Category: 04 NBA Basketball

Warriors vs Supersonics プレシーズンマッチ

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NBAはあと10日ほどに迫った開幕に向けてプレシーズンマッチ(オープン戦)の真っ最中。 America Express クレジットカードの優待でチケットが何と無料で手に入ったので観に行ってみた。といっても、無料なぐらいなので席は2階席の前から15列目(後ろから10列目ぐらいとも言う…)。さすがにコートから遠すぎで、上の写真のように試合の雰囲気がわかる程度というモノだった。
今シーズンは「イケそうだ」と期待は高いのに、プレシーズンマッチの成績はどうもイマイチ。昨日の試合も負けてしまったのだが、観ていて相変らずの場当り的なオフェンスと、すぐにマークを外されてしまうザルディフェンスがちっとも変わっておらず、このままではちょっとヤバイという不安が…。 ただ、速攻からの攻めをあえて封印して、セットプレイや選手たちのポジションや組み合わせを試していた雰囲気もあったので、オフェンスに関してはもうちょっと期待できるかもしれない。
3年ほど前にもプレシーズンマッチを観に行ったのだが、やっぱりプレシーズンマッチは盛り上らない(笑)。プレーヤイントロダクション(派手な選手紹介)、アリーナの客をあおる音楽や、タイムアウトの時のエンターテイメントがほとんどなく、試合もチームや選手の調整を中心に行われるので緊迫感もない。昨日も 4Q はずっと2軍戦。 これを観て「NBAってこんなもんか」と思うのは大きな間違いなので、初心者の人はプレシーズンマッチだけは観に行かない方がいいと思う。 (ウチも昨日は初心者の人を連れていってしまい反省です。 次はシーズン中のいい試合に行きましょう。)

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NBAキャンプイン – 今年の Warriors は?

Top draft pick Diogu breaks left ring finger
Forward Ike Diogu, the Warriors’ top draft pick, broke his left ring finger Sunday, the team announced.
(フォワード Ike Diogu (アイク ディオグ)、Warriors のドラフト1位が左手の薬指を骨折したと日曜日、チームが発表した。)

1週間ほど前から始まった NBA のトレーニングキャンプ。 Warriors は今週行われるレイカーズとのオープン戦のためにハワイ(オアフ島にある BYU Hawaii の体育館) でトレーニングキャンプを開いている。

ところが、日曜日の練習でドラフト1位の Ike Diogu (アイク ディオグ) が左手の薬指を骨折してしまったというニュースが流れた。怪我をした直後は中指と小指をテーピングで固めてそのまま練習を続けたということなので、そんなにヒドイ怪我ではなさそうだが将来のある新人なため、無理はさせられないだろう。 しかし、オープン戦はNBAの実戦を経験を積めるよいチャンスなだけにこの時期の怪我は痛いところだ。

昨シーズン、Warriors は Baron Davis (バロン デイビス)の加入によりチームが好調な状態でシーズンを終えたことから、今オフに大きな補強をすることはなかった。 今のところは評論家などからも「未知数ながら悪くない」というような評価が出ていて、オレもそんな感じに思っているが、それは現戦力が揃っていればという話であって、選手層が薄い Warriors では主力選手の故障による戦線離脱があった場合、一気に崩れてしまう可能性もある。

というのも、Ike Diogu に加え、先週は Troy Murphy や Derek Fisher も怪我のため練習を休んだというニュースも流れた。 体調整えてキャンプインしたはずなのに何だか怪我が多いんじゃないかという気がする。 ちょっとイヤな予感だ。

明日はレイカーズとのオープン戦、オープン戦にしては珍しくテレビ中継もされるので見てみたいと思う。(いつのも Fox Sports Net Bay Area, ただしハワイからの中継なのでPM 10:00 からの放送になる)


Sura先生 引退の危機

ESPN.com – NBA – Thursday roundup: Sura not optimistic about surgery
Point guard Bob Sura will undergo surgery Thursday to fix a bothersome right knee. The Rockets guard isn’t optimistic, however. Sura says that the surgery may determine if he will be forced to retire.
ポイントガードのBob Sura(ボブ スーラ)は煩わしい右膝の手術をする予定だ。 しかしながら、ロケッツのガードである Sura は「この手術によって強制的に引退が決まってしまうかもしれない」と語るように楽観的ではない。

