The amendments to the city’s planning code would ban all chain stores in a four-block area of Hayes Valley, require additional permit reviews in Cole Valley, and require chains to notify neighbors if they intend to raise golden arches in one of the city’s three-dozen commercial retail neighborhoods, including North Beach, Clement Street, the Castro and the Inner Sunset. The legislation would not affect Union Square or Fisherman’s Wharf.
(サンフランシスコ市が修正中の法律にはヘイズバレー(訳注: サンフランシスコ市内の1エリア)での4ブロック内のチェーンストアの禁止、コールバレーでの追加許可の申請、ノースビーチ、クレメントストリート、カストロ、インナーサンセット地区を含む、サンフランシスコ市内の36の商業地区に新しい店を開く場合、住民に知らせる義務が含まれる。 法律にはユニオンスクエアとフィッシャーマンズワーフは含まれない。)
先日、ゲイの結婚を認めて騒動を起こしたサンフランシスコで、また面白い法律ができようとしている。
地元のお店を守るために、スターバックスやマクドナルドといったチェーン店がいっぱい作られないようにするというものだ。 何をもってチェーンとするかは以下のように定めている。
Anything with more than 11 outlets nationally and two or more of the following standardized qualities: array of merchandise, facade, decor and color scheme, uniforms, signage and trademark.
(品揃え、外観、内装やカラーリング、ユニフォーム、看板、そしてトレードマークといった特徴うち2つ以上に合致し、11店舗以上を全国展開しているものをチェーンだと定めている。)
おもしろい。 改めて定義するとこういう感じになるんだ。
例えばサンフランシスコにスターバックスがどれくらいあるかと言うと、これくらい。
Google Local で San Francisco 内の Starbucks を検索した結果
地図の中心はサンフランシスコの市庁舎。 半径3kmぐらいのところに10店舗ほど、検索結果にはものすごい数のStarbucks がある。
アメリカでは事業の調子のいい時には、ちゃんと計画してるのかわからないぐらいものすごい数の店ができる。 知らない場所に行ったときは見つけるとホッとするこういったチェーン店だが、増えすぎるともともと地元にあったカフェなんかはあおりを受けることは明らか。 この法律はその辺を押さえようとする法律のようだ。
でも、絶対出店できないエリアは一部でそれ以外はメンドウだけど手続きをして認められれば大丈夫そうなのでこれぐらいの法律はあってもいいんじゃないかと。 スターバックスなんかはショッピングモール内に1軒あるのに、その中のスーパーマーケットの中にまたスターバックスがあったりする。 共倒れになってしまっては意味もないので、ここらでスローダウンしてもらってはどうだろうか。
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