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NBA 2008-09シーズン開幕、Warriors は黒星発進

いろいろ忙しくしていたらいつの間にやら10月末。メジャーリーグのワールドシリーズも終わると、今度はNBAが開幕する。

我らが Warriors はチームの半分の人が入れかわるという大改造の中、オープン戦を4勝2敗という成績で終え開幕を迎えた。

怪我で出場できなくなった Monta Ellis (モンテイ エリス) の代わりとなる先発のPGは何とドラフト外で入団したルーキーの DeMarcus Nelson(デマーカス ネルソン)。最初こそ緊張のためか動きが悪かったが、昨年からいる CJ Watson (シージェイ ワトソン) やトレードで入団した Marcus Williams (マーカス ウィリアムス) を差し置いての起用なだけあって、思いっきりのいいプレイが光っていた。また、2Q最後にいきなりブザービーターも決めるなど度胸もありそう。

新加入の Corey Maggette は安定した得点力を見せ、Ronny Turiaf (ロニー トゥリアフ)はリバウンドで存在感を見せるなど、スター選手はいなくなったが層は厚くなった気がする。

昨年からの選手も成長のあとが見られた。Kelenna Azubuike (ケレナ アズブーキー) はフィジカルが強くなりインサイドでの活躍が増え、Andris Biedrins (アンドリス ビードリンチ) はピック&ロールばかりだったプレイから、ローポストからインサイドへ切りこんでいくようなプレイを見せていた。 Baron Davis からのペネトレーションやパスがなくなった今年はこの2つのプレイはとてもチームの助けになるだろう。

試合の方は1点ビハインドで迎えた残り15秒のところで、スローインのボールを連携ミスで受けとれずターンオーバーになって負けが決まってしまった。新チームらしいミスだけど、ここで出たのはイタイ。あとは頼みの Stephen Jackson (スティーブン ジャクソン) の失速が痛かったか。 最後は 108-103 という結果だった。昨年のウエスタンカンファレンス2位のチームにこの結果はまぁ善戦と言えるだろう。

さて、今年はちょっと変わった試みとして Warriors 情報を Twitter から配信してみることにした。 ユーザ名は gswarriors_j 。 ニュースリンクや試合の様子など書いていこうかと思ってるけど、どんな風になるかは本人にもわからない。 Warriors 情報が気になる人は よかったら follow してみてください。


アナログ放送を止めてみよう

アメリカではテレビ放送が2009年の2月17日に、アナログ放送からデジタル放送に完全に切り替わる。 あと4ヶ月先のことなので、最近のニュースやテレビCMではまだの人は切り替えようとしょっちゅうアナウンスしている。

そんななか、アナログ放送をしている局が示しあわせて、放送を止めるテストをしてみようという面白いこころみが昨日行われた。

時間は 午後6時15分。 この様子、偶然にも見ることができた。iPhone で撮ったので荒いけどその時の写真がコレ。

dtv.jpg

実際に放送を止めるとテレビの調子が悪くなったと勘違いする人もでてくるだろうから、「このテレビはデジタル放送が見られないよー」というアナウンスが3分ほど表示され続けた。

午後6時15分は、多くの局ではニュースが流れているためそのタイミングで合わせてデジタル放送へのアナウンスや現状などもおこなわれたようだ。

実はアメリカでは大半の人がケーブルテレビや衛星放送でテレビ番組を見ているのでいわゆる地上波を見ている人は少数派。

しかしながら、翌日のGizmodo(英語版)経由のニュースでは未だにアナログ放送でテレビを見ているアメリカ人の約20%、300万人がまだデジタルに移行してないんだとか。

移行にはデジタルチューナーを買う(だいたい$50 から $60 ぐらいするが、申請すれば$40のクーポンがもらえる)、デジタル対応の新しいテレビを買う、ケーブルテレビや衛星放送に加入する。という手がある。 手間はともかく金額的な負担はあまりないので、それだけテレビを見ない人、見なくてもいいかなぁと思っている人たちがいるということなのかもしれない。