2年ほど前まで Warriors に所属し、空回りするハッスルプレイが人々の心を魅了した Bob Sura。 このサイトでも Sura 先生の愛称で何度か登場しているが、32歳の彼は膝の故障に悩まされていて引退の危機にさらされている。

1昨年、Warriors から Detroit Pistons (デトロイト ピストンズ)へトレードされた後、シーズン途中に再びトレードされ、Atlanta Hawks (アトランタ ホークス)へ。 ここで先発PG(ポイントガード)として一気に開花。

Atlanta では 3試合連続トリプルダブル(得点、アシスト、リバウンドすべてが2桁を記録すること) という偉業が残せそうだったが、3試合目に自身の外れたシュートをリバウンドして、10個目としたのだが、シュートを故意に外した(=ゴールを狙わなかったのでシュートとカウントされなかった) としてリバウンドも無効になり夢の記録になってしまうというように、やはり記録より記憶に残る選手だった。

昨年にはFAでヤオミンのいる Houston Rockets (ヒューストン ロケッツ) へ移籍。 先発PGとして出場して、安住の地がみつかったという感じだっただけに、この膝の手術は残念だ。
彼のヒザの調子はは関節炎、軟骨の損傷、骨と骨がぶつかっているなど、結構ひどい模様。 たとえ今回直ったとしても、シーズン前半(もしくは、シーズンのほとんど?)を棒にふり、また再発する可能性も考えると、彼が引退を覚悟するのもわかるような気がする。 ただ、なぜキャンプイン直前の今になって手術を決意したのかは疑問が残る。

ただ、チームは戻ってくることを期待しているとコメントしているので、そういう場がある間は何とかしてあのハッスルプレイを見せて欲しい。


田臥勇太、L.A. Clippers と契約

CLIPPERS: Clippers Sign Tabuse
The Clippers today signed free agent guard Yuta Tabuse (You-TA Ta-BOO-say), it was announced by Vice President of Basketball Operations Elgin Baylor. Per team policy, terms of the contract were not released.
(クリッパーズはフリーエージェントのガード 田臥勇太と本日契約したと バスケットボール経営副社長の Elgin Baylor は発表した。 チームのポリシーにより契約内容は発表されていない。)

Raptors のキャンプに参加が噂されていた田臥だが、急転直下、L.A. Clippers と契約となった。 このまま Raptors かと思っただけに意外。

契約内容は明らかなっていないが、状況によってチームがいつでも契約を打ち切ることができるというノンギャランティーな契約なこともあり、Raptors の場合とあまり変わらないと思われる。

しかし、見直してみたら、Clippers は現在10人しか契約選手がおらず、そんな中での契約となると開幕ロスター入りの可能性も高い。

PG のポジションにしても昨年の新人 Shaun Livingston (ショーン リビングストン) と、ベテランながら故障も多くそろそろ引退か? という声も聞かれる Sam Cassell (サム キャセール) の2人。 昨年のSunsよりは控えのPGでも活躍できそうな選手層だ。

田臥にとって今年の課題は得点力だろう。

テンポの早い展開で相手を惑わし、ガンガン点をとってアピールしてもらいたい。
Warriors とはオープン戦(プレシーズンマッチ)で戦うのだが、いつものオークランドアリーナではなく別の会場のため生で見ることができないようだ。 残念。

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田臥勇太、今年は Toronto Raptors でNBAチャレンジか?

TheStar.com – Raptors turn to Land of Rising Sun
The team has decided not to invite Cook to training camp which begins early next month, and is expected to offer an invitation to Yuta Tabuse, a 5-foot-9 guard who last season became the first Japanese-born player to play in an NBA game.
(チームは Cook を来月始めからはじまるトレーニングキャンプに呼ぶのあきらめ、代わりに昨年 NBAの試合に日本人として初めて出場した5フィート9インチのガード、田臥勇太を呼ぼうとしている)

臨時ニュース。

しばらく音沙汰無かった田臥だが、今年は現在 NBA の中で唯一カナダにある Toronto Raptors (トロント ラプターズ)のキャンプに呼ばれそうだ(まだ決定ではない) という報道が流れた。

