Category: 02 アメリカ生活

I love the 90s

VH1.com : Shows : I Love The 90s : Main Page
So, you think you know the ’90s? NOT! From Seinfeld, the show about nothing, to Tickle Me Elmo, the hottest most annoying toy of the ’90s, to Titanic, the biggest blockbuster in movie history, VH1’s
(90年代なら知ってると思ってる? 違う! 日常を描いたショー、サインフェルドから90年代もっともホットでウザかったおもちゃ、Tickle Me Elmo (くすぐりエルモ) や歴代最大のヒットになった映画 Titanic まで VH1の…)

昨年紹介した I love the 80s の続編となる I love the 90s が明日から放送となる(と、公式Webサイトにもあったが、もう今日放送されていた。 なぜ?)。 実は80sの後に I love the 70s というシリーズも放送されたが、70年代はさすがに記憶がなく見てもわからないからほとんど見なかった。 番組そのものもそんなに再放送されなかったと思う。 そして、今度は 90年代。 やるには少し早いかな? という気がしなくもないが、VH1 は最近ものすごい勢いで90sのテレビコマーシャルを流したり、トップページを変えたりと力を入れているようだ。

この番組は、90年代のある1年の間におこった出来事や社会現象 (VH1 だけに音楽、映画、テレビといったエンターテイメント中心) を紹介し、有名人(といっても2流っぽいが…) がコメントを語るという単純な構成。 しかし、懐しい映像を見ると 「あー、こんなこともあったねぇ。」 とか、「え、これってこの年だったっけ?」 などと、英語がわからなくても見てるだけで結構楽しめる。 日本の199X年のヒットチャートベスト10とかよくやっているがそれと同じ感覚だ。

明日放送予定の1990年で紹介される出来事は….

プリティ ウーマン、 ホームアローン、ゴースト、ツインピークス、ハマー(M.C. ハマー)、マイケルボルトン、ウイルソンフィリップス。

うーん。懐しい。

懐しいと思ったアメリカ在住のあなた、ぜひどうぞ。

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アメリカ人は歯が命?

日本人の特徴としてよく挙げられる歯並びの悪さ。 オレも矯正をしてないので歯並びよくないけど、アメリカ人はほんとにきれいな歯並びをしている人が多い。 歯並びだけではなく、テレビでは歯を白くする歯磨き粉やそれ用の薬が宣伝されていて、ここまで見せつけられると、次第に自分の歯並びの悪さがコンプレックスに思いはじめてくるから不思議だ。

アメリカではいわゆる健康保険だけでは歯医者の治療費はカバーされず、歯科治療用の健康保険に別に加入する必用がある。 会社によっては歯科治療用の健康保険が無い場合もあるようで、そのときは全額自己負担、歯を1本直すだけで200ドルとか場合によっては1000ドルとか払わないといけないこともある。

そんなことで、アメリカ人は見た目の美しさ以上に、矯正することや歯石除去といったクリーニングなどを頻繁に行うことで、きれいで健康的な歯を保って歯科治療費を節約するといったもっと現実的な背景もあるようだ。

オレも日本では5年おきぐらいにしか行っていなかった歯医者に半年ごとのクリーニング、1年に1回の虫歯チェックをするようになった。 最近は日本でもそうなのかもしれないけど、治療時には麻酔を打って痛みのないように直してくれるし、被せるヤツも銀のものではなく、白いセラミックのものを使ってくれたり(自分で選択できる。 セラミックの方が高いが、せっかくだからとセラミックを選んでしまう…) と、結構ゆきとどいた治療が行われる。

麻酔といえば、テレビでCMをしている歯医者のもので、Sedation Dentist という、薬(睡眠薬?)を飲んで寝てる間に治療というすごいところもあるようだ。 やりすぎな気もしなくはないが、こういった絶ゆまぬ努力がアメリカの歯の健康指向を作っていったのだろう。


アメリカでボーリング

アメリカへ来て初めてボーリングをした。

上の写真が道路脇にある看板なんだけど、パッと見わからない。 日本みたいにボーリングのピンを模した看板ならわかりやすいのだろうけど、このあたりでは他のボーリング場もみんなこんな看板。 友人たちに話しても、「あんなところにボーリング場あったっけ?」と言われる始末。

でも、ボーリングは場所によっては結構有名なスポーツらしい。 特に雪が多い土地では、屋内のアクティビティが重宝されるからだとか。 ま、何となく昔からボーリング場って田舎の娯楽という感じなのでそのヘンはどこも同じか。

