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バンクーバーでのビザスタンプ更新

昨日の続きでバンクーバーでのビザ手続きがどんなだったかをレポート。

その前にいちおう…

ここにある内容は2003年9月8日時点の話。 アメリカのビザ手続き方法は頻繁に変更されるので、この情報はあくまで参考程度に考えて、最新情報を自分で集めることをおすすめする。 ここに書いた通りやって失敗しても責任は負わない。

カナダ・メキシコのアメリカ大使館・領事館は申請者全員と面接をすることで処理を早くしている模様。実際面接官と話をするのはPrimaryの人だけだが、結婚していたら配偶者も、子供がいる場合は子供もすべて面接場所まで行くことが前提となっている。

カナダ・メキシコのアメリカ大使館・領事館はオンラインで面接が可能。予約サイトはhttp://www.nvars.com/で、予約時にクレジットカードによる$10(カナダドル)が必要になる。このお金は予約をキャンセルしても戻ってこない。

面接を行う日は各大使館・領事館によって異なり、予約の埋まり具合はお金を払う前に確認することが可能だ。 面接当日はどの大使館も予約時刻と実際の対応時刻がずれていくようなので、できるだけ早い時間の予約がおすすめ。

電話による予約も可能だけど、個人的に使っていないので詳細は不明。

予約が完了すると約1週間ほどでバンクーバー領事館から確認の手紙が送られてきた。この手紙が結構大事で面接当日にはもちろんのこと、カナダに入国するときにも提示を求められた。 また、面接に必要とされる書類のリストが書かれているのでそれをそろえておく。

今回うちがそろえた書類は

– 送られてきたレター
– DS-156/157
– Form 797A (BCIS の承認時に発行されるフォーム)
– Employee Verification Letter (会社が発行する雇用証明の書類)
– Marriage Certificate (結婚証明書、SFの日本領事館が発行したもの)
– BCISへの申請時に弁護士が準備した書類一式
– Pay Stub (給料明細、過去1月分)
– Tax Form (今年の納税書類)
– Annual Report (会社の年次報告書, うちの会社はWebサイトからダウンロードできた)
– 会社のIDカード (以前、入国審査のときに提示を求められたことがあったので)

このうち、上から Marriage Certificate までを面接当日に要求されたので提示した。

バンクーバーのアメリカ領事館(U.S. Consulte in Vancouver) はダウンタウンにある。バンクーバーは朝8:00から10:00までが面接時間なので、基本的に前泊が必要。 ダウンタウンにあるホテルならどこに泊まってもそんなに時間がかからず行けると思う。 今回泊まったイエールタウンの方にあったホテルからタクシーに乗っても$7(カナダドル)程度だった。

予約時間になると 1175 Pender Street の入り口へ向かう。でっかいビルの通用門のような入口で、東京の六本木のアメリカ大使館のようなものものしさはない(大使館でなく領事館なので)。 入口にはガードマンがいて予約時間より早すぎると追い返される。 うちは30分以上前ではダメだったけど、15分前なら入れてもらえた。

中に入って、階段を登り2階に向かう。 空港にあるような金属探知機のゲートをくぐった後、キャッシャーで申請費用(1人US$100)を現金で払い、受付番号をもらう。 その後待合室でしばらく待つことになる。 レターによると基本的にコンピュータや携帯電話を含む電子機器は持ち込み禁止(実際は許してもらってた人もいたけど…)と書いてあるので、余計なトラブルを避けるためにもこういったたぐいのものはホテルに置いていった方がいいだろう。

自分の受付番号が電光掲示板で表示されると20階へと案内される。9時の予約で8時45分に入ったうちが電光掲示板で呼ばれたのが10時。

20階の入り口でパスポートとDS-156/157, Form 797A を係員が集め、再び金属探知機によるセキュリティチェック。その後面接窓口の前で番号を呼ばれるまでまた待つ。 面接は合計2回。

集められたパスポート, DS-156/157 をもとに、いくつかの質問を受け、追加の書類(Employee Verification Letter と Marriage Certificate)の提出に1度。

別の係員による最終面接に1度。 面接は入国審査のようなカウンター越しに行い、内容も入国審査と同じようなものだった (仕事は何をやってるの? 最終学歴は? という感じ)。 2回とも1,2分ぐらいの簡単なやりとりだが、待ってる時間が長く全て完了するまでに結局1時間ほどかかった。

