Category: 03 コンピュータ

アーティストが演奏の仕方を教えてくれる NowPlayIt のチュートリアルビデオ

つれづれなるままに WINGSFAN7 ポール・マッカートニー、Now Play It 正式リリース

本日(日本時間)より、英音楽サイト Now Play It でポール・マッカートニーの「Ever Present Past」のレッスン映像を配信開始しました。ギター、ベース、ドラムの奏法をポール自ら解説した映像がダウンロード販売されています。現在、 Now Play It 公式サイト ではダイジェスト映像が無料で観れます。

日々、良質なポールマッカートニー情報を提供を提供してくれている 「つれづれなるままに WINGSFAN7」で紹介されていた NowPlayIt がなかなか面白い。

イギリスにある、このサイトでは曲の演奏のコツなどをまとめたビデオを販売しているのだが、そのうちの一部は実際にそのアーティストが登場し、どうやって演奏しているのかとかどのヘンがポイントなのかを説明してくれる。

別に楽器が弾けるわけじゃないけど、ポールマッカートニーということで Ever Present Past のビデオを買ってみた。 ビデオは複数のフォーマットで提供されていて、一度購入すると3回までダウンロードできるらしい。  どれもDRMはない感じだったので3種類ダウンロードしてみた。 フォーマットはこんな感じ。

  • wmv 720×576, windows media 9
  • mp4 729576 H.264/AAC
  • ipod video / psp 用 mp4 320×240, H.264/AAC
  • windows media portable 用 の wmv (ダウンロードしてないので詳しいフォーマットは不明)

nowplayit.jpg

mp4版のスクリーンショット

ビデオの中ではいろんな楽器を一人で演奏するポールならではの、曲を少しづつ楽器ごとに分割し、アコースティックギター、エレクトリックギター、そしてベースにドラムと4つのパートの演奏を解説付きで紹介している。 本人がここまで解説してるのはとても珍しいんじゃないかな。  また、解説をいれながらの演奏は、ライブビデオなどの聞かせる演奏とはまた違ったなんだかフレンドリーな内容になっている。

サイトでは他にも KT タンストール (KT Tunstall、 この前の iPod の発表のときにライブ演奏したアーティスト) が代表曲の  “Suddenly I See” と “Black Horse And Cherry Tree” の演奏を教えてくれたりして、こちらもとっても魅力的。 ギター習いたくなってくるなぁ。

ちょっと残念なのは本人が登場している15分~30分ほどのフルチュートリアルのビデオは 3.99ポンド、アメリカドルで8ドルちょっと、日本円だと1000円ぐらいとちょっと高めになっていること。  でも、この演奏チュートリアルのビデオはバンドを組んでる人にはすごく役にたつだろうし、オレも結構気にいっている。  もっといろんなビデオが登場して欲しいなぁ。

サイトではプレビューの映像が無料で見られるので、まずはそれを見て気になった方は買ってみるといいかも。 (解説は英語だけで、日本語字幕とかもないので注意)

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iPhone/iPod touch のアプリケーション開発キット(SDK)が発表される

Apple – Hot News

Let me just say it: We want native third party applications on the iPhone, and we plan to have an SDK in developers’ hands in February. We are excited about creating a vibrant third party developer community around the iPhone and enabling hundreds of new applications for our users.

(言わせて欲しい: iPhone 向けの3rdパーティアプリケーションが欲しい。 そして、2月に開発者の元にSDKを届けられるように準備している。  iPhone を中心に、活発な3rdパーティ開発者のコミュニティを作り、たくさんの新しいアプリケーションをユーザーに届けられることに興奮している。)

まとめようと思いながらそのままになってしまったけど。 この1ヶ月の間にiPhone のアンロックや勝手アプリの開発をめぐって、Apple と開発コミュニティの間に大きな動きがあった。

Apple は勝手なことをしてもらうのを止めようと手をつくし、ユーザはそれに反発し再び元に戻そうといろいろトライする。 まぁいろんなところで見られる光景なのだが、Apple の対応がちょっとキツかったこともありオレの中でちょっと興味を失くしてきたところだった。

