Category: 02 アメリカ生活

名古屋の喫茶店のモーニング

上の写真が有名(?)な名古屋の喫茶店のモーニング(2人分)。

知らない人のために書くと、名古屋の喫茶店では朝 コーヒーを頼むと無料で朝食も付いてくるところがほとんど。 このサービスはモーニングと呼ばれる。

このお店ではたまごサンドにゼリーだけど、トーストにゆで卵というコンビネーションもポピュラー。 モーニングが店のウリだったりするので独自性を出そうと結構力をいれているところが多い。

ちなみにコーヒーの値段は 350円 というこのあたりでは平均的な値段で、モーニングを出すからといって値段が高いというわけではない。

実家近くのこのお店。 ABC Cafe という地元のチェーンでエスプレッソ用の豆を抽出してコーヒーを淹れるため表面にきめ細かい泡の浮いた苦みの強いコーヒーを出してくれる。個人的にはとても好きで日本に住んでいたころは実家に帰るたびに、この喫茶店の豆を買っていたこともあった。

それ以上に今の自分にとって嬉しいのは、この喫茶店が無料の Hot Spot になっているということ。実家ではダイアルアップなこともありよく利用させてもらった。けど、朝から夫婦揃って喫茶店に行ってパソコン開いてコーヒー飲みながらカチャカチャやってる姿は店でも評判になってもおかしくないぐらい怪しさ全開だっただろう…。


Keen Eddie 復活

Bravo has clinched the rights to canceled Fox series “Keen Eddie.”
(Bravo はFoxのキャンセルされたテレビシリーズ “Keen Eddie” の放映権の契約を結んだ。)
The cable network, which is owned by NBC, will run all 13 episodes of “Eddie,” including six that did not air on Fox. Bravo paid producer Paramount north of $50,000 an episode for a one-year deal that gives the basic cable service the right to multiple airings, according to sources with knowledge of the deal.
(NBA所有のこのケーブルネットワークはFoxで放送されなかった 6話を含む 13話全ての “Eddie” を放送する予定。関係者によると、Bravo は 1エピソードのベーシックケーブルサービスでの1年間の放映権(再放送も含む)に5万ドル以上をプロデューサーである Paramount に支払った。)

Bravo えらい!

この夏、Foxネットワークが放送し、最終的に打ち切りに終わったKeed Eddie の放送が来年から復活することになった。

Fox は視聴率が取れなかったため打ち切りにしたのだが、批評家たちそしてオレはこのドラマがお気に入りだ。 途中、手を抜いたかなと思うようなところもあったが、イギリスという異国の地にて、一風変わった事件が、一癖も二癖もありそうなキャラクタによってドタバタの中解決されていくシリアスとコメディの絶妙なバランスがたまらなかった。(過去記事)

放送は来年から。 Bravo チャンネルもケーブルやサテライトと契約していないと見られないチャンネルだ。 こんどこそブレイクの予感?


Star Wars Episode III 撮影終了

In true Star Wars prequel tradition, Producer Rick McCallum clapped the final slate on the last take of principal photography for Star Wars: Episode III, wrapping at Fox Studios Australia at 6:42 pm Wednesday, September 17.

(Star Wars シリーズにおける伝統として、9月17日午後 6:42分、オーストラリアの Fox スタジオでプロデューサの Rick McCallum は Star Wars エピソード3 の最後のテイクのカットのカチンコを叩いた。)

ちょっとネタ的には古いけどあまり紹介されていないようなので、ここで紹介。スターウォーズの最終作となる Episonde III は先日、撮影が終了したとのことだ。 今後18ヶ月におけるポストプロダクションと呼ばれる CG 合成処理や編集、アフレコなどを経て、完成となる。

エピソード 2のDVDのおまけディスクにこのポストプロダクションの様子が収録されているが、最近のスターウォーズはシーンのほとんどがブルースクリーンと呼ばれる合成用の青い(緑っぽい)背景のもとで撮影される。 これに監督が考えた通りの背景等を作成し、合成するという手順が最近のスターウォーズにはかかせないものとなっている。

ときにはコンピュータで作成された人間がスタントマンとして演技したり、首から下は合成ってこともあり、ちょっとやりすぎでは? と思うことも。 別に映画を見てる最中に合成に気づくわけでもないし、実際楽しんでるわけだからいいのだろうが、どこか腑におちない自分がいる。 何でだろうなぁ。 アニメまで虚構にぶっとんでしまえば気にならないだろうが、実際に人がやっていると思わせていながらそうでなかったときのダマされたという気持ちが悪く出ているのだろうか。

さて、肝心のストーリー。 脚本と噂されているのが ここ。 FALL OF THE REPUBLIC というサブタイトルが付いている。 ありえそうなタイトルだけど、どうだろう?


