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Sura 先生、今度は Houston へ

ESPN.com – NBA – Point taken? Rockets sign guards Sura, Ward
The Houston Rockets have yet to find a starting point guard, but they’ll have enough bodies to hold quite a competition in training camp to finally find a replacement for Steve Francis.
(ヒューストンロケッツはまだ先発ポイントガードを見つけられていないが、トレーニングキャンプで Steve Francis(スティーブ フランシス)の代わりを競うのに十分な人をそろえるだろう)

一昨年まで Warriors にいて強烈な個性を発揮していた Bob Sura (ボブ スーラ)。 昨年 Detroit Pistons へトレードしたというニュースと、その後 Atlanta Hawks へトレードしたニュースを書いたが、 今度はFAで Houston と契約することになった。

Houston Rockets は今オフ、Oaland Magic から Tracy Mcgrady (トレイシー マグレイディ) とのトレードで、先発ポイントガード Steve Francis (スティーブ フランシス) を手離したため、その代わりを探すのに一生懸命だ。 少し前は Warriors に移籍した Derek Fisher (デレク フィッシャー) を獲得しようと一生懸命だったがそれもうまくいかなかったため、今回のような結果になったようだ。

Houston は T-Mac の獲得によって、 Yao Ming (ヤオ ミン) と合わせて結構いいチームになったと思う。 Sura 先生、Atlanta では先発でいい数字残したようで、味方をも翻弄するラストパスで一気にここで花を咲かせて欲しい。

そういえばオリンピックチームに注目がいっているためか、動きは少ないがFA市場にも変化が。

– 同じく元 Warriors、Danny Fortson は Seattle へ。 昨年 Mavs へ行った元 Warriors の選手は全員別のチームへ行ってしまった…。
– Gary Payton は やっぱり L.A. Lakers を出て、Boston へ
– New Jersey Nets のトレード戦略に嫌気がさした Jason Kidd (ジェイソン キッド) がトレードを希望しているといった噂も。 (Lakers か?)
– Sacramento Kings はリーグ有数の3ポイントシューター Peja Stojakovic がトレードを希望している。
– Warriors から FA で NY Knicks へサイン&トレードを目指していた Eric Dampier は交渉が決裂し(Warriors が Dampier の金額に応じなかったという話らしい)、Knics 行きはご破算に。 現在は Atlanta Hawks と交渉中らしいが、昨日のニュースでは Indiana Pacers が狙っているという話も。

まだまだ、動きのありそうなオフシーズン。 オリンピックとともに目が離せない。


amespo.com

AMESPO.COM | ALL AMERICAN SPORTS

最近見つけたサイトが amespo.com というサイト。 アメリカの4大スポーツと呼ばれる MLB(野球), NBA(バスケ)、NFL(アメフト)、NHL(アイスホッケー) および最近話題のプロスポーツ( アリーナフットボールなど) の情報を日本語で提供してくれる。

NBAの情報がちょっと少ないかなー。という気がしなくもないが、MLB 関連では日本人大リーガーへのインタビューなど、田臥勇太選手の昨年のABAでの活躍も載っていたりして日本語で読めるアメリカスポーツ情報としては日本の大手メディアが扱わないような情報もあってとても充実している。

チケットブローカとも連携しているので、日本から旅行に来たときにスポーツ観戦という場合はちょっと割高にはなるが日本語の通じる業者からチケットを購入できるようなしくみが提供されているのもありがたいサービスだろう。 (アメリカに住んでいてチケットを自力で買えそうな人はこちらをどうぞ)


オリンピックUSAバスケチーム イタリアに完敗

ESPN.com – OLY/SUMMER04/BASKETBALL – International exposure: Team USA loses to Italy
The United States was beaten 95-78 Tuesday, just 10 days before its first contest in the Athens Games. It was the most one-sided and embarrassing loss ever by an American team comprised of NBA players.
(バスケットアメリカ代表チームは火曜日、アテネオリンピックの予選のたった10日前に 95-78 で倒された。 NBAプレーヤで構成されたアメリカ代表になって、もっともワンサイドで情けない敗戦だった)

