エッジでは、SIPphoneの国内代理店として日本での販売とサポートを行なう。子会社のエッジテレコムや家電量販店などを通じて、10月下旬より専用電話機を販売する。価格は未定だが、米国での価格は2台セットで122.99ドル。
Lindows の日本販売窓口となっているエッジが SIPphone も扱うようだ。 値段は未定らしいが、2台で18000円~20000円が妥当なとこだろうか。 でも、これで日本の人とアメリカの人が簡単に無料で電話することも可能になったわけだ。 これはすごいことかも。
同じ時期にこんな話もあった。 Kazaa の作者が Skype というソフトを開発し、VoIP に参入しようとしている。 これは電話機のような専用のデバイスではなく、メッセンジャーのようなPCのソフトとして提供されている。
—他にPtoP電話システムの利点はありますか。
電話として過不足がないということでしょう。私たちの調査によると、ブロードバンドユーザーの50%以上はNAT(network address translation)やファイアウォールを導入した環境にいます。こうした環境では、SIP(Session Initiation Protocol)ベースのVoIPソリューションを十分に活用することはできません。一方、私たちが採用しているPtoP技術では、インターネットに接続できる環境がある限り、電話をかけたり受けたりすることができます。
ここで、注目したいのは SIPphone が採用している SIP というしくみは、どうも Firewall/NAT と相性が悪いらしい。 まだ、試していないので具体的にはわからないが、考えられるのはルーティング設定をstaticにすることによって、特定のポートを1台のデバイスにしか割当てられないことだろうか。 この場合、LAN内に1つの SIPphone しか機能しない可能性がある。
Skype の場合も特殊なポートを使用するためFirewallのポリシーによっては動作しない場合がある。 実際、オレの会社で試したときはどこにも接続できなくてメッセンジャーソフトとしても使えなかった (会社はポート80番しか空いていない。 FTP, SHTTPのプロトコルはプロキシーによりHTTPに変換されるのでブラウザーからしかアクセスできない)。 ただ、家から試したときはルータがあるにもかかわらずすんなり繋がった。 いずれ有料化しそうな気がするが簡単さという意味で貴重な存在だ。今後も注目していきたい。
ここでもSIPPhoneや日本の定額IPケータイの話とかとりあげてることが多いので気付いている人もいるだろうが、個人的にはインターネットによる、既存のコミュニケーションに代わる何かには特に注目している。 規制の少ない新システムは新な文化を生みだすかもしれない。 e-mail はその先陣を切った。 chat (IM)はまだ敷居が高いかもしれないが浸透しつつある。 次は VoIP か?
2003年10月4日 at 11:53 PM
Skype ってどうゆう仕組み?
最近話題の P2P コミュニケーションツール Skype 。マイクがないのでまだ試してないのだけど、これ 中央サーバなしでファイアウォール越え可 って† …