Category: 03 コンピュータ

BloglinesでどこでもRSS

外出先や勤務先などからも自宅と同じようにRSS参照したい場合は、BlogLinesなどを利用する方が良いのかも。

BlogLines イイ。
以前に書いたように今まで FireFox & RSS News Reader を使っていたが、家と会社の両方に講読情報が分散したり、どこまで読んだかを共有できないことが不満だった。 自分で簡単なオンラインRSSリスト表示機能を作って、サイドバーに表示することでできるかなー。なんて考えていたところ、上の記事が。

早速ためしてみたら、英語サイトだけど、日本語は問題なくハンドリングされるし、オンラインにしては結構簡単なインタフェースでRSSリストの編集ができる。 会社で読んだところもまた読む必要がないし、小さなウインドウを表示して更新があったら知らせてくれる機能なんかはとても便利。

オンラインアプリケーションなのでスピードが気になる場合があるのと、表示レイアウトを少し変えられたらいいなと思うところはあるけど、トータルでは合格点をあげられる。 あ、あとは以前書いたようにRSS対応してないサイトの更新情報も管理してもらえたらパーフェクト。 それならはてなアンテナがRSSサポートする方が早いか?

検索大手の米Googleは同社提供のBloggerサービスに、RSSの代替技術を導入した。

話は変わって、Google (Blogger) は Atom を採用したようだ。 もともとニュース配信フォーマットとして考えられたRSSにしがみつくよりBlogにあった新しいフォーマットを選択したという感じなのだろう。 ただ、対極として Yahoo! が RSS を選択しているとあるが、別に Yahoo! が時代遅れだとか、RSSは今後ダメになるというわけではなくYahoo! のようなニュース配信の用途ではRSS、Blogのようなエントリの配信にはAtomというように、どちらかだけになるわけでなく、両方が共存していくのではないだろうか。
ちなみに Bloglines は Atom フォーマットにも対応している。


人の名を騙るヒドいウイルス

本ウイルスは、製品の脆弱性を悪用したウイルスではございません。このウイルスから送信されたメールは、電子メールの送信エラーなどに見せかけることがあり注意が必要です。
本ウイルスはメールを受け取ったり、開いたりするだけで自動的に感染するということは無く、添付されているファイルを実行することにより感染いたします。誤って添付のファイルを実行いたしますと、自分自身をディスク上にコピーし、コンピューター内の様々なファイルからメールアドレスを取得し、大量のメールを送信します。

MyDoom というウイルスが最近よく届く。

Norton Antivirus を入れているのでメール受信時にウイルスは駆除され、よくあるヤツだろうと大して気にしていなかったが、ウイルスに感染したマシンがオレのメールアドレスを騙ってウイルスをばらまいていたことに気づいて驚いた。

送ったが届け先不明になって返ってきたエラーメールや、ウイルスが送られてきたので削除しましたという案内メールがオレ宛に届いたのでわかったが、何だかムチャクチャ気分が悪い。 もしオレのメールアドレスで受けとってしまった人がいても、オレのマシンがウイルスに感染して送ったわけではないので怒らないで欲しい。

改めてウイルスを見てみたら、スクリプトかと思っていたらバイナリファイルでできていた。Outlook系のメーラでなくてもダブルクリックしてしまうと感染するので注意が必要だ。 しかも、”Document.txt                                                                 .exe” といったファイル名になっていてパッと見テキストファイルのように見えるというのもまたイヤらしい。

こういったウイルスの感染を防ぐにはネットワークから切り離すか、アンチウイルスソフトで自己防衛するしか手段がない。 まさか自分が、と思う人も自分が気をつけていても今回のように知人がウイルスに感染することで、知人の名前で届いたメールが実はウイルスメールだったということもある。 これを機に何らかのアンチウイルスソフトのインストールをおすすめする。


Pepsi iTunes キャンペーン

 ペプシ社は2月1日のスーパーボウルで放送する「ペプシ iTunes」キャンペーンCMの内容を公開した。CMにはRIAAに提訴された16人のティーンエイジャーも出演している。使う当てのない当選キャップの寄付を募る,チューン・リサイクルというサイトも登場し,レーベルではなくよりミュージシャンへの還元となる楽曲を購入するそうだ。

以前、ジョブズが発表したように、アメリカのペプシ社がペプシのボトルキャップに iTunes の曲を1曲買えるようなインスタントくじを付けるというキャンペーンを今日 2/1から 3/31 まで始めた。先程終わった Super Bowl 中でも予定通りCMが放送されていた。(CMそのものに独自性があるわけでもないが、そのCMはApple社のサイトでも見ることができる。)

個人的に注目なのは3本に1本が当たる総数1億本の当たりくじ。上に紹介したサイトでは Tune Recycler というインディーズバンドへの還元ということで当たりキャップに付いている10桁のコードを入力するようになっているが、そんな高尚なことを言わずとも、1曲50セント、20曲以上でお金送りますという買い取りサイトとか。 オークションで100曲分のキャップを売る人たちとか、いろんな方法で売買されるのではないだろうか。

Apple には是非、換曲率がどれくらいあったか公開してもらいたい。 面白そうなサイトが出てきたらここでも紹介していくつもりだ。


MS アンチスパム 2006?

