曲以上、1日だと240曲以上とものすごい勢いで増えるため、大手になればなるほど負担額は大きくなるし、小さなラジオ局でも元のコストより倍かかるとなるとやっていけないところも出てくるだろう。

この新しい著作権使用料は裁判所に無効の訴えをし受けいれられないと7/15に有効になってしまう。 そこでこの事実を知ってもらい、議員たちに反対に動いてもらおうということで、SaveNetRadio.org という団体がたちあがり。 今日 6/26 を “Day of Silence” (沈黙の日) とし、大手インターネットラジオ局を中心にインターネットラジオの放送を中止することになった。

このサイトでもオススメした Pandora も現在は “SaveNetRadio” および “Day of Silence” を説明する文章が表示され音楽を聞くことができない。 (その前にアメリカ以外の人からアクセスできなくなってしまったが…)

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Pandora だけでなく、Yahoo! LaunchCast, Live 365, Rhapsody なども今日はインターネットラジオを放送をしていない。 (なぜか Last.fm だけはこの抗議イベントに参加しなかった。)
いろんなサービスが提供され、利用者が増えているインターネットラジオ業界からお金を取りたいという著作権者の気持ちもわかる。 ただ、圧力をかけすぎて業界そのものを潰してしまっては元も子もないだろう。

このイベントによって、インターネットラジオの著作権料をめぐる動きは少なからず人々に知られることになると思う。 このまま無理に話をすすめて遺恨を残すより、新たな話し合いをもって妥当な使用料を決めてくれることを1インターネットラジオユーザとして心からのぞんでいる。


San Francisco の Gay Pride Parade を見てきた

毎年この時期に行われるサンフランシスコの Gay Pride Parade (ゲイ プライド パレード) に行ってきた。 そう。 ゲイって同性愛者のゲイです。

ニューヨークで昔あった、警察による同性愛者の差別的な襲撃事件に抗議する形で開催されたイベントがもととなり、その後 Gay Pride (ゲイ プライド) というイベントとして世界中に広がっていった。 最近ではゲイだけじゃなく、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシャル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender) すべてを含めて LGBT Pride とも言われる。

知らない人も多いかもしれないが、サンフランシスコのカストロ地区は昔から同性愛者が多く住んでいることで有名だ。 カストロ地区以外でも、シリコンバレーエリアでは同性愛者を見かけることが珍しくない。

また、数年前にはサンフランシスコ市長が自らの権限で同性愛者の結婚を認める条例をアメリカ国内で初めて作り、アメリカ中の同性愛者たちがサンフランシスコ市役所に集まったこともあった。(その後、同性愛者の結婚はブッシュ大統領によって無効となった。)

そんなサンフランシスコ の Gay Pride イベントは毎年6月の最終土曜日と日曜日に開催されている。 今年でなんと37回目。 そして、そのイベントの目玉が日曜日にサンフランシスコの大通りである Market ストリート で行われる Gay Pride Parade (ゲイ プライド パレード)。 およそ2時間にわたって同性愛者の人たちやその支持団体の人たちがパレードを行う。

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虹色の旗は Gay Pride のシンボルフラッグ

 

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こんな感じでレイザーラモンHGも真っ青なリアルゲイな皆様がパレードをする。 正直、ストレートなオレは生理的に受けつけないか心配だったけど、自信をもってパレードする彼らの姿を見ているとそんな気持ちは全然おこらなかった。 また、パレードは団体によって山車や仮装などに工夫がしてあってなかなか面白い。

カミングアウトし、プライドを持って自分たちを認めてもらおうと活動する彼らは力強い。結婚を認める法律も検討は続いているし、法的なもの意外ではすでに権利が認められているものもある。 たとえばうちの会社では、同性愛者の扶養家族を認めているので同性愛者のパートナーも妻と同じような扱いで、健康保険などに加入できる。 これも30年以上こうやって活動を続けてきたからだろう。 そんな力強さを垣間見たパレードだった。