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ちょっとややこしいけど使えそうな JaJah

調べてみたらいろんなサイトですでに触れられて今さら感が高いのだ、 JaJah.com というサービスを使ってみた。

JaJah.com は Skype のような VoIP サービスを提供するサイトなのだが、ソフトのインストールが必要ない。 ユーザはサインアップするときに自分の電話番号 (携帯でも固定でも可) を登録し、電話をかけるときはブラウザから相手の電話番号を入力する。

すると登録した自分の電話と、入力した相手の電話それぞれにJaJah.comから電話がかかってきて、3者通話のような感じで通話が可能になるという仕組みだ。 つまり、番号の入力はブラウザ上でおこない、通話は電話機同士で行うというわけ。 また、どちらの電話機も発信ではなく受信になるというのがポイント高い。

気になる料金はアメリカ国内なら、固定でも携帯でも 2.9セント(3.28円)/min、 アメリカから日本なら固定電話へが 4.7セント(5.59円)/min、 携帯へは 15.4セント(18.64円)/min。 となっている。 Skype よりちょっと高いぐらい。また、JaJah.com のユーザとして登録されている電話番号同士(日本の携帯番号は除く) なら無料で通話ができる。 (ただし、無料通話は1日何分といった制限がある)

とまぁ、理解するにはちょっとややこしいサービスなのだが一旦わかってしまえば、アメリカ国内で長距離電話をかけるときや、国際電話をかけるのによさそう。 とくに、日本にいる人に JaJah.com のユーザになって、固定電話番号を登録してもらえれば無料で通話ができるのはいい。

ただ、テスト通話した限りでは声はクリアに聞こえるが、ちょっと遅れて届くかなぁという印象があった。 (国際通話ぐらい?) とくにアメリカのブロードバンドは未だにスピードも品質もそんなによくないので、Skype も安定しないときがある。 2つのサービスを適宜使いわけるといいかも。


なんだか尻すぼみだった今年の WWDC キーノート

Apple が毎年おこなっている開発者向けのカンファレンス (World Wide Developer Conference、略して WWDC)。 Apple の CEO であるスティーブジョブズが基調講演をするというので、面白い新機能や、新製品が発表されるのかと期待が高まっていたが、残念ながら期待に応えるほどの発表はなかった。

秋に発売が予定されている Mac OS X 10.5 Leopard のデモでは、前半に新デスクトップや新Finderなどを紹介し、コンピュータでの新しいファイル管理を提案。 ただ見た目だけの変更ではないことをアピールし会場を盛り上げた。

その後、1年前の WWDC で発表された機能などを再びデモをしたところで、11個目の新機能として Safari 3 を発表。 まだベータだが、Windows 版 もダウンロードできるようになった。 これが最大のサプライズだったろうか…。

そして、今話題の iPhone 。 当初は否定していた、3rd パーティによる iPhone 用アプリケーション開発を認めるという噂があったが、開発を認めはしたが、通常のアプリケーションではなく、Ajax を使ったブラウザ上で動くWeb アプリケーションを開発できるという発表だった。 この発表内容なら iPhone に Safari がインストールされると発表した半年前にみんな気付いてたよ orz.。

こんな感じで、どうも尻すぼみ感が高かった今年の WWDC 。 ま、WWDCの目的としては新しいことを発表すること以上に開発者に情報を提供し今後の開発に役立ててもらうことなので、期待していたオレがわるいのか。

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アメリカでも固定電話離れがすすむ

ITmedia News:30歳未満の3分の1は「携帯だけ」使用――米電話サービス調査
調査会社の米Harris Interactiveは6月7日、米国での電話使用状況に関する調査報告を発表した。携帯電話の利用は年齢を問わず進んでいるが、特に若者の間でこの傾向が強く、固定電話を使わず「携帯だけ利用」との回答の半分以上は、30歳未満の年齢層が占めたという。

アメリカの調査結果で若者の間で固定電話を使わず、携帯電話だけ使うという人が増えているというニュース。 日本でも同じような傾向があるようだけど、特に若い人のように、これまでの電話番号に縛られる必要のない人はどんどん携帯のみという風になるのは日本もアメリカも同じだろう。