ラプターズは正PGのポジションに Rafer Alston (レイファー アルストン) 、そして新人の Jose Calderon (ホセ カルデロン)を擁していて、第3のPGとしての選手を探しているようだ。

この時点では、契約は保証されているものではなく、キャンプ中に解雇される可能性ももちろんある。 また、他にも2,3人田臥と同じガードの選手を呼び、その中から最終的に残る選手を決めるということなので、状況としてはほぼ決定という雰囲気だった昨年の Phoenix Suns の時より、一昨年の Denver Nuggets の時と似ていると言える。

また、他のチームからもキャンプの招待がくる可能性もあり最終的に田臥がどのチームを選択するかはわからないが、今年も田臥のNBAチャレンジが見られそうだ。


今年のWarriorsのチケットは高い

アムネスティ条項によって解雇された Michael Finley (マイケル フィンリー)がNBAチャンピオン、San Antonio Spurs と契約することが濃厚になるなど、アメリカでは11月からのシーズン向けて徐々に盛り上がってきている。 例年の流れからするとそろそろシーズンチケット以外のチケットが発売されるのだが、今年はちょっと違うようだ。

先日届いた、Warriors からのメールによると

We have already sold over 3,000 NEW season tickets for the upcoming season (# 1 in the NBA), so the lower level will soon be completely SOLD OUT.
(Warriorsはすでに 3000枚の新しいシーズンチケットを販売しました(NBAで1位)、そして1階席はまもなく完全にソールドアウトしそうです。

と、シーズンチケットの売行きが好調で昨シーズンより3000枚も多く販売したそうだ。 それだけファンが期待をしているということだし、Warriors が儲かってくれるのは嬉しい話ではあるのだが、いいことばかりではない。

実はWarrios、昨年は 観戦チケットの平均額が$27.69で、NBAで一番安かった(一番高かったのが L.A. Lakers で $77.36)。それが例えば、昨年オススメした$55の席が今年は何と$70とおよそ25%以上の値上げ。2階席の一番イイ席でも$36だったのが $45 とこれまた25%の値上げ、とちょっとやりすぎなぐらいの値上げ。

また、Mini Plan と呼ばれる10試合程度がセットにして安く販売するパッケージチケットは2階席のみの販売と、$70(昨年までの$55)の席をオススメしていたオレとしてはちょっと気軽に観に行ける雰囲気がなくなってきてしまった。 また、シーズンチケットが3000枚新に売れたということは普通の観戦チケットもそれだけ枚数が減って入手しづらくなるし、いい席も手に入りづらそうだ。うーん、嬉しいけど悲しい。

とりあえず、Warriors の試合チケットの発売は 9/17 から。 Warriors.com がやっているメーリングリストに登録すると、(来週あたりあると思われる)先行販売のお知らせが届いて一足早くチケットが買えるようだ(現在、Warriorのトップページに案内が出ている)。 少しでもいいチケットが欲しい人はこの機会を逃すな!


アムネスティ条項 (amnesty clause)

NBAは7月から新しい労使協定(Collective Bargaining Agreement, CBA と呼ばれる)のもとで、運営されている。今回の労使協定の決定に際し、アムネスティ条項 (Amnesty Clause) という今年だけ有効な特別ルールが决められた。アムネスティとは特赦とか恩赦という意味。

その内容は、「チームはどの選手でも1人だけ放出することができる」というちょっと過激なもの。このバックグラウンドにはNBAのサラリーキャップ、およびラグジュアリータックスという制度がある。

NBAは年俸の高騰を防ぐために、各チームに選手に払う給料の総額の上限を决めていてその上限はサラリーキャップと呼ばれている。 特例があったりして、オレも全てを把握しているわけではないが、新CBAでは前年のNBAの総収入の51%というように决められているようだ。决められてはいるが、ややこしいことに ラグジュアリータックス(贅沢税) として、サラリーキャップを越えた金額と同じだけのお金をNBAに払えばそれ以上の年俸を払うことも許されている。そして実際、NBAの多くのチームがラグジュアリータックスを払っている。

