Category: 02 アメリカ生活

アメリカに欲しい、ITコインランドリー

ITmedia ライフスタイル:洗濯が終わるとメールが届く「ITコインランドリー」
三洋電機テクノクリーンは、コインランドリーをネットワーク化する「ITランドリーシステム」を開発した。利用者は携帯電話などを使ってコインランドリーの“空き情報”を検索できるほか、「運転終了お知らせメール」が届くといったサービスも。

あまり語られない事実だが、アメリカはコインランドリーがとても一般的。

なぜなら、アパートの部屋に洗濯機を設置できるような作りになっているところが少ないから。 その代わりアパート内にコインランドリー施設が用意してあって、住民はそこを使って洗濯をするようになっている。

今、うちが住んでいるのも2階建ての小さなアパートの2階。 1機しかないコインランドリーは1階に設置してあるため、洗濯をする場合は階段を下りてそこまで行かなければならない。たまにしかないのに、洗濯カゴを抱えてわざわざ1階へ行って使用中の場合のがっくり加減ときたら… 。

Web サイトで洗濯機の空き状況が確認できたり、終わったらメールで連絡をもらえたら、がっくりしなくても済むので嬉しいんだけどなぁ。 日本ほどネットワークインフラが整っていないという問題はあるけど、 洗濯機の設置率の高い日本より、アメリカで展開すべきです > 三洋電機テクノクリーン


2004年 秋の新番組 その後

Yahoo!ニュース – エンターテインメント – ロイター
米テレビではこのところ、賞金や恋人、名声などを狙って一般人が競い合い、筋書きのないドラマを展開するリアリティー番組の放送が過剰気味で、こうした傾向が視聴者離れを招いている。

2ヶ月ほど前に、こちらのエントリで書いた、秋の新番組は勝ち負けが決まりはじめてきた。

自分の紹介した番組をふりかえる前に、アメリカのテレビ番組(特にドラマ)が放送されていくしくみを紹介。

アメリカのテレビ番組は、まずパイロット版と呼ばれる話が制作され、テレビ局内で評価される。そのため、パイロット版(たいてい第1話)は比較的ゴージャスな作りになっているものが多い。 局に気に入られて放送が決まったら、3-5話程度(多いときは10話ぐらい一気に)制作され、パイロット版に続いて放送される。

放送は常に視聴率で評価され、途中だろうが何だろうが人気がない番組はシーズン途中に打ち切りになるというシビアな世界。 放送そのものも 1ヶ月ぐらい放送して、しばらく休んで(その間は再放送や別の特番が流れる)、また続きを放送するという流れをくりかえしていく。 アメリカのドラマが1話完結ものが多いのは途中でキャンセルされても大丈夫なようにするためと、途中から見始めた人も番組に入りやすくするという意味がある。 ドラマ「24」が珍しい続き物だったのは斬新だが、結構なカケだったと思う。

翌年の4-5月ぐらいまで放送してシーズンフィナーレを迎えられると、総合評価で来年も続けられるかどうかが決まり、翌年も同じような流れで制作されていく。もちろん、大人気だった番組は、シーズン途中に来年も放送決定になることもある。
というわけで、その後。

Joey
初回から、フレンズの影をほとんど感じさせないような作りにすることでうまくスタートできた。 裏番組のサバイバーが協力なためフレンズほど数字は出ていないがまずまず合格点ではないだろうか。 ただ、脇を固める役者たちがちょっと弱いような気がするので、来年も続けられるかはまだ微妙な気がする。 そうそう。 ジーナは妹じゃなくて姉でした。

LAX
夜10時スタートのこの番組は東海岸では裏で Monday Night Football というアメフト番組と重なるため、視聴率が延びず苦戦中。 NBC は、まだまだこんなもじゃないと考え、とりあえず放送時間を水曜日の9時に移動することで様子を観るようにしたが、これまた裏番組に Lost がぶつかるため苦戦が予想される。 裏番組以前に、主役を2人を用意したことで話の中心がうまく定まっていないせいか、何となく内容が薄いような気がしてならない。 まぁ、空港を舞台にしても毎週毎週テロばかり扱うわけにはいかないので構成としても難しいところだろうか。

