ITmedia News:30歳未満の3分の1は「携帯だけ」使用――米電話サービス調査
調査会社の米Harris Interactiveは6月7日、米国での電話使用状況に関する調査報告を発表した。携帯電話の利用は年齢を問わず進んでいるが、特に若者の間でこの傾向が強く、固定電話を使わず「携帯だけ利用」との回答の半分以上は、30歳未満の年齢層が占めたという。

アメリカの調査結果で若者の間で固定電話を使わず、携帯電話だけ使うという人が増えているというニュース。 日本でも同じような傾向があるようだけど、特に若い人のように、これまでの電話番号に縛られる必要のない人はどんどん携帯のみという風になるのは日本もアメリカも同じだろう。

また、アメリカの携帯の電話番号は日本の090のような特別なエリアコード(市外局番)を使わず、固定電話と同じような番号が使えるというのも大きい。 日本では電話番号を登録するときに携帯電話おことわりというのもあったと思うが、アメリカでは番号からは判断できないのでこういった区別が行われないことも携帯電話への流れを促進させてると思う。

ナンバーポータビリティも日本より少し早く始めて、システム的にも落ちついているのでキャリアを変えたいといった障害も少ない。

唯一、問題なのが通話料が高いというところだろうか。 そうそう、アメリカの携帯はかけるときはもちろん、受けてもお金がかかる。 安いプランで毎月$40、400分ぐらいの通話時間が含まれているがちょっと話す人なら使いきってしまうかもしれない。

でも、電話は話したいときに使えるのがイチバン。 いずれは携帯へと流れていくのは避けられないと思う。 アメリカでは間もなく発売の iPhone に注目が集まるなど携帯への追い風が吹いているのでこの数字はこれからもどんどん増えていくだろう。