そんな中、いきなり昨日発表された iphone 向けの開発キット(SDK)の発表。 しかも CEO である Steve Jobs からの手紙というような形になっている。 Apple のこの方向転換はなんだろうか。

と、思わせぶりに書いてはみたが、単純に準備の目処がたったんだろう。

Apple にしても、パソコンに近い環境をモバイルデバイスに用意してきたことからもみんなにアプリケーションを作ってもらいたいと思っていたはず。 それを止めていたのは、セキュリティと完全性を懸念したジョブズの方針とそれを前提に開発を進めてきたため3rdパーティのアプリケーションをインストールし実行する部分を端折っていたことのようだ。 ところが、発売以来の騒ぎで Apple というかジョブズもようやく気持ちを変え準備を進め、ここでようやくというところだろう。

ただ、SDKのリリースは2月なので、発表は1月の Macworld Expo まで待ってもよかったと思うのだが….、それだけ iPhone の売上げが延びてないんだろうかという疑問も。

それはさておき、発表の中で、Nokia のシグネチャ方式を”完全なオープンとは言えない” としているので iPhone の開発キットはベースとなっている OS X (Unix) の仕組みを利用したアクセスコントロールを利用する形で出てくるのだろうか。Apple の発表の雰囲気からすると SDKに結構自信があるようなので、Java のようなサンドボックスモデルなものが出てきてガクッとならないことを期待したい。

ま、どちらにしても、今ある勝手3rdパーティアプリケーションとは違った形での実行になるだろうし、SDK の発表と同じタイミングでファームウェアやiTunesのアップデートもあるだろうから、今無理してHackせずあと数ヶ月待つのが得策だろうか。 このタイミングでの Apple の発表もそういう意味で早めに発表したんだと思いたい。


iPod touch のロック問題が起こった背景は…

日本でも iPod touch が発売されて早々に Windows を使った接続に問題が見つかった。

この問題が起こるのは Windows XP/Vista の日本語版ということで、「Apple は日本に出荷するのに、日本語 Windows で確認もやっていないのか」なんて声もあったようだが。

アメリカで働いているオレからしてみても…

たぶん….

Apple は日本語 Windows 上での動作確認をやってないんじゃないかと思う。
(Apple さん、ちゃんとやってたらごめんなさい)

iPod touch のロック問題を詳しく調べたわけではないので完全にオレの想像だけど、こんな感じだったんじゃないだろうか。

最近のソフト開発は国際化を意識しているため、(Appleの場合)アメリカにいる開発者が英語環境でも日本語環境の上でも動くようにソフトを作っている。 おかげで、世界中でほぼ同じタイミングでソフトが使えたりするんだけど、その代わりに細かいチェックや各言語に合わせた対応が犠牲になっている。

国際化を意識しているのは Windows も同じで、アメリカで売られている Windows XP/Vista は日本語の読み書きができるなど、ほとんど日本語版と変わりがない。 おかげで英語版 Windows で動けばオッケーと思ってしまったり、英語版をベースに日本語を表示するようにしてテストを簡易的に済ましてしまうことが多い。

そんなわけで、アメリカでテストしていたので英語版 Windows でしか見てませんでした、 または英語版を日本語化しただけで書式の設定などを忘れてテストしてました…というのが今回の問題の背景なんじゃないだろうか。

もちろん、そうしたことをちゃんと踏まえた上で製品を作るのがメーカの役割なので Apple を庇うつもりはないけど、 現在のソフトの開発スタイルだとこういった問題は起こってしまうだろうなぁとちょっと同情してしまう。

Apple には特に Windows 開発やテストのノウハウが少ないだろうから、今回のトラブルを教訓にテストの方法などもっと細かく指示するなどして改善していって欲しい。


今度は Amazon が DRM なしの MP3を販売

amazonmp3.jpg

広告収入をたよりにDRMがかかった曲を無料で配信する SpiralFrog が出てきたと思ったら、今度は Amazon が Amazon mp3 というサービス(ベータ版)を開始。 以前から噂されてはいたが、始まったサービスは DRM なしで 256kbps (VBR) の MP3 を販売するというサービスだった。