認証方法の1つは人間の手を必要とするもので、広告メールの発信者に、生身の人間しか処理できないパズルを解かせる。もう1つは「演算パズル」と呼ばれ、数通のメッセージしか送らないコンピュータなら簡単に処理できるが、大量にメールを発信する場合はコストが法外に高くつくという。
 しかしゲイツ氏によれば、最も有望なのは、電子メール送信者の“財布”に打撃を与える方法だという。

ビルゲイツが語るスパムメール対策が出ていたが、どれも荒唐無稽のものばかりだ。

これは実際の郵便システムにおきかえるとわかりやすい。 彼が言っているのは、ポストに投函するまえにパズルを解かないと投函できない(そのために、ポストにパズルを表示したり解かせたりするしくみをどうやって設置するのだろうか?)。

そして、いらないダイレクトメールが送られてきたときに、発信者にお金を払わせることができる(誰が、どうやって請求する? 何を基準にスパムか、そうでないか判断する?)。 ということ。 どれも今の郵便システムで実現しようとするのは無理な話だ。

スパムが無くなることは多くの人が望んでいるものだが、彼のアプローチは e-mail に似た別の理想的なシステムを語っているに過ぎないと思う。 もしくは、新しいシステムを考えてるので乗り換えようというマイクロソフトならではのマーケティングか。

電子メールの発信者を認証する「プルーフ」という概念も怪しい。発信者認証という点では似た技術が現在のIE プラグインで行われているが、当初安全と言われていたものとは異なり、認証を受けないプラグインが世の中にはいっぱい存在し、使う側もセキュリティレベルを下げて認証を受けないプラグインを使うことが多いため有効に機能していない、というよりウイルスや悪意のあるプログラムの侵入経路になっているのが現実だ。 発信者認証も、全員がやらなければ意味がないわけで、IEプラグインの認証以上に実現が難しいと言えるだろう。 マイクロソフトが間違った方向に向かっていることに早く気付いてくれることを祈る。

救いなのは…

 「将来的に、この料金を科すやり方が主流になるだろう」と同氏は予測している。 
 ただし、こうした展望がいつも的中するとは限らないことを、同氏自身認めている。

すでに、疑いをもっているということだろうか。


やっぱりダメだった定額IP携帯

通信ベンチャーのジャパンメディアネットワークは、1月19日に東京地裁へ自己破産を申請した。帝国データバンクによれば負債額は約20億円。

以前紹介したIPネットワークを利用した定額制の携帯通話サービスを提供するといって物議を醸した ジャパンメディアネットワーク(JM-NET)。 結局は自己破産申請となった。 これが認められれば資産売却後にも残る借金はチャラになるようでいいように逃げられたという形になる。 初期費用を払ってしまった人などへの返金はまず考えられないので、エンドユーザはここで泣き寝入りとなると思う。

この騒ぎに詳しいJM-NETモブデム事件 のサイトでは夜逃げの文字も見られる。モブデム物語としてまとめられている流れを見ると、素人でも破綻することがすぐわかりほんと胡散臭そうな自己破産への流れだ。 当初 JM-NETが語っていたことは最後まで物として出てこなかったわけで、それによって株価が急騰したJM-NET周辺の企業と合わせて大きな詐欺の疑いも出てくるのではないだろうか。

終わってみればやっぱり無理だったかと片付けられてしまうことではあるが、もしかしたら…なんてのも0.01%ぐらいはあったし、携帯型のSIPフォンを発表した Livedoor のように真面目にIPケータイにとりくんでいる会社にとっては迷惑な話だ。 技術屋としてはせっかくの魅力的な技術を多くの人を裏切るようなこんな形で使い捨てたこの会社を許せない。


ブラウザ調査 – うちの場合

オランダOneStat.comは、ウェブブラウザのシェア上位7位までを発表した。MicrosoftのInternet Explorer(IE)が圧倒的多数を占めており、全バージョンを合計すると94.8%にものぼる。

