今シーズンの見どころ
連覇を目指すスパーズや、大型補強で巻き返しをねらうレイカーズの優勝争いに注目。高卒ドラフト1位のレブロン・ジェームスからも目が離せない!

さぁ、NBAは開幕間近。

今年はNBA Japan Gameも開かれるということで、Yahoo! Japan 内のサイトも特集を組んでいる。 見どころをわかりやすく書いてあるので初心者にとってもいい勉強になるだろう。

さて、ジャパンゲームは民放のテレビでも中継されるということなので、ここでNBAのテレビ中継の見どころを紹介。

まず、観戦初心者の人はゴールシーンに注目して欲しい。 NBAは攻撃時間が24秒なため、ゴールシーンは頻繁に見られる。 レイアップシュート、スラムダンク、3ポイントシュート などさまざまなシュートが決まるところにまずは注目。 特に相手からスチールした後の速攻から決めるスラムダンクはスカッとするぐらい最高。

シュートを堪能したら次はシュートに行くまでに注目して欲しい。 NBAレベルの選手ではフリーの状態でシュートを打てば入るのがあたりまえ。 それを簡単に打たせないために、ディフェンスが守り、オフェンスは味方の選手をフリーにしてシュートを打たせるようにフォーメーションを組んでくる。 その全てがうまくいくわけではないが、うまくいったときはマジックでも見ているかのように、フリーやミスマッチ(身長差のある選手が守りにつく)の選手ができてシュートを決めてしまう。 ボールを持っている選手以外も意味なく動いているわけではなく、その裏にある作戦を考えながら見ると楽しみがぐっと広がる。 わかりにくかったら、ボールではなくチームの中心となる選手だけをずっと追いかけて見るといいだろう。

スーパーソニックスでは レイ アレン(背番号 34)、ラシード ルイス(背番号 7)、 クリッパーズではエルトン ブランド(背番号 42)、クエンティン リチャードソン(背番号 3)。 彼らは高い確率でディフェンスをうまくかわしシュートを打ってくるはずだ。

点をとるまでの一連の動きはプレイと呼ばれ、コーチ陣が現在の戦力から知恵を絞って作りあげたもの(プレイブック)から対戦相手や試合の状況に応じて選ばれ選手たちへ伝えられる。 選手たちはチームメイトを信用して、自分の役割りをこなすようにプレイを行なう。 その結果が得点へと繋がるのだ。 個人的にはシュートだけでなく、そこへいくまでのうまさがNBAの一番の楽しみ方だと思っている。

そして、最後 4th クォーター後半に注目だ。
人によってはタイムアウトで試合が止まってばかりでつまらないと思うかもしれないが、このタイムアウトの間に、お互いのコーチ陣がどう攻めるか、どう守るかを決めてくる重要な時間だ。 今の残り時間だから、今回は24秒じっくり使ってくるだろうとか、次に誰がシュートを打ってくるだろうか一緒に考えながら、試合が再開されたときに点が入るかを見て欲しい。

というわけで、NBA Japan ゲーム。
NBA 初心者の人も是非テレビ中継を見て今シーズンからハマってもらいたい。

(10/25 追記)
なんて書いていたら、Seattle Supersonics の主力選手、レイアレンがケガのためジャパンゲームに参加しないことが発表された。 手術も行われるということで Supersonics は痛いケガになりそうだ。