オリンピックにNBA選手が出場しはじめて、バスケットボールチームのアメリカ代表チーム(チームUSA)がドリームチームと呼ばれるようになってはや12年。 そろそろドリームは終わりかもしれない。

NBA選手はシーズンのことやケガを気にしたり、オフを家族と過ごしたいといった理由から辞退する選手が増え、最終的に集まったメンバーはドリームと言うには少し無理のある構成。 そして、最近はヨーロッパや南米の選手もNBAに多数参戦して活躍するぐらい、各国のレベルも上がってきた。

そんな中でのイタリア戦。チームUSAはオフェンスはゾーンディフェンスに防がれ、ディフェンスはアウトサイドまでカバーが回らず相手に15本も3ポイントを決められボロボロ。 時差ボケもまだあるだろうが、ちょっとヒドすぎる。

これが練習試合でほんと助かった。 カントクのラリーブラウンはディフェンス重視で有名だが、この1週間で組織的にディフェンスを向上させるのは難しいだろう。

ディフェンスは基本の徹底と選手同士のコミュニケーションの向上を心がけ、オフェンス面でのセットプレイの完成を目指した方がいいのではないだろうか。 もちろん、相手のことをを格下だと思わず、各国の研究対策をしっかりと練った上でのセットプレイだが。

次の練習試合は先日、イタリアに勝利しているドイツ。
この敗戦で気持ちの変わったチームUSAがどれくらいの試合をするか見物だ。


Celestia で見る宇宙

なんだか久々に宇宙の話が気になったので、Celestia という天文シミュレータソフトをダウンロードして遊んでみた。

Celestia は 天体情報を3次元的に持ち、OpenGL を使用して、下のスクリーンショットのようにとてもリアルに表示してくれる。1,2年ほど前に話題になったソフトなので知ってる人も多いと思うが、いまでも改良されていて、より使いやすくなったように思える。 初めての人は、起動していきなり D キーを押して、デモを開始してもらうと、どんな感じかわかってもらえると思う。

このソフトがすごいのは、軌道計算などをして、好きな時間の好きな位置から宇宙を見られるところ。 たとえば、およそ76年ごとにやってくるハレー彗星。 前回の最接近時 1986年4月16日ごろの様子はこんな感じだったようだ。

そして、次回最接近予定は2061年 (というのも、彗星は他の惑星などの影響で軌道がかわるため、はっきりわらない)。 シミュレートしてみたらその時の予測位置はこんな感じになるらしい。 1986年のときはそんなに近づかなかったので、拍子抜けという感じだったが、2061年はそれより近いところに来るようだ。

そして、この前書いたアポロ11号が撮影した月から見た地球という有名な写真。 NASAのアポロ11号30周年ページでも見ることができるが、この様子を月の裏側から見たのが下の写真。

いやー、宇宙って面白い。


The Project Apollo Archive

Slashdot | Apollo 11 Photographs Unfrozen
Wow! NASA has pulled another set of photographs, this time of Apollo 11’s trip, out of the freezer and digitized them.
(Wow! NASA はアポロ11号の未公開だった写真を冷凍庫からひっぱり出してきてデジタル化したぞ。)

少し時期を外してしまったけど、7月20日にアポロ11号が初めて月面に到達した。
今から35年前(1969年)の話。

35年経ったからか NASA がこれまで未公開だった当時の写真が公開したたようだ。 その内容は The Project Apollo Archiveで見ることができる。 (写真は Apollo Image Gallery のコーナーで見られる)

子供のころ、結構宇宙が好きだったのでアポロ計画のこともいくらか本などを読んで知識は持っていたが、百聞は一見にしかず、大きなサイズでデジタル化された月の写真やアポロ宇宙船の写真は35年経ったものとは思えないぐらいキレイで、細部まで知ることができる。

Slashdot の記事でも引用されているが、この写真なんかはものすごく感動的。

着陸用のモジュール(イーグルワン)の詳細な写真が見られるのもすばらしい。 でも、写真を見るとなんだかおもちゃみたいだ。

他にも、映画にもなったアポロ13号の写真や、アポロ15,16号の月面自動車の写真なもあったりしてどれも興味深い。我を忘れて見入ってしまった。 最近は、火星調査や民間宇宙飛行など、新たな展開が期待できそう。 久々にいろいろと調べてみようかな。


