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海外に住んでる人の国民年金

日本に住んでいる20歳から59歳までの人 *1 は国民年金に加入することになっています.また,日本人ならば海外にいても加入可能となっています.この国民年金と呼ばれるものに加入しておけば,基本的には「基礎年金」と呼ばれる年金が65歳から亡くなるまで受けとれます.

ちょっと時間が経ってしまったが、お笑いパソコン日誌
の9/15分経由のネタ。

日本人なら、年金(国民年金または厚生年金) を払わないといけない。 厚生年金は日本の企業に働いていないと加入できないため、海外に住む日本人は必然的に国民年金に加入することになる。 ただ、海外に住む場合、国民年金の支払いは任意だ。

つまり、海外にいる期間は保険料の支払いしてもしなくても良い。 もちろん、保険料の支払いをしなかった場合老後に貰える金額は減ることになる。

引用したサイトでは免除の話もあって、40年ずっと免除の状態であっても、国庫分の 1/3 はもらえるとあるが、海外で住んでいる場合は日本での収入がないので税金もほとんど払ってない。それでも1/3もらえるのだろうかはわからない。

海外にいながら国民年金を支払う場合は、親などを代理人とするか、国民年金協会に代理を依頼すれば可能になる。 代理人を指名する場合、自分が日本を離れる前の住所が窓口になるため、親元を離れてひとりで暮らしていた場合はメンドウだ。

この場合、国民年金協会を利用するのが一般的になるだろう。 国民年金協会は海外居住者でも作成可能な日本の銀行口座をいくつか指定してくるので、そこに口座を開設し、国民年金協会に届け出ることで自分の代わりに国に年金を支払ってくれる。 手数料は無料で、保険料の金額はもちろん日本にいる人たちと同じ。 一年分を前納することによる割引きも同じだ。

というわけで、うちでは国民年金協会経由で毎年払ってる。 まわりはどうせ年金なんか払っても無駄だということで払ってない人も多い。 ま、それはそれで違法でもないのでいいのだが、うちは自分が貰えばラッキー。 ダメでも一種の親孝行のつもりで、親が生きている間だけでも年金が破綻せずちゃんと受けとれるようにお金を払おうという考えだ。


Let it be … naked

1969年、ザ・ビートルズはシンプルで原点に立ち戻ったアルバム『ゲット・バック』を制作しようとしていたが、それは決して発表されることはなかった。
そして、今2003年11月、このアルバムは、素晴らしいアビイ・ロードのデジタル・テクノロジーによって『レット・イット・ビー … ネイキッド』として蘇ることとなった。今まで決して聞くことのできなかったザ・ビートルズのオリジナル・セッションの音源の発売が遂に可能となったのである。

先日の Paul McCartney in Red Square といい、何となくビートルズづいてる今日このごろ。 この話題にもやっぱり触れておきたい。

Get Back は…懐しいなぁ、中学のとき名古屋のレコード屋で海賊版買った記憶がある。 もちろん収録されている曲は今回の Let it be… naked に比べると全然違っていたけど、 Get Back という名のついたアルバムはファンにとっては憧れのアルバム。 未完成だったからこそどんな感じなんだろうと人それぞれが思いをめぐらせた Get Back があった。

個人的には新アルバムの曲のラインナップは多いに賛成。 外れた曲は特徴的だけど中途半端だったし、Don’t Let Me Down は映画 Let it be の中でもギターリフを何度も練習するシーンがあるぐらいGet Back セッションの象徴的な曲だ(11/11 追記: この一文は勘違い。 ギターリフを練習してたのは Don’t Let Me Down じゃなくて I’ve Got a Feeling だった)。 Get Back, I’ve got a feeling, Don’t let me down にライブ一発録りのワイルドさを期待したい。

今回、何とか形になって世に出ることになったのはきっとジョージハリスンの死が少なからず影響を与えたのだろう。 オリジナルの Let it be のプロデューサーである フィルスペクターは ジョージがソロアルバム製作で知りあってつれてきた人物。 そんな彼の仕事を否定するかのように、これこそ真実と新しいアルバムを出すのはフィルスペクター本人以上にジョージに対し失礼だと考えていたとしても不思議ではない。 同じように映画 Let it be がDVD化されるのも、映画中のポールがジョージの演奏をけなすシーンを気にいらなかったジョージが亡くなったからとい話もある。

リリース情報を見るとこのアルバムのプロデューサが書いていない。 ジョージマーティンはもう引退してるし。 アンソロジーのときのようにジェフリンか? それともポールマッカートニーか? もともと Get Back セッションは ポール主導で行われてきたし、ポールは The long and winding road の Let it be 収録バージョンが嫌いと公言して、ライブではずっと違うアレンジの演奏をしてきたことは有名だ。