1曲の値段は iTunes Store より安い $0.89 から。 アルバムも一部例外はあるが $8.99 からと iTunes Store より安くなっている。

Apple が DRM 付きということでようやく各レコード会社を説得し、最近になってやっと一部で DRM なしの販売を開始できたというのに、 Amazon はいきなり DRM なしの音楽だけを販売とはちょっと驚いた。 amazonmp3 では Apple と対立している Universal の曲も買えるようだが、業界の一部で反 Apple の動きでもはじまっているんだろうかと思ってしまう。

さて、Amazon でも曲の購入はダウンロード用のクライアントをインストールする必要がある(Win版とMac版を用意)。 インストールしたらウェブブラウザから Buy MP3 (または Get MP3) ボタンをクリックすると、amazon のオンラインショッピングと同じ形で購入手続きに移り、 amz というファイルがダウンロードできるようになる。

あとは、 amz ファイルをダブルクリックするとインストールしたクライアントがダウンロードを開始し、ダウンロードが終わると オレの場合は iTunes に自動で登録してくれた。 ここでは無料で提供された1曲だけのダウンロードだが、アルバムを購入した場合も amz ファイル1つをダウンロードし、ダブルクリックするだけでアルバム全曲のダウンロードが始まる。

downloading.jpg

Amazon は iTunes のようなソフトを持っていないので、ダウンロードに徹していてできるだけ簡単に曲が買えるようになっている。 せっかく、どんなソフトでも再生できるMP3というフォーマットを採用したのだから、Amazon のこのスタンスは正解だろう。

あと、iTunes にしばられた iTunes Store に比べるとブラウザの画面を存分に使った Amazon のシステムは複数のページを開いておけたり、ブックマークを残せておけたりと iTunes 以上に便利。 また、iTunes にないアルバム全曲試聴ボタンがあるのもいい。

これで 「iTunes Store はもういらない…」 とまではいかないが、iTunes Store の独壇場だったオンラインミュージック販売に少しは食いこめるんじゃないだろうか。 特にDRMなしで安いというのが心理的にうれしい。  これで iTunes Store も値下げ、より多くのDRMなし楽曲の販売など互いに競争してもらえると利用者としては嬉しい限り。

そうそう。 Amazon って地域制限かけてないから、このサービスは日本からも使えるんじゃないだろうか。 円安な状態でもアルバム1枚 1500円程度で買えるのならオトクな場合もありそう。 (アメリカ以外から使えなかったらごめんなさい)


広告収入で曲は無料、SpiralFrong は iTunes Store を越えるか

無料音楽配信サービス「SpiralFrog」、サービス開始 – [モ]Modern Syntax

わーい、なんだかよくわかんないけど無料だ、無料だ、わーい、わーい、と喜んでアクセスしてみるも・・・

At this time, the SpiralFrog Web site is available only to residents of the United States of America and Canada.

ということで米国とカナダ在住の人のみ利用可能なようです。残念。

アメリカにいるのにモダシンさんのところで知った(笑)音楽配信サービス SpiralFrog 。 せっかくアメリカにいるので試してみた。

SpiralFrog はWebページの広告収入によって、曲ファイル (DRM付きのWMAファイル) を無料でダウンロードさせてくれるというサービスを提供している。 しかも、インディーズアーティストだけではなく、 Gwen Stefani (グウェンステファニ)や Maroon 5 (マルーンファイブ) といった有名アーティストの曲がダウンロードできるというからすごい。

アメリカから SpiralFrog にアクセスすると以下のようなページが見られる。

spiralfrong.jpg

見たところ普通のサイト。 広告も強制的に見せられるというわけではなく、普通のバナー広告が表示されるだけ。

ユーザ登録を済ませると、登録完了とクライアントソフトをダウンロードするためのリンクが書かれたメールが送られてくる。クライアントソフトの動作環境は OS が XP か Vista で、Windows Media Player 10 か 11 が必要になる。 Mac は未対応。

