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オリンピックUSAバスケチーム リトアニアに惜敗

ESPN.com – OLY/SUMMER04/BASKETBALL – Team USA absorbs second hoops loss
The Lithuanian guard, whose off-balance, desperation off-target 3-pointer kept his team from pulling off the biggest upset of the Sydney Olympics, didn’t miss when it counted Saturday night in a thrilling 94-90 victory against the Americans.
(シドニーオリンピックで態勢を崩しながら打った3ポイントが外れて、大番狂わせとはいかなかったリトアニアのガードは94-90でアメリカに勝った土曜の夜には外さなかった)

今大会、これまで3戦全勝していた強敵リトアニアとの対戦。

前回のシドニーオリンピックの準決勝でも最後の数秒で辛くも競り勝った相手だけに、今年のチームではコテンパンだなというのがオレの予想だったが、惜敗と書いてもおかしくないギリギリの試合だった。

この試合のアメリカ代表はこの大会最高のデキ。 オーストラリア戦で攻め方のコツを掴んだのかみんなが積極的にプレイをし、そこから得点も決まり、ディフェンスも積極的で相手オフェンスもリズムを崩すことも多かった。 中でもこれまでいいとこなしだったRichard Jeffereson (リチャード ジェファーソン)。 試合直後にいい形でドライブインからの得点、およびファールを取ったことで一気に復活。 プレイの雰囲気が変わったのがよくわかった。 解説では、カントクのラリーブラウンは「彼はディフェンスが優れているから先発で使い続けるんだ」と言っていたが、ほんとよく辛抱して使い続けたと思う。

やはり試合の決め手はロングレンジショット(特に3ポイント)の差だろう。 もともと、今大会ベスト3ポイントシュート率チーム(リトアニア)と最低3ポイントシュート率チーム(アメリカ)の試合で、いいところで3ポイントを決められて追い付かれてしまうシーンがいっぱいあったが、最後に上で引用したSarunas Jasikevicius に3ポイントを3回連続して決められたのにはもうお手上げだ。 シドニーで満足せずにがんばったチームとシドニーの栄冠で満足していたチームの差だろうか。

次はまだ今大会未勝利のアンゴラとの対戦。

さすがに、アンゴラには楽勝だろうから勝つだけでなく決勝トーナメント前に完璧な状態に仕上げてもらいたい。


フィッシング詐欺は英語で Phishing と書く

Phishing – Wikipedia, the free encyclopedia
In computing, phishing, short for password harvesting fishing, is the luring of sensitive information, such as passwords and other personal information, from a victim by masquerading as someone trustworthy with a real need for such information.
(コンピューティングにおいて、phishing, “password harvesting fishing” の略語は、パスワードや個人情報といった機密事項を、本当にその情報が必要な信頼できる者のふりをして引き出すものである。)

知らなかった。 フィッシング詐欺はその意味合いばかりが強調されていたのでさっきまで英語では Fishing と書くとばかり思っていた。 正しくは Phishing と書く。

Wikipedia の情報にあるように、由来は Password harvesting fishing (直訳すると パスワードを収穫するための釣り) が省略されて Phishing となったようだ。 よって Phish という動詞があって、その動名詞というわけではなく、 Phishing で名詞となる。 もし、フィッシング詐欺をする という文章にするなら go phisihing となる。 これも go fishing (釣りをしに行く) の使い方と同じ。

アメリカに住んでいてもまだまだだなぁ。 反省。


やはりややこしいオリンピック放映権

地域制限に縛られずにオリンピックのウェブ生中継を見るには?
しかし、BBCを含む欧州放送連合(EBU)のメンバーは、オリンピック放映の契約書によって、米国やその他の諸外国からアクセスするユーザーを遮断するよう義務付けられている。

ちょうどいいタイミングでオリンピックの放映権に関する記事が Wired に出ていた。

やはり、オリンピックの映像はその国以外からアクセスされることを禁じているようだ。 そのため、以前のエントリで最後に突っこんだ ビザカードの番号によるアメリカから見ている確認に加え、イギリスのBBCはイギリス内であるかをIPアドレスを利用してチェックしているようだ。