にしても、アルバムタイトルが Let it be がらみになってしまったのは Get Back というタイトルより Let it be の方が売れると考えたのだろうか。


日本でも SIPphone

エッジでは、SIPphoneの国内代理店として日本での販売とサポートを行なう。子会社のエッジテレコムや家電量販店などを通じて、10月下旬より専用電話機を販売する。価格は未定だが、米国での価格は2台セットで122.99ドル。

Lindows の日本販売窓口となっているエッジが SIPphone も扱うようだ。 値段は未定らしいが、2台で18000円~20000円が妥当なとこだろうか。 でも、これで日本の人とアメリカの人が簡単に無料で電話することも可能になったわけだ。 これはすごいことかも。

同じ時期にこんな話もあった。 Kazaa の作者が Skype というソフトを開発し、VoIP に参入しようとしている。 これは電話機のような専用のデバイスではなく、メッセンジャーのようなPCのソフトとして提供されている。

—他にPtoP電話システムの利点はありますか。
 電話として過不足がないということでしょう。私たちの調査によると、ブロードバンドユーザーの50%以上はNAT(network address translation)やファイアウォールを導入した環境にいます。こうした環境では、SIP(Session Initiation Protocol)ベースのVoIPソリューションを十分に活用することはできません。一方、私たちが採用しているPtoP技術では、インターネットに接続できる環境がある限り、電話をかけたり受けたりすることができます。

ここで、注目したいのは SIPphone が採用している SIP というしくみは、どうも Firewall/NAT と相性が悪いらしい。 まだ、試していないので具体的にはわからないが、考えられるのはルーティング設定をstaticにすることによって、特定のポートを1台のデバイスにしか割当てられないことだろうか。 この場合、LAN内に1つの SIPphone しか機能しない可能性がある。

Skype の場合も特殊なポートを使用するためFirewallのポリシーによっては動作しない場合がある。 実際、オレの会社で試したときはどこにも接続できなくてメッセンジャーソフトとしても使えなかった (会社はポート80番しか空いていない。 FTP, SHTTPのプロトコルはプロキシーによりHTTPに変換されるのでブラウザーからしかアクセスできない)。 ただ、家から試したときはルータがあるにもかかわらずすんなり繋がった。 いずれ有料化しそうな気がするが簡単さという意味で貴重な存在だ。今後も注目していきたい。

ここでもSIPPhoneや日本の定額IPケータイの話とかとりあげてることが多いので気付いている人もいるだろうが、個人的にはインターネットによる、既存のコミュニケーションに代わる何かには特に注目している。 規制の少ない新システムは新な文化を生みだすかもしれない。 e-mail はその先陣を切った。 chat (IM)はまだ敷居が高いかもしれないが浸透しつつある。 次は VoIP か?


シリコンの谷は、いま。

コンピューターといえば、シリコンバレーですよね。
いつごろからか、それは常識になってしまったようですが。
そこでいま何が起こっているのか、どんな場所なのか、
知ってるようで知らないと思いませんか。
雑誌や本で読むと、なんだか野心的で活気があって
ものすごい場所のように思えるんだけれど、
実際、どうなんでしょうか?
けっこう気になるITやら起業やらのメッカのことを、
そこに暮して仕事をしている人に聞いてみましょう。
2年半前に、本場シリコンバレーで仕事がしたくて、
日本から単身乗り込んだ、
ソフトウェアエンジニアの上田ガクさん、
よろしくお願いします。

なんと、友人の上田ガクさん。 こんなところで書いてたんですか。

シリコンバレーで働いてる日本人。 僕のまわりにはなぜか結構います。まぁ、英語のソフトを日本など他の国でも使えるように国際化をしてる部隊なので特殊な環境だけどね。

第3回の記事まで読んだんだけど、共感できるところは日本人のレベルは結構イケてるんじゃないかというところ。 シリコンバレーといえどエンジニアのレベルはピンキリ。 伝説的なハッカーもいれば一緒に仕事していても 「なんで、これがわからないんだよー」とか、「これぐらい自力でやれよー」と思う人もいる。 たとえ日本人でも、英語が苦手でもエンジニアとしてアメリカに来てバリバリやれる人は結構いると思う。 ただ、マネージャや経営者としては文化的な違いもあってズバぬけたスキルがないと難しいかな。 というのがこれまで働いてきた中での自分の感想だ。