Warriors Girls 2004-2005 発表

WARRIORS: 2004-05 Warrior Girls
While Chris Mullin has been putting together a new roster on the basketball court, the Warrior Girls have quietly been re-making themselves as well.
(クリスマリンがバスケチームに新しい選手を集めようとしている一方、Warriors Girl も新しいメンバーで作りなおされようとしている。)

Warriors のチアガールチーム が Warrior Girls (ウォリアー ガールズ)。 いつも試合が中断したときなどに現れて華麗なダンスを見せてくれる、NBAの試合では欠かせない存在だ。

メンバーは1年ごとに編成しなおされるが、今年のメンバーが先日発表になった。
昨年、日本人でWarriors のチアリーダーとして参加していた Sanae Tomia さんは….
今年もいた! (メンバーの写真の一番下の段、真ん中)

でも 3rd Year (3年目) じゃないようと思うのだが。
L.A. Lakers のチアガールのオーディションに参加していた日本人は残念ながら2人とも落ちてしまったというニュースの後だけに、Sanae さんが今シーズンも Warrior Girls に参加するのはうれしいニュースだ。

秋にアリーナで会いましょう。


JET Live at The Fillmore

JetLive.jpg

このサイトでおなじみ、iPod のCMタイアップ曲で一躍脚光を浴びた JET のライブ。 とうとう行ってきました。

4月のライブはチケット買ったけど体調不良で行けなくなっていただけにうれしい。

チケットには9時開演とあるが、まずアメリカではお馴染みの前座の演奏が入る。 今回は2組あったが2組目の Sloan というカナダのバンドが結構良かった。

JET のようなギターロックバンドだが、ギター、ドラムの激しい演奏と、うまいボーカル、コーラスが面白い感じでマッチしていていい。 もうちょっとメロディラインにインパクトがあるといいかな? なんて思ったがアルバム買っちゃいそう。

でもって、JETの演奏が始まったのが11時過ぎ。 アルバム1曲目と同じ Last Chanse から始まり、Get What You Need, Rollover D.J. と激しめの曲が続いて会場はいきなりトップスピードへ。Are you gonna be my girl もイントロ、間奏前 (“I said, are you gonna be my girl”) で客をあおって引っぱる引っぱる。

以前のSNLの演奏のときのようなバラバラ感は全然無かったが、リードボーカルの声がイマイチ出てない(通ってない)のでは? とは思った。 他の楽器(特にベース)の音が大きかったのかもしれないが…。 とにかく、荒削りな中にもパワーを感じさせるバンドだった。

この日がアメリカツアー最終日ということで、アンコールでは前座バンドも飛び入りで参加するハプニングもあったりして、約70分ほどのライブが終わったときには翌日になっていた。 何とも体に良くないスケジュール。 けど最高!

JET.jpg
ケータイカメラの画像。 (ぜんぜんわからん)


1ドルショップブーム?

日本ではもうお馴染の100円ショップ。

アメリカに来た数年前に、そういえば見かけないなーと思っていつの間にか3年以上経っていたが、最近急に増えてきた気がする。 うちの近くでもこの1ヶ月ぐらいに2軒オープンした。


1軒は Dollar Tree というお店。

聞いたことなかったけど、このあたりでは既に San Jose や East Bay にも店舗がある有名チェーン店らしい。 なんと NASDAQ にも上場している企業だった。 $1というステッカーがいたるところに貼ってあり、1ドルショップであることをとても強調している。

もう1軒は厳密に言えば1ドルショップではないが、1.25ドルショップ。

その名も Dollar Quarters (ダラークォーターズ: 1ドル 25セントという意味)。

どちらも品揃えは日用雑貨からお菓子や本といったものまで日本の100円ショップと同じような感じで、ちょっとしたモノを少しだけ買うには良さそうだ。

というのも、アメリカは日本にも最近進出している COSTCO (コストコ) といった大量のモノを安く売るお店がいっぱいあり、量は多いがその分単価は安く買いものができる。 1ドルショップで売っているモノを見ていても、COSTCO ならもっと安いんじゃない? という疑問が浮かんでしまって結局何も買わなかった。

でもお店はいつも人が結構いっぱいいて、アメリカ人も1ドルという響きに結構魅かれているようだ。あと何かひとつ、付加価値が付けられるとブームで終わらずアメリカでも根付くと思うがどうだろうか。 これから注目のビジネスになるか?