また、アメリカの携帯の電話番号は日本の090のような特別なエリアコード(市外局番)を使わず、固定電話と同じような番号が使えるというのも大きい。 日本では電話番号を登録するときに携帯電話おことわりというのもあったと思うが、アメリカでは番号からは判断できないのでこういった区別が行われないことも携帯電話への流れを促進させてると思う。

ナンバーポータビリティも日本より少し早く始めて、システム的にも落ちついているのでキャリアを変えたいといった障害も少ない。

唯一、問題なのが通話料が高いというところだろうか。 そうそう、アメリカの携帯はかけるときはもちろん、受けてもお金がかかる。 安いプランで毎月$40、400分ぐらいの通話時間が含まれているがちょっと話す人なら使いきってしまうかもしれない。

でも、電話は話したいときに使えるのがイチバン。 いずれは携帯へと流れていくのは避けられないと思う。 アメリカでは間もなく発売の iPhone に注目が集まるなど携帯への追い風が吹いているのでこの数字はこれからもどんどん増えていくだろう。


NBA Finals 2007

Warriors が敗退してしまってから興味がなくなってしまった NBA Playoffs 。

Warriors を破った Utah Jazz はウエスタンカンファレンスの決勝で San Antonio Spurs に負け、 San Antonio Spurs が西のチャンピオンに、イースタンカンファレンスは Detroit Pistons と Cleveland Cavaliers (Cavs) の対決で、下馬評をくつがえし Cleveland Cavaliers が勝利し東のチャンピオンになった。 この2チームで今日から 今年の NBA ナンバーワンを決める NBA Finals が始まる。

San Antonio Spurs は西地区では名の知れた強豪で、2年前にも NBA チャンピオンになっている。 今年のウエスタンカンファレンス優勝も「あー、やっぱり Spurs か」とみんなが思うようなチーム。

Cleveland Cavaliers は2003年のドラフトで超高校級と言われた LeBron James (ルブロン ジェームズ: 日本ではレブロンジェームズと書かれているようだけど、アメリカではルブロンと発音しているのでこのサイトではルブロンと書くことにしてます) を獲得し、彼を中心にチームを作ってここまで来たチーム。 NBA Finals への進出はチーム史上初めてとなる。

勢いで来た感のある Cavs よりは経験も豊富な Spurs が優勢かなぁというのが大方の予想だが、プレイオフでのルブロンの活躍を見ていると、もしかすると彼ならやってくれるんじゃないかと期待してしまう人が多いのも事実。 オレもそのひとり。

Cavs にとっては今日の初戦に何とか勝ち、勢いにのってシリーズ制覇というのが理想だろうか。 ちょうど Warriors が Mavs に対してやったのと同じような形かな。 そういう意味でも今日の初戦、Cavs は奇襲のような変則的なことをしてくるのか、Spurs のエース Tim Duncan (ティム ダンカン) をどうやって押さえようとしてくるのか。 逆にSpursはルブロンにどう当たってくるのか。 彼以外の選手、特に元 Warriors の Larry Hughes (Warriors 在籍時は小心物でダメダメだったのになぁ) がいかに活躍できるか。 と、いろんなところが気になる。

Cavs のがんばり次第では歴史に残るようなFinalsになるかもしれない。 日本でも中継されると思うので、ぜひ見てみて欲しい。


Google Maps の Street View がスゴイ

オンラインの地図サービスの中でオレがイチバンよく使っている Google Maps 。 この Google Maps のアメリカ版に Street View という道路の景色を重ねて表示する面白い機能がついた。

百聞は一見にしかず、こんな感じの画面が見られる。

maps.jpg
streetview.jpg
(左)通常の地図         (右)Street View

表示される写真はパノラマ写真になっているのでマウスを使って360度回転させることができる。 写真に重ねて道路の進行方向や交差点の様子が表示されるので、簡単にアメリカの街のドライブ体験できるのが面白い。 写真のロードに時間がかかって、レスポンスがちょっと悪いのが難かな。

Google Maps が最初に出たときにも書いたが、アメリカではまだ Google Map などの地図をナビ代わりに使うことが多い。 あらかじめ、だいたいのルートを調べておいて、ルートを紙に印刷して車に持ちこむのが普通だが、混み入ったところなどでは、いちいち曲がる道をチェックしては間に合わないことも多い。