日本人をはじめ外国人にとって障害になるのが就労ビザの取得。 先日転職した同僚の一人も、WindowsじゃないPCを作ってる会社に応募していいところまでいったけど、ビザが障害で雇ってもらえなかったと言っていた。 この辺をクリアする手なんて紹介してくれたりするのか楽しみです。 なーんてプレッシャーをかけちゃったりして…。 毎日書くの大変だと思うけどがんばって。


Do not call list に 5000万の電話番号が登録

The regulatory group said Wednesday that consumers have added more than 50 million phone numbers to the list, which bans unwanted telemarketer calls, in its first three months.
(管理グループは水曜日、最初の3ヶ月で5000万の電話番号が必要のないテレマーケティングを禁止するリストに登録されたと語った。)

以前、紹介したDo not call registry(電話かけてくるなリスト)にすでに、5000万の電話番号が登録されたらしい。 自分でも家の電話番号と携帯の電話番号を登録したのでこの数字が人数に直結しているわけではないが、結構な数字だ。登録数ではCaiforniaが多いが、登録世帯数では Florida, Idaho, New York, Ohio, Texas が多いというのは携帯とか流行ってそうなCaliforniaらしい傾向か。

テレマーケティングは人の行動を邪魔して電話をとらせるため、いつも「またかよー」と話を聞く以前に悪印象を持っていしまう。 個人的にはSpamメール以上に無駄だと思うのだが、テレマーケティング業界はこの数字を見てもまだ続けるつもりらしい。 この記事によると 5000のテレマーケティング会社がこのリストを購入し、規制に対応しつつも続けようとしている。 そんなにおいしい業界なんだろうか?

以前の自分の記事の訂正になるが、違反した場合、その電話を受けた人にお金がもらえることはなさそうだ。 そのかわり違反した会社に $11,000 の罰金が課せられる。

Do not call list はまもなく、10月1日から始まる。 ただし、今から登録した場合は3ヶ月後からになるので注意が必要だ。


Paul McCartney in Red Square

His music helped to open a closed society, but Paul McCartney never had the chance to perform in Russia … until this year. A&E Network presents the 2-hour world premiere
concert/documentary film A&E In Concert: Paul McCartney in Red Square, Thursday, September 18 at 9pm/8C.
彼の音楽は閉ざされた社会を開かれたものにするために貢献したが、Paul McCartney はこれまでロシアの地で演奏する機会がなかった…今年になるまで。 A&E Network は2時間のワールドプレミアとなるコンサート/ドキュメンタリ, A&E In Concert: Paul McCartney in Red Square (ポールマッカートニー in 赤の広場) を 9月18日 9時から放送する。

昨年、オレが3度も足を運んだPaul McCartneyのコンサート、ドキュメンタリが放送される。 しかも、明日。

コンサートとしては60歳の爺さんとは思えないぐらいパワフル(2時間30分、休みなし歌いっぱなし)、そして名曲揃いだったためコンサートだけを全編ノーカットで放送されるのを期待したいが、ドキュメンタリも含んでいるため、Back in the U.S. のDVDのようにコンサートを中心にインタビューが含まれるような形になりそうだ。

とは言え、これは見逃せないイベントなので、ここでも告知。

A&E はケーブルと契約している家庭の大半で見ることができるはず (地上波アンテナだけではダメ)。 見られない人は近所のケーブル契約者を急いで探せ!


阪神優勝をアメリカでは…

阪神優勝したらしいねぇ。 さすがに優勝そのものは話題にならないにしても、バカ騒ぎの話や経済効果といった話はちょこちょこ報道されている。

It has become a custom to jump into the river when sports teams, especially the Hanshin Tigers, perform well.
(スポーツチーム、特に阪神タイガースが調子いいと、川に飛びこむというのが慣習となった。)

ワシントンタイムズのこの記事は川に飛びこむのが当りまえかのように書いてある。 しかも、阪神だけとは書いてない。 ワールドカップのときも飛びこんだ人いたんだっけ? アメリカ人に腹切りに代わるヘンな日本人の習慣がインプットされる日も近いかもしれない。
CNNもこんな記事を…

Last time the Hanshin Tigers won the championship was in 1985, when Japan’s economic power was on the rise. Now many people believe that the Hanshin Tigers’ comeback is an omen for the comeback of Japan.
(前回、阪神タイガースが優勝したのが1985年。 日本の経済力が上昇していった時期だった。 今回も、多くの人々が阪神タイガースの復活は日本経済復興の予兆だと信じている)

うーん。 完全にCNNに茶化されている気が…。 一緒に掲載されてる写真が「阪神タイガースブラ」ってのもなんだかなぁ。 これでいいのかニッポン?