田臥勇太 in NBA サマーリーグ 2004 (2)

SUNS: 2004 Summer Suns Index
The Suns’ summer league squad wrapped up play with an 88-71 win over the Utah Jazz on Saturday, led by Leandro Barbosa’s 22 points and six assists.
(フェニックスサンズのサマーリーグチームは土曜日、Leandro Brabosa (レアンドロ バルボサ) の22得点、6アシストという記録とともに 88-71でユタ ジャズに勝利し終了した。)

田臥が参加していたフェニックスサンズのサマーリーグ(Rocky Mountain Revue) が土曜日に終了した。 このリーグの最終結果は 4勝2敗。 先に行われた Rebok Vegas Summer League と合わせると、サマーリーグ全体で 7勝2敗という好成績で終了。

田臥は Rocky Mountain Revue でも、控えPGとして全試合出場。 12分前後のプレイ時間で、試合によってはチームでのアシストトップ(7/17 vs Denver 戦)になったり、途中出場ながら 7得点(7/17 vs Seattle, 7/22 vs San Antonio)といった活躍も見せた。 実際試合を見たわけではないので詳しいところまではわからないが、控えというポジションからは十分な成績だとは思うが、残念ながら、このまますぐNBAと契約できるほどの活躍とまではいかなかったようだ。

サマーリーグのチームでは、昨年ドラフトでサンズに加入した Leandro Barbosa (レアンドロ バルボサ)が大活躍し、大会のオールスターメンバーにも選ばれ順調に成長していることをアピールした。 サンズはこのオフ、ダラスマーベリックスからFAでやってきたPG Steve Nash (スティーブナッシュ) が加入したこともあり、残念ながらこのままサンズと契約というわけにはいかないだろう。

この後、田臥がNBA入りする方法としてはどこかのチームから声がかかってFAとして契約するか、昨年と同じように10月のキャンプインの時に声がかって、キャンプ、オープン戦に参加して開幕ロスターまで残るというような形だろう。 Seattle, Houston, Charlotte などPG不足なチームも多いのでこういったチームから声をかかることを期待したいところだ。


DV-2005 結果発表される

DV-2005 Results
The Kentucky Consular Center in Williamsburg, Kentucky, has registered and notified the winners of the DV-2005 diversity lottery.
(ケンタッキー州 ウイリアムスバーグにあるケンタッキー領事館は DV-2005 の当選者の選定、及び通知を行なった。

昨年末に、このサイトでもとりあげたグリーンカードが抽選で当たるプログラム DV-2005 の結果が発表された。

発表によると世界中で950万の応募があって、最終的にそのうちの約5万人に対してグリーンカードが発行される(辞退する人もあるので当選通知はその倍の10万人に出されている)。
各国の当選人数も載っていて、JAPAN は 373 。

昨年まではテロの影響から辞退者が出ると読んで、多くの人に当選通知が行っていたようだがそれも落ちついたようだ。 正直なところ、こんだけ? という数字だった。

応募のときは、みんな応募しよう! というノリで書いていたが、ちょっと軽率だったと思っている。

今、アメリカでグリーンカードを普通に取ろうと思うと本当に大変。 最終的に取得できるまで、5年以上かかることはザラで、途中、許可がおりなくて申請をイチからやりなおしなんてこともある。そんななか、グリーンカードが抽選で貰えるというのは人によってはとても貴重なチャンスだ。

もちろん応募するのは個人の自由だが、当選しても捨ててしまうぐらいならほんとうに欲しい人のためにも応募するのを控えてもらえたらと思う。