そんなときに、この Street View で交差点の様子を確認し、例えばナントカBankのある角を曲がるという風に覚えたりメモったりしておけば覚えやすいだろう。 また、道幅など地図からはわかりにくいところも確認できるのもよさそう。 Street View の機能はドライブ体験というより、こういう風に使って欲しいと思って付けたんじゃないかな。

技術的にも Street View の部分は Flash を使っている。 Google Finance でもチャートの部分でさりげなく Flash を使っているが、今回もユーザ体験としては Ajax 部分と Flash 部分の違いを感じることなく、スムーズに繋げている。 このヘンを間違いなく作ってくるところは、Google やるなぁと思ってしまう。

今のところ、サンフランシスコ、ラスベガス、デンバー、マイアミ、ニューヨークの5都市しかないが、これまでのGoogleの開発パターンからすると今後対応する都市は増えていくと思われる。 Google Mapsは日本びいきなところもあるから、きっと日本でもすぐサービスが始まるだろう。


Best Buy で価格偽装?

ITmedia News:Best Buy、リアル店舗での「価格詐称」で訴えられる
Best Buyは店内に設置された端末からしかアクセスできないサイトを運用している。同サイトは同社のオンラインショップ「BestBuy.com」と外観はそっくりだが、提示されている商品の価格はオンライン価格ではなく、店頭価格となっている。

アメリカではしばらく前に一部で話題になったぐらいだけど興味深いニュース。

このブログでもよく登場する Best Buy というパソコンや家電の量販店。 最近の店らしく、普通の店舗と、オンラインショップの両方があるのだが、あるBest Buy で店内の値段をちょっと高めにしておき、それを隠すように店内のPCからアクセスできるオンラインショップを店内の値段と同じになるように偽装したらしい。

アメリカ人も安売り情報には目がないから、新聞広告やWebサイトの情報などを頼りに買物する人が多い。 せっかく仕入れた情報をもとに買物に行ってみたら、そんな安売りはやってないと言われ違ったWebサイトの情報を見せられるのは納得がいかないだろう。

発端となった記事にある店員とのやりとりを見ると、悪意を感じられなくもないが、実際偽装なのか、情報が同期されていなかっただけなのかわからない。結果として、店内で手に入れられた情報が公開されていた情報と違っていたわけで、店内の情報はもううかつに信じちゃいけないかもしれない。

オレはたまに買物中にその品物の相場みたいなものが知りたくなると、店内でインターネットに繋がっているPCを使ってオンラインショップの値段をチェックするが、実はこの値段も偽装されているなんてこともあるかも(笑)。

その気になれば Proxy サーバをちょっとイジるとか、 Greasemonkey をこっそりインストールしておけばできそう。 悪用されるかもしれないので公開はしないけど、試しに amazon.co.jp で値段を偽装するユーザースクリプトを書いてみたら意外にも簡単にできてしまった。 あ、Firefox がプリインストールされてる PC ってほとんどないんだっけか…。

これからは携帯などから直接値段をチェックするのがイチバン確実なんだろうか。
アメリカではまだそういったサイトはあまりないみたいだけど、SMS(携帯メール) で使える Google Search で、price ipod 40gb のように、最初に price を付けて値段の検索ができる。 こういうのを利用して賢く買物をしよう。


フリーウェイ陥落 -> 1ヶ月で完全復旧

4月の終わりにガソリンを積んだタンクローリーがフリーウェイの立体交差で横転炎上したおかげで、事故現場の上を通っていた道路が陥落してしまう事故があった。

事故後、1週間経ったところで陥落した道路の下側が復旧し、対応が早いという感想を書いた、なんと今朝、上側の道路も完成し完全復旧してしまった。

この前のエントリを書いたときは、Caltrans (Caltrans というカリフォルニア州の道路管理部門) の工期見積りがおよそ50日。 それよりも1/3ほど短い期間での完了。 San Francisco Chronicle の記事にこの工事の経緯がまとめられている。

A-MAZE-ING / His reputation on the line, contractor finishes repair early, and I-580 opens
Rebuilding the freeways was not just a highway construction project. With the Bay Area, the construction industry and others across the country watching, it became a race. Winning the race required an uncommon combination of pride, planning, timing and teamwork.
(フリーウェイの復旧はただのハイウェイ建設プロジェクトではなかった。 ベイエリアということもあって、アメリカ中の建設業界などが注目し、レースのようになっていた。 このレースに勝つためには、尋常じゃないほどのプライドと、計画性、タイミングの良さ、そしてチームワークのコンビネーションが必要だった。)

