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Warriors 強豪2チームを撃破!

うおー、うれしいぞー。 Warriors 今年はやってくれそうな気がしてきた。

この前のWarriors関連のエントリで、

アメリカでがんばりましょう: Warriors vs Nuggets (Nov. 22, 2006)
明日は同じ Nuggets とアウェイで、土曜日はホームで Jazz (現在、11勝1敗), そして来週月曜日は Spurs (10勝2敗)と強いチームとの対戦が続く。 ここで負け続けると、昨年のようにズルズルといってしまうかもしれない。 まだシーズン始まったばかりだけど、Warriors は早くも正念場を迎えている。 今年は、何とか踏みとどまってくれ。

なんて書いたのだが、内心はもう5連敗決定だと思っていた。 ところが、アウェイの Nuggets 戦で大敗した後、Warriors戦まで8連勝中だった Jazz に 91-78 と相手攻撃を押さえての勝利、そしてアウェイでは昨シーズンの後半から12連勝(今シーズンは7連勝)中だった Spurs にも 111-102 と攻め勝った。

試合中継を見てるとこの快進撃のカギは アンドリス ビードリンチ (Andris Biedrins) というセンターの選手。 これまでファウルトラブルで出場時間が短かったのだが、昨シーズン後半からボディコントロールがうまくなりそれとともに活躍も増えていた。 うまくインサイドにもぐりこみ、レイアップやダンクを決めるこの攻撃力と、長身を生かしたブロックなどのディフェンスは派手さはないけどいい仕事をしてくれる。

ケガ人も多くまだまだ安定しないが、今年の形が見えてきた Warriors。 長かったホームコートでの連戦が終わり12月の試合の多くはアウェイで戦うことになる。 次のポイントは12月をいかに好成績で終えられるかだろう。 ここを5割以上で終えられば、プレイオフがグンと近づくぞ。 がんばれ、Warriors。


Wii またしても買えなかった…。

先週の発売日に手に入れられなかった北米版 Wii 。買えなかったときに「来週は65台入荷予定だから」と言っていたので、それに期待して行ってみた。 先週のお祝いムードも一段落したので、今度は大丈夫だろうなんてタカをくくってオープンの30分ほど前に行ってみたら…。

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この前ほどじゃないけど、やっぱり行列。

しかも28枚の整理券をすでに配り終えてしまったのでもう並んでも買えなかった。 あーあ。 65台って言っていたのは何? 37台は2日前のアフターサンクスギビングセールの時に売ってしまったのだろうか。

まぁ、これだけではナンなので…。

Wii が発売され、いろんなところでイジリ倒されているようだ。 気になったリンクはこちら。

Wii のコントローラ (Wiimote) をPCで使えるようにする(リンク

Bluetooth で動作する Wii のコントローラを PC で使えるようにした人がいるらしい。 まだ詳しいやり方などがないので、ガセかもしれないが。 PC と Wiimote 間で認証コードを入力する部分をうまくやれば全然無理な話じゃない。

また、任天堂のページにある開発ツールを紹介するビデオでもWindows上で動く開発ツールが Wiimote のモーションを認識している様子が写っている。近いうちにプレゼンの操作を Wiimote でなんてことも可能になるかもしれない。

日本のゲームも実行可能かも? ネットワークハック(リンク, ミラー)

Wii にはWi-Fi機能が付いていて、システムアップデートやゲームの購入がオンラインでできるようになっている。 この通信を解析して公開してくれた人がいた。 それによると、Wii の通信の多くはhttp プロトコルで構成されているようだ。 極端な話を言ってしまえばWebブラウザを使っていろんな通信をしているらしい。

そこで、その通信をイジって、Google を表示させたり別のサイトをブラウズするなんてハックをしている人もいた(Youtubeへのリンク)。

以前も書いたが、Wii はリージョンコードが付いているので、アメリカ版のWiiで日本のゲームは遊べないのだが、オンラインダウンロードに関してはこの方法で日本のサイトへ誘導してあげればダウンロードできたりなんか….しないかなぁ。

