この前の週末、参議院議員選挙に行ってきた。

あまり知られていないようだけど、海外に住んでいる人も在外選挙というしくみを使って国政選挙には参加することができる。 詳しくは 外務省の在外選挙のページ を見て欲しい。

在外選挙の方法は、海外に移住する直前に住んでいた市区町村に在外選挙人として登録し、選挙のたびに郵便を使って自分の票を送るというのが一般的。 オレも前回の衆議院議員選挙のときは、この方法で投票したんだけど、今回はサンフランシスコにある日本領事館に行きその場で投票するという在外公館投票をしてみた。

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日本領事館のあるビルにあった投票所案内

日本領事館の投票所に行ってみたら、郵便で行う投票と同じことをその場で行うという感じだった。 はじめに在外投票の申請や、投票した票を日本の市区町村の役場まで送るための封筒の宛名書きをおこない、確認してもらったあとに投票用紙を受けとる。 投票した票は封筒に入れ、封をしたあとに立会人のもと、領事館の職員の人に受けつけてもらうという感じ。 あんなにも日本語を手で書いたのは久しぶり(笑)。

投票にあたって情報を集めようとしたけどなかなか難しかった。 テレビのニュースはあたりさわりのない中立的なものしかないし、インターネットにも情報はあまり載ってない(載せられない)ため参考にならない。 名前でググって情報を集めるのが一番有効だった。

アメリカでは Webサイトはもちろん、 YouTube を使ったり、Spam メールを送ってきたりとインターネットをガンガン使っている。 参院選に立候補している某氏も言っているが、日本もインターネットを情報発信の一つの手段としてそろそろ考えて欲しいところ。