最終面接が終わるとパスポートの引き換え券をもらえて、当日の午後3時に下のフロアにくるように言われる。

全員が3時にパスポート受けとりのため、3時前には結構長い列ができていたが、パスポートの受けとりだけなので3時20分ぐらいには並んでいた人全員が処理された。 引き換えは家族の場合代表者1名だけが入館を許される。 また、引き換え券さえ持っていれば他人でも受けとることができる。 これなら、3時前に並ぶのでなく3時15分ごろ来ても十分かもしれない。

結果として、今回バンクーバー領事館は1日でビザスタンプを発行してくれた。慣れないことでいろいろと大変だったがこの処理の速さは何ものにも代えがたい。 やって良かったと思っている。


アメリカのビザ

観光やちょっとした出張には必要ないが、アメリカの会社に雇ってもらうにはビザが必要。

こいつに関する手続きがいつも面倒で、みんな苦しんでいる。今回少し特別な経験したので、その状況を紹介。

ビザに関する手続きは大きく分けて3段階に分かれる。

1. 労働許可証の申請
  自分が働くことで、アメリカ人が被害を被らないことを証明しないといけない。 自分の場合は英語のソフトウェアを日本語をはじめとした多言語化をするというアメリカ人ではできない特殊能力を提供するということが理由になる。この申請が約1~2週間。

2. BCIS (移民局)への申請
  移民局へビザを申請する。移民局は申請されたビザのタイプを申請者にほんとうに発行していいのかを判断する。 自分の場合はH-1Bという短期就労ビザというタイプで、シリコンバレーで働いている外国人エンジニアは大半がこのタイプになる(駐在員の人は除く)。このビザは最大6年有効だが、3年おきに更新手続きをしなければいけない。今回オレがやったのがこの更新手続き。更新なのに手続きにはなんと6~8ヶ月かかる。$1000払うと2週間で処理するというサービスもあるが、ふざけんなって感じ。この特急サービスを優先するおかげで通常のサービスが遅れているらしい。 今回、2002年11月に申請して、許可がおりたのは2003年6月。実は2003年4月で今のビザは切れていたのだけど、申請中は切れていても合法的にアメリカに滞在できる。

3. アメリカ大使館・領事館による承認
  上の2つの手続きが完了したあと、全ての書類を再評価し、自分のパスポートにビザスタンプをもらう(というが、実際はシールを貼ってもらう)のが最後のステップとして必要になる。これがやっかいなところで、手続きにどれだけ時間かかるかわからない。

  通常は、日本に一時帰国したついでに、東京のアメリカ大使館か大阪のアメリカ領事館で手続きをおこなうのだが、6月末に帰った同僚は手続き待ちで2ヶ月近くかかったし、ワシントンDCに郵送するのも、2,3ヶ月ほどパスポートを手放すため、何かあってもアメリカを離れられないという不安がある。しかも、書類一枚忘れるともう一度出しなおしで、2,3ヶ月待つらしい。
  
そこで、今回うちが情報を仕入れて決めたのが日本、アメリカ以外の第三国で申請し取得するという方法。

しかも情報ではカナダ(バンクーバー)は申請した当日に結果がわかるという話も。ただ、この申請でうまくいかなかった場合はアメリカに戻ることができないというリスクもあった。 そんなわけで、仕事が一段落ついた今、バンクーバー申請にトライしてみた。長くなってきたので具体的な話や結果はまた明日。


へぇー (カーネルサンダースの本名はカーネルではない)

Kentucky Fried Chicken founder Colonel Harland David Sanders was born on this day (1890-1980) in Henryville, Indiana and began cooking for his family at age six after his father died and his mother went to work.
(ケンタッキーフライドチキンの創始者カーネル ハーランド デービッド サンダースは1890年のこの日にインディアナ州 ヘンリービルに生まれ、父の死後、母が働きに出た 6歳のときに料理を始めた)
“In recognition of his contributions to the state’s cuisine,” Governor Ruby Laffoon made him a Kentucky Colonel, the state’s highest honorary title.
(州の料理への貢献をたたえ、当時の知事 Ruby Laffoon は彼を州で一番名誉ある地位 “Kentucky Colonel” に任命した)

日本ではトリビアの泉なんてトリビア番組が人気なそうで、 うちでも友人にビデオを借りて見て「へぇー」なんて言ってました。 出演者のリアクションはちょっと大袈裟すぎ…。

見たなかで、「カーネルサンダースは度付きのめがねを付けている」ってのがあったけど、オレがこっちへ来て知ったカーネルサンダースがらみのトリビアが

「カーネルサンダースはほんとは カーネル という名じゃない」

ってやつ。 もう出た?

