東京放送(TBS)、フジテレビジョン、全国朝日放送(テレビ朝日)の民放3社が、地上波番組をネット配信するトライアルサービス「トレソーラ」の、第2弾の概要が少しずつ明らかになってきた。
昨年話題になった「トレソーラ」。
民放各社が実験的にテレビ番組をネット上に流して、需要の調査や技術的な問題点を探ったことで有名だった。 その第2弾がまた始まるとのこと。
公式にコンテンツを見られるのはうれしいが、PCでしか見られないフォーマットというのがネックでまだ試したことはない。 もうすこし自由度のある配布方法を提供してもらえると、うちのように海外に住んでいる人にとってはありがたいサービスになるのではないだろうか?
現在、アメリカで日本のテレビ番組を見るたの一番の方法はビデオレンタルだ。
シリコンバレーあたりでも、日本のビデオレンタル専門のお店が3、4件もある。どこかのテレビにビデオを繋げて直接録画したような映像だが、有名番組ならほとんどのタイトルが、手軽に、安く手にはいるため利用している人も多い。 中には日本にいたころより日本のテレビ番組を見てるという人も…。
そして、最近注目を集めているのが PC を使った録画サービス。 いや、正しくは 日本にTVキャプチャシステム付きのPCを置く場所とそこからのインターネット回線を提供するというサービスか。 日本に置いてあるPCへはWebブラウザか専用ソフトを使ってアクセスでき、そこで録画の予約、録画したファイルのダウンロードなどを行うといった操作になるようだ。 コンテンツを販売という方法ではなく、録画するための環境を貸すという視点が面白い。
日本語tv や 録画ネット といったところがこのようなサービスを行なっている。 (録画ネット はこの方法でビジネスモデル特許も申請しているようだ)
先にも書いたように日本に置くPCを購入するようなしくみになっているので初期投資額が高くなってしまうが、日本のテレビが大好きな人たちに人気のようだ。
そうそう。 どちらのサービスも見られる番組は東京圏のチャンネル。 ということは、日本にいても地方の人が東京のテレビ番組を見るのにも使える。 そして、まだ無いようだがこの方法を利用すればアメリカのテレビ番組を日本で見られるようにするというシステムも可能だろう。
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