1週間ほど前に立ちあげられた justin.tv というサイトが話題になっている。

justin.tv は Justin Kan という青年の顔の横にとりつけられたカメラの映像を24時間流しつづけるというモノ。 以前、「トルーマンショー」という生まれた時からセットの中で生活し、隠しカメラが付いてまわった男を描く映画があったが、それに近いことをやり始めたのが justin.tv というわけ。

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Justin はすすんでこの生活に飛びこんだところや、カメラの位置の関係から写るのは Justin 本人ではなく、彼が見た景色や会った人々といったところがトルーマンショーとは違っているわけだが、人の生活をのぞき見できるというのはなんだか面白い。

ま、見るのはたまにでいいけど、やってるほうは24時間ずっととなると大変そうだなぁ。

まだ始まったばかりということで、今のところ見る人も、写りたい人もたくさんいるようでとても賑わっている。 ライブカメラサービスの問題は、編集のない生中継ということで見ていてつまらないシーンが多いところ。 いかに人を引きとめておくか、何度も来てもらえるようにするかがポイントじゃないだろうか。

Justin.tv では チャットを使って視聴者どうしがチャットできるようにしたり、スタートアップ企業の関係者とのミーティング(というか宣伝) や、イベントに出かけて中継っぽいことをするといった仕込み的なものを入れるなどこれまでになかった取り組みも入れられているが、今後どういう展開を見せていくかという点でも興味深い。

JenniCam あたりで1度ブームが来たライブカメラサービス。 justin.tv でライブカメラ 2.0 の時代が来るのか、それともまだ時期尚早だったということになるのだろうか。

おまけ、
justin.tv のチャットシステムは Lingr ですね… って書こうと思って調べてたら開発者の江島さんのブログにきちんと書いてあった。 こうやって API 使って埋めこめるのはなかなか面白い。