でも、ここはカリフォルニア、しかも夏。 外でテニスやゴルフをしたり、海辺でサーフィンをしたりとやれることはいっぱいある。 ボーリング場の人もそのヘンはあきらめている感じで語ってくれた。


駐車場ガラガラ…

中は貸し切り状態…

30レーン以上あったのに、プレイしているのは多くても5組ぐらい。 あるときは、自分たちだけしかプレイしなてなかった時もあった(それが上の写真)。 週末の夕方6~7時ぐらいだったのに…。

ボーリングそのものは、いちおうコンピュータ管理されていて、設備もそんなに悪くなかった。 ボールは重さごとに色分けされてるのだけど、その割に違う数字が書いてあったり、ぐちゃぐちゃに並んでいるところはアメリカらしいという感じか。 値段は 1ゲーム $4.75 だが靴代も入っているようだ(特にチャージされてなかった)。
そうそう。 靴を借りるときはサイズがやっぱりインチ表示なので、その場で言えるように自分の足のサイズをインチで覚えておこう。

Shoes.jpg

約5年ぶりのボーリングだったけどやっぱり面白い。 小さいころからボーリングで遊んでいた田舎モノの血が久々に騒いだ時間だった。


メールインリベート

小切手のおかげで、実現できたアメリカならではのモノがメールインリベートという制度。

買うときは少し高めでも、あとで手続きすると小切手が送られてくるので結果的に割引になるというセール方法のひとつ。 郵便で小切手(お金)を簡単に送れるからこそできた制度だ。

メールインリベートはこんな感じで広告に表示されている。

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$19.99 の横に Save $50 After Rebates というのがあって、下に $20 mail-in rebate という風に書かれている。

この広告の見方は、まずレジでは $69.99 (カリフォルニアでは +消費税) を払う。 メールインリベートの手続きをすれば $20 の小切手が送られてくる。 もし、アップグレードをする人の場合は同じくメールインリベートの手続きすれば$30 の小切手が送られてくるという風に見る。 すべてが当てはまり、手続きをした場合のみ最大 $50 安くなるのに、$19.99 という数字が堂々と書いてあるので注意しないといけない。

何でこんなややこしい方法をしてるかと言うと、ややこしくすることでメーカやお店がお金を返さなくて済むから(笑)。 昔の職場で聞いた話ではメールインリベートで実際にお金が戻る人は全購入者の約40% という話だった。 つまり、売る側からしてみると売るときに値下げして売るより、後からお金を返した方がもうかるというわけ。

確かにその通りで、思いつくだけでも下に挙げるだけのチェックポイントをのりこえないとメールインリベートは現金にならない。 しかもメーカはこのうち1つでもダメだった場合、ここが悪かったから再申請しろなどとは言ってはくれず、黙って何も送らないだけだ。

  1. 買ってから期限以内にメールインリベートの手続きを始めるか

  2. リベート申請用の書類、レシートが揃っているか(リベートの書類は言わないと貰えないこともある)

  3. 書類は正しく書けているか

  4. 製品のバーコードなど、一緒に送らなければいけないモノが揃っているか。 (バーコードは大抵、製品の箱から切りとったモノが必要な場合が多い。 こうすることで製品を返品できなくなるから)

  5. メールインリベートの小切手が送られてきたあと現金化するか (メールインリベートの小切手は、発行日から2,3ヶ月以内に使わないと無効になる)

逆にいえば、これらをクリアすればちゃんと小切手が送られてくると知っていたので、オレはアメリカに来てから積極的にメールインリベート製品に手を出してきた。

今まで20件ぐらい手続きして回収できなかったのは1件だけ。 この前もパソコン買ったあと、3箇所にメールインリベートの手続きをして $150, $150, $100 と合計$400を取り戻した(もう銀行で現金化済み)。

というわけで、アメリカならではのメールインリベート制度。 アメリカに住んでいる人はこのエントリを参考に挑戦してみてはいかがでしょうか?


