Category: 04 NBA Basketball

NBA Playoffs 2007 – Round 1, Game 5 at Dallas

Warriors がホームで連勝したあと、 Dallas での Game 5。

ようやく調子の上がってきてた Mavs が自分たちのホームで戦うとあって苦戦が予想される試合だ。

ポイントとしては、

Warriors
ディフェンス面ではいかに Dallasのリズムを崩し、むこうのスター選手 Dirk Nowitzki に活躍させないか。 向こうを調子づかせないためには、オフェンス面ではミドル~3ptといったロングショットを決め、ペネトレイト以外の攻撃で Mavs ディフェンスをかきまわせるか。

Mavericks
ディフェンス面では Game 2, Game 4 で有効だったインサイドのペネトレイション、ディフェンシブリバウンドで優位に立ち、Warriors の攻撃パターンを崩すか。 そして、好調なオフェンスを試合中通して続けることがでいるか。
というところだろう。

先発メンバーはGame 4と同じメンバー。

Warriors:
PG: Baron Davis
SG: Monta Ellis
SF: Jason Richardson
PF: Stephan Jackson
C: Andris Biedrins

Mavericks:
PG: Jason Terry
SG: Devin Harris
SF: Josh Howard
PF: Dirk Nowitzki
C: DeSagana Diop

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NBA Playoffs 2007 – Round 1, Game 4 at Oakland

歴史的な勝利から1日おいた次のゲーム。

今日の試合で、Tシャツの代わりにもらえたのはハンドタオル。

towel.jpg

アメリカのスポーツ観戦ではよく使われる応援グッズで、チャンスのときやナイスプレイのときなどに頭の上でグルグルまわす。 それはそれで壮観なんだけど、Tシャツを着て黄色一色となった客席と比べると気持ちの統一がされていないように見える また、試合前から所かまわず「ウォーーリアーーーズ」などと叫んでいた観客も減り、全体的におとなしい。

13年ぶりのプレイオフ ホームゲームという重圧からも解放され、チームからも観客からも前の試合ほどのテンションを感じなかった。 前の試合はものすごい応援で Mavs がひるんだように見えただけに、今日のテンションでは彼らが息を吹き返すのではないかという不安が頭をよぎった。

この日は Warriors はいかに好調を維持できるか、Dirk に仕事させないか。 Mavs は Warriors の得点をいかにおさえ、調子の上がってきている Dirk にボールを回せるかがポイントだったろうか。

先発メンバーは Warriors は前回有効だったメンバーから変更なし。

PG: Baron Davis
SG: Monta Ellis
SF: Jason Richardson
PF: Stephan Jackson
C: Andris Biedrins

Mavs はイマイチ働きのよくなかった Eric Dampier に変えてセンターを DeSagana Diop に。
PG: Jason Terry
SG: Devin Harris
SF: Josh Howard
PF: Dirk Nowitzki
C: DeSagana Diop

intro.jpg
プレイオフの選手紹介はいつも以上に派手

そして、試合開始。 不安は的中する。

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NBA Playoffs 2007 – Round 1, Game 3 at Oakland

ついにこの日がやってきた。

13年ぶりに Warriors の本拠地 Oakland でプレイオフ、この1試合は13年分のファンの思いが積み重なったものだった。

会場に入ると、最近の Warriors のチームカラー黄色のTシャツがもらえ、席に行ってみると1階席が黄色になっていた。

arena.jpg

席が黄色かったのは cheer cards (チアーカード) と呼ばれる応援用のグッズの色だった。

webelieve.jpg
tshirts.jpg

Tシャツ、チアーカード、どちらにも書かれていたのは “We Believe” の文字。

プレイオフの出場の可能性が高まったころ、Warriors の試合会場に “We Believe Playoff (オレたちはプレイオフ出場を信じている)” と書かれたチアボードが現れた(リンク)。 熱狂的なファンの1人が作ったそのチアボードはテレビ中継でもよく写され、Warriors ファンの間では次第に “We Believe Playoff” を合言葉に残りの試合を応援するようになっていった。

そしてプレイオフが決まり、ファンを迎えるホームゲーム初戦に Warriors が用意した “We Believe” グッズや演出は、ファンに、We Believe Win, We Believe Upset, We Believe NBA Championship と夢を膨らませ、ただでさえ興奮している気持ちにさらに気合いを入れるのに十分だっただろう。

