アメリカでの音楽のポジション – アメリカでがんばりましょう
勝手な想像なのだが、こうなる一つの背景にラジオが関係しているような気がする。 アメリカに来てラジオを聞こうとして驚くのはラジオ局の多さ。チューニングしようとすると次から次へのラジオ局がみつかるため好みのラジオ局を探すのも一苦労だ。
そして、ほとんどのラジオ局は、DJが語るというより曲がどんどん流される。 そうなるとラジオ局が用意しているストックも底をつくので1日の間でも同じ曲が何度も何度も繰り返され、アメリカ人の中でスタンダードが築かれる。 そのようにしてスタンダードになった曲を使うことで、テレビ番組やテレビCMの知名度を上げようというわけ。 逆タイアップという感じ。
以前、上のような話を書いたがアメリカではラジオ局、特にFM局がものすごく多い。 しかも各ラジオ局は専門のジャンルをもっているのでバリエーションも豊富だ。 実際、どれくらいあるんだろうなんて思っていたが SF Gate に FMラジオ局一覧 を見つけた (ちなみにAMラジオ局一覧はこちら)。
FM局は周波数 87.9 – 107.7 までの間におよそ60局。 だいたい 0.3 刻みにFM局があることになる。 こりゃ Seek ボタンでラジオ局を探していっても見つからないはずだ。
ま、なんでこんなこと調べてみようと思ったかと言うと、Gizmode で FM周波数で空いたところを探してくれるという Open FM というサービスが紹介されていたから。 San Francisco で検索してみた結果が下の写真。 この結果を検証してみたくて一覧が無いかなぁと思ったワケ。
検索結果のトップにきている106.7 で運営している放送局はないようだが、FM局リストを見るとここより 107.3 ぐらいを使うほうが影響ないような気もするんだけどなにかあるのだろうか…。
実は、このサービス、 iPod などを車で聞くときに使うFMトランスミッターのメーカが提供している。 最初に書いたように、これだけFM局があるとFMトランスミッター用に空いている所を探すのも大変。 こんなサービスが助けになると便利だね。
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