今回のアムネスティ条項は、8/15までに選手を1人放出する代わりにその選手分のラグジュアリータックスの支払いを免除するというモノ。もともと新しいCBAで、選手の年俸を抑えようとしていたが、選手側と折合いがつかなかった。 その代わりということで、こういった特別条項が盛り込まれたようだ。

ESPN のページには今回のアムネスティ条項によって放出された選手のリストが載っている。 Mavs の Michael Finley や、76ers の Aaron McKie など有名な選手もリストされているが、驚くのはそこに書いてあるチーム側が節約できる金額。

Michael Finley の場合、今後3年で $5100万ドル (約 55億円)、Aaron McKie の場合でも今後3年で $1950万ドル (約 21億円) の節約と金額がでかい。 サラリーキャップをそんなにオーバーしているのかと思うと同時に、チームのオーナーからすれば、このチャンスを逃す手はないと思うのもよくわかる。

選手にしてみても親しんだチームから離れるのは辛いが、元のチームからの年俸は同じように支払われ、新しく契約したチームからの年俸も支払われるので2重にお金を貰うことができるといったメリットもある。

今回18人の選手が放出されたことによって、一気にフリーエージェント市場が賑わってきた。残念ながら Warriors も現時点でサラリーキャップ超過で新たな高額選手と契約することは難しそうだが、この選手たちがどこと契約するかは注目だ。


Warriors 今年のドラフト指名は予想外の Ike Dioge (アイク ディアーグ)

これまた少し遅れた情報になってしまったが、今年のNBA Draft が 6月28日 に行われた。

5月に行われた NBA Draft Lottery によって、最初に選手を指名する権利をもっていた Millwaukee Bucks は Andrew Bogut (アンドリュー ボガート) というセンターの選手を指名した。

同じくビッグマンを探していた、指名順位9位の Warriors。 予想はAndrew Bogut に次ぐ、今ドラフト2番目に良いと言われているセンター Channing Frye (チャニング フライ)、 もしくはドラフト前に選手を評価するトレーニングに何度も呼ばれていたフォワードの Danny Granger (ダニー グレンジャー) という予想だったが、Channing Frye は Warriors の一つ前の指名順位である New York が先に指名してしまった。

Channing Frye が指名されて、では Danny Granger かと思ったところ Warriors が指名したのは Ike Dioge (アイク ディアーグ) という、これまで全然名前が挙がらなかった選手だった。 しかし、Ike Dioge はアリゾナ州立大学が所属するPAC-10という大学リーグで今年、得点とリバウンドで1位に輝くという成績を残している。 身長はそんなに高いわけじゃないが、インサイドで活躍できるタフさに注目しての9位選択というのが最初の見方だったが、実は彼は中長距離からのシュートも得意らしい。 そう聞くと、面白い選択ではないだろうか。

2004-05 シーズンの NBA を見ていてぼんやりと感じたのは勝負を决めるのはインサイドからアウトサイドに移ってきているのではということ。 きちんと説明できるわけではないが、おそらく3ポイントの技術が向上してきたからだろう。 試合における3ポイントの占める重要度が上がってきているような気がする。 オリンピックでアメリカ以外のバスケチームが、外からガンガン决めてきてアメリカが追いつけなかったのと同じようなことが起きつつあるという感じだろうか。

Warriors の顔ぶれを見ていると、Davis, Fisher, Dunleavery, Murphy, Pietrus … 大くの選手が中長距離を得意としている。 どことなくWarriors の目指すチームも中より外に重きをおいているような気がする。 もちろん、アウトサイドだけでは勝ち続けられないのも事実なので、今いるFoyle, Biedrinsにはローポストプレイなどを今のうちに練習しておいてもらいたいところだが…。

ドラフト2巡目では高卒ルーキーとなる Monta Ellis (モンタ エリス) と Chris Taft (クリス タフト) という2選手を選択、今年は2001年の Richardson, Murphy, Arenas 以来の久々の3選手が新しく加入ということになりそうだ。