Wii で SFC エミュレータを動かす(リンク)

Wii には ファミコン、スーパーファミコン のゲームをダウンロードして遊べる機能があるがまだほんの一部のゲームしか遊べない。 そこで、GameCube 用の Action Replay などのツールを利用して、Game Cube 向けのスーファミエミュレータをWii上で実行してしまった人がいた。何だか無駄にスゴイ…。

と、Wii はゲーム機そのもの機能以外にもいろいろと面白そう(笑)。 来週も売るのかなぁ。 来週には手に入れたいなぁ。 でもあんまり長く並びたくもないしなぁ。 うーん。


Warriors vs Nuggets (Nov. 22, 2006)

NBA が開幕して早3週間。 Warriors は何と勝ち越している。 先発隊がしっかりしていない中、モン太くん(Monta Ellis)、 アンドリス ビードリンチ(Andris Biedrins) といった成長著しい2年目、3年目の若手のがんばりで勝ちを重ねている感じだ。 そんな中、今シーズン初観戦に行ってみた。

会場に行ってまず気づくのは、アリーナの命名権を買った Oracle のロゴ。

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試合は、ラスト1分で10点差を3点差まで縮め最後の1プレイで同点に追い付くかという状態だったが、3ポイントシュートが決まらず 112-115 で負けてしまった。 しかし、試合内容からすると3点差という結果は出来すぎ。

オフェンスでは、ナゲッツが固めてきたインサイドを最後まで破れず、インサイドは競り負ける、ドライブは決まらない、外から打ったシュートのリバウンドも取れないという、まさにいいとこなしの状態。

ディフェンスでも、今年から導入した3-2ゾーン (トライアングルツー に近い?)の連携がイマイチで、Nuggets に簡単に点を許してしまった。 特に、1ゲーム平均31点で NBAの得点王である Nuggets の カーメロアンソニー (Carmelo Anthony) の安定した得点力にはオレもびっくり。

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アンソニーのフリースロー。 久々に1階席での観戦だった。

そして、極めつけはフリースロー。29本中18本(62.1%)しか決まらなかった。 しかも、前半だけなら 50%以下という悲惨な状態。

Warriorsはいまだ歯ぐるまが合っていない感じで、日によって出来が大きく違っているのが不安なところ。 昨日の試合も、調子のいいときに見られる足でディフェンスを撹乱するような動きが全然見られなかった。 足がなくなったWarriors は昨年と同じで、1 on 1 に持ちこんで個人技に頼るようなプレイが多くなり、攻撃力が不安定になり負けパターンになってしまう。 これだけは避けなければいけない。

明日は同じ Nuggets とアウェイで、土曜日はホームで Jazz (現在、11勝1敗), そして来週月曜日は Spurs (10勝2敗)と強いチームとの対戦が続く。 ここで負け続けると、昨年のようにズルズルといってしまうかもしれない。 まだシーズン始まったばかりだけど、Warriors は早くも正念場を迎えている。 今年は、何とか踏みとどまってくれ。

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Wii 買えなかった…

昨日、近所の Best Buy の店員が並ばなくても買えるんじゃん? なんて言われて、発売開始の9時より少し前,8時20分ごろ向かってみたら….

やっぱすごい人だった…。

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この時点でざっと150人ぐらいいただろうか。 オレが並びはじめて少したったころに店員が整理券を配りはじめて、自分の20人~30人ぐらい前の人で配り終わってしまった。 7時30分ごろ並び始めてたら大丈夫だったかなぁ。

この店では初日120台ぐらいの在庫があったようだ。 店員は、今日買えなかった人たちに来週には65台入荷する予定だと言ってた。 次の入荷予定までちゃんとコントロールできてるとはスゴイ。