日本もあと数年で同じようにデジタルに切り替わったと思うけど、これだけ移行の負担の少ないアメリカでもこの様子だと、残り20-30%の移行というのは思った以上に手間がかかると思ったほうがいいかもしれない。


新型 MacBook, MacBook Pro 発表

しばらく前から欲しいと思っていたけど、新機種が間もなくと聞き待っていた Mac のノート。今日、新しいモデルが発表された。

NewMacBook.jpg

アルミをベースにした新しい筐体は高級感もあっていいんだけど、気になる点もちらほら。

  • MacBook Pro も含め全部テカテカ液晶に。しかも、ディスプレイの前にはガラスがあるらしくこれまで以上にテカテカしてそう。
  • メモリの増設はどうなる? と思ったら、Mac お宝鑑定団 Blog にサポートドキュメントを発見。MacBook も MacBook Pro も簡単に増設できそうで安心した。
  • 値下げが噂されていたが、実質は旧型を$999で売るという肩透かしな結果に。これにはちょっと残念。というか、実現しない噂が先行するのは良くないね。<
  • MacBook (安い方) のCPUはこれまでの 2.4GHz から 2.0GHz へスペックダウン。 発表時もグラフィックが速くなったとばかり言い、CPUそのもののパフォーマンスは触れずにいたのが気になる。

    これまでの MacBook と MacBook Pro は設計の違いで同じCPUを積んでてもわずかながら差が出ていたが、新型は画面サイズしか違いがないため Pro との差をだすため MacBook のCPUを意図的にスペックダウンしたんじゃないだろうか。最近のCPUはクロックと性能が一致しないところがあるんだけど、ベンチマークの結果や評判なんか早く見たいなぁ。

  • Bootcamp はサポートしているようだが、NVIDIA の新チップは VMWare や Parallel なんかでも問題なく動くんだろうか…

値段的には MacBook なんだろうけど画面サイズや解像度が小さいかなぁ。そうなると型落ちになって安くなった MacBook Pro も魅力。テカテカ液晶じゃないのも選べるし。 でも、Mac OS X はグラフィックがよくなるとレスポンスとかよくなりそうだなあ…。 うーん。 iPhone 開発するには Mac がいるので、何かは買おうと思うんだけど、みなさんならどうします?


英辞郎 on the Web はいろんな方法で簡単に使え…る?

英辞郎 on the Web 検索アプリ「iEijiro」を試す - MACお宝鑑定団 blog

英特が、TeamKNOxの開発した「英辞郎 on the Web」を使って辞書検索するiPhone/iPod touch用辞書アプリ「iEijiro」を、App Storeにて450円で販売を開始していたので試してみました

英語を使っている人なら知らない人はいない英辞郎。その英辞郎をブラウザから使えるようにしているのが SPACE ALC の 英辞郎 on the Web というサイトだ。 オレも使わない日はないぐらいお世話になっている。

こんな便利なサイトなのでブラウザの検索ボックスのプラグインや Bookmarklet とか作ってみたよと言いたいところなのだが….

英辞郎、英辞郎 on the Web について:スペースアルク

『英辞郎 on the Web』のメタサーチなどに類似する利用法は、許諾なく行うことを禁じます。
メタサーチとは、弊社に無断で弊社以外の場において、弊社が許諾する以外の形で、検索語の入力ボックスなどを作成、公開、販売し、弊社の『英辞郎 on the Web』エンジンをあたかもそのサイトもしくはソフトウェアの部品であるかのように利用し、検索結果のみを表示するものと定義します。この範疇には下記のものが含まれます。

  • 『英辞郎 on the Web』エンジン対応の検索インターフェイスを持つウェブページ
  • ブラウザなどの組み込みツール(ツールバー、コンテキストメニュー、検索プラグイン、ブックマークレットなど)で『英辞郎 on the Web』エンジンを無断で利用するもの
  • その他、SPACE ALC に許可なく作成されたソフトウェアやスクリプトなどで『英辞郎 on the Web』エンジンを利用するもの