San Francisco Chronicle の記事を読むと、普段のアメリカ人の仕事ぶりからは考えられないぐらい、仕事をタイミング良く並行して進めていることがわかる。 加えて、州の職員による検査などもこれまではメールやFaxで申請して数週間かかるところを、現場で直接行うといった対応もあったりと、映画にでもなっちゃうんじゃないかというぐらいいい話が書いてある。 ほんと、やればできるんじゃないかと再び思ってしまった。

この工事の入札時には、完了予定日となる 6/27 より早く完成できれば、1日につき $200,000 (約2400万円)、 ただし最高 $5,000,000 (6億円)までのボーナスがもらえるという契約になっていたため 建設会社は $5,000,000 を受けとることになるが、工事には $2,500,000 ほどかかったため思ったほど儲かってないのだとか。 お金よりプライドと評判を上げられたことに意味があると語っている。

これもアメリカらしいコメントだなぁ。

ますます映画にでもなりそう。


Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 を使ってみた

理想のキーボード探しの一環。 今の世の中、キータッチがいいものを探すのは大変なので、それ以外のポイントで探した方がいいんじゃないか、というアドバイスと、 キーボードが真ん中から分かれたエルゴノミックキーボードが、肩こり軽減にいいよという話を聞いて、そのタイプで評判の高いマイクロソフトの、Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 というのを買ってみた。

こんなキーボード。 結構デカイ。

keyboard.jpg

で、結論から書いてしまうと残念ながらオレには合わなかった。

期待していたキーボードが真ん中から分かれていることで良くなるどころか悪いことばかりだったのが主な理由。

まずは、手がハの字のように軽く広がることで、パームレストにあたる部分が小指の下あたりになり、使い続けていたら手が痛くなってきた。

これだけなら、これを機に自分の姿勢を直すことも可能だったが、もう一つ問題だったのが B キーの位置。 自分ではタッチタイプできてると思っていたのだが、知らず知らずのうち B キーを右手の人差し指で打っていた。 しかし、B は左手の人差し指で押すのが正しいため、エルゴキーボードでも左側に配置されている。

bkey.jpg

こうなるとタイプミスはもちろん、Emacs キーバインドを使っているオレは Control-B で苦労するようになってしまった。

Control-B は Emacs 使いの人はご存知の通り、カーソルを1文字分左に動かすというキーバインドでよく使われる。 A の左に置き替えた Control キーと B キーを左手だけで押そうとすると距離があるので慣れないと押しにくいし、対でよく使う Control-F (カーソルを1文字分右に動かす) と合わせて使おうとするともっとツライ。

これまでは 左手の小指で Control キーを押し、右手と左手の人差指 で F と B をそれぞれ押していたので(自分としては)カーソルの左右の移動が簡単にできたのだが、これを左手だけでやろうとすると左手の人差し指が行ったり来たりして大変。

Emacs キーバインドが好きって言ってたけど、エセでした。 本物の Emacs 使いは本当に左手だけでカーソルの左右の移動をこなしてるんだろうか? 不思議だ…。
ということで、使っていても手が痛くなるぐらいだし、キーも押しづらくなるなら普通のタイプのキーボードでいいやということでリターンしてしまった。

そうそう、キータッチはやはりヘコヘコだった。 やっぱりもうちょっとクリック感のあるキーボードを探そうかなぁ。


Amazon Unbox + TiVo = ビデオオンデマンド新時代

Amazon Unbox というのはアメリカの amazon.com が昨年からサービスされている映画のダウンロード販売、およびレンタルサービス。 そして、TiVo はこのサイトでもたびたび登場しているアメリカではシェア1位のハードディスクレコーダー。

この2つを組み合わせ、Amazon Unbox で購入もしくはレンタルした映画を TiVo で直接見られるようにしたサービスがすごく便利で良かった。

まず、もともと Amazon Unbox の欠点だった映画の再生が専用のソフトをインストールしたPCのみだったのが解消された。 TiVo と組むことで再生にテレビおよび、ホームシアターシステムを使えるようになるのはうれしい。