Lost
初回からど肝を抜く映像で遭難の様子が描かれ(パイロット版ならではの映像)、その後、遭難している一人一人に焦点を当てていくことで、予算を減らしつつもストーリーに奥深さを出している。 不思議なことがいっぱい起こる不時着した島はどこなのか、彼らは助かることができるのか、それもどうやって? と回を重ねるごとに疑問は深まっていき、今後も楽しみのシリーズだ。 ただ、謎を深めすぎて、最後は夢オチだったなんてことにならないか心配。

The Benefactor
何をすることで100万ドルが与えられるかはっきりしていなかったので、観ていてもつまらなかった。 単にMark Cuban のご機嫌を損ねるとアウト、うまくいけばセーフという展開では、観ている方も入っていけないだろう。 放送回数短縮は正解だと思う。 The Apprentice は仕事をうまくやりとげるという目標があり、その様子は観ている方も何らかの批評ができる。 この人はうまくやってる、この人の仕事ぶりはダメだなと番組を観ながら一緒になって入っていけるモノがあるかどうかがこういったリアリティーショーのポイントではないかと思う。

Boston Legal
初回だけ観たけど、法廷モノはやっぱり難しい。 個人的にはDavid E. Kelly 狙いすぎじゃないの? というぐらいヘンな事件が続いて、観ていたオレは逆に引いてしまったけどアメリカ的にはそこそこ好調らしい。 もっと英語が理解できないとこの良さはわからないのか…。

アメリカのテレビ業界としても、素人を集めてカメラを回すことで比較的簡単に製作できるリアリティーショーでも数字が取れなくなってきたことで次なるシフトも考えられる。 これからのトレンドは…この前のトリビアの泉の英語版のように日本のバラエティ番組のようなモノが輸入されていってくれると嬉しいんだけどなぁ。


憧れの地、ケネディ宇宙センター

オーランド旅行の最大のイベントは、ケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center: KSC)の観光。
宇宙に興味のない妻にはただの建物のあつまりでしかないだろうが、小学生のころスペースシャトルの初発射をドキドキしながらテレビに噛りついて見ていたオレにはあの発射場は憧れの地だった。

ケネディ宇宙センターは一般の人が中に入ることができないようになっているが、ビジターコンプレックスという場所からバスツアーがあり、スペースシャトル用になっている39A 発射台近く、そしてアポロ計画の記念館を訪れるときに、施設内を通ることができる。

ビジターコンプレックス見学で有効なのはオーディオガイドと呼ばれる翻訳機。 $5かかるが、ビデオ映像の翻訳以外にも展示物に書かれている内容を説明してくれるので英語がわからない人はもちろん、わかる人にもおすすめ。

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39A 発射台(左写真)と Launch Control Room(右写真、発射管制室と訳したらいいだろうか?)。
ケネディ宇宙センターはあくまで発射だけをコントロールし、打ち上がった後はヒューストンにあるジョンソン宇宙センターがコントロールする。 宇宙船からの会話が、”ヒューストン、こちらは順調だ” とヒューストンになるのはこういうわけ。

当初は、11月9日に予定されていた SWIFT という衛星の打ち上げも見られる予定だったが、残念ながら打ち上げが延期されてしまい見ることができなかった(さっき無事打ち上げられた)。 スペースシャトルは、昨年の事故により現在打ち上げはおこなっておらず、今のところ再開は2005年5月を予定している。 NASA では限定1500枚のシャトルの打ち上げ観戦チケットを発射5日前に売り出すということなので、急ぎの旅になるかもしれないが一度は見に行きたい。 スペースシャトルを含めたロケットの発射スケジュールはこのページで確認できる。

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その筋では有名なカウントダウンクロック(左写真、見にくいけど矢印のところ)のある観戦スタンド(右写真)。 爆発事故があっても大丈夫なように発射台からは3km ほど離れているが、 Launch Control Centerのすぐ隣にあるここが打ち上げを見るのに一番近い。


Hey! Spring of Trivila (英語版 トリビアの泉)

Yahoo!ニュース – エンターテインメント – スポーツ報知
フジテレビ系「トリビアの泉~素晴らしきムダ知識~」(水曜・後9時)が“米国進出”することが25日、発表された。米ケーブルチャンネル「スパイクTV」で11月11日から英語吹き替え版の放送がスタート。トリビアネタを視聴者から募集し、来年4月からは米国で制作された完全な米国版「トリビアの泉」が放送される。