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新型 Segway とその先

Segwayはどこにでも行けるわけではない。約37キロのスクーターを抱えてオフィスビルの回転ドアを通ったり、階段を上がるのは大変だ。製造元の話では、もっと軽くてコンパクトなモデルが向こう数週間以内に登場するという。

実はこの前バンクーバーで初めて走っているのを見た。 感動だった。 少しづつだが浸透してきている Segway HT。 どうやらクリスマスシーズンに合わせて新型が登場するようだ。 値段は下がるのか?

ただ、発明者であるDean Kamen氏は、Segway を越えてもっと先を見ている。 この前、CBS の 60 Minutes II という番組での インタビューでは、Segway はとりあえず一通りのデモだけ。

あとは現在開発してる 水の濾過装置やStirling Engine(スターリングエンジン)のミニチュアモデルによるデモなどを紹介。 で、このスターリングエンジンに驚いた。 熱の移動を利用してピストン運動を実現するというのが原理なんだけど、 デモでは機械の上に氷を置き、その機械を手の平にのっけて手の熱と機械の上の氷の温度差で機械が動きだした。 これも Dean Kamen 氏の特許だそうだ。

www.stirlingengine.com ってのがあって、そこのFAQも読んだんだけど、未だに納得できない。 ほんとにこれで動くの? 熱を相手にしてることもあって、長時間運用できるかどうかが今後のポイントらしい。 今後に期待だ。


Van Exel 早速トレードか?

Van Exel’s inaccessibility has fueled speculation that either he has asked the Warriors to trade him or that he won’t report to training camp in early October.
(Van Exel と連絡がとれないことは、彼がWarriorsにトレードをして欲しいと願っているか、10月初旬のトレーニングキャンプに参加しないのではないかという憶測をうながしている。)

やっぱり、Van Exel は Warriors がお気に召していないらしい。 実際彼からは何も聞けていないようだが、代理人の給料つりあげの動きや、チームへのゆさぶりを考えるとVan Exel が決してトレードにポジティブではないことがわかる。 噂では New York Knicks が Charlie Ward と Kurt Thomas 2人と Van Exel のトレードをWarriors に申し込もうとしてるとか。

ただ、Warriorsは明らかにポイントガードを必要としているので、相当な見返りがないと Knicks とはトレードする意味がない。今のような用件でトレードしてもまわりから笑われるだけだ。 可能性があるとしたら、センターのEric Dampier をからめた、2つのトレードだろうか。 Warriors は別件で、彼もトレードの対象にして交渉を続けているらしい。 Eric Dampier と どこかのチームのガード、Van Exel と New York のセンター+α ぐらいのトレードなら…. いや、これでもまだつり合わないな…。 やっぱ、このトレードはWarriorsにとって、何の意味もない。 そもそも Dallas とトレードしたことが無意味になってしまう。

それに、Warriors としては最近、あまり経験のない若いポイントガードばかりだったので、Van Exel ぐらいのレベルのポイントガードを使ったコンビネーションがどれくらいうまくいくかを見極めて、今後どのような選手を獲得するか決めるべきだ。 個人的には年内のトレードはないと思っているがどうだろうか?


バンクーバー交通事情

バンクーバー編、最後にバンクーバーで感動するぐらい便利だった公共交通機関を紹介。

バンクーバーは ダウンタウンを移動するならレンタカーを借りる必要もないぐらい公共交通機関がうまく整備されている。

バスはほとんどが巡回で、数十もの路線が、10分間隔ぐらいで運行されている。 料金は1区間2カナダドルで1時間30分の間この値段で乗り放題だ。 ただし、バスに乗るときに払う場合はコインで、おつりのないようにしないと乗車拒否されてしまう(実際、お金崩してきて次のバスに乗れと言われた)。 8カナダドルで1日乗り放題というのもある。 また、一つのチケットで、バスだけでなくSkytrain(無人運転の電車)、SeaBus(水上バス)も乗りつぐことができる。


バンクーバーのバス停とバス

マーケティングの成果なのかダウンタウンのいくつかのバス停の近くにはセブンイレブンが。 しかも、アメリカではほとんどのセブンイレブンが暗くてちょっと怪しい感じなのに、カナダのセブンイレブンはとても明るく日本っぽい。 ホテルの近くにあったので何度も利用した。 そういえば、アメリカに住みはじめて初めて入ったかも。 バスの1日券はここでも手に入る。


カナダのセブンイレブン

アメリカは車社会と言われてることもあり、公共交通機関はどこも発達していないと思っていたが、考えを改めさせられた。 実はサンフランシスコも便利なんだろうか? (いつも、車で移動するのでわからない。) 今度日本から来た知人を案内するときには試してみよう。