本名は Harland David Sanders (ハーランド デイビッド サンダース)。 もともとColonel(カーネル)ってのは大佐って意味で軍隊の地位を示すことば。 しかし、カーネルサンダースは軍隊でとくに大佐になったという話はないのでこの意味でもない。

でもって、引用した記述にあるように Kentucky Colonel (日本でいえば、何とか大使 に近いものだろうか) という肩書をもらったことから Colonel が定着したらしい。 それでもって、今日9/9はカーネルサンダースの誕生日らしい。

トリビアの泉のWeb Siteで応募できたのでしてみました。 連絡先には名前と電話番号しか書くところがなかったのだが、採用されると電話がかかってくるのか? お金はどうやって送られてくるんだ?


Jason Mraz – Waiting for My Rocket to Come (ジェイソンムラーズ – ウェイティングフォー マイ ロケット トゥ カム)

cover 記念すべき第一回目のオススメCD はVH1のカウントダウン20で見てイッパツで気にいってしまった Jason Mraz(ジェイソン ムラーズ)。

放送されていたのは4曲目の The Remedy という曲。 速めのテンポの曲にラップに近い感覚で歌詞がのっかっていく。 その絶妙さにもうメロメロ。 日本では1ヶ月ほど前に発売されたそうで、ラジオとかでよくかかってるらしいけどどうでしょうか?

アルバムとしての完成度も高く、久々にこれはイイと思えるアーティストに出会ったという感じ。 彼は一過性のものじゃなくて、本物でしょう。 もう2週間ほど家でも車でも会社でも飽きずによく聞いてます。

アメリカの公式サイトでは Video のコーナーで The Remedy のPV を始めスタジオライブの様子が、Audio のコーナーではアルバムから4曲のフルコーラス(RealAudio)、インディーズ時代に出したライブアルバムからの曲もフルコーラスでいくつかmp3で公開されている。 いやー太っ腹。

オススメはアルバムにも入っている “You and I Both”, “Sleep All Day”, “Curbside Prohet” のライブバージョン。 ここに書いただけでは伝わりきれないと思うので、アルバムの試聴がてらぜひ聞いてもらいたい。

そして、何と9/8から日本でプロモーション&ライブをするらしい。 大阪のタワーレコードではインストア ライブもするとか。 ってことは無料? こんなチャンス今しかないかも。 詳しくは日本の公式サイトの最新情報で。

cover cover

メディアは消える

同社によると、米国人の20%が音楽ダウンロードを頻繁に利用しており、このうちの半分がCDの購入が減ったと回答しているという。同社は、2008年には、音楽販売の33%がダウンロードとなり、CDの売上はピークだった1999年と比較して30%減になると見ている。オンデマンドの映画配信は、2005年に14億ドル規模の売上高に達し、いっぽうDVDとビデオテープからの収益は8%減を予想している。

この予想。 個人的には当ると思う。 一方では「アマゾンでCD買って」とも言っててナンですが…。

日本では iTunes Music Store を始めとしてダウンロード販売がまだ確立されていないので実感はないと思うが、iTunes Music Store はほんと便利。 数えてみるとうちでもこの4ヶ月で5枚のアルバムを iTunes Music Store から購入。 それとは別に気になった曲を単独でダウンロードしたこともある。 VH1という音楽チャンネルで面白そうな曲が流れると Mac を使って検索、試聴してよければ即購入という速さは何ものにもかえがたい。 買った曲は制限がついていても、一度CDにしてしまえばそのあとは車でも、どこでも使える。 ほんとCDというメディアとして買う必要は何もない。

いや、ひとつあった。中古として売る権利だ。

ミシガン州アンアーバーに済むこのウェブ開発者は米国時間2日夜、米Apple ComputerのiTunes Music Storeでオンライン購入したデジタル形式の楽曲をeBayでオークションにかけた。これが、インターネット音楽の再販権という新しい法的な問題に発展する可能性がある。