続いて、昨日だめだと言われたトイザらスへ。 NY のトイザらスは行列ができて買えたというニュースが出ていたので試しに行ってた。

こちらも Best Buy ほどじゃないが行列ができてた。

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8時40分ぐらいだったが50番目ぐらいのところに並んでみた。 しかし、トイザらスは10時開店。 あと1時間ちょっと待たないといけない。 しかも、昨日ダメだと言われているし…。 暇だったので、ケータイからコメント書きこんでみたりしたが、そうこうしているうちに足元が寒くなってきたのであきらめて帰ってしまった。

10時過ぎについでに別のトイザらスに行ってみたら、すでに売り切れで、引き換え券を配布していた。 入荷次第連絡がいくとのこと。 ただし、この引き換え券はソフト3本をバンドルしたパック販売 (ちょっとは割引がしてあって$370ぐらい) のものだったので、それももらわずそのまま帰ることに。

PS3 の販売初日は平日だったのでどんな状態だったか見ることができなかったが、Wii はものすごい人気だった。 アメリカでもみんなWiiが提供する新しいゲームの体験に興味津々のようだ。

オレもPS3は全然興味がわかなかったが、Wii の操作体系は気になってしょうがない。 これまでのボタン操作とは違うアクションによるコントロールがどれくらいイケてるのか、逆にウザかったり、すぐ飽きたりしないのか、うまく手に入れられてレポートが書ければよかったけど、残念ながら発売日入手とはならなかった。 これからも動きがあったら書いていこうかと思う。


Wii の行列ができてた

アメリカでは明日、11月19日が Wii の発売日。 このブログでもおなじみ、近所の Best Buy へ行ってみたらすでに行列(というか、テント列)ができてた! 以前の DS Lite のときは肩透かしだったが、今回はお祭にちょっと触れられた感じでなんだか感動。

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アメリカでは、この前の17日の金曜日にPS3が発売されテレビのニュースをはじめいろんなメディアで行列がすごいなんてニュースをやっていたが、その直後の Wii の行列や発売に関してはPS3と比べるとあまりニュースになっていない。

Wii は在庫が潤沢で並ぶ人が少なくニュースにならないからか、それともソニーが PS3 をメディアに取りあげてもらおうと働きかけたからだけなのか…。

Best Buy の店員に聞いたら、PS3 の時は30台ぐらいの入荷があったけど、Wii は最低でも50台、結構いっぱいあるのでわざわざ並ぶほどじゃない、なんて言ってた。 ここの Best Buy (San Carlos 店) はいつもより1時間早く、9時にオープンだそうです。

インターネット上の噂では、入荷が一番多いといわれていたトイざラスにも行ってみたら待ってる人は一人もなし、店員に話を聞いてみたら予約制になっているとのこと。 結構な台数が入るけど、予約分でもういっぱいだという話だった。 予約分以外にも発売するという噂はガセだったか…。

オレ自身は買うかどうかまだ悩んでるんだけど、Best Buy の店員が言うようにそんなに並ばなくて買えるのならオープン直前ぐらいに行ってみようかな…。


プロスポーツチーム移転ブーム

大リーグの Oakland Athletics が 2011年から、5つぐらい隣の市であるFremont(フリーモント)市へ、アメフトの San Francisco 49ers も 2012年から南へ30マイル(50km)ぐらい行った Santa Clara (サンタクララ)市への移転を決定。 Atheltics はあまり裕福でない Oakland 市からお金持ちのエリアへ移ることでの観客動員のアップを、49ers は古くなった Monster Park を見切り、新しいスタジアムを求めての移転となった。

Monster Park は元 Candlestick Park と呼ばれたスタジアムで、ビートルズファンにとっては 1965年8月にビートルズが最後のコンサートを開いたスタジアムとして有名。 オープンは 1960年とのことなので、45年以上前の建物らしい。 そりゃあそろそろ変えたくなるのもわかる。