もちろん、試合が始まるとファンは大爆発。 おきまりの「ディーフェンス」の声や点が入ったときの声援。20000人を越えるファンの声を集めるとここまで大きくなるんだと思うぐらいの大きな応援につつまれた。もう何十回も試合を見てきたオレだが、ここまでの応援はもちろん初めて。 やはりプレイオフは違う。

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モン太くん MIP を受賞

WARRIORS: Monta Ellis Named 2006-07 Most Improved Player
Monta Ellis of the Golden State Warriors was named the winner of the 2006-07 NBA Most Improved Player Award, the NBA announced today. The annual award is presented to a player who has made a dramatic improvement from the previous season or seasons.
Golden State Warriors の Monta Ellis (モンテイ エリス) が 2006-07 の NBA Most Improved Player Award (最も成長したプレーヤー賞) を受賞したと NBAは本日発表した。 毎年発表されるこの賞は、昨シーズンから最も劇的に成長した選手に与えられる。

Warriors のモン太くんこと、 Monta Ellis が今年の MIP を受賞。 モン太くんは高校卒業後、NBAに入って2年目の選手。 ルーキーだった昨シーズンは体ができていなかったこともあり、出場機会が限られていたが今シーズンは、当初からスーパーサブ的なポジションで、ケガ人が多かったシーズン中盤では先発選手として、一時期 Warriors の得点王になるほどの活躍をしていた。

数字としてはこんな感じで成長を見せた。 得点およびスチールの増えかたがスゴイ。

得点 6.8 -> 16.5
リバウンド 3.1 -> 3.2
アシスト 1.6 -> 4.1
スチール 0.6 -> 1.7

彼の持ち味は小柄な身長 (といっても 191cm あるんだけど…) を生かしたクイックネス。

あっという間にディフェンスをかいくぐってゴールを決める姿はうっとりするぐらい。 残念ながらプレイオフでは、厳しいディフェンスにあいイマイチ活躍しきれていないモン太くんだけど、この受賞を機に自信を取りもどしいいプレイを見せて欲しい。


NBA Playoffs 2007 – Round 1, Game 2 at Dallas

Warriors 13年ぶりのプレイオフ2戦目。

前回勝ちをおさめた Warriors にとっては、ディフェンス、オフェンス両面での好調さをいかにしてキープし、相手のスタープレーヤー Dirk Nowitzki を押さえるか、 Mavs にとってはスモールラインナップと呼ばれるセンターのいない 変則的な Warrors の布陣にどう対応するか、また1戦目に活躍された Baron Davis をいかにして止めるかがこの試合のポイントだった。

スターター(先発選手)は以下の通り。

Warriors はGame 1から変更なし。
PG: Baron Davis
SG: Monta Ellis
SF: Jason Richardson
PF: Stephan Jackson
C: Al Harrington

対する Mavs は Game 1 のときのように Warriors のスモールラインナップに付きあうのをやめ、センターに Eric Dampier を置き、自分たちにあった形に調整してきた。
PG: Jason Terry
SG: Devin Harris
SF: Josh Howard
PF: Dirk Nowitzki
C: Eric Dampier

1Q は Warriors が奇襲にでる。 Mavs が注意してマークするであろう Baron Davis を攻撃の
オプションから意図的に外し、それ以外の選手でボールを回す。 特に Monta Ellis と Stephen Jackson の2人が予想以上の活躍を見せ得点を稼いでくれた。 しかしながら奇襲は奇襲、初め浮き足立っていた Mavs も徐々に自分たちのペースをつかみはじめる。 結果として 1Q は Warriors 優位に進むも 30-28 とでわずかなリードで終わった。

2Q に入り Warriors が選手を交代しはじめたあたりで流れが Mavs の方に傾きはじめる。 また、Mavs がインサイドをかためてWarriorsのペネトレイトを冷静に対応し、リバウンドを積極的に取りにいきだしたため、Warriors の攻撃は外から中心となり決定率も下がりはじめた。 逆にMavs は温存しているように見える Dirk Nowitzki の代わりに Jason Terry, Josh Howard が得点を重ねていった。 52-54 で 2点ビハインドでハーフタイムを迎える。