小切手文化

なぜ日本で Paypal が流行らない?” でも少し触れたが、アメリカでは小切手というものが経済のなかで重要な位置を占めている。

一般の人が使うのは、パーソナルチェック(個人向けの小切手) と呼ばれるモノ。 銀行でチェッキングアカウントというのを作成するとチェックブックという小切手の束がもらえ(買え)るので、これに自分で受け取り人の名前、金額、自分のサインを書いたらお金の代わりとして使うことができる。

ただ、パーソナルチェックはあまり信用が高くない(偽の小切手を使われたり、不渡りが出る可能性が高い)ので、お店で買いものしたときなどの支払いは身元確認のために免許証(住所付きのID)の提示を求められたりとメンドウな場合が多い。 後ろに人が並んでいると顰蹙をかうことも。

しかし、家賃の支払い、公共料金の支払いなどは、いまだにチェックを使って支払うのが一般なので、アメリカに住みはじめたら、できるだけ早く手に入れなければいけないモノの一つだ。

そして、最初に迷うのが自分が小切手を受け取ったっとき、どうやって使うか。
受けとった小切手はEndorse (エンドース) という作業が必要になる。 簡単に言えば受けとった小切手の裏に自分のサインを書くこと。 オレの場合は、いったん自分の銀行口座に預けるので “For Deposit Only” と書いて、サインする。 サインだけをした場合、エンドースした後は誰でも現金化できてしまうらしい。 オレはやったことないけど、人に渡すときは “Pay to the order of XXXXX(渡す相手の名前)” と書いてサインをする。

とまぁ、チェックというのは慣れない人にはヘンテコな仕組みなのだが、このおかげでアメリカならではのあるサービスが発達してオレも恩恵を受けている。明日はそのお話。


Keen Eddie DVD に!

Law & Order – Crowded release date eases up just a bit with delay of 3 Law & Order releases
September 7th is a day that’s VERY crowded with TV-on-DVD releases, as we mentioned in our Will & Grace news yesterday. There are over 2 DOZEN titles scheduled for release on that day, many of them high-priced box sets. Among the shows that have been planned to hit stores on that particular day are Will & Grace, Alias, Columbo, Without A Trace, American Dreams, Magnum P.I., Everwood, Keen Eddie, Angel, The Twlight Zone (2002), Are You Being Served? Again!, and a pair of Doctor Who releases.
(昨日の Will & Grace のニュースにあったように、9/7 はTV番組のDVDリリース目当ての客で店は混みそうだ。 ほとんどが値段の高いボックスセットだが、24タイトルを越えるテレビ番組がこの日にリリースされる。 この日にリリース予定の作品は “Will &Grace”, “Alias”, “Columbo”, “Without A Trace”, “American Dreams”, “Magnum P.I.”, “Everwood”, “Keen Eddie“, “Angel”, “The Twlight Zone(2002)”, “Are You Being Served? Again!” と2つの “Doctor Who” がある。

臨時ニュースです。 このサイトで事あるごとに紹介しているドラマ Keen Eddie 。
とうとう DVDボックスが出るらしい。 うぅ。 苦節1年。 最初の放送は途中で打ち切られた番組がとうとうここまで来たかと感慨深くなってしまった。

まだ Amazon などではリストされていないようだが、9月が楽しみだ。


メール de ビデオ

Mail de Video
メールdeビデオは、米国初の郵送による日本語テレビ番組レンタルビデオサービスです。
日本のNHKや民放で放送されている130種類以上の最新のテレビ番組を、お客様にお届けします。
月額固定料金となっていますので、延滞料金は一切かかりません。お気に入りの番組をいつでもゆっくり見ることができます

アメリカにいて日本のテレビ番組を観たいという欲求はいつもあるようで、以前書いた “日本のテレビ番組をアメリカで見る” というエントリに多くの人が訪れている。

そんなホット(?)な分野にまた新しいサービスが現れた。

メール de ビデオ という会社のサービスは、アメリカなら Netflix 。 日本なら DISCAS, ぽすれん に代表されるような、毎月一定額の会費を払うことで、DVDが郵送で行われて、借り放題になるサービスを 日本語テレビ番組のビデオで行なったものだ。

日本語のテレビ番組を録画したビデオをレンタルしている店というのは、シリコンバレーなら日本の店が集まっているような場所にいくつかあるが、うちの場合でも、そこまで行くのにフリーウェイも使って、約20分ほどかけて行くという感じだ。それでもこのあたりにはあるだけマシな状態で、利用できない人の方が多いぐらいだろう。

このサービスなら貸し借りにわざわざ店まで行く必要がないので、アメリカの広い土地に合っていていいサービスではないだろうか。 料金は 月$20 からで、たまにしか見ないというような人には高いと感じるかもしれないが、この辺りの人はともかく、あまりにも日本人や日本のモノがない場所に住んでいて、日本語とかに飢えていた人には朗報だろう。