サンフランシスコは現在、 2016年のオリンピックの候補地に立候補していて、それに合わせて建てられるメインスタジアムを49ersに使ってもらおうとしていたようだが、49ersとしてははっきりしない予定に合わせるより、Santa Clara 移転を優先したようだ。
もう一つ注目なのは NBA の Sacramento Kings。 Yahoo の記事によると Kings のオーナー Joe Maloof (ジョー マルーフ) と Gavin Maloof (ガヴィン マルーフ) の Maloof 兄弟は、他のチームのアリーナと比べて小さい現在のアリーナでは収益が上がらず、強いチームを維持できないという問題から新アリーナ建築を Sacramento 市に提案、 この前の選挙のとき、Sacramento 郡の人々は Measure Q という法案の住民投票を行っていた。

残念ながら、この法案は No: 72% Yes: 28% で棄却されアリーナ再建計画は白紙に。 市との交渉もうまくいっていなかったこともあり、他の市への移転を含め検討するとのこと。 考えられる候補地として、オーナーの Maloof 兄弟が Las Vegas のホテル王なため、 Las Vegas や、以前書いたように NBA チームの誘致を狙っている San Jose、 Kansas City などが予想されているのでここ1,2年で動きがあるかもしれない。

プレーヤーの年棒が高騰していることから、チーム運営もいろいろな工夫を強いられているのだろうか。強いチームを目指すのもいいが、ファンあってのプロスポーツチーム。できるだけチーム、ファンのどちらもが納得できるような方法で解決していってもらいたい。


Prop 87 (条例 87)

明日行われる選挙では、Proposition (略して Prop と書かれることが多い)と呼ばれる条例の住民投票が行われる。 今回の選挙では、10以上もの Prop の投票が行われるが中でも注目が高いのが、Prop 87 (プロップ 87)。

オレがはじめて知ったのは、たしか今年の5月、アメリカではいろんなテレビ番組が最終回を迎えるこの時期にいきなり流れた怪しげなCMだった。

内容はこんな感じ、

石油会社は我々にお金を払わせている。
彼らは昨年 580億ドル稼ぎ、
Exxon (エクソン、石油会社の一つ)はCEO に 400万ドル払った。
アラスカ州とテキサス州には採掘のために税金を払っているが
カリフォルニア州には払っていない。
今こそ、彼らに相応の金を払ってもらおう。
87 に 賛成票を
石油会社に払わせ、
我々に値上げを押しつけるのを違法にしよう。

ちょうど、ガソリンの値段が上がっていたころだったので、新しい法案で値上げ幅を規制したりするのかな? なんて思っていたら、こんなCMが流れだした。

同じく、内容はこんな感じ。

石油税を上げたがっている?
40億ドルの増税? ガソリンに?
痛いなぁ
で、それを納税者に何の責任もなく、何の成果も義務づけてない
代替エネルギーを研究する団体への資金にするため?
いつからそんなアイデアがいいと思われるようになったの?
87 に反対票を!
これは進歩じゃなく、無駄のためのレシピだ。

と、 87 は値上げを制限するのじゃなく、石油会社に新たなる税金をかけ、そのお金で新しい代替エネルギーの研究を促そうというものだった。 最初の Yes の CM はガソリンの値上げに怒っているだろう納税者をあおるような作りにしていたようだ。

すると Yes 陣営からは No の CM の最後に出てくる Fine Print と呼ばれるただし書きみたいなものの中に石油会社が入っている (下の写真の Chevron がソレ)。 ヤツラの言うことは信用できない。 みたいなCM (残念ながら動画は見つけられなかった) が流れ、何を信じたらいいかわからないような状態に。

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夏の間も Prop 87 に関するいろんなCMが流れたが、Yes 陣営は石油会社を追及するという論調から、ガソリンに代わるクリーンなエネルギーを探すのが重要だというような論調に変わり、No 陣営はやはり何の保証もないところに多額のお金をかけるのは危険、また石油会社に税金をかけることは結果として、ガソリン代の値上げに繋がるという点をアピール。 新聞社やいろんな団体が No という意見を表明したこともあってか、世論調査でも No 側が優勢という数字が出ていた。

最近になって、Yes 側はゴア元副大統領、そしてクリントン元大統領までCMに登場させて (ここではじめて Prop 86 は民主党が中心に動いていた条例だったことを知った….)、さらに最後の投票に向けてアピールを続けている。

先週の世論調査では Yes: 40%, No: 44% という微妙な結果。

さぁ、みなさんはどちらが勝つと思います?