そして、TiVo と組んだことで、映画を再生するまでの流れが随分簡単になったと思う。
Amazon.com 内の設定画面で、TiVo のアカウントとハードディスクレコーダーを登録したあと、映画をレンタルしようとすると、こんな感じになる。

  1. 普通の商品と同じように映画レンタル用のページに行く
    step1.jpg
  2. “Rent now with 1-click” というボタンを押してレンタル開始。
    step2.jpg
  3. 自宅の TiVo にビデオがダウンロードされる。
    step3.jpg

ビデオオンデマンド的なサービスは専用の機械を用意して、その機械が提供する画面(UI)を通して映画を観るという流れがほとんどだった。 この方法では目的のビデオを探すのがメンドウだったり、映画の情報があまり無いため借りにくいという問題がある。

対して Amazon Unbox + TiVo では借りるまではブラウザを使って目的の映画を探すことができる。 Amazon の評価システムを参考にしてもいいし、必要なら imdb.com や別のサイトを見たりしてその映画が見る価値のあるモノなのか調べた上で映画を買ったり、レンタルできる。 これが、もう一つの、そして思わぬメリットだった。

気になるダウンロード時間だが、上で借りた The Devil Wears Parada (邦題: プラダを着た悪魔) 1時間49分の映画の場合、2.3GB 分のデータのダウンロードにおよそ2時間かかった(ケーブルインターネット、 4-6Mbps ぐらいの環境)。 ただ、TiVo はダウンロード途中でも見始めることができるので、その気になれば1時間30分ぐらいで再生を始めることも可能だろう。

再生がスタートされるまでちょっと時間がかかるのはこのシステムでは避けられない問題だが、たとえば会社でレンタルを開始しておき、家に帰ってから見るということもできるし、そんなに気にならなかった。

気になったのはAmazon Unbox の DRM というか制限。 レンタルした映画は TiVo に1ヶ月間保存可能で、1度再生を始めると24時間後に強制削除されてしまう。 映画を見ている最中に、電話がかかってきて外出しなきゃいけなくなったとか、いろんなことを考えていると、レンタルしたはいいが再生ボタンを押すまでに一大決心が必要だったりする。 「1週間の間は見放題」といった感じでもう少しゆるくしてくれると嬉しいんだけどなぁ。

ユーザは便利で使いやすいサービスが使える。 権利者からすると専用の機械を使うことで映画をコピーされる心配もない。 サービス業者からすれば、システム全てを構築するより、ファイルを転送する仕組みだけを考える方がラクだしコストもかからない。 全てがうまくまわった、まさに目から鱗のようなシステムじゃないだろうか。

一旦 PC/Mac を経由する Apple TV よりも権利者ウケが良さそうだし、レンタルというシステムは映画には合っていると思う。 日本のメーカも、どこかと組んでこの仕組みを取り入れられると次のハードディスクレコーダー商戦で勝てるんじゃないだろうか。


NBA Playoffs 2007 – Round 2, Game 5 at Utah

すでに、3敗している Warriors は負けたらプレイオフ敗退となってしまう Game 5。 アウェイでの対戦だが、何としても勝って欲しい。

Warriors は選手たちが疲労から回復し、自分たちの得意の速攻主体の攻撃ができるかどうか、そして速攻に繋がるスチールやリバウンドができるかどうかがポイント。 Jazz は楽に得点が見込めるインサイドを中心に攻撃を展開し、ゲームを優位に進められるかがポイントだろうか。

あと、Warriors は Game 4 で強引なファウルをした Baron Davis と Jason Richardson の2人が、あと1回テクニカルをもらったら次の試合に1試合出場禁止になるという警告をもらっている。 Warriors は相手のペースになると荒れるので、最後まで集中力を切らさずがんばって欲しい。

そんな Warriors は Game 4 でとうとう復活の兆しを見せたモン太くん(Monta Ellis) が Andris Biedrins に代わって先発に復帰、いかにも走りまっせという布陣で試合を迎えた。 シリーズを優勢に進めている Jazz は先発の変更なし。

Warriors:
PG: Baron Davis
SG: Monta Ellis
SF: Stephan Jackson
PF: Jason Richardson
C: Al Harrington

Jazz:
PG: Deron Williams
SG: Derek Fisher
SF: Andrei Kirilenco
PF: Carlos Boozer
C: Mehmet Okur

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