という規約があり、実現するのは難しいと思っていた。SPACE ALC にしても英辞郎 on the Web を使って人々を自社サイトに呼びこむのが目的だろうからまぁ仕方がないところだ。

ところが、このiEijiroというソフトはこの利用制限を回避しているようだ。こうやって販売してるということはうまく許諾をとったのだと思われる。ということは英辞郎 on the Web の許諾は意外にゆるくて申請すれば簡単に取れるのかな? いろいろやりたいと思っていたこともあるので一度問い合わせてみてもいいかな。


Warriors オフシーズン 2008

あっと言う間に10月。 NBA のキャンプも始まった。Baron Davis の電撃FAに始まり、なかなかにぎやかなオフシーズンだったが、7月末以来触れてなかったのでここらでまとめてみようと思う。

モン太くん足首骨折、原因は?

8月末、Baron Davis がいなくなった後、チームの点取屋として期待された Monta Ellis (モンテイ エリス、通称モン太くん)が 足首を骨折というニュースが流れた。

当初はバスケの練習中の怪我ということだったが、直後からバスケやっててこの箇所の骨折はありえないといった指摘などがあり、真実は原付バイクに乗っている最中の事故だとわかった。

バイクの運転は危険なため、契約上禁止されていたため罰金、もしくは数試合の出場停止といったペナルティが課される可能性が高い。複数年、高額の契約を済ませた直後なだけにチームやモン太くんの関係がぎくしゃくしないか心配。

Kosta Perovic 退団

Warriorsの昨年の新人の1人、Kosta Perovic(コスタ ペロビッチ) がスペインのチームと契約、Warriors を退団することになった。

Kosta Perovic が抜けることは大した問題ではないが、彼って2006年のドラフトで指名されたが当時プレイしていたセルビアのリーグでプレイし続けることを選択、1年遅れて昨年入団して、1年で退団という何とも Warriors メイワクな選手だった。

Warriors のマスコット変更か?

NBA 全体としての今年の変動は、Seattle Supersonic チームが Oklahoma に移転、チーム名も Oklahoma City Thunder (オクラホマ シティ サンダー) に変わった。

この変動のあおりを受けたのが、現在の Warriors のマスコットキャラクター Thunder (サンダー)。 別のチームの名前と被るのはさすがにマズイということで、チームはマスコットの変更を考えているらしい。

WarriorsLogo.png

上のチームロゴにいるのがサンダー。アリーナではこれの着ぐるみが会場を盛り上げるんだけど、強そうながらも愛嬌もありいいキャラだった。 一部SNSのオレの写真はこのサンダーを使ってるぐらい好きだったんだよなぁ。 残念。

次のキャラクタはせっかくだから開幕に間に合わせたいとこだろうけど、こんなに急だと新しいキャラクタを考える時間もないんじゃないかなぁ。どうするんだろうか…。

キャンプ参加選手たち

さて、キャンプといえば現在FAの選手や、ドラフトで指名されなかった新人選手たちのラストチャンスの場。

今年の Warriors は DeMarcus Nelson (デマーカス ネルソン)、 Dion Dowell(ディオン ドウェル) 、Rob Kurz (ロブ カーツ) という3人のルーキーを追加。ドラフトの新人2人を加え、現在5人のルーキーというちょっと変わった編成でキャンプに入った。

その後、Cの選手として Justin Williams (ジャスティン ウィリアムス) と PG として Dan Dickau (ダン ディッカウ) という2人の FA 選手とも契約している。

現在の登録選手は全部で19人、開幕までに多くても15人に減らされるため彼らは過酷な生存競争に勝ち残らなければならない。

しかし、 2年前の Matt Barns (マット バーンズ) のように、チームのキャンプに呼ばれ、そこで活躍をし、有名になった選手もこれまでいっぱいいる。このチャンスを生かしてチームにも選手にもいい結果を生みだして欲しい。

Warriors はこのあと、10/5にオープン戦がはじまり、そのあと今月半ばから中国で2試合のオープン戦をすることになっている。(相手は Milwaukee Backs) 今年はメンバーが大きく変わり新チームに慣れることが必要だろうから、こういった合宿のようなのはいいかもね。