明日の選挙結果は、シュワちゃん再選なるか以外にも、こんなところにも注目してみるとちょっとは選挙が楽しめるかも。

リンク:
No
http://nooiltax.com/
http://www.youtube.com/profile?user=prop87no

Yes
http://www.yeson87.com/(http://www.yeson87.org/)
http://www.youtube.com/profile?user=Prop87

どちらの陣営も1,2ヶ月前から YouTube にページを持っていて、自由にビデオが見られるようになっている。 サイトも Blog ツールで構築されてるし、日本の選挙の法律ではインターネットの使用は認められてなかったと思ったが、規制、規制で締め付けてばかりではなくこのヘンのフレキシブルさを見慣らったほうがいいのではないだろうか。


選挙の日 (Election Day)

アメリカは今度の火曜日 11/7 に中間選挙の投票を迎える。

この選挙の日、面白いことに毎年11/2-8までの火曜日に行われることが決まっている。 11/1 はハロウィーン翌日の All Saints’ Day なので、その翌日から最初の火曜日というようにも言える。

なぜ、火曜日が投票日なのかはいろいろと理由があるようだが、Wikipedia によると日曜日の教会の礼拝のあと、1日の移動日を入れて自分の選挙区へ帰ることのできるように火曜日になっているのだとか。

オレの住むカリフォルニア州は違うのだが、デラウェア、ハワイ、ケンタッキー、メリーランド、モンタナ、ニュージャージー、ニューヨーク、ウエストバージニア州では投票日は祝日として扱われる。 カリフォルニア州はオレのような選挙権を持っていない外国人が多いから休みにならないのかな?

なぜ、この日がそんなに重要なのかと言うと、アメリカでは緊急事態以外基本的には年に1回、この日にしか選挙をしないから。 そのため、いろんな投票がこの日にまとめられ、投票所ではものすごい数の投票をしなければいけないらしい。

仕組みも違うのだが、アメリカの選挙活動も日本のものと比べるとちょっと変わっている。 まず、日本のように宣伝カーは走らないし、街角に選挙ポスターが貼られることはない。 主な選挙活動は新聞やテレビといったメディア、最近ならインターネットを使って行われる。 普段の生活と選挙が切離されているので、外国人にしてみるといつの間にやら選挙が終わっていたなんてことも。

また、新聞は中立ではなく、選挙に積極的にかかわってくる。

ほとんどの新聞社は、どの政党寄りなのかを明らかにしていて、選挙に関しても我が新聞社の推す候補者はこの人ですというのを決めた上で報道をしている。 新聞を読んでいる人にとって、こういった情報は大きく左右されるだろうから、候補者にとって新聞社は重要なターゲットになるだろう。 ウチが取っている San Francisco Chronicle という新聞でも こんなページを作っている。

テレビでは主にCM枠を使って選挙活動が行われるのだが、だいたい中傷合戦(いわゆるネガティブキャンペーン)になって追っかけていると面白い。

今年はカリフォルニア州知事の選出が行われ、現職のアーノルド シュワルツェネガー と、対抗の Phil Angelides (フィル アンジェリーデス) がたくさんテレビCMを流している。 シュワルツェネガー陣営のビデオはこちらで、アンジェリーデス陣営のビデオはこちらおよび、YouTube で見られる。 早くも選挙活動に YouTube が使われているのもアメリカらしい。

あと、法案の住民投票も同じ日に行われ、TV CM で面白い展開を見せているんだけど、長くなってきたので続きは明日にでも…。


田臥勇太、2006年はマイナーリーグの Bakersfield Jam から NBA 挑戦

Message from Yuta: November 2006
NBDLのチームBakersfield Jamでプレーすることになりました。
例年より1ヶ月遅れてのシーズンインですが、
これでようやく今シーズンのスタートが切れます!!