IPアドレスはプロキシやVPNといった仕組みでいくらでも偽装できるし、クレジットカードはアメリカでは持っていない人、持てない人も多いので識別に使うのはちょっと乱暴な気がする。 システムとしては完璧なモノとはとても言えないだろう。 各放送局はそれもわかっているようだが、これだけの大きな権利金が動くとなるとうまくいってるように見えるシステムをややこしくはしたくないといったところだろうか。

しかし、現在のコンテンツ流通を考えると、どうしても何らかの制限をかける必要はあると思う。

日本ではISPのコンテンツ会員のような形で身元を登録しないとコンテンツを見られないといったしくみがあるが、これをもっと一般的にして、ユーザの身元をはっきりさせるためのシステムというのが今後出てきそうな気がするがどうだろうか? プライベート情報の問題とビジネスになるかという点で解決しなくてはいけないことがいっぱいあるが…。

その場合、オレたちのような国籍と住んでいる場所が違うような人の問題は出てくるんだけど….、それはややこしくしないためにも大めに見てもらいたい(笑)。

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オリンピックUSAバスケチーム ペースを掴んだか?

オーストラリア戦。

楽勝かと思っていたら全然そうでもなかった。 ただ3Qからいいパターンで攻められたので、これで何か掴んだのでは?

今日のヒーローは Shawn Marion (ショーン マリオン) 、今日もイマイチだった Richard Jefferson (リチャード ジェファーソン) の代わりに3Q から1st Team に混じって出てオープンスペースに走り込んでいい形でシュートを決めてくれた。 そう。 これまでゾーンディフェンスに怯えてオープンスペースを作ることを怠っていた気がするぞ。

明後日は強敵リトアニア戦だ。


オリンピックUSAバスケチーム ギリギリで初勝利

ESPN.com – OLY/SUMMER04/BASKETBALL – Greek tragedy avoided: Team USA rebounds
Tim Duncan had fouled out, Allen Iverson was playing with a broken thumb, and Greecehad just passed the ball inside with a chance to pull within two points with 18 seconds left.
(ティムダンカンはファールアウト、アレンアイバーソンは親指を骨折しながらのプレイ、そしてギリシャチームは残り18秒、2点差に縮めようとボールをインサイドへパスした)

やはりピリッとしないアメリカ代表。 これ以上は無理なのだろうか?

この試合もかろうじて勝ったが試合内容としては最後まで相変わらずだった。 77-71 というロースコアゲームは、別にお互いのディフェンスがよかったわけではなく、単に得点力が無かっただけ。 3ポイントが 4/21 (19%) FGも 40% は低すぎる。おまけにフリースローも19/32 (59%)では決していい試合をしたとは言えない。

相手のゾーンディフェンスが崩せないのは相変わらずだが、それを崩す努力すらしていない。 プレイそのものに自信を無くしてしまっていることが一番の問題だ。 Tim Duncan (ティム ダンカン)はリバウンドに取ったボールをそのまま押しこんでしまえそうなのにわざわざバックコートへ戻すようなプレイが目立ち、Richard Jefferson (リチャード ジェファーソン) なんかはワイドオープンなのにシュートを打つ直前にためらっているのがよくわかる (2試合で 3/23 ではそうなる気持ちもわかる気はするが)。 これでは入るシュートも入らない。

そんな中、オレが選ぶ今日のヒーローは LeBron James (ルブロン ジェームズ)。 2Q で出てきた直後にスチールからのファストブレイクを連続して決めて流れをUSA側に持ってこられた功績は大きい。 これが無かったら相手に先行されまたズルズルと負けてしまっていたかもしれない。 プレイオフに出場しなかった間のトレーニングの成果なのか、久々に見た彼の体は別人のように逞しくなっていた。 そして彼の持ち味である積極的かつ大胆なプレイ。 これからもこういったプレイでチームUSAのムードメーカとなってもらいたい。

次のオーストラリア戦は ちょっとはラクできそうなのでここで思いっきりぶつかって自信を取り戻して欲しい。 ただ、試合後のTVインタビューでLamar Odom (ラマー オドム) が日曜日のプエルトリコ戦から変わったのは Humility(謙遜) , Being humbled (謙虚であること) だと語っていたように、謙虚な気持ちは忘れずに。