McDonald’s のアイスコーヒー

日本のマクドナルドのコーヒーがおいしくなったという話をよく聞くが、こちらアメリカの McDonald’s でもコーヒーの人気が上がってきている。

マクドナルドと言えば、以前 McCafe というカフェブランドを展開するも失敗していたが、今回は単純に店で売っているコーヒーの味を見直すというシンプルながらも効果的な戦略が効いているようだ。

加えてアメリカでの新しいチャレンジがアイスコーヒー (Iced Coffee)の販売。

実はアメリカではアイスコーヒーの知名度はとても低い。スタバが登場し、アイスラテなどで少しづつ浸透してきたが、それもまだここ10年ぐらいの話で、レストランでもアイスティーはあるけど、アイスコーヒーはまだ置いてないところが多かったりする。

そんな中、マクドナルドは堂々の Iced Coffee という名前での商品を投入、CMでもマクドナルドのアイスコーヒーを結構宣伝していて気になったので飲んでみた。

IcedCoffee.jpg

サイズの比較がないんだけど、これで 24oz (700mlぐらい)。 そして値段が $1.79 と結構オトク。 スタバのグランデアイスラテ (500ml ぐらい)が $2.60 ぐらいなので、値段、量ともにマクドナルドのほうがオトク感がある。

味のほうは、しっかりしたコーヒーの味にミルクの濃厚な味わいと混ざり結構いい味だしている。 シロップ分が少し甘すぎる感はあるが、しつこい甘さじゃないのが救いか。この値段でこの味は十分イケる。

何よりこのミルクの濃厚さというのはアメリカでは珍しい。 アメリカでは脂肪分を気にする人が多く、普通の牛乳でも3%ぐらいの乳脂肪分しかない(日本では少なくて 3.5 % じゃなかったかな?)。 おかげで、アメリカの牛乳は薄い(というかコクがない)のが特徴で、スタバのラテなんかは一味足りないと常々思っていた。

ところが、マクドナルドのアイスコーヒーはこのヘンがうまく調整されている気がする。 ただ、別の人のブログでは、マクドナルドのアイスコーヒー飲んだらむっちゃ腹こわしたというエントリを書いてる人もいたりと、それはちょっとヤバめな何かなのかもしれない(笑)。

まぁ、(おそらく)脂肪分もそこそこあって、甘いジャンキーな飲み物になっているのは事実だろうが、マクドナルドで売るのなら本格派コーヒーより今回のアイスコーヒーのほうがマクドナルドらしく、客も買いやすいんじゃないかな。

今回飲んだのはレギュラーというので一番ベーシックなものなんだけど、他にバニラとかヘーゼルナッツといったフレーバーもありなかなか面白そう。もうそろそろアイスコーヒーの季節じゃなくなってきてるけど、機会があれば別のも飲んでみたい。

と、いろいろ書いたけど、日本のマクドナルドのコーヒーを最近飲んだわけじゃないんで同じなのか、どっちがおいしいのかといったとこまではわからないんだよねぇ。もし、日本から出張でアメリカ来る人がいたら試しにマクドナルドでアイスコーヒー頼んでみて評価を聞かせてください。


Google Chrome の開発版を使う

少し前に発表され、その速さとメモリの使用量にファンが急上昇中の Google Chrome。 オレもブログでの紹介こそしなかったが、Chrome の使用頻度が増えつつある。

そんな Google Chrome だが新規バージョンをイチ早く試す方法が明らかになった。

Dev Channel: Early Access to Features and Fixes (Chromium Developer Documentation)

Google Chrome publishes new releases to the Dev channel frequently. The Dev channel gives the community access to upcoming features, features in development, and the latest bug fixes. We can use feedback from Dev channel users to improve and iterate on feature ideas, and make sure that the latest features work properly before we release them to a wider audience.