ブラウザ調査が発表され、IEが圧倒的という話が発表された。 バージョン1.0ぐらいから Mozilla 派の自分にとっては Mozilla ってこんなにも使われてないものかと少し調査結果に疑いを持っていたが、このサイトでもとっているアクセス解析の結果でも実は同じような結果が出ていた。 やっぱり Mozilla は少ないのね。

MYCOM 風にまとめると

  1/5/2004-1/17/2004 12/20/2003-1/5/2004
1 IE6.0 72.57% IE6.0 73.58%
2 IE5.0 6.99% IE5.0 7.69%
3 IE5.5 5.94% IE5.5 6.24%
4 Safari 3.94% Netscape 2.83%
5 Netscape 3.9% Mozilla 2.49%
6 Mozilla 3.23% Safari 2.41%
7 Opera 2.14% Opera6.0 2.38%


やはり IE 勢の圧倒的な勝利。 IE 5.0 が2位に来た理由は集計上の都合で 5.0 から 5.5以前のバージョンを全て 5.0 としたため。 意外にバグやセキュリティホールがあるバージョンを使っている人もいっぱいいた。

Netscape は バージョン 4-7 まで全部一緒に Netscape でカウントしている。 といっても 5-7 を使っている人は1.5% ほどで、Netscape と書いてある場合の約半数は Netscape Navigator 4 となっている。 もう5年ほど前のソフトだと思うが未だに現役 Netscape Navigator 4。 でもこのサイトのデザインはきっとうまく読めてないだろう…。

このサイトのように偏った内容のサイトでも IE は常に 85%以上。

Mozilla/Safari/Opera が残ったシェアを奪い合っているという状況だ。 メンドウな気持ちはわからなくはないが、Mozilla とくに Mozilla Firebird は最近とてもよくなってきている。 たまには一歩踏みだして新しい世界を見てはどうだろうか。


TiVo to Go

今年の最注目は、「TiVo to Go」という機能だ。今までは、TiVoで録画した番組は、同一LAN上にある別のTiVoに転送して視聴する、というところまでは可能だった。これはTiVoがコンテンツを暗号化して記録するという、セキュアなシステムだからである。
 だが今度のTiVo to Goでは、コンテンツをPCにも転送できるようになった。ただしコピープロテクションを破るわけではなく、そのPCに対して認証を与えるため、TiVoコンテントセキュリティキーと呼ばれるUSBの暗号解読キー(ドングルのようなもの)を取り付ける。ノートPCなどにコンテンツを転送して、このキーをさしていれば、どこでも再生することができる。

CESで発表されたTiVoの戦略。 とくに TiVo to Go というシステムは録画データのデバイスからPCへのコピーという皆が望んでいた仕組みなだけにうれしい。 この発表はCESの始めにTiVoから発表されていたがContent Security Key というのが実際どんなものかピンとこなかった。 上の記事を見ると文字通りキーのようにUSBポートに挿し込むものが提供(販売?)されるらしい。 これで、残しておきたいものをDVDに記録することが可能になり、昨日の2層式の記録型DVDと合わせて、使い方が広がりそうだ。

話は変わって、記事中ではTiVoの簡単な説明も紹介していてアメリカに住んでいてTiVoに興味のある人はTiVoがどういったもので、どういうタイプのデバイスがあるのかを知ることができる。

ただ、値段が安いという部分は間違い。 TiVo は本体のお金を安くし、サブスクリプションと呼ばれる使用料で稼ぐという方法をとっている。 サブスクリプションは毎月$12.95 もしくは ライフタイム(デバイスが壊れるまで、買い換えても引き継がせられない) $299 という2種類が基本だ。 というわけで、日本で売られているものと同じように使おうと思ったら値段は$199+$299 = $500 (5.5万円)ほどかかることになるのでそんなに安いわけではない。

しかし TiVo は Linux で動作されているシステムなので Hack も進んでいる。 先日オレもやったハードディスク交換をはじめ、ハードディスク内の情報を書き換えることでTiVo に telnet でログインできたり、TiVo でWebサーバを起動してTiVo内の情報を見ることができるようになるといったこと日本の家電製品ではなかなかできないことだろう。 TiVo は技術と使い勝手がうまく融合されたシステムだと思う。


2層記録 DVD

書き込みに使用するドライブは同社の「DVR-A06」。市販品と同じもので、ファームウェアだけを独自のものに変更することで、内部の機構などを改造せずに、2層記録ができるという。なお、2層記録はまだフォーラムで策定されておらず、ファームウェアの公開の予定などはない。