3Qに入り、Warriors は再びペネトレイトで攻めてくるが決まったのははじめの方だけでなかなか続かない。 試合の途中からは普通に攻撃に参加していたはずの Baron Davis もシュートが決まらずイライラ。 そして、相手を無理に止めにいったことでテクニカルファウルをもらってしまう。 おまけに Stephen Jackson までテクニカルファウルをもらってしまい、Warriors は完全にペースを崩してしまった。

カントクとしてはこの時点で2人ともベンチに下げて頭を冷やしてもらいたいと思っただろうが、2人とも下げると戦力ダウンは避けられない。 そこでどちらかと言えばキレやすい Stephen Jackson の方をベンチに下げ、Baron Davis をコートに残した。

しかし、その後も Warriors は調子があがらない。 攻めてもだめ、相手の攻撃も止められない、そんなな か、Baron Davis は相手の攻撃を無理に止めにいったプレイでファウルをもらってしまう。 納得がいなかい Baron Davis (実際はファウルをとられてもおかしくないプレイだと思ったが…)は、審判に向かって自嘲ぎみに「よくファウルをみつけたね」という感じの拍手をしていたのを、侮辱と取られて2つめのテクニカル、退場になってしまった。 攻めあぐね、選手たちの緊張の糸も切れてしまった Warriros は無駄なターンオーバーが増え 74-87と大きく話されてしまう。

4Q に入り序盤のがんばりで8点差まで追いつくがやがて徐々に離されていく。 そして頼みの綱だった Stephen Jackson も再びテクニカルファウルをもらって退場に。 これで完全に終わってしまった。 そのあと差はどんどん広がっていき、結局は 99-112 で負けてしまった。
テレビで中継見ている分には、そんなにひどいとは思わなかったが Warriros の選手はことごとく審判のジャッジに文句を言っていた。 プレイが全体的にうまくいかなかった、アウェイでの試合のため雰囲気にやられてしまった、そしてジャッジがちょっと偏っていた、そんな複合的な理由なんじゃないかと思うが、プレイオフで選手たちのテンションも異様に高まっていることもあり、ちょっとしたことであっという間に歯車が狂って試合を台無しにしてしまうこともある。 Warriors の選手たちは、今回のことを教訓にして自分たちのプレイを続けるよう心がけて欲しい。

今日の試合、ポイントとして挙げていた Warriors のオフェンス、ディフェンスとも Mavs に封じられた。 オフェンス面では2Qから見られたインサイドの強化と、ペネトレイションから外へのパスをスチールすることで Game 1 で有効だった攻撃パターンを封じられてしまった。 ディフェンスでは逆に Mavs がペネトレイションをしかけてきて対応できなかった Warriors は次々とファウルをもらい、厳しいディフェンスができなくなりそこを突かれてしまった。

また、Baron Davis は、本調子じゃないようにも見えたが自由に仕事させてもらえず、逆に Dirk Nowitzki は我慢に我慢を重ねたのち、Warriors の選手たちの緊張の糸が切れたあたりから活躍をゆるしてしまうというように、このゲームのポイントを振り返ると Warrirrs は完敗。 負けてしまうのは仕方がない。

心配なのは、これまでいろんなチームに有効だった Warriors のオフェンスが止められはじめてしまったことだ。 Mavs の選手たちがディフェンスに力を入れていたのはよくわかったし、それが機能してしまったため、 Warriors 苦手意識をもってしまわないか心配だ。 これに対処できないとこの後勝つのは難しいいと思う。

次は金曜日、 Warriors のホームコートでの試合なので、観客の声援を力にいい試合を見せて欲しい!


Warriors プレイオフのチケット争奪戦

幸先のよいスタートを切った Warriors 。 その前日の土曜日に、Warriorsのホームコートでの試合のチケットが発売になった。 13年ぶりのプレイオフ出場とあって、待ちに待ったファンが押しよせて大変なことになっていたようだ。

OAKLAND / PLAYOFF TICKET PANDEMONIUM / Warriors fans risk life and limb for a chance to see team’s first postseason games in 13 years
The hundreds of Golden State Warriors fans who converged on Oracle Arena on Saturday morning to buy the coveted playoff tickets shared one sentiment: It is a miracle no one was maimed or killed.
(誰もが欲しいプレイオフのチケットを買うため、土曜日の朝にオラクルアリーナに集まった数百人の Golden State Warriors ファンたちは皆同じ気持ちだった: 誰も大ケガしたり、死ななかったのは奇跡だ)