SpikeTV というケーブルチャンネルで先週から始まった英語吹き替え版 トリビアの泉、先週は旅行に行っていたので見られなかったが、昨日見ることができた。

SpikeTV は以前のエントリで紹介したように、風雲たけし城を跡形もなく編集して全然別の番組に変えてしまった前科があるので、「トリビアの泉」がどうやって放送されるかは不安に思っていた。

ところが始まった番組は、オープニングのタモリの語りから、エンディングの金の脳、銀の脳まで同じ流れで構成され、へぇー(Hey!)ポイント制や日本語の字幕もそのまま。 聴こえてくる英語のナレーションも日本語をそのまま訳したものが使われていた。 まさに、トリビアの泉。

違うところと言えば、1番組が30分で、その中で4つのトリビアとトリビアの種のコーナーを盛り込んでいるので結構あわただしいところ(CMも多い)。 そして、品評者の芸能人のコメントと補足トリビアが一切なくなっているところぐらいだろうか。 アメリカ人にしてみたら理解不能な文字が画面にたくさん表示されて違和感があるだろうが、そのエキゾチック感を含めてこのバカバカしさ加減は結構ウケるんじゃないだろうか?

木曜日の夜9時に、アメリカにいる方は是非ご覧ください。

番組のウェブサイトはコチラ

どんな感じか見てみたくなった人は、第1回第2回 の内容が少しだけストリーミングで見られるのでどうぞ。


ディズニーワールド、こんなんどうでしょう

聞いてはいたけど広大な土地にドデカいパークで構成されているディズニーワールド(WDW)。
人気アトラクションを巡るだけでもあっという間に時間は過ぎてしまったが、ディズニーワールドはそれだけじゃない。 オレがグッときたディズニーワールドのマイナー(?)な見所を紹介。

  1. ショーを見逃すな
    東京ディズニーランド(TDL)でもそうだけど、ディズニーのテーマパークですごいなぁといつも驚かされるのは音楽。 それに合わせてダンスや、ミュージカルのようなもので構成されるショーは言葉の壁を越えて感動することができる。 特に、ディズニーワールドでは生で歌うショーも多いのでTDL以上に盛り上がること間違いなし。

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    ディズニーアニマルキングダムでのFestival of the Lion King

  2. Who Wants To Be A Millionaire – Play It!
    ディズニーMGMスタジオにあったアトラクション。 クイズミリオネアのスタジオを再現し、テレビ収録を体験してもらおうという全然ディズニーとは関係ないアトラクション(笑)。 でも、スタジオの構成やライティングの裏側が見られ、実際に回答することもできるのは下手なアトラクションよりリアルで面白い。

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    ショーの様子(左)、座席の前に備えつけてある回答装置(右) これをつかって回答者を選ぶ早押しやオーディエンスの回答を入力する。

  3. 小技が効いてるエプコット
    球体の建物が有名なエプコットはフューチャーワールドとワールドショーケースに分かれていて、中でもフューチャーワールドはフューチャー(未来)を名乗るだけあって、小技の効いた仕組みが結構いっぱい。 他にもいろいろあるかも。

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    Segway でパークを見回る職員(左)、カフェのメニュー表示もプラズマディズプレイ(右) 、でっけー。
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    でも肝心のアトラクション(テストトラック)は一番盛り上がるところで止まったけどね(笑)。

というわけで、見る人によって見所はまだまだいっぱいあるディズニーワールド。 次に行くときはこんなところを見てみてはどうでしょうか?