結果的に eBay のインターネットを介して配布可能なものの出品を禁止するという項目に引っかかったということで、このオークションはキャンセルされた。

本来の再版権の問題へ辿りつく前に打ち切られた形だ。 この件に関しては、売りたいと思うほうが間違っているとは思わないが、CDのように郵便を使ってやりとりするのと違って、扱いがラクなデジタルメディアだけに大量のデータがオークションを介して右から左へ流れていくようなことになりかねない。 まだ始まりだしたばかりのシステムなため、何らかの対策ができるまでは保護してもいいかと思う。


ADIOS Eddie

ADIOS, EDDIE: How stupid is television? The best new show this summer, Keen Eddie, has officially been dumped by Fox. The quirky, British-based detective series (starring Mark Valley) was never embraced by American audiences, averaging just 4.9 million U.S. viewers in seven outings. Six more episodes were shot but never aired; wait for the DVD.
What has replaced it? Tonight, Fox fills with Stupid Behavior Caught on Tape. That’s all you need to know about where TV is heading these days, folks.
(さらばEddie: テレビはどれくらバカなんだ? この夏、最高のテレビ番組 Keen Eddie はFoxにより公式にキャンセルされた。ちょっと変わったイギリスを舞台にした刑事もの(Mark Valley主演)は、7回の放送で平均490万の視聴者だったがアメリカの視聴者に一度も受けいれられなかった。 他にも6話が撮影されたが放送はされない。 DVDを待とう。
何が代わりに放送されるか? 今晩 Fox は Stupid Behavior Caught on Tape (訳注: バカな行動を撮った視聴者投稿ビデオを放送する番組)を放送する。 これだけで、最近のテレビ業界がどこへ向かおうとしてるかわかるだろう。)

個人的にもこの夏おすすめのドラマだった Keen Eddie。 7月25日を最後に放送が中断されてたが、8月始めには Fox が 8月28日から放送を再開するとアナウンスしていた。 ところがギリギリになって打ち切りのアナウンス発表された。 たしかに、この日 Stupid Behavior Caught on Tape が放送されていて仕事から急いで帰ってきたオレは愕然とした。

うれしいことに、Webや新聞のコラムではキャンセルを惜しむ声もあり、まだまだアメリカの批評家も捨てたもんじゃない。なんて思う。

そして、上の記事は少し皮肉まじりにTV局や視聴者を批判している。

アメリカは学校が6月から8月まで休みに入るため、バケーションシーズンと呼ばれ、旅行にでかける人が多いためテレビを見る人が減ると言われている。 そのため、ドラマのような手間のかかるものではなく、再放送やリアリティショーと呼ばれる少々の演出とともに素人にカメラを向けて適当に編集して放送するという仕組みが増えてきた。 昨年のアメリカンアイドルもその一つ。 始めは斬新でウケたが、最近はあまりにもこういった番組が多く、みんなそれにも飽きてきているのが現状だ。

そんな中ドラマを作って、しかも少し変わっていたが結構面白かった Keen Eddie を FOX があまり手をかけずに切り捨てたのだった。

FOXにとって間が悪かったのは、8月から放送された The OC というドラマ。 コテコテの青春ドラマのくせに第1話を1週間に3度も放送し、その後視聴率を延ばしたというデータが出ていた。 The OC は宣伝が多かったので見てみたが、ほんと変わりばえのないただの青春ドラマ。 たしかに、ビバリーヒルズ高校白書やドーソンズクリークのように、視聴率を稼ぎやすいジャンルではあるんだけど…。 このThe OC の初回の放送。 実は Keen Eddie とほとんど同じ視聴率だったため待遇の違いと、代わりに平凡なリアリティーショーをもってきたことで、テレビ局は数字をとるために安易な方法に逃げている。と突っこんでるわけ。

キャンセルは残念だが、悲しんでばかりはいられない。 ファンなら放送されなかった回も含んだDVDを期待しよう。そんな中こんなサイトを見つけた

Welcome to TVShowsOnDVD.com
This site allows you to vote for shows you’d buy on DVD, and how you’d want to buy them.
(このサイトはDVDで買うかもしれない番組と、どうやって買うかを投票できます)

さっそく登録して、Keed Eddie のシーズンボックスに投票してみた。 Keen Eddie の人気は全体で 39位だった。 これは期待できるかな?