CodeRally 日本語ドキュメント

dW : Java technology : CodeRally
Javaプログラミングの学習を始めるにあたり、学習したスキルの向上を自覚する方法はありますか?プログラミングゲームという分野は会得したスキルを確認する格好の場と言えるでしょう。また、目標を持ち一定の制限を意識した上で継承、ポリモフィズム、イベント処理などのオブジェクト指向プログラミングを学ぶことは工夫と創造性をもった生きたスキルを養うことができます。ここでは、仮想的な2次元グリッド上で車(オブジェクト)の自律的な動きをプログラミングによって競うラリーカーゲームCodeRallyをご紹介します。

以前紹介した CodeRally 。 IBMが関連ドキュメントを日本語に翻訳してDeveloperWorksで公開している。 インストールやセットアップなど詳しくまとめようかと思っていたが、これで十分だろう。

特にチュートリアル は、最低限必要なことがとても簡潔にわかりやすくまとめられているので、自分でラリーカーを作ろうとしている人は最初に読むことをおすすめする。ここに書いてある内容を組み込むだけで結構それっぽい動きをしてくれるのでてっとり早く作っている楽しみを味わえると思う。

問題はそこから。 いかにまわりの状況を読んでそれに応じた動きをするかというところなんだろうけど、オレもまだまだ。 Java とちょっとした物理、数学(高校1年程度?)の知識がある人、是非トライしてみて欲しい。


オリンピックUSAバスケチーム 、初戦を落とす

ESPN.com – OLY/SUMMER04/BASKETBALL – Puerto Rico stuns Team USA with decisive win
In an upset as historic as it was inevitable, Tim Duncan, Allen Iverson and the rest of the U.S. basketball team lost 92-73 to Puerto Rico on Sunday, only the third Olympic defeat ever for the Americans.
(避けられなかった歴史的な番狂わせで、ティムダンカン、アレンアイバーソンとその他のU.S. バスケットボールチームは日曜日、92-73 でプエルトリコに負けた。アメリカチームとしてオリンピックで3度目の敗戦だった。)

とうとうこの日が来てしまった。

1992年にNBAの選手がオリンピックに出場するようになって始めての歴史的な敗戦。 オレはこの大会中、1、2試合は負けるとは思っていたけど、初戦の、しかも2週間前の練習試合では楽勝だったプエルトリコにやられるとは思いもよらなかった。

プエルトリコはディフェンス面では、丁寧なゾーンディフェンス+ティムダンカンへの早めのダブルチームでインサイドを潰し、外から打つように仕向けることでアメリカの攻撃の幅を狭めたことが有効だったようだ。そしてオフェンス面では Carlos Arroyo の3ポイント とドライブのうまい使いわけでアメリカディフェンスを攪乱できたのがよかった。 Carlos Arroyo は現在 Utah Jazz に所属する来シーズンで4年目の選手、正直ここまで印象に残るようなプレイヤーではなかっただけにこの活躍には驚いた。

当初の不安どおり、もともとピリッとしなかったアメリカチームが8点差つけられたあたりで完全に骨抜きなってしまった。シュートを打ってはエアー(リングにも触らない) になり、パスやリバウンドもポロポロこぼすなど、とてもプロとは思えないようなプレイの連続。 他の国もアメリカ対策として同じようなことを仕掛けてくることは十分に考えられる。

改めて思うのは、ゾーンディフェンスをうまく決められるとほんとに外から打つしか無くなる。 今回の試合で4Qで見せた相手のディフェンスが戻り切る前に攻撃を仕掛けられるようなオフェンスパターンを多用していかないとチームUSA としては今後も厳しい試合が続くだろう。 予選リーグ突破なるか心配になってきた…。


アメリカでオリンピック中継を見る

オリンピックが始まった。 アメリカでは NBC ネットワークが放映権を持っているため、NBC と系列局の Bravo, USA, MSNBC, CNBC (経済系のチャンネルだけど週末はオリンピック中継をする) で放送をしている。 NBC はアンテナだけで見られるが、それ以外のチャンネルはケーブルテレビや、サテライト(衛生放送) との契約が必要になる。

多くの人にとってはNBCが唯一のオリンピック中継チャンネルになるのだが
TVListing.jpg
1番組(6時間)の中にいろんな競技を押しこむな!

バスケ見たいと思ってもいつやるかわかんないじゃないか! 6時間見続けるか、予約するしかないのか?