ウチのようなちょっと見の人のための人用に、1本5ドルぐらいで1週間レンタル、延長したら月額固定の料金がチャージされるような2段階ぐらいのしくみでも提供してもらえると嬉しいんだけどなぁ。


Nip/Tuck

夏の到来に合わせるように、テレビ番組は新作が放送されなくなり、再放送が増えてきたこのごろ。

昨年、同じような状況のなか、FX Network というケーブルチャンネルで放送されたドラマが結構よかった。 昨年紹介しようとしていたが機会を逃してしまっていたが、そのシーズン2 が今日からはじまる。 タイトルは Nip/Tuck

マイアミに住む美容整形外科医(plastic surgeon) とそこに訪れる患者の話が毎回描かれていくんだけど、単に整形しておしまいというのではなく、医者、患者関係なく人は誰でも悩みをかかえ、見た目だけをとりつくろうとしても何も解決していかないといった含蓄を、たくみな演出とドキドキするようなイベントの嵐で盛りあげてくれる。 とっても一言で表現するのが難しい、いろいろ盛りだくさんなドラマ。

最近、アメリカのテレビ番組は整形リアリティショー(自分は美しく変わりたいという人が応募して、整形してきれいになっていくところを紹介するテレビ番組、この前はコンテスト形式でも行われた)がブームで、これもその一つかと思う人もいるかもしれないが、その出来は決して裏切らないと保証したい。

日本ではまだ放送される予定はないようだけど、このドラマはきっと日本人向け。 BS/CS系のチャンネルで放送されると思うのでそのときをおたのしみに。 アメリカに住んで、ケーブルテレビに入っている人は今晩10時から見逃すな! 第1シーズンはアメリカで DVD Box が発売されたのでそれを購入してもいいかも。


アメリカでF1中継を見たい

昨日は F1 US(アメリカ) GP の決勝。

アメリカは インディーカーレースや NASCAR など、モータースポーツがけっこうさかんなのに F1 だけはなぜか人気がない。 US GP ならABC あたりが放送してくれるかと思っていたが残念ながら地上波やESPNでの放送はなかった。 そこまでヨーロッパ中心のスポーツを軽視するか >アメリカ。

そんなわけで、日本にいる間はほとんど毎戦見ていたF1 中継もアメリカへ来てからそんなに見られなくなった。 久々に日本人ドライバーが活躍しているようで、Webサイトのニュースだけじゃなくて動いている映像も見たくなってきた。

しかし、アメリカで F1 の 中継しているのは SPEED Channel というモータスポーツ専門のケーブルチャンネルだけのようだ。 しかし、このチャンネルを見るためにはケーブルテレビでもうちが契約しているスタンダードプランではダメで、それ以上のプラン (月$50 以上) を選んでいる人しか見られない。 たぶん、日本のテレビ番組のビデオレンタルを探して、フジテレビの中継のビデオを借りるのが一番簡単にF1を見る方法なのかな。


Jスポーツ創刊

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先週の金曜日、このサンフランシスコ近郊に日本人向けに新しいフリーペーパーが創刊された。

その名は Jスポーツ(ジャパンスポーツの略らしい)で、隔週金曜日発行になるとのこと。 以前、ベイスポのことを紹介したが、あれと同じ感じのモノだと思ってもらったらいい。 ベイスポは日本のサンケイスポーツと提携して記事を載せているが、Jスポーツはニッカンスポーツと提携している。

Jスポーツが力を入れていると思ったのはテレビ欄。

いわゆる4大ネットワーク(ABC, CBS, NBC, FOX) に、アメリカのNHK教育テレビという感じのPBS、そしてローカル局が1局という限られたものだが、全部タイトルが「日本語」に訳され、番組紹介まで日本語て提供されている。 しかも、アメリカはテレビ局が多いのでテレビ欄は時間軸が横なのに対し、Jスポーツでは日本と同じ縦で書かれている。 (ただし、紙面の都合で平日は夕方6時から、週末は午前10時からの番組しか載っていない)

見慣れた日本語と日本と同じレイアウトで見るアメリカの番組表はとても親しみがわく。 それに番組紹介があることで、普段は番組宣伝CMか、番組を見ないとわからなかったのがどんな番組か再発見できるのもうれしい。

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本日(6/10)のテレビ欄, 夕方から7チャンネルでNBAファイナルだ!

すごいなぁと感心していたら、このJスポーツ。 発行元がこちらで日本語放送をやっているTokyo TV (TTV)という放送局と同じ住所だった。 テレビ番組表に対するこのこだわりになんだか納得。 これからもがんばって欲しい。