おまけ、

American Juniors は第2弾を10月から予定していたが、これもキャンセル。面白いところが欠けちゃってたからしょうがないよなぁ。 American Idol 3 は来年頭からの放送のためにただいま全米でオーディション中だそうです。


Webをメールのように読む

インターネットで1日におびただしい数のブログやニュースを読むような熱狂的なネット利用者たちが、ニュースリーダーあるいはアグリゲーターと呼ばれる新しいソフトウェアに目を向け始めている。こうしたソフトウェアが、あふれかえった情報を管理するのを助けてくれるのだ。

HotWired の記事から。 このサイトのような Blog ツールを使ったサイトは RSS と呼ばれるサイトの更新情報をまとめたファイルを自動生成してくれる。 それを読みこんで表示してくれるツールが人気上昇中らしい。

上の記事にもあった SharpReader を試しに使ってみたら、ほんと便利。 新着メールが届くようにサイトの情報が更新され、ひとつづつ読みすすめていく感覚はメールそのもの。 SharpReader は .Net を使っているため .Net Framework とIEが必須だ。 普段 Mozilla を使ってる自分には別のアプリケーションを起動しなきゃいけないのが難だが、IEを使ってる人は開いているウインドウの一つがSharpReaderという感じで自然に使えると思う。 .Net Framework をインストールしてる人はぜひ試してほしい。

Mozilla ではないが、時期Mozilla と言われる Firebird には RSS Read Panel というブックマークを利用してサイドバーにRSSを表示する物があった。 自動更新チェックや更新情報の表示・管理など次期バージョンに期待のところはまだたくさんあるが、現段階でも RSS の便利さを知るには十分だろう。

RSS Read Panel スクリーンショット
RSSReadPanel.jpeg

そして、このRSSの使い方を一歩前進させて、ニュース配信サービスなどの代わりにしてしまおうという話も出ている。

ピリロ氏のように、RSSを電子メールニュースレターの代替ととらえる人は徐々に増えている。Sobig.Fウイルスの猛威がピークに達した先々週、PaidContent.orgの発行人のラファット・アリ氏は、毎日の電子メールニュースレター配信を中断し、代わりにRSS版を提供した。

講読したいと思った参加者は自分のメールアドレスを登録して配信してもらうのでなくWebサイトが公開している RSS ファイルのリンクを SharpReader のようなアグリゲータに登録しておけば、最新の記事を読むことができるようになる。 発行者もファイル一つを更新するだけで済むし、読む側もメールアドレスを公開する必要がない。 いいことづくめ。 すごいなぁ。

とにかくWebブラウザやメールソフトといった区別とまた違う何かができようとしている。 個人的にはこれは一過性じゃなく、本物だと思う。 しばらくは注目のネタです。


Jason Richardson 有罪

A Michigan jury has convicted Golden State Warriors guard Jason Richardson of a misdemeanor domestic violence charge stemming from an assault on his ex-girlfriend.
(ミシガン州の陪審員はGolden State Warriors のガード Jason Richardson の元ガールフレンドへの家庭内暴力の容疑に対して有罪判決を下した)

4月に捕まったと報告した Jason Richardson の家庭内暴力の件。 有罪判決が出てしまった。
原因はどうやら元ガールフレンドとの間にいる3歳の娘に関するトラブルらしい。 そう、22歳の Richardson は子持ちだった…。

もともと2月に破局していた2人だが4月に子供に会いに彼女の家に行ったとき、別の男との写真を見て逆上したというのがガールフレンド側の言い分。 しかしRichardson 側は子供の前で他の男や女と一緒にいないという同意を破ったので子供を連れていこうとした。そのとき子供の部屋の前に立ちふさがったため、どかそうとして引っぱったときに押したおしたという。 うーん。どっちが言い、悪いといいにくい状況だなぁ。

別の記事によると刑務所に服役する可能性もあるが、初犯のため軽い刑になるだろうと言われている。

The maximum penalty for the misdemeanor conviction is 93 days in jail and/or $500 in fines. However, Richardson has no prior criminal record and in similar cases defendants usually receive a light sentence.
(軽犯罪の有罪の場合最大93日間の服役 かつ/または $500 の罰金が課せられる。 しかし、Richardson は犯罪歴がなく同等の事件では軽い判決がいい渡されている。)