インストールされたクライアントソフトはタスクトレイに常駐する。 このソフトはブラウザのファイルダウンロード機能を使わずに曲を マイドキュメント の下に保存するためと、DRM管理のために使われているようだ。

downloadable.jpg

ダウンロード可能な曲は上の写真のようなアイコンが表示されるので、それをクリックするとダウンロードが開始される。 先にも書いたが、ダウンロードはインストールしたクライアントソフトを経由して行われるため、ページを移動してもダウンロードは続けられる。

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アルバムを一括でダウンロードというのもできるのだが、1曲ダウンロードが終わるたびに DOWNLOAD NEXT ボタンが現れ、クリックしないと次がダウンロードされないようになっている。 曲を大量にダウンロードされないための仕組みだと思うがとてもメンドくさい。 

confirm.jpg

でも、これに耐えてダウンロードが終わればwma ファイルがハードディスクに保存され PC か wma に対応したデバイスで好きなときに曲を聞くことができる。  (残念ながらCDには焼けないし、iPod にも対応していない)  また、30日に一度は SpiralFrog の Webサイトに行き Renew ボタンを押さないと聞けなくなってしまうらしい。

PC で音楽を聞く機会の多い人にはとてもいいサービスだと思う。 そうでなくても無料ということでどんな曲やアルバムなんだろうと試聴のような形で価値は多いにあるだろう。 

また、アーティストやアルバム情報の下に表示される Similar Artist (似たアーティスト) や Followers (影響を受けたアーティスト) や Recommend (リコメンド) といったところから、懐しい名前や、そういえば聞いてみたかった名前を見つけダウンロードできたりするとなかなか嬉しくなる。

similar.jpg心配なのが広告の存在があまりにも無さすぎる。 広告が控えめだからか曲のダウンロードに集中しているからかはわからないが、このサイトにいる間広告なんてほとんど気にしなかった。  広告収入で運営されているわりに、これでは売り上げが伸びないんじゃないだろうか。 そうなるとサイトそのものの存在が危ぶまれる。

オレの感覚としては SpiralFrog は音楽版の図書館といった感じ、必要なら続けて借りればいいし飽きたのなら消せばいい。 デジタルだから扱いは簡単だし、気軽に聞くには割といいシステムじゃないかと思う。  ショップに特化した iTunes Store への影響は少しはあるだろうが、住みわけは可能だと思う。   ぜひ、音楽を聞くための選択肢のひとつとして存続しても欲しい。


Spammap 引越し

昨年公開した Spammap 。 直後に やじうま Watch で紹介され、いろんな人に見てもらったが個人的に結構気にいっていてひっそりと続けている(笑)。

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最初に作ったままほとんどメンテナンスフリーでずっと動いてくれていたのだが、どうも8月後半ぐらいに Gmail の仕様が変わってしまったみたいで、スパムメールの取得に失敗するようになっていた。

使っている libgmail をチェックしてみたらバージョンが上がっていたので、アップグレードしてみたのだが、前のサーバの python (2.2)では動かないことが判明。 一時、放置状態になっていたが、amegan.com のサーバをチェックしてみたら python 2.4 がインストールされているようだったので、引越しすることにした。

新しいURL は

http://amegan.com/spammap/

です。 ま、たまに見てヘンなメールが来てるなぁと笑ってやってください。

amegan.com は ssh が無いので cPanel のエラーログをチェックしたりしてなんとかセットアップできたんだけど、こういう時ってみんなどうするんだろう?


iPhone アンロックされる

Exclusive: iPhone Free Software Unlock Confirmed (Death Star Explodes) – Gizmodo

The free software iPhone unlock–the only one that counts– has been finally achieved and it has been independently tested. Everyone can now unlock their iPhones for free.