Macworld とほぼ同じ時期にラスベガスで開催されていた CES (Cosumer Electronics Show)。 いろいろなところでニュースが流れているが、個人的に気になったのがこの記事にまとまっている記録型 DVD の行方。

ドライブの値段もそろそろ1万円前後になってこなれてきた感があるが、現在の記録型 DVD ドライブはどれも1層式のため、容量は約4GB。 一方、市販されている映画のDVDなどは2層式で最大約8GBとサイズに違いがある。 別にDVDのコピーに執着しているわけではないが、すぐ先にもっと良いシステムがあって、それが間も無く解決されるのならそれを待たない手はないだろう。

記事中ではDVD+R/RW のシェアが欧米で高いとあるが、実際こちらのお店に行ってみてもみかけるのが +R/RW ばかりで、そして安い。何となく記録型DVDを探している場合は+R/RW という選択肢に流れるのもわかるような気がする。 Pioneer のシステムは現在発売中のハードウェアに対しファームウェアの書きかえだけで2層記録に対応できるらしい。 -R/RW 陣営は既存のデバイスの互換性の高さをウリに2層記録式でアメリカ人の興味を引きつけることができるのだろうか? 今年は記録型DVDの行方に注目だ。


Macworld Expo SF 2004 観覧記 その3 – その他気になったモノ

その他、会場を歩いていて気になったモノを紹介。

SightFlex という製品。 iSight は高いというのにプラスして、うちの iMac に取りつけるときは両面テープで貼り付けないといけないというのにとても抵抗がある。 SightFlex はその問題を解決するというモノ。 もし iSight を買うことになったときには是非これも買わなきゃ。

なぜか目に止まったモノがコレ。 FlipAlbum というフォルダ内にあるイメージを本で見るかのように表示してくれるというソフト。 本などをスキャンしておいて同じような形で読むことができそう。 ページめくりの部分もそれっぽい。 ただ基本的にはイメージを表示するだけなので、大きな解像度のディスプレイでないと読むのがツラそう。 Mac版だけでなくWin版も用意されている。

Microsoft のブースでは Entourage X を無料で配るという大盤振舞い。会場に紫のパッケージを抱えている人が何人もいてそれだけで宣伝効果バツグンだった。 え、無料と思ったけど、もう Mac OS X 10.1 のころの結構古いソフトで、これで Entourage X を使って気に入ってもらってそのまま Office 2004 へアップグレードしてくれたらと考えるといいプロモーションなのかもしれない。 オレももらってきて…まだ入れてません。 そのうち試します。


Macworld Expo SF 2004 観覧記 その2 – Appleブース編

今回のMacworld Expo でもう一つ気になったのが、入場者数。 Appleブースでは例年ハンズオンとして人が使用できるMacがいっぱい並べてあって、1,2人順番待ちをしながら触るのが普通だが今年は少し探せば空いているMacが見つかるというぐらいの人しかいなかった。

今回唯一触ったのは GarageBand 。 といってもこういったソフトには慣れてないので基調講演でジョブズがやったように、ソフト上でいくつかの音を並べて再生してみるといったことをする。 20inch iMac で操作していたが、途中なんだか動作が重いなぁと思っていたらBluetoothマウスが調子悪かったというオチも。 何だかなさけないぞ。 で、結論としてはやっぱり GarageBand は見てるのと使うのは大違い。 あんまり面白くないぞ。

上の写真はステージでのGarageBand のデモ。 デモンストレータ自らギターを弾いて、こんな風にできますとアピール。 I love this job. (この仕事好き) と言っていたが、コンピュータも操作し、ギターも弾くなんてデモンストレータも大変。 一つ気付いたのは、ギターの入力はアナログのように波形で記録されていた(あたりまえか)。 波形データも扱えるのなら iTunes Music Store で曲のデータをトラック毎(楽器毎)に売って、これらを自在にミックスして自分だけのリミックスも作れます。 なんてことができるといいなぁ。

さて、iPod Mini 。 展示されてました。 オレはiPod持ってないん違いとかよくわからないんだけど曲を再生中に操作しようとするとボリュームが大きくなったり、小さくなったりしてうまく操作できない印象が残った。

でもって、iPodMini コーナーにいる Apple の人。 腕にiPodMini を付けてるんだけど、それが黒いゴムバンド。 アメリカの人はジョギングするときとかにウォークマンとか腕に付けている人が多く、ジムなどでおなじみなんですが個人的にはいつもヘンだと思ってるのでこれもいただけない。 日本の人的にはこれは「あり」なんでしょうか?