NBA が開幕して早3週間。 Warriors は何と勝ち越している。 先発隊がしっかりしていない中、モン太くん(Monta Ellis)、 アンドリス ビードリンチ(Andris Biedrins) といった成長著しい2年目、3年目の若手のがんばりで勝ちを重ねている感じだ。 そんな中、今シーズン初観戦に行ってみた。

会場に行ってまず気づくのは、アリーナの命名権を買った Oracle のロゴ。

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試合は、ラスト1分で10点差を3点差まで縮め最後の1プレイで同点に追い付くかという状態だったが、3ポイントシュートが決まらず 112-115 で負けてしまった。 しかし、試合内容からすると3点差という結果は出来すぎ。

オフェンスでは、ナゲッツが固めてきたインサイドを最後まで破れず、インサイドは競り負ける、ドライブは決まらない、外から打ったシュートのリバウンドも取れないという、まさにいいとこなしの状態。

ディフェンスでも、今年から導入した3-2ゾーン (トライアングルツー に近い?)の連携がイマイチで、Nuggets に簡単に点を許してしまった。 特に、1ゲーム平均31点で NBAの得点王である Nuggets の カーメロアンソニー (Carmelo Anthony) の安定した得点力にはオレもびっくり。

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アンソニーのフリースロー。 久々に1階席での観戦だった。

そして、極めつけはフリースロー。29本中18本(62.1%)しか決まらなかった。 しかも、前半だけなら 50%以下という悲惨な状態。

Warriorsはいまだ歯ぐるまが合っていない感じで、日によって出来が大きく違っているのが不安なところ。 昨日の試合も、調子のいいときに見られる足でディフェンスを撹乱するような動きが全然見られなかった。 足がなくなったWarriors は昨年と同じで、1 on 1 に持ちこんで個人技に頼るようなプレイが多くなり、攻撃力が不安定になり負けパターンになってしまう。 これだけは避けなければいけない。

明日は同じ Nuggets とアウェイで、土曜日はホームで Jazz (現在、11勝1敗), そして来週月曜日は Spurs (10勝2敗)と強いチームとの対戦が続く。 ここで負け続けると、昨年のようにズルズルといってしまうかもしれない。 まだシーズン始まったばかりだけど、Warriors は早くも正念場を迎えている。 今年は、何とか踏みとどまってくれ。



Warriors のチアリーディングチーム、Warrior Girls には今年も富田早苗さんが参加している。 昨日も素晴しいダンスを見せてくれた。

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