ほんとに見てもらいたいと思ってるんだろうか。

中継がアメリカ戦ばっかりなのはもうしょうがないと諦めてるけどね…。
(NBC以外のチャンネルでは別の国の対戦も中継している。)

リンク:
NBCOlympics.com
Video のコーナーもあるけど、何と登録住所がアメリカのVISAカードを持っていないと見られない。 放映権の関係でアメリカ以外の人に見られないためということらしいが、そんなに厳しいのか? 放映権。


日本のテレビ番組をアメリカで見る (3)

サービス停止の仮処分が申し立てられました
つい先日、弊社宛に東京地方裁判所からの呼び出し状が届きました。
放送局数社から、録画ネットの「サービス停止を求める仮処分の申し立て」があったので、8月12日東京地方裁判所に出頭し、事情を説明することとなります。

前回、日本語tv がサービスを停止し、同じような通達が他のサービスにも行っているという話を書いたが、録画ネットにもテレビ局各社からサービス停止の仮処分申請が裁判所へ出された。

録画ネットはそれに対し徹底抗戦するという話が書かれている。
仮処分申請であれっと思ったのが、「著作隣接権侵害差止請求」 という内容。 日本語tv のときに話題にした放映権ではないということだった。 放映権はあくまで権利であって、裁判では争えないということなのだろうか。

最近は、私的複製からインターネットを介し不特定多数にも広がる可能性があるためか、放送局側はインターネットが絡んだところで必要以上に神経質になっている気がする。

確かに、録画したデータを不法に流すことは可能だが、それはユーザの問題であって録画ネットのサービスとは関係ないし、会員制のサービスであるためそれを幇助しているとも思えない。

不正に流せるという点では、最近の録画機能をもったパソコン全てが問題になってしまう。 素人考えだが録画ネットの仕組みは現状の私的複製の範囲に十分入ると思うので、この機会に合法的なサービスだというお墨付きをもらってほしい。

録画ネットは万が一に備え、ハウジングサービスから、録画パソコンを自宅に置けるようなサービスも提供しようとしているとあるのでユーザの人は一安心だろう。 この姿勢にはとても好感が持てる。

ロクラクハウジングサービスの方は動きがないようだがどうなんだろう? このサービスを著作権保護技術を用意しているからOKなのだろうか。


オリンピックUSAバスケチーム 準備完了?

nikkansports.com > スポーツTOP > NBA > NBAニュース
男子バスケット米国代表がトルコと対戦し、79-67で勝った。ダンカン(スパーズ)が16点、アイバーソン(76ers)が11点とそろって2ケタ得点をマーク。終盤の猛反撃も、アイバーソンの攻守にわたる活躍でしのいだ。イタリアに敗れた後3連勝と持ち直したが、2人以外は全員が1ケタ得点。攻撃面での課題も浮上した。

昨日の対トルコ戦で、オリンピック前の練習試合が終了した。

完敗したイタリア戦のあと、実はテレビで中継していたことがわかり、残りの4試合はテレビで見ることができた。

チームのコンビネーションは試合を重ねるごとによくなっている。 ディフェンス面でもオフェンス面でも個人技は戦ったどの国よりも上だろう。しかし、相変わらずロングレンジのショットの精度が低い。もう、チームも無いものねだりするのではなく1つの3ポイントより、ダンク2回を目指してる(笑)と思うし、これは正しいと思う。

もう一つのオレ的な不安要素は上の記事(日曜日の試合の記事)では褒められているアレン アイバーソン。 ディフェンス面ではスチールを狙いすぎて相手にうまくかわされるシーンが目立ち、場合によっては身長の低さからミスマッチをつかれることも。 特に彼はアウトサイドのディフェンスなので、そのまま3ポイントを決められると辛い。 オフェンス面ではゾーンディフェンスのおかげで、彼得意のインサイドへの突っ込んでディフェンスをかきみだす戦法が有効にならない。 荒れた展開では活躍できるけど、膠着した状態ではあまり有効じゃないだろう。 キャプテンであることで彼の起用に固執してチャンスを逃さないかが心配だ。

各国のアメリカ対策としては、イタリアのように先手を打って3ポイントをどんどん決めてアメリカを浮き足立たせオフェンスに影響を与えるようなことが有効だと思う。 トルコ戦でも一人、ものすごい3ポイントシューターがいて、決められると差があっという間に縮まって恐い思いをした。 逆にアメリカはこの辺で崩れなければ、十分金メダルも取れると思うぞ。

リンク:
USA Basketball チーム公式サイト(英語)