チケット発売の案内はプレイオフ出場が決定してすぐにメールで送られてきた。 それによると一般販売は、まずアリーナの窓口(Box Office) で土曜日の朝8時から、Visa Signature というクレジットカード会員は朝7時から発売、インターネットを使っての発売は午後2時からという話だった。

当日は朝6時30分にゲートがオープン。 その前からゲートの前に行列はできていたようだが、そこからヨーイドンでチケット販売所までの競争となった。 おかげで、いくら早く並んでいても走るのが遅かったためにチケットが買えなかったという人もいたらしい。

その後、朝7時から Visa Signature の会員向けの販売が開始され、朝8時からそれ以外の並んだ人たちのチケットが販売されたが朝9時57分には全部ソールドアウト。 結局インターネット販売はされなかったようだ。

この日、発売されたのは Oakland で行われる Game 3と Game 4のチケットで、トータル2500枚。 1試合あたり1250枚ということだろうか。 席の種類は2階席の一部という限られたものだった。 1人4枚までという制限があったので、だいたい 700人分ぐらいで売り切れになってしまったという感じだろうか。

20000人以上収容可能なアリーナとしては少ないという感じだが、1階席はシーズンチケットホルダー、および5試合や10試合といったパッケージチケットを勝った人たちに優先的に割当てられ、2階席も多くはウチのようにシーズン中に販売された分で押さえられてしまったようだ。 シーズン終了の2,3日前にすべりこみで買ったウチのチケットも2階席の20列ぐらいあるうちの16列目という結構後ろの席だった。

結果として、 当日は1000人ぐらいの人が並びソールドアウトした時点で数百人の人が列に並んでいて、がっかりして帰ったらしい。 今回の騒動はWarriors がアリーナをレンタルしているという状況で、警備などの細かいコントールができなかったことが原因らしいが、Wii を買うときに電器店がやったように整理券を配るなどといった配慮があってもよかったんじゃないかと。

Warriors が Game 1に勝ったことで、 Game 6まで試合が行われる可能性が高くなってきているが、もしGame 6が Oakland で行われるときはチケットの販売はオンラインのみになるとのこと。 このチケットはウチも押さえていないのでがんばって取らねば。


NBA Playoffs 2007 – Round 1, Game 1 at Dallas

さー、始まりました NBA Playoff (プレイオフ)。

NBAのプレイオフはトーナメント方式で各チームが戦っていく。 1回戦、2回戦のような回戦のことを「Round (ラウンド)」と呼び、1ラウンド中の各対戦のことを 「Game (ゲーム)」と呼んでいる。 そして、先に4勝した方がラウンドの勝者として次のラウンドに進むという形になっている。

対戦の組み合わせは、シーズン中により勝ったチームが有利になるように、東と西の各カンファレンスの1位と8位、2位と7位、3位と6位、4位と5位 という風に組まれる。 そのため、第1ラウンドでは力の差があるため、一方のチームが4連勝で決まることも多い。 このように4連勝して勝ち抜けることは 「Sweep (スイープ)」と呼ばれる。 逆に、順位の低いチームが上位のチームを破ることを 「Upset (アップセット)」 と呼ぶ。

とまぁ、プレイオフの仕組みや用語の説明はこのくらいにして、ラウンド1、ゲーム1の Warriors 。 8位ギリギリでプレイオフ進出した Warriors の対戦相手はシーズンを67勝15敗というすごい成績で西カンファレンス1位になった Dallas Mavericks (通称 Mavs)。 Mavs のホーム Dallas で行われた。

Warriors のスターターは3月頭からずっと同じだった次の5人。
PG: Baron Davis
SG: Monta Ellis
SF: Jason Richardson
PF: Stephan Jackson
C: Al Harrington

便宜上ポジション名も書いたが、実際はセンターなしの ガード4人+フォワード1人 (もしくはガード3人 + フォワード2人) というちょっと変則的な布陣。 ローポストプレイはあまりなく、通称ランアンドガンと呼ばれる速攻からのアーリーオフェンス、あとは1人が切りこんでディフェンスを引き付けボールを外に出して決めるといった攻撃パターンが多い。