具体的な判決は後日のようで、それによって今後の選手生活にも影響が出るかもしれない。 NBAとしても何試合か出場停止と処置とかあるかもしれないが、これで禊を済まして来シーズンはこころおきなくがんばって欲しい。


アマゾンアソシエイト

人から「これ、いいよ」と教えてもらって、新しいものに出合うとうれしい。

昨日のWeb Service API の話を書いてて、このサイトでも何かできないか考えた。

第1弾として amazon アソシエイトに参加してみた。 ただ、amazon へのリンクを貼るだけではイミが無いと思うので、自分のおすすめ CD/DVD といったカテゴリーを用意して、個人的にオススメしたい物を見つけたときに紹介し、そこにアフィリエイトのリンクを付けていこうと思う。

リンク先がamazon.co.jp なのは来てくれる人は日本人が多いし、個人的にも日本に帰るときとかにここを経由して買うことが多いだろうから。 様子を見て 米 amazon のアフィリエイトリンクも追加するかも。

参考までに、自分の趣味の傾向を紹介。 自分としてはミーハーなぐらい王道をいってるつもりだが、なぜかいつも変わった趣味だと言われる。

音楽は始めがビートルズ(The Beatles) (特に ポールマッカートニー(Paul McCartney)) だったこともあり洋楽中心。 歌詞(意味より、歌詞の音)が曲にうまくのっかってるとよく表現するんだけど、きれいなメロディライン+α的なものがあるとハマる傾向が高い。 例えばベンフォールズ、ベンフォールズファイブ(Ben Folds (Five)), ビリージョエル(Billy Joel), ジョージマイケル(George Michael), 解散してしまったけど クラウドベリージャム(Cloudberry Jam), アトミックスイング(Atomic Swing) などが長い間のお気に入り。 言いたいことわかってもらえるだろうか?

邦楽なら ミスターチルドレンSing Like Talking など。

映画は見ていて単純に楽しめるもの。薄っぺらいと言われても見てる間映画にのめりこめるような何かがあればそれでOK。 設定が変わっていると見てみたいと思うことが多い。 基本的に映画はエンターテイメントだと思っているので見終わったあとにあまり考えさせられたり、悲しくなるようなのはそんなに好きじゃない。 ベスト5を上げれば


ショーシャンクの空に
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セブン
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ギャラクシークエスト
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ブルースブラザーズ
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ポセイドンアドベンチャー
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ってところ。 ぜんぜん関連性ないな…。 ギャラクシークエストを知ってる人なんてほとんどいないのでは? 知名度低いけど、いい映画なんで是非見てみて。
とまぁ、こうやっていろいろと紹介していきますので気にいったらここから買ってみてください。


Web Service APIの有用な使いかた?

「このCDを買った人はこんなCDも買っています」ってAmazon でCDやDVDを購入するとお奨めが出てきて、「あ、いいねこれも」なんて感じで買っちゃうことありますよね。(商売上手なんだからAmazon)MusicLover はiTunes で再生中のアーチストからお奨めのアーチストを抽出して、サーチメニューまで導いてくれるアプリケーションです。

Woodenships で紹介されていた Mac OS X アプリケーションの MusicLover というソフト。 Google や Amazon の検索機能を利用して、再生中の曲と関連のある情報を表示してくれる。

HTTPリクエストを送ってるのかもしれないが、Google, Amazon なのでWeb Service API を使っているのだと思う。 Google, Amazon は以前から Web Service 用の APIを公開している。 これを使うと、Google, Amazon のサーバから、欲しいデータだけを手にいれることができるため、好きな形で表示することができる。 ZDNet の記事でも紹介されているように、いろんなサイトが既にあるようだが、実用面ではどれも本家を越えるまではいかず決定打に欠けているような気がしていた。

しかし、MusicLover のようにブラウザではなくスタンドアロンアプリケーションに検索機能を追加するといったアプローチは、アプリケーションに機能追加を、サイトにはさらなる広告表示の場の提供と補完するような形になるのではないだろうか。 amazon はアフィリエイトプログラムもやっているので、こうやって作成されたソフトを無料で配布してもアフィリエイトで儲けることも可能だろう。 用途は限られるかもしれないが、Web Service API の使いかたは自分で Web サービスを新たに作るより、こういったところにあるかもしれない。