時差ボケ対策

日本に遊びに来てます。

日本時間の昨日の夕方名古屋に着いて1日経った今日は少し眠くなるのが早いかなというぐらい。

自分としては結構時差ボケには強い方だと思っているが、その秘訣は

「気の持ちよう」 だ (笑)。

オレは結構時間を気にするほうなので、今、何時という部分をうまくごまかしてやることで、現地の時間だと思いこませる。

具体的には飛行機が動くとともに、時計を現地時間に合わせる。 あとは、その時計を見ながら、食事のときも、現地時間の食事だと思う (アメリカの昼に飛びたつ飛行機で最初に出る食事は昼ご飯でなく、日本の早い朝ご飯だと思う)。

同じように機内でひとねむりするときは徹夜明けの仮眠というようなつもりでする。 これだけで結構体は慣れていく…と思う。 ただ、眠いのだけは実際寝てないので治らないが…。

ま、一種の暗示みたいなものなので効果はさまざまだと思うが、時差ボケに悩む人は一度お試しあれ。

というわけで、しばらく日本から時間がとれたときに更新していくことになると思います。


アメリカの年金制度

昨日書いたように、アメリカにいる日本人は日本の国民年金の積み立ては免除されているが、受けとる権利は残っている。 加えてアメリカにいる場合はアメリカの年金の恩恵を受けることも可能だ。

一つめはSocial Security(ソーシャルセキュリティー)といわれるもので、年金としてよりアメリカ人の国民ID であるSocial Security Number(ソーシャルセキュリティーナンバー)として有名だろう。

アメリカでもソーシャルセキュリティはうまくいっていないようだ。 少なくとも外国人(アメリカ市民でない、グリーンカード保持者)にまで Social Security の支給いがあることはまずないと言われている。 もしかすると、破綻する可能性もあるというのが一般的な見方だ。

二つめが最近日本でも一部の企業が導入しはじめた 401K という制度。 乱暴にいってしまえば、投資信託のような金融商品を税金を優遇して買えるようにする制度。

会社の福利厚生の一貫なので、選べる金融商品の種類とか、会社が何パーセントか補助してくれるかなど、バリエーションがいろいろあるが、基本的にどの金融商品に、いくら払っていくかは自分が決める。 もちろんやらないというのもあり。 アメリカではこれが一般的な年金制度になる。

三っつめが、働いていない人向けの401Kともいうべき IRA というもの。 401Kは福利厚生ということもあり会社で働いていないと参加できないが、IRA は働いていなくてもできる。 ただし、いまのところ年間$3,000 までという制限がある。 もちろん、やらなくてもいいが税金的に優遇されることもあり、税金対策も兼ねてやっている人は結構多い。

アメリカでは年金の支払いは59.5歳から。 401KやIRAはその前に引きだすことも可能だが、そうすると優遇されていた税金を払わなくてはいけないなど、何らかのペナルティがある。

国が何らかのしくみを用意するのではなく、一般の投資会社の金融商品を税制を優遇することで参加を促すというしくみでやっているのは結構合理的だと思う。

こういった仕組みから、ファイナンシャルプランナーと呼ばれるプロが老後などを目標に毎月どれくらい投資すべきかプランを立ててアドバイスをするというのも一般的だ。 日本の厚生年金が企業の首をしめているという話をよく聞くので、日本もいずれこのような方式になっていくのではないだろうか。


海外に住んでる人の国民年金

日本に住んでいる20歳から59歳までの人 *1 は国民年金に加入することになっています.また,日本人ならば海外にいても加入可能となっています.この国民年金と呼ばれるものに加入しておけば,基本的には「基礎年金」と呼ばれる年金が65歳から亡くなるまで受けとれます.