対する Mavs は少し先発メンバーを変えてきた。
PG: Jason Terry
SG: Devin Harris
SF: Josh Howard
PF: Devean George
C: Dirk Nowitzki

センターがいない Warriors の布陣に対抗するように、センター Eric Dampier (2004年に Warriors から獲得した選手) を外し、フォワード Devean George を入れてきた。

1Q はどちらのチームもちょっと固くなった感じでミスが多く、シュートが全然入らない。 Warriors はプレイオフ経験の多い Stephen Jackson がチームを引っぱってくれて1Qは23-17でリード。

2QでMavsにオフェンスリバウンドを多く取られたのが心配だったが、かろうじて 38-38 の同点でハーフタイムを迎えた。 ディフェンス面ではゾーンディフェンスのローテーションもしっかりこなしていたし、スチールよりシュートブロックが目立ったのがいつもと違うがそこそこがんばっていた。 また、Mavs のスター選手 Dirk Nowitzki が前半 7点 に抑えることができたのは Warriors にとってラッキーだった。 この展開で得したのは アウェイで戦っていた Warriors の方だったろう。

3Q に入ると試合が Mavs ペースで動きはじめるが、 Warriors は Baron Davis の獅子奮迅の活躍で盛り返す。 これぞ、プレイオフという感じの活躍でゴール下へドライブしてのレイアップおよび、奇襲のような3ポイントが次々と決まり 3Q の終了時点で 72-66 と頭ひとつ抜けだすことができた。

4Qが始まると Baron Davis が休憩のためにベンチに下がり、息切れした Warriors に Mavs が襲いかかる。 選手たちはリードを守ろうと無理なディフェンスを重ねファウルを連発。 フリースローを着々と決めて、追いついてくる Mavs。 2点差まで追いつかれたとき、Baron Davis が帰ってきた。 これにより息をふきかえした Warriors はその後、リードを広げ試合は 97-85という12点差をつけて勝利

Game 1、アウェイでの勝利は大きい。 また、Warriors はレギュラーシーズンから今シーズン Mavs に負けなしで4連勝をキープ。 プレイオフだから通用しないかもという不安を打ち破ることができただろう。 これでこの試合固かった選手たちも少しはラクにプレイしてくれるといいのだが。

次の試合は水曜日。 再び Dallas からだ。


勝った! Warriors プレイオフ進出!!

我等が Warriors がレギュラーシーズン最終 Portland 戦に勝利、プレイオフ進出が決定した!
オレが初めて観に行った2000-01シーズン以来、6年目にして初のプレイオフ。 もう感動ですよ。 最後の瞬間は涙が浮かびましたよ。

プレイオフ、プレイオフと書いていたけど、あまり説明してなかったのでここでちょっと説明。

NBA はレギュラーシーズン82試合をこなした後、東と西の各カンファレンス上位8位(いわゆるAクラス)のチームがトーナメント方式で戦い、最後のチャンピオンを決定する。 そのため、チームにとってプレイオフに進出することが中堅以上の実力をもったチームであることの証とされ、第一の目標になる。

NBA は実力が均衡するように、サラリーキャップ制度や弱いチームほど有利になるようなドラフトの仕組みが用意されている。 そのおかげで、ほとんどのチームはどんなに弱くても 4,5年に1度くらいはプレイオフに出場することができるのだが、Warriors はそんなプレイオフを13年連続して逃していたのだった。

でも、それも今日でおしまい。

Warriors はシーズンを42勝40敗で終え、ウエスタンカンファレンス 8位でプレイオフに出場する!

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Warriors あと1勝でプレイオフ

ひとつ前のエントリで山場と予想していた Dallas Mavericks 戦が終わったが、ちょっと予想していた状況と違ってきている。

まず Warriors だが、対戦相手の Dallas はなんと主力を温存。 控えメンバー中心のメンバーで挑んできた。

今季 Warriors 相手に負け越していることを気にしてか、プレイオフ初戦で当たる可能性の高い Warriors にデータを与えるのを嫌がってかわからないが、とりあえずプレイオフ進出を目指す Warriors にとってはこの選択は嬉しい選択。 試合はフルメンバーの Warriors が終始リードし圧勝に終わった。

