The Federal Communications Commission on Monday proposed fining AT&T Corp. $780,000 for violating telemarketing rules by calling customers who had requested not to be contacted by the No. 1 U.S. long-distance carrier.
(FCCは月曜日、AT&Tに対しナンバー1の長距離電話会社からの接触を拒否していたユーザに電話をかけたテレマーケティングルールの違反により $780,000 の罰金を伝えた。)

10月から始まった Do-not-call Registry の違反が見つかった。

違反したのは、長距離電話業界1位の AT&T という電話会社。 最初のターゲットとして何となく見せしめっぽい気もするけど、始まって以来 AT&T に対して 300件のクレームがFCCに届き、うち少なくとも78件が違反だとわかったそうだ。

これにより1件につき $10000、78件で $780,000 (およそ 8500万円) の罰金は痛いところだろう。

ひとつ気になったのは、最初にDo-not-call Registryを紹介したときに書いた

いろいろと例外はあるようで、FAQ によると以下の会社はこのブロックサービスの除外対象になっているため電話がかかってくるらしい。
* long-distance phone companies (長距離電話会社)
* airlines (航空会社)
* banks and credit unions (銀行、信用組合)
* the business of insurance, to the extent that it is regulated by state law. (州の法律で認められた保険業界)

の、長距離電話会社はブロック対象外だったこと。
再度確認してみたら、現在のFAQは基本的に全ての商業的な電話はブロック対象に書きかえられていた。 現在は以下のような決まりになっているのでここでも紹介しておく。

You may still receive calls from political organizations, charities, telephone surveyors or companies with which you have an existing business relationship.
政治団体、チャリティ、調査目的、そして、既にビジネス関係にある会社(既に商品を買った、サービスを受けた後18ヶ月以内の同じ会社)からの電話はかかってくる場合があります。

日本にいる間にこのサービスが始まったこともあり、はじめは気づかなかったが、確かに怪しそうなところからの電話(こちらのナンバーディスプレイサービスである Caller ID に表示される)の件数は減った。 個人的にうれしい話だ。 アメリカに住んでいてまだの人はぜひ登録をおすすめする。

http://www.donotcall.gov/