(Google Chrome は新しいリリースを Dev チャンネルに頻繁に公開します。 Dev チャンネルを通してコミュニティはこれから公開される機能や、開発中の機能、最新のバグフィックスが利用できます。Dev チャンネルからのフィードバックはアイデアをより確かなものにし、一般の利用者に向けて公開する前にちゃんと動くことを確認するのに利用されます)

Dev チャンネルに参加するには、上のChromiumのサイトに行き Google Chrome Channel Chooser というツールをダウンロードする。

Google Chrome Channel Chooser を起動し、Beta: が選択されているラジオボタンを Dev: の方に変え、Update ボタンを押す。

次に、Google Chrome で レンチ(スパナ?) アイコンから “About Google Chrome” もしくは “Google Chrome について…” というメニューを選んで出てくるダイアログで、

update.jpg

というのが表示されたら “アップデート” ボタンを押す。あとはアップデートを待って、Google Chrome を再起動すると、

update2.jpg

書いている時点で 0.2.152.1 というバージョンになった。(でもアップデート確認中が終わらない…)

動作的にはあまり変わったことに気がつかないけど、このバージョンでは新しいウインドウやタブのメニューがレンチアイコンの下に移るなど、メニューの構成が変わっている(でもこれってバグじゃね?)

そんなわけで、ちょっと不安定になってでも一早く最新版が使いたいような人は Dev チャンネルへ参加してみるといいかも。


党大会終わり、大統領、副大統領候補が指名される

今さら感もあるけど、アメリカ大統領選挙の話を少し。

2週間前に民主党、先週に共和党の党大会が行われ、それぞれ バラク オバマ (Barack Obama) 氏と ジョン マケイン (John McCain) 氏が公認候補として指名された。

大統領候補の指名に関してはこれまでの予備選挙で結果が出ていたので驚きはないが、党大会では Running Mate (ランニングメイト) と呼ばれる副大統領候補も発表され、これが大きな明暗を産みだしている。

民主党は予備選で最後まで戦った ヒラリー クリントン(Hilary Clinton)という噂は最後まで絶えなかったが結局は66歳の上院議員 ジョー バイデン (Joe Biden) 氏が指名された。

対する共和党は マケイン氏がひとめぼれしたという 44歳の現アラスカ州知事 サラ ペイリン (Sarah Palin) 氏が指名された。

この ペイリン氏、サラという名前からもわかるように女性。これだけでもインパクトがあったのに、この4月に第5子を産んでいた。 そしたら、その子は17歳の長女の隠し子じゃないかという噂がながれ、今度はその長女は現在妊娠中ということがわかり、噂は否定されるも、何だかなぁ状態に。 政治とは全然関係ないところだが、全米中にその名を轟かせた。

オバマ氏とマケイン氏が年齢や方針が相反しているため、それを補う形で副大統領を指名したらこれまた相反した人選になったということなのだが、話題性の高い共和党のほうが知名度を一気に伸ばしたことになった。

当初はオバマで決まりだろうと言われていた今回の大統領選だが、今回のドタバタも手伝ってか調査によってはわずかながらも共和党優勢という結果も出てくるようになってきた。

共和党=保守、民主党=革新というのが両党のイメージなんだけど、カリフォルニアのような移民の多い州は民主党を選んでも、まだまだアメリカの多くは保守的なため選挙は基本的に共和党有利に動く。

民主党の巻き返しとしてはヒラリーの力が必要だろうが、ヒラリーとオバマの確執はいまだにあるようだし、やはり大統領の椅子が欲しいヒラリー(とその支持者)としてはここでオバマが勝って最大8年待たされるよりも4年後のチャンスを狙ったほうがいいと思っている節があるのであまり期待できないだろう。 こんな状態では民主党は厳しい。

こうなってくると今回も共和党、マケイン大統領かなぁという気がしてきた…。


シリコンバレーの暑さ対策 その3 – Misty Mate

手や指を水にぬらして風にさらすと濡れた部分だけちょっと涼しく感じたことはないだろうか? この原理は手のまわりの水分が風によって蒸発するときに熱を奪うためで、気化熱とか蒸発熱とか呼ばれる。