そして、Warriors と8位争いをしている Clippers は日曜日の Kings 戦に負け、逆に Suns 戦に勝利。 予想とは逆の結果になってしまった。 Suns は Mavs と違っていつも通りのメンバーで試合に挑んだにもかかわらずの敗戦。 Suns も主力は出ていたが、プレイオフのことを気にすると無理なプレイとかしないので、気迫の面で Clippers に負けたのだろうが、Clippers は強いのか弱いのかよくわからないチームだ…。

この時点でWarriors は残り1試合を残してマジックナンバー1。 つまり、最終戦に Warriors が勝つか、Clippers が負ければ Warriors のプレイオフ出場が決定することになる。 その運命の試合は、18日(今日)の19時から行われる。 がんばれ Warriors !

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Warriors プレイオフは目前

NBA のレギュラーシーズンは来週で終了。 Warriors は残り3試合を残し、なんと
ウエスタンカンファレンスの9位、しかも8位とはゲーム差なし。

という状態にいる。

カンファレンス8位までのチームがプレイオフに進出でき、NBA チャンピオンのタイトルを賭けてたたかうことができるのだが、Warriors はこのプレイオフ進出を12年連続で逃し、NBAのワースト記録を更新中という不名誉な状態だった。

これまでも 3月には8位以下が決定し、4月は消化試合なんてことが多かったのだが、ここまでプレイオフ進出の可能性を残しているのは久しぶりだ。
現在の順位表はこんな感じ

7位 LA Lakers 40勝 40敗 残り2試合
8位 LA Clippers 39勝 40敗 残り3試合
9位 GS Warriors 39勝 40敗 残り3試合
10位 NO/OK Hornets 37勝 42敗 残り3試合

Warriors に不利なのは、勝敗数が同じだったときの順位の決定方法。 NBA の決定方法は次のようになっている。

1. 直接対決の成績のよい方
2. 同じディビジョン内の勝率が高い方 (ディビジョンが同じ場合)
3. 同じカンファレンス内の勝率が高い方
4. プレイオフ進出チームとの勝率が高い方
5. 敵カンファレンス以外のプレイオフチームとの勝率が高い方
6. 得失点差のよい方

Warriors は 7位の Lakers に 0勝4敗 、 8位の Clippers には 2勝2敗とタイだが、ディビジョン内の成績が Clippers 7勝7敗に対して Warriors が 6勝10敗 と悪いことから、残念ながら勝敗数が同じでも、Lakers, Clippers より上に来ることができない。

したがって、Warriors がプレイオフに進出するためには、この2チームのどちらかより多い勝ち数を上げなければいけない。 ただし、3連敗すると今度は10位の NO/OK Hornets に食われる可能性も出てくる。

残り試合の対戦は (vs がホーム、 @がアウェイ)

Lakers
vs Seattle
@ Sacramento

Clippers
vs Sacramento
@ Phenix
vs NO/OK

Warriors
vs Minnesota
vs Dallas
@ Portland

Lakers は現在4連敗中と調子を落としているが、相手は格下の Seattle と Scramento 。 どちらも勝つ可能性は高い。 1勝1敗ぐらいはあるだろうか。 予想最終成績 42勝40敗。 (もしくは 41勝41敗)

Clippers は Sacramento に勝ち、Phoenix には負けが予想され、NO/OK 戦がポイントだろうか。 NO/OK は最終戦のころにはプレイオフ戦々から離脱しているだろうし、 Clippers がホームコートなだけに勝つ可能性は高い。 予想最終成績 41勝41敗。

Warriors は Minnesota, Portland は勝てるだろうが、問題は Dallas 。 これに勝てればプレイオフがぐっと近づく。 逆に負ければ、自力進出の道は断たれ、Clippers の負けを期待するしかなくなる。

また、 Warriors が8位になればプレイオフ ファーストラウンドの相手は Dallas になるため、前哨戦としての意味合いも強くなる。 vs Dallas の試合はほんと注目だ。

今シーズンの Warriors 、このブログで調子いいと書くと連敗し、もうダメだと書くと連勝するなんだか不思議な因果関係があった。 調子がいい今、Warriors をネタにするのはどうかと思ったが、この事態を記録しておきたいという気持ちを抑えきれずに書くことにした。 もし、これで調子を崩したら…..ごめんなさい。 でも、それも Warriors らしいな(笑)。