( – たった1つの大事な – iPhone をアンロックするフリーソフトウェアが、とうとう完成しテストされた。 これで誰でも iPhone を無料でアンックすることができる)

今週は iPhone まわりで大きな動きがあった。 中でも一番のニュースがソフトウェアアンロックの登場。

アメリカでは iPhone は AT&T というキャリアだけで使えるようにロックされているが、その制限を外すことでGSM通信方式を採用しているキャリアならどこででも iPhone を使えるようにできる。 GSM は世界中で一番利用されている通信方式というだけあってすごいニュースになっている。 (残念ながら日本ではGSMは使えない)

アンロックそのものは実は数週間前にできるようになっていたが、その時の方法は iPhone を分解してはんだ付けが必要、というように手間がかかるものだった。

そんな中、まず月曜日にiPhoneSIMFree がソフトウェアだけで iPhone をアンロックするソフトを公開。 しかし、 $99 かかるという有料ソフトだったため、ちょっとしたがっかり感もあった。

そして、昨日同じことができるオープンソースのソフトウェア iUnlock が iPhone Dev Team からリリースされた。 オープンソースなのでソースコードも手に入れることができる。手順がまとめられたページを見ていると決して簡単じゃないが無料でしかも iPhone を分解せずにアンロックができるということでこの存在意義は大きい。 しかも、手順を簡単にアンロックできるGUI版の開発も進んでいる。

アンロックした iPhone なら、すでにAT&Tと契約しているオレも今のままのプランで新たな2年契約のしばりもなく iPhone が使えるはず。  アメリカならあとT-MobileがGSMなのでSIMを差し替えれば動くはずだし。  100万台が売れた iPhone がここでまた一気に売れそう。

自分でアンロックを試す人は自己責任で。 ソフトウェアアップデートを受けたときに動かなくなるといったリスクも認識した上でトライしてください。


シリコンバレーのFMラジオ局一覧

アメリカでの音楽のポジション – アメリカでがんばりましょう

勝手な想像なのだが、こうなる一つの背景にラジオが関係しているような気がする。 アメリカに来てラジオを聞こうとして驚くのはラジオ局の多さ。チューニングしようとすると次から次へのラジオ局がみつかるため好みのラジオ局を探すのも一苦労だ。

そして、ほとんどのラジオ局は、DJが語るというより曲がどんどん流される。 そうなるとラジオ局が用意しているストックも底をつくので1日の間でも同じ曲が何度も何度も繰り返され、アメリカ人の中でスタンダードが築かれる。 そのようにしてスタンダードになった曲を使うことで、テレビ番組やテレビCMの知名度を上げようというわけ。 逆タイアップという感じ。

以前、上のような話を書いたがアメリカではラジオ局、特にFM局がものすごく多い。 しかも各ラジオ局は専門のジャンルをもっているのでバリエーションも豊富だ。 実際、どれくらいあるんだろうなんて思っていたが SF Gate に FMラジオ局一覧 を見つけた (ちなみにAMラジオ局一覧はこちら)。

FM局は周波数 87.9 – 107.7 までの間におよそ60局。 だいたい 0.3 刻みにFM局があることになる。 こりゃ Seek ボタンでラジオ局を探していっても見つからないはずだ。

ま、なんでこんなこと調べてみようと思ったかと言うと、Gizmode で FM周波数で空いたところを探してくれるという Open FM というサービスが紹介されていたから。 San Francisco で検索してみた結果が下の写真。 この結果を検証してみたくて一覧が無いかなぁと思ったワケ。

OpenFM.jpg

検索結果のトップにきている106.7 で運営している放送局はないようだが、FM局リストを見るとここより 107.3 ぐらいを使うほうが影響ないような気もするんだけどなにかあるのだろうか…。

実は、このサービス、 iPod などを車で聞くときに使うFMトランスミッターのメーカが提供している。 最初に書いたように、これだけFM局があるとFMトランスミッター用に空いている所を探すのも大変。 こんなサービスが助けになると便利だね。


iPod touch 発表

昨日の予想通り、今朝の Apple のイベントで 新型 iPod が発表された。 発表の内容は以下の通り。

  • iTunes Store で Ringtone (着うた) 販売開始、1曲 99セント。 iTunes に曲の好きな部分だけを取りだせる機能を追加。
  • iPod Shuffle が新色に。  (PRODUCT) RED カラーも追加。 1GB で $79。
  • iPod Nano でビデオ再生、カバーフロー、ゲームをサポート。 4GB で $149, 8GB で $199。
  • これまでのハードディスク iPod の後継として、iPod Classic 発表。 80GB で $249。  160GB で $349。
  • タッチスクリーン iPod、 “iPod touch” 発表。 Wi-Fi、iTunes WiFi Store、Safari、YouTube サポート。 8GB で $299、16GB で $399。
  • iPhone 8GB が $599 から $399 に大幅値下げ。 4GB は販売終了(在庫分は $299 で販売)。

