オンラインの地図サービスの中でオレがイチバンよく使っている Google Maps 。 この Google Maps のアメリカ版に Street View という道路の景色を重ねて表示する面白い機能がついた。
百聞は一見にしかず、こんな感じの画面が見られる。
表示される写真はパノラマ写真になっているのでマウスを使って360度回転させることができる。 写真に重ねて道路の進行方向や交差点の様子が表示されるので、簡単にアメリカの街のドライブ体験できるのが面白い。 写真のロードに時間がかかって、レスポンスがちょっと悪いのが難かな。
Google Maps が最初に出たときにも書いたが、アメリカではまだ Google Map などの地図をナビ代わりに使うことが多い。 あらかじめ、だいたいのルートを調べておいて、ルートを紙に印刷して車に持ちこむのが普通だが、混み入ったところなどでは、いちいち曲がる道をチェックしては間に合わないことも多い。
そんなときに、この Street View で交差点の様子を確認し、例えばナントカBankのある角を曲がるという風に覚えたりメモったりしておけば覚えやすいだろう。 また、道幅など地図からはわかりにくいところも確認できるのもよさそう。 Street View の機能はドライブ体験というより、こういう風に使って欲しいと思って付けたんじゃないかな。
技術的にも Street View の部分は Flash を使っている。 Google Finance でもチャートの部分でさりげなく Flash を使っているが、今回もユーザ体験としては Ajax 部分と Flash 部分の違いを感じることなく、スムーズに繋げている。 このヘンを間違いなく作ってくるところは、Google やるなぁと思ってしまう。
今のところ、サンフランシスコ、ラスベガス、デンバー、マイアミ、ニューヨークの5都市しかないが、これまでのGoogleの開発パターンからすると今後対応する都市は増えていくと思われる。 Google Mapsは日本びいきなところもあるから、きっと日本でもすぐサービスが始まるだろう。
2007年5月30日 at 4:23 AM
すごいですね。早く日本版でも使えるようになったら嬉しいですね。
最近は地図を印刷する必要がある時は,もっぱらGoogle Mapを利用しています。これで経路距離が測れたらもっといいんだけどな。それは無理か。
2007年5月30日 at 4:23 PM
Google FinanceのFlashの使い方すごくいいよね。日本に早く欲しいです。
2007年5月31日 at 9:56 PM
間もなく登場予定の Google Mapplets という新機能では直線距離を計る機能とかもあるみたいですね。 ユーザがいろいろと作れるみたいだから、経路距離も可能かもしれないですね。
Google Finance の Flash の使い方はたしかにイイですね。 わたしもよく使ってます。 日本ではまだだったんだ。 日本で Finance そのものがまだないのか。 必要な情報を取るのがタイヘンそう。
2007年6月2日 at 3:37 PM
そういえば、アメリカ版は距離も含めて道順を表示してくれるのですが、日本の Google Maps には道順を表示する機能がなかったですね。 地図情報の持ち方が微妙に違うのかも。