ちょっと時間が経ってしまったが、お笑いパソコン日誌
の9/15分経由のネタ。

日本人なら、年金(国民年金または厚生年金) を払わないといけない。 厚生年金は日本の企業に働いていないと加入できないため、海外に住む日本人は必然的に国民年金に加入することになる。 ただ、海外に住む場合、国民年金の支払いは任意だ。

つまり、海外にいる期間は保険料の支払いしてもしなくても良い。 もちろん、保険料の支払いをしなかった場合老後に貰える金額は減ることになる。

引用したサイトでは免除の話もあって、40年ずっと免除の状態であっても、国庫分の 1/3 はもらえるとあるが、海外で住んでいる場合は日本での収入がないので税金もほとんど払ってない。それでも1/3もらえるのだろうかはわからない。

海外にいながら国民年金を支払う場合は、親などを代理人とするか、国民年金協会に代理を依頼すれば可能になる。 代理人を指名する場合、自分が日本を離れる前の住所が窓口になるため、親元を離れてひとりで暮らしていた場合はメンドウだ。

この場合、国民年金協会を利用するのが一般的になるだろう。 国民年金協会は海外居住者でも作成可能な日本の銀行口座をいくつか指定してくるので、そこに口座を開設し、国民年金協会に届け出ることで自分の代わりに国に年金を支払ってくれる。 手数料は無料で、保険料の金額はもちろん日本にいる人たちと同じ。 一年分を前納することによる割引きも同じだ。

というわけで、うちでは国民年金協会経由で毎年払ってる。 まわりはどうせ年金なんか払っても無駄だということで払ってない人も多い。 ま、それはそれで違法でもないのでいいのだが、うちは自分が貰えばラッキー。 ダメでも一種の親孝行のつもりで、親が生きている間だけでも年金が破綻せずちゃんと受けとれるようにお金を払おうという考えだ。


Let it be … naked

1969年、ザ・ビートルズはシンプルで原点に立ち戻ったアルバム『ゲット・バック』を制作しようとしていたが、それは決して発表されることはなかった。
そして、今2003年11月、このアルバムは、素晴らしいアビイ・ロードのデジタル・テクノロジーによって『レット・イット・ビー … ネイキッド』として蘇ることとなった。今まで決して聞くことのできなかったザ・ビートルズのオリジナル・セッションの音源の発売が遂に可能となったのである。

先日の Paul McCartney in Red Square といい、何となくビートルズづいてる今日このごろ。 この話題にもやっぱり触れておきたい。

Get Back は…懐しいなぁ、中学のとき名古屋のレコード屋で海賊版買った記憶がある。 もちろん収録されている曲は今回の Let it be… naked に比べると全然違っていたけど、 Get Back という名のついたアルバムはファンにとっては憧れのアルバム。 未完成だったからこそどんな感じなんだろうと人それぞれが思いをめぐらせた Get Back があった。

個人的には新アルバムの曲のラインナップは多いに賛成。 外れた曲は特徴的だけど中途半端だったし、Don’t Let Me Down は映画 Let it be の中でもギターリフを何度も練習するシーンがあるぐらいGet Back セッションの象徴的な曲だ(11/11 追記: この一文は勘違い。 ギターリフを練習してたのは Don’t Let Me Down じゃなくて I’ve Got a Feeling だった)。 Get Back, I’ve got a feeling, Don’t let me down にライブ一発録りのワイルドさを期待したい。

今回、何とか形になって世に出ることになったのはきっとジョージハリスンの死が少なからず影響を与えたのだろう。 オリジナルの Let it be のプロデューサーである フィルスペクターは ジョージがソロアルバム製作で知りあってつれてきた人物。 そんな彼の仕事を否定するかのように、これこそ真実と新しいアルバムを出すのはフィルスペクター本人以上にジョージに対し失礼だと考えていたとしても不思議ではない。 同じように映画 Let it be がDVD化されるのも、映画中のポールがジョージの演奏をけなすシーンを気にいらなかったジョージが亡くなったからとい話もある。

リリース情報を見るとこのアルバムのプロデューサが書いていない。 ジョージマーティンはもう引退してるし。 アンソロジーのときのようにジェフリンか? それともポールマッカートニーか? もともと Get Back セッションは ポール主導で行われてきたし、ポールは The long and winding road の Let it be 収録バージョンが嫌いと公言して、ライブではずっと違うアレンジの演奏をしてきたことは有名だ。

にしても、アルバムタイトルが Let it be がらみになってしまったのは Get Back というタイトルより Let it be の方が売れると考えたのだろうか。


シリコンの谷は、いま。

コンピューターといえば、シリコンバレーですよね。
いつごろからか、それは常識になってしまったようですが。
そこでいま何が起こっているのか、どんな場所なのか、
知ってるようで知らないと思いませんか。
雑誌や本で読むと、なんだか野心的で活気があって
ものすごい場所のように思えるんだけれど、
実際、どうなんでしょうか?
けっこう気になるITやら起業やらのメッカのことを、
そこに暮して仕事をしている人に聞いてみましょう。
2年半前に、本場シリコンバレーで仕事がしたくて、
日本から単身乗り込んだ、
ソフトウェアエンジニアの上田ガクさん、
よろしくお願いします。