貴重なNBAのプレイ解説

NBA.com: Step Up to Lamisil AT
Throughout the season, Step Up to LamisilAT and take a closer look at how NBA teams are stepping up their play on the court. Read the play description below, then check out a Flash animation and actual game video and analysis from NBA TV to see how the action unfolds on the floor.
(シーズンを通して、 “Step Up to LamisilAT” で NBAチームがコート上で彼らのプレイをステップアップしていくのを見ていこう。 動作がコート上でどう展開されていくか、下に書いてあるプレイの解説を読み、フラッシュアニメーションとNBA TVの解説と実際の試合の映像を見てみよう。)

最近知ったのだが、NBA.com 上で素晴しいコンテンツが提供されていた。 Step Up to LamisilAT というこのサイトは、NBAの各チームが試合で行っているプレイ(選手たちがコート上で動くフォーメーション)を実際のプレイ映像と合わせて解説している。

残念ながら全て英語のコンテンツだが、選手の動きを示すフラッシュ、及びNBA TVというチャンネルのテレビ放送からもってきた動画(要RealPlayer)を見てもらうだけでも、選手たちがどのように動いているのがよくわかると思う。

特に今、プレイオフを戦っている San Antonio Spurs, Phoenix Suns, Miami Heat, (Detroit Pistons はまだないが、 間も無く公開されると思う) のプレイを知り、試合の中継を観るとより一層試合が楽しめると思う。 Heats の Shaq をおとりにして Eddie Jones の3ポイントというパターンなんかはとてもよく見られるプレイではないだろうか。

オレは2003-4年シーズンが始まる前に、

アメリカでがんばりましょう: NBA 開幕特集
点をとるまでの一連の動きはプレイと呼ばれ、コーチ陣が現在の戦力から知恵を絞って作りあげたもの(プレイブック)から対戦相手や試合の状況に応じて選ばれ選手たちへ伝えられる。 選手たちはチームメイトを信用して、自分の役割りをこなすようにプレイを行なう。 その結果が得点へと繋がるのだ。 個人的にはシュートだけでなく、そこへいくまでのうまさがNBAの一番の楽しみ方だと思っている。

と書いているように、バスケの一番の醍醐味はこのプレイにあると思っている。 自分でも解説したいと思っているが、残念ながらまだ力不足で書けない。 ここまでの解説、なかなか見られないと思うので、バスケに興味のある人は是非見て欲しい。

ちなみに、LamisilAT というのはスポンサーになってる水虫の薬です。


NBA Lottery 2005

NBA.com: Let the Ping-Pong Balls Fall
Ball four … drumroll please: 14. The winning combination: 5―7―10―14.
(4番目のボール…. ドラムロール! 14。 当たりのコンビネーション: 5-7-10-4)

NBA はプレイオフがカンファレンスファイナルを戦っている中、プレイオフに出られなかったチームたちが集まってドラフトロッタリーが行われた。 ドラフトロッタリーの役割や方法に関しては2年ほど前に NBA Draft Lottery 2003 というエントリでまとめたので、まだの人はぜひ読んでもらいたい。

NBA.com では、今年のドラフトロッタリーの様子が時間を追って紹介されていた。 7:10PM 以降はドラフトの1位指名権が決定するまで誰も出入りできないとか、出席者は外との通信手段を持ち込んではいけないなど、これまであまり語られなかった情報も書いてあって面白い。

さて、今年のロッタリーは6%の確率をモノにして Milluwaukee が1位指名権を獲得した。 Atlanta は25% の確率だったのだが残念ながら 2位、 3位は Portland となった。 我らが Warriors は 1.4% の確率しかなく、残念ながら3位にも入らなかったので、総合で9位という指名順となった。

実はオレ、Warriors は1巡目指名権をトレードに出してたから今年は関係ないとノーマークだったんだけどそんなことなかったみたいで驚いた。 この結果をうけて、ESPNの記事では Mock Draft (ドラフト予想) のリストが出ている。

その中では Warriors は Channing Frye という PF/C の選手をドラフトするのではないかと言われているが…。 Baron Davis の加入によってバックコートが充実してきた Warriors は次は、フロントコートの補充というのはわからなくはない。

ドラフト本番は 6/28。 労使交渉は今週末にも再開が噂されているが、その結果次第ではその3日後にロックアウトになる可能性も残っている。 どうなるだろうか?