活字を再認識

休みの間は基本的にネットワークなしの生活なので、主な情報源はテレビのニュースと部屋に配達される USA Today (新聞)だった。 毎朝、食事をしながら眺める新聞は思わぬ発見もあり結構面白いと感じた。

そして、飛行機に乗る前にいつも空港で買うのが Business 2.0 という雑誌。 普段は雑誌も本も滅多に読まないのでこの雑誌がどんな位置付けなのかイマイチわからないが、いわゆるIT系の雑誌で堅苦しくない記事が多いので読みやすい。 数年前に日本に行くときに買って以来、オレの旅の友となっている。

普段は、すぐWebを見てしまうため活字を読むことが本当に少なくなったが、この旅で新聞や雑誌というのは記事を読むことに専念でき、また理解に時間をかけられるなぁということに気付いた。

雑誌のレイアウトとWebのレイアウトは違うとよく言われるが、Web はハイパーリンクや小さなエリアに多くの情報を押し込もうとするため文章のまわりにいろんな誘惑がいっぱい出てくるので文章に集中できないのだろう。

あと、コンピュータではスクロールにも問題があると思う。 特に英語の文章に多いのだけどオレはページのこのあたりにこんなことが書いてあったとぼんやりと記憶し、読み返したりすることが多い。スクロールだと内容そのものが移動してしまうため同じことができない。 ページ内検索が代わりの手段になるのだろうが、それも読むということとは別のプロセスが間に入ってしまい読むことが中断されるような気がしてしまう。

Web によって結構似たような体験がきるようになったが、文書を活字で読むという行為には、まだまだ優れている点があるのだと再認識させられた。


初オーランド

Orlando.jpg 無事帰ってきました。

今回行ってきたのはフロリダ州のオーランド (Orlando)。 そう、ディズニーワールドのあるところです。 もう30過ぎだし、ノンビリ大人のパーク巡りと決めていたのに、パークに着いたら子供顔負けの遊びっぷり。 結果的に7日間の滞在中にディズニー系のパーク4箇所、ユニバーサルスタジオ系のパーク2箇所、そして念願だったケネディ宇宙センターに行き、おまけに Orlando Magic のNBAの試合まで見てくるというものすごい旅行となってしまった。 歩きすぎで足腰ヘロヘロ。 このヘンの話は追々書いていこうかと思っています。

ただいま、古いニュースやメールやブログを見ながら現実に戻ろうとしているところだけど少し…

ホテルでもらえた新聞を見てヤキモキしてたけど、Warriors の開幕6連敗は何ごと? 今日対戦予定の既に1勝している新規参入チーム Charlotte Bobcats (シャーロット ボブキャッツ) にも負けたらそうとう重症だ。 何よりもシュート率の悪さ(=得点の少なさ)が問題なんだけど、その前に敵のディフェンスを止められないことで気が焦りシュートを外してる感があるので、ゾーンディフェンスをもっと多用するとかでこの流れを断ち切れないだろうか。

で、田臥も Bo Outlaw (ボー アウトロー)の加入によりインジャリーリスト(故障者リスト)入りしてしまい残念ながらベンチに入れなくなった。 サンズのリリースには太股のケガとあるがちょっと怪しい。 彼の起用方法が、試合の消化時間ばかりなのも気になっていたが、サンズ的には田臥にはさらなるレベルアップを期待しているのだろうか。 チームが彼に期待しているもの、レベルなどがイマイチわからない。

おまけ:
普段のこのブログに出てくるのはオークランド (Oakland) で名称は似てるけどまったく別の場所。 オークランドは比較的日本語の発音と似てるけど、オーランドは日本語とはまったく発音が違って、「オゥンドー」 (ラにアクセント)と言うので注意。


エピソード3 予告編解禁

Yahoo!ニュース – エンターテインメント – サンケイスポーツ
解禁される予告編は、1分45秒。宇宙の平和を守るジェダイの騎士から暗黒面へ堕ちダース・ベーダーとなる主人公のアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)が、トレードマークの黒スーツに身を包んでいく様が少しずつ挿入された内容。今作のため約12キロ増量したというヘイデンが不気味な存在感を醸し出している。

アメリカでは一早くテレビで見ることができた。

エピソード4 のオビワンケノービがルークにジェダイの活躍や、ダースベーダの存在を語るシーンにオーバーラップするようにしてスタートするその映像はこちらの予想をいい意味で裏切ってくれた。

現在は、starwars.com または AOL の会員向けにしかダウンロード版が用意されていないが、アメリカ時間の 11/8(月) に starwars.com で一般公開されるとのこと。 日本の人はもう少し待とう!