NBAチャレンジを続けている田臥。 好調だったサマーリーグの結果も繋がらず今年はNBAのキャンプに呼ばれなかったが、昨日 NBADL の新チーム Bakersfield Jam (ベーカーズフィールド ジャム) にドラフトされ、昨年と同様にマイナーリーグスタートとなったようだ。

Bakersfield Jam は 今年から NBA の公式マイナーリーグである NBADL に参加することになった新チーム。 うれしいのはこのチームは 我らが Warriors と Sacrament Kings (サクラメント キングス) と関係が深いということ。 昨シーズン、Warriors は NBADL にいた Will Bynum (ウィル バイナム) と契約した実績もあるように、スカウト陣の目に止まれば Warriors 入りもあるかもしれない。

昨年はドラフト10巡目中、9巡目という最後の方での指名だったが、今回は3巡目 (35番目) での指名。 まだまだ上はいるが評価は確実に上がっているようだ。 何か特徴を出して、それがチームの要望に合えば NBA に上がれる可能性は高くなると思う。 ぜひ、NBADL でスカウト陣にアピールして NBA 入りして欲しい。

NBADL の ドラフト結果
http://www.nba.com/dleague/news/draft_board.html
Bakersfield Jam ホームページ
http://www.nba.com/dleague/bakersfield/


NBA 2006-07 シーズンが今日開幕!

夏の間のシーズンオフも終わり、今日から NBA の新しいシーズンが始まる。

今日は、まず
Chicago Bulls @ Miami Heat
Phoenix Suns @ L.A. Lakers

の2戦(全国放送のTNTで中継)。 明日11/1 に我らが Warriors を含む全チームが開幕を迎える。

残念ながら、噂されたビッグトレードが実現せず開幕を迎えた Warriors だが、地味ながらも控え層の補強によって底力が上がったように思える。

注目の一人目は Dajuan Wagner (デュアン ワグナー)、ポジションはガード。 ドラフトでNBAに入りながらも2年ほど前に潰瘍性大腸炎をわずらい試合から遠ざかっていた選手。 治療のため大腸を摘出するという大手術を経験したが、見事カムバック。 オープン戦では膝の手術のために出られなかったJason Richardson の代わりに出場し、1試合平均 13.4 点という記録を残した。 背番号は 0 。

そして、 Anthony Roberson (アンソニー ロバーソン) と Matt Barnes (マットバーンズ)。 どちらの選手もこれまでいい成績が残せずFAになっていたところをキャンプ前にWarriors に呼ばれた選手。 ところが、オープン戦ではAnthony Roberson が Dajuan Wagner 以上の1試合平均 15.3点を記録、Matt Barnes も 10.4点、4.6リバウンドというそこそこの記録を残し、開幕に生き残った。 キャンプ招待選手が開幕に残れるのは珍しいパターンで、オフにものすごい成長をしたのか、今年のWarriorsのスタイルが彼らに合ったのかわからないが、この数字は期待できそう。

このあおりを受けるような形で、昨年ドラフト2巡目に指名した Chris Taft (クリス タフト)がクビになってしまった。 昨シーズン開幕当時はいい動きをしていたので結構期待していたのだが、その後ケガが長引いてしまいずっと試合に出られなかったのが残念。 Warriors にとっても苦渋の決断だったのだろう。 Dajuan Wagner のように復帰して、またどこかのチームでプレイしてくれることを期待している。

そんなわけで、今年の Warriors は昨年までの戦力に加え、新加入の控え戦力に期待したい。 プロスポーツでは怪我人はどうしても避けられない。 昨年はそこでガクッと戦力が落ちてしまったが、今年の控え陣がその戦力ダウンを少しでも押さえてくれれば、昨年以上の勝率5割も夢じゃない。 うまくいって 8位ギリギリでプレイオフ進出というのがオレの予想(期待)だけどどうだろうか?