Nano がスタイリッシュなデザインから、豆 iPod 的なデザインになったところに好みが分かれそうだが、総じて魅力的なラインナップだと思う。

個人的に期待していたワイドスクリーン iPod も正式に発表された。  機能的にも マルチタッチ、Wi-Fi、Safari 搭載となって昨日書いたように買いたい熱が一気にきた…..のだが、

ストレージにフ
ラッシュメモリを採用したことにより容量が 8GB モデルと 16GB モデルに留まったのが残念。 “すぐにでも買ってしまいそう。”
なんて昨日のエントリで書いたが、この容量ではちょっと悩んでしまう。  30GB ぐらいでいいからハードディスクを積んで欲しかった…。

容量に関しては残念だが、おかげで iPod と iPhone の機能が似てしまい住みわけが大変なんじゃないかと心配していたことに関しては面白い展開になっている。

Apple がこの住みわけ問題の解決策として行ったのは iPhone 8GB を $399
へと値下げして同じ価格帯にするというものだった。   この値下げによって Apple としては iPhone
を特別なものではなく、iPod 機能をコアにしたワイドスクリーン、マルチタッチの製品群としてひとくくりにしたと言えるんじゃないだろうか。

ワイドスクリー
ンな iPod を買うにあたって、携帯電話+α の機能が欲しければ iPhone,  メモリ容量が欲しければ iPod touch
16GB、安くというなら iPod touch の 8GB モデルと考えればより多くの人の要望に答えることができる。 日本のように
iPhone が出荷できない国でもマルチタッチな製品が展開できる強みもある。

そういう点から見ると、iPod touch で iPhone と同じフラッシュメモリ技術を採用したことで機能的な差を少なくして、最終的には一番機能豊富な iPhone へと促そうとしているとも読める。 Apple からすると生産ラインを共用できるというメリットもあるし。

アメリカではワイドスクリーン iPod が出たら買おうなんて思っていた人も一部は iPhone に流れそう。  日本では iPhone 待ってた人たちが iPod touch に流れそうだね。  オレは…どうしようかなぁ。 うーん。


明日の Apple のイベントで新型 iPod 発表か?

Think Secret – Touch-screen iPod to take center stage

Apple will at last unveil a touch-screen iPod with a 3.5-inch display at its media event Wednesday, sources have confirmed, some 20 months after Think Secret first broke word of the device’s development.

(Appleは水曜日のメディアイベントで少なくとも3.5インチのタッチスクリーン iPod を発表すると関係者は認めた 、Think
Secret がデバイスの開発を最初に報告してから20ヶ月ほど経ってようやくだ。)

Apple が明日の朝(サンフランシスコ時間)に準備しているイベント。かなりの確率で新型 iPod が発表されそう。 iPod は iPhone と同じようなハードウェアに。 iPod Nano もビデオ再生もサポートされるんじゃないかなど期待させるような噂が飛び交っている。

そんな噂サイトのひとつ Think Secret には新型 iPod Nano のスクリーンショットらしき写真も掲載されているけど…. Beatles のアルバム Love の曲目が間違ってる (この一連の写真の左下段のモノ、右中段の Love や Beatles For Sale, Rubber Soul の収録曲数も違っている)…。 アルバム Anthology 3 の曲目に近いけどそれともちょっと違う。 この写真は偽物じゃないかなぁ。

アメリカはこれからホリデーシーズンに入りクリスマスプレゼントなどのため人々の財布が緩むタイミング。 そこに合わせて新製品の投入は大いにアリだろう。 タッチスクリーンで Wi-Fi が付いて Safari でブラウジングなんかできる iPod が出ちゃったらすぐにでも買ってしまいそう。