これを利用して冷やそうというのが Misty Mate 社の製品群。個人向けのものはもちろん、庭で使うもの、ペット用などいろいろな製品が発売されている。

これを使えばちょっとは涼しくなるかなぁと思い、 Misty 2.5 というのを買ってみた。

MistyMate.JPG

水を入れて、下側にあるポンプを数回押して圧力をかけ、そのあと MIST ボタンを押せばシュッと霧が吹きでるようになっている。

「霧吹きでもよくね?」 感はあるのだが、霧を吹き出すまでの儀式や専用の機械というのがより涼しさを感じさせるし、圧力をかけてしまえば縦だろうが横だろうが、逆さまだろうがワンプッシュで霧が出せ、霧吹きよりは腕や首筋などにかけやすいというのはある。

効果のほどは…まぁ、なんか爽快感はあるね(笑)。 冷やした水を入れると効果が上がるかも。

もともと、この製品はゴルフや、サイクリング、ハイキングなど電気の使えないアウトドアでの使用を考えているらしいので、そういったところで使うほうが効果を感じると思う。

ま、なんかめずらしかったし、ちょっとは暑さ対策になるかと思っての紹介でした。あ、この製品はたぶんアメリカでもそんな有名じゃないと思う…。


シリコンバレーの暑さ対策 その2 – Portable Air Conditioner

うちはこれまでは昨日紹介した Box Fanでなんとかしのいでいたのだが、今年は子どもが産まれたためもうちょっと対策を練る必要ができてしまった。

そこで購入したのが、Portable Air Conditioner (以下、Portable A/C)と呼ばれるモノ。冷却機能しかないものも多く、Portable Cooler とも言われる。 いわゆるエアコンなんだけど、室内機と室外機を1つにし、壁に穴をあけることなくエアコンを使えるようにしてしまったという何ともアメリカ~ンな発想の製品だ。

Aircon.jpg

なんかすごいつうか大袈裟っつうか…。 本体から出ている2本のパイプは、吸気用(下)と排気用(上)。 モノによっては部屋の空気をそのまま冷やすので排気用の1本しかないのもある。

日本のエアコンと言えば湿気も吸ってくれて室外機から出るのが一般だと思うが、Portable A/C の場合は排気パイプを伝って出たり、タンクに貯めるようになっている。

ウチのモデルはタンクに貯めるタイプで、しかもその水を機械の冷却に再利用するらしい。 ただ、このあたりは乾燥しているのでほとんど水が貯まらず効果のほどは不明。

で、肝心の冷却効果なんだけど、ウチが買ったのは 12000 BTU という家庭用の中では一番パワフルなヤツ。 LDK 合わせて 20畳程度、太陽に暖められた屋根の熱が天井にほぼダイレクトに伝わり、西日が壁を暖めるという最悪の状況で 2℃ ~ 5℃ ぐらい下がるという程度だろうか。 正直物足りないけど、うちのアパートの環境ではこの程度の効果でも御の字なのかも。

もちろん吹き出し口近くは常に冷たい風が出ているので、子どもを抱きながら吹き出し口の前をウロウロすればある程度は快適。 何より家の中に暑さから逃げられる場所ができるというだけでも買った意味はあったかな(笑)。

上の写真を見てもらうとわかるけど、吸排気パイプのあたりに布を垂らしている。これはウチの窓にブラインドが付いてるんだけど、パイプにひっかかってそれ以上下りなくなり外から部屋が丸見えになってしまうので、応急処置的に布を垂らしているというわけ。 Portable A/C のユーザはみんなこのあたりどうやってるのか不思議。

値段は少々はって $300~$500 ぐらいとなってます。(参考: amazon.com の Portable A/C の検索結果)

また、昨日の Box Fan、Window Fan じゃないけど窓にとりつける Window Air Conditioner というのもある。 (参考: amazon.com の Window A/C の検索結果) ちょっと取り付けが面倒そうだったのでウチはやめたが、アパートや家に備え付けるときはこのタイプのものが多い。

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