以下、ちょっとした感想を。

まったく知りたくない人はここでさようなら。

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アメリカのPS2は×ボタンが決定

先日買ったアメリカのPS2でゲームをしていると × ボタンで決定し、○ボタンで戻る(キャンセル) になっていてメニューなどを選択するときいつも間違えてしまう。 買ったゲームがヘンなユーザインタフェースかと思っていたら、どうやらアメリカ版の PS2 は、決定と戻る(キャンセル)のボタンを日本とは反対にしているようだ。

アメリカ版 PS2 の設定画面
× ボタンが Enter(決定)、 ○ボタンがBack(戻る)
日本版 PS2 の設定画面
× ボタンが戻る、 ○ボタンが決定

日本人としては○ボタンで決定にして欲しいけどなぁ。

そういえば、アメリカでは書類などで選択項目を選ぶとき、チェックマークは付けるけど、項目を丸で囲むといったことはしないような気がする。 丸で囲むのはその項目を強調したい場合で、選択するという感じではない。 この違いがボタンの意味をひっくり返している背景にあると思う。

上の写真にもあるように、日付や時刻のフォーマット(2004/10/28 か 10/28/2004か) といったことは国際化にあたってよく注意しなければいけない点として上げられるが、マルやバツの使い方も国際化を意識する必要がありそうだ。


アシュリー シンプソン は歌ってないのか?

bestweekever: Ashlee Simpson’s Talent Malfunction
Did you miss Ashlee Simpson’s gaffe on SNL? The wrong backing track was piped into the speakers when she and her band took the stage for their second song. Then Ashlee danced a jig and ran offstage.
(SNLでのアシュリーシンプソンのヘマを見てない? 彼女とそのバンドが2曲目を歌うためにステージに上がったとき違った曲の演奏がスピーカーから流れた。そのあと、アシュリーはジグを躍りステージからいなくなってしまった)

アシュリー シンプソン。 姉のジェシカ シンプソンがMTVのテレビ番組で (いろんな意味で) 有名になり、その妹ということでアメリカでも注目されていた。出てきたアルバムは歌もうまく、ポップな曲と合わせて人気も上昇。 アーティストにとっては1つのゴールでもある SNL (サタデーナイトライブ)への出場となった。

SNL では通常2曲歌うけど、その2曲目のときに1曲目と同じ曲が、しかもアシュリーの歌付きで流れたのでさぁ大変。 ライブショーなのに口パクだったことがバレて物議を醸しだしている。 80年代に Milli Vanilli (ミニ バニリ) という男性デュオがライブショーでレコードの針が飛んだように同じフレーズを繰り返したことで口パクがバレて、レコーディングは別の人が行っていたという声明を発表、彼らは引退に追い込まれたという事件があった。 なので、今回も同じように実は、本人は歌っていないのではないか? と疑問が持たれている。

オレもネットをしながらSNLを見ていて、演奏があっという間に終わったことに気付いた。 けど、最初のところは聞いていなかったので、一向に歌いださなかったのでマイクの故障か何かかと思っていたらこんなことになっていたとは…。

CNet に(なぜか)載っていた記事によると、レコード会社はコンピュータのミスで、本来はパーカッションのトラックを流すはずが、ボーカルが流れてしまったのだとか。 そして、父親は調子が悪かったからバックトラックを使ったと言っている。

Ashlee Vanilli | News.blog | CNET News.com
Now her father has announced that it was the first time she had ever used a backing track. And she only did so because she had a sore throat from acid reflux disease.
(そして、彼女の父親は、バックトラックを使ったのは初めてで、胃酸の逆流により吐いたことで喉を痛めていたためだと発表した。)

で、昨晩 Radio Music Awards というショーでライブパフォーマンスをするというので注目が集まったが、間違った演奏を中止して、「曲を間違えた!」 というSNLを意識したパフォーマンスの後、本当に歌っていたように聞こえた。 けっしてウマいというわけではなかったが…。 その後のインタビューでは父親の声明と同じように病気で声が出なかったと語っていた。 しかし、SNLの最後ではバンドが演奏を間違えたと言っていたし、レコード会社の発表は何だったんだろう?

というわけで、この疑惑、いちばん上のリンク先にはその時のキャプチャ映像もあるので、気になる人は見て真相を見極めて欲しい。