なんと、友人の上田ガクさん。 こんなところで書いてたんですか。

シリコンバレーで働いてる日本人。 僕のまわりにはなぜか結構います。まぁ、英語のソフトを日本など他の国でも使えるように国際化をしてる部隊なので特殊な環境だけどね。

第3回の記事まで読んだんだけど、共感できるところは日本人のレベルは結構イケてるんじゃないかというところ。 シリコンバレーといえどエンジニアのレベルはピンキリ。 伝説的なハッカーもいれば一緒に仕事していても 「なんで、これがわからないんだよー」とか、「これぐらい自力でやれよー」と思う人もいる。 たとえ日本人でも、英語が苦手でもエンジニアとしてアメリカに来てバリバリやれる人は結構いると思う。 ただ、マネージャや経営者としては文化的な違いもあってズバぬけたスキルがないと難しいかな。 というのがこれまで働いてきた中での自分の感想だ。

日本人をはじめ外国人にとって障害になるのが就労ビザの取得。 先日転職した同僚の一人も、WindowsじゃないPCを作ってる会社に応募していいところまでいったけど、ビザが障害で雇ってもらえなかったと言っていた。 この辺をクリアする手なんて紹介してくれたりするのか楽しみです。 なーんてプレッシャーをかけちゃったりして…。 毎日書くの大変だと思うけどがんばって。


Do not call list に 5000万の電話番号が登録

The regulatory group said Wednesday that consumers have added more than 50 million phone numbers to the list, which bans unwanted telemarketer calls, in its first three months.
(管理グループは水曜日、最初の3ヶ月で5000万の電話番号が必要のないテレマーケティングを禁止するリストに登録されたと語った。)

以前、紹介したDo not call registry(電話かけてくるなリスト)にすでに、5000万の電話番号が登録されたらしい。 自分でも家の電話番号と携帯の電話番号を登録したのでこの数字が人数に直結しているわけではないが、結構な数字だ。登録数ではCaiforniaが多いが、登録世帯数では Florida, Idaho, New York, Ohio, Texas が多いというのは携帯とか流行ってそうなCaliforniaらしい傾向か。

テレマーケティングは人の行動を邪魔して電話をとらせるため、いつも「またかよー」と話を聞く以前に悪印象を持っていしまう。 個人的にはSpamメール以上に無駄だと思うのだが、テレマーケティング業界はこの数字を見てもまだ続けるつもりらしい。 この記事によると 5000のテレマーケティング会社がこのリストを購入し、規制に対応しつつも続けようとしている。 そんなにおいしい業界なんだろうか?

以前の自分の記事の訂正になるが、違反した場合、その電話を受けた人にお金がもらえることはなさそうだ。 そのかわり違反した会社に $11,000 の罰金が課せられる。

Do not call list はまもなく、10月1日から始まる。 ただし、今から登録した場合は3ヶ月後からになるので注意が必要だ。


Paul McCartney in Red Square

His music helped to open a closed society, but Paul McCartney never had the chance to perform in Russia … until this year. A&E Network presents the 2-hour world premiere
concert/documentary film A&E In Concert: Paul McCartney in Red Square, Thursday, September 18 at 9pm/8C.
彼の音楽は閉ざされた社会を開かれたものにするために貢献したが、Paul McCartney はこれまでロシアの地で演奏する機会がなかった…今年になるまで。 A&E Network は2時間のワールドプレミアとなるコンサート/ドキュメンタリ, A&E In Concert: Paul McCartney in Red Square (ポールマッカートニー in 赤の広場) を 9月18日 9時から放送する。

昨年、オレが3度も足を運んだPaul McCartneyのコンサート、ドキュメンタリが放送される。 しかも、明日。

コンサートとしては60歳の爺さんとは思えないぐらいパワフル(2時間30分、休みなし歌いっぱなし)、そして名曲揃いだったためコンサートだけを全編ノーカットで放送されるのを期待したいが、ドキュメンタリも含んでいるため、Back in the U.S. のDVDのようにコンサートを中心にインタビューが含まれるような形になりそうだ。

とは言え、これは見逃せないイベントなので、ここでも告知。

A&E はケーブルと契約している家庭の大半で見ることができるはず (地上波アンテナだけではダメ)。 見られない人は近所のケーブル契約者を急いで探せ!