Category: 02 アメリカ生活

Star Wars Episode III – 見てきました

アメリカでがんばりましょう: Star Wars Episode III – 封切り直前 まとめ
と書いている、オレも明日は 午後6:45 の上映のチケットを入手。 少し早く会社を帰ることになりそう…。

というわけで見てきました。

行った映画館は、シネコンでいくつも映画館を使って上映しているにもかかわらず上映前には結構な行列。 トラブルもあって少し出遅れた我が家はちょっと外れた席での観戦となった。

もちろん話の内容は書かないが、オレからしてみたら 「よくまとめた」 という感じ。 この作品は、ほとんどの人があらすじを知っているわけで、映画としては少し不利なところがあったのだが、それでもいくつかのサブストーリーを並行して進めながら、最後のあの展開へ向けて着実に進んでいく様子は観ていて魅きつけられた。 (妻は「あまりにもストレートすぎる」と辛口評価だったが…)

そして、特撮(CG)は言うまでもなく、音楽もこれまでの作品から一部もってくるなどして関連性をうまく出したり、旧3部作で語られていたことを目の当たりにすることでより感動が深まるなど、これまでの作品を再認識することも。

ありきたりな結論だが、観る人を十分満足させてくれる作品だと思う。


Star Wars Episode III – 封切り直前 まとめ

サンフランシスコベイエリアはこの時期にしてはめずらしい雨になってしまったが、多くの人が待ちに待ったスターウォーズの prequel (プリークェル, sequel が続編だが、続編だけど時代的に前の話を描くので、このように呼ばれる) の完結編 が間も無く封切られる。

朝のローカルテレビニュースでは、今晩の深夜公開のチケットのいくつかは既にソールドアウト。 以前紹介した Fandango でこの家のあたりのチケット販売状況を見てみたら、全てではないがソールドアウトになっている上映会が多い。


(クリックで拡大)

この深夜の公開に向けて、ハリウッドで1ヶ月以上前から並んでいた lineingup.net の人たち、以前書いた噂どおり、チャイニーズシアターで上映されないことから、Arclight Cinerama Dome および Vista Theatre へ移動を始めたようだ。

明日からの封切りによって、こんな試算も出ている。

Japan.internet.com Webビジネス – 『Star Wars』最新作公開で、欠勤者続出の見込み
公開日の19日と翌20日 (映画封切りの初日2日としては珍しくどちらも平日だ) は、従業員の欠勤が大幅に増加するとの予測を示した。この2日間は、大勢の Star Wars ファンが病気を理由に会社を欠勤し、ジェダイ マスターたちの最後の雄姿をその目に焼きつけようと、劇場に列を成すという。
~中略~
CGC の調査では、同作品が企業にもたらす生産性低下による損失額が、19日と20日の2日間で、6億2700万ドルにも達する可能性があるという。

この手の試算は、よくプロ野球などでどこかのチームが優勝すると、経済効果が何億円という話が出るのと同じであまり意味のある数字ではないが、やはり一部は会社を遅刻、早退、欠勤したりするわけでその分を数字にすると結構な数字になるとは思う。 と書いている、オレも明日は 午後6:45 の上映のチケットを入手。 少し早く会社を帰ることになりそう…。


Star Wars Episode III を一足早く見るには

アメリカではまもなく公開の Star Wars Episode III – Revenge of the Syth (シスの復讐)。

5/19が一般公開の日だが、サンフランシスコを始め全米10ヶ所の都市で5/12に先行上映が行われる。 この先行上映は Episode II のときも行われ、地元ということもありジョージルーカスも参加した様子をニュースで紹介していた記憶がある。

誰もが行きたいイベントなのだが、チケットの値段は$500 (約50,000円)。 実は、この先行上映は難病で苦しむ子供たちをサポートする地元の団体への寄付を募るというイベントとなっていて、収益は全て寄付されることになっている。 サンフランシスコは Koret Family House という団体がこの対象になっていて、先行上映のチケットの発売もこの団体が管理するようだ。 1週間待てば $10 (約1,000円)で見られることもあり、微妙なところではあるが、どうしても一足早く見たいという人はこの機会にぜひどうぞ。

Episode III の上映は テレビCMもはじまり、ジョージルーカスの知人が集まった試写会が好評だというニュースが流れたりと、公開に向けてまた一段と盛り上がってきている。

うちでは、今までスターウォーズシリーズを見たことのなかった妻のために、2ヶ月ぐらいかけて週末に Episode IV, V, VI, I とDVDを見てきた。 この週末か来週末に Episode II を見て、5/19 の Episode III へ、というのが予定なのだが、SW 30年の歴史を2ヶ月で一気に見てしまって少々食傷ぎみなのが問題かも。

映画全編を見直す余裕のない人はこんなのどうでしょうか?

Star Dudes は Flash で作られたスターウォーズいいとこどりムービーなのだが、1エピソード 数分で見ることができる。 ただ、Episode II がまだ完成してないのが残念。


グリーンカードが取れました

昨日、我が家にとって重大な瞬間が訪れた。

サンフランシスコの移民局へ行き、待ちに待ったグリーンカードを取得。 いまのところ、パスポートにスタンプが押してあるだけの仮のグリーンカードだが、ほどなく本物のカードも送られてくるとのこと。 2001年12月から準備を始め、実に3年半近くかけた末の取得となった。

この場を借りて、アメリカで働く機会をくれた方々、普段アメリカでお世話になっている方々にお礼を申し上げたい。

さて、旅行でアメリカに来た場合、これまでのH-1Bビザでアメリカに住む場合、そしてグリーンカードを持っている場合は何が違うのか。 細かい例外はいろいろとあるがだいたいこんな感じになる。

  観光客・出張者(ビザなし,ビザウェーバー) H-1Bビザ所有者 グリーンカード所有者
滞在可能期間 最大3ヶ月 最大6年(3年おきに更新が必要)、その後は1年以上アメリカ以外の国に出ないといけない 特になし(10年ごとに更新手続きが必要)
入国書類 (I-94) 緑色の紙 白色の紙 いらない
アメリカ入国時の指紋採取、写真撮影 必要 必要 いらない
アメリカの会社で働く 働けない 自分のビザのスポンサーになってくれる会社だけ どこでも働ける
配偶者の就労 N/A 働けない どこでも働ける

このように、グリーンカードがあるとないとでは入国時の扱い、およびアメリカ国内での労働(アメリカの企業から給料を貰う労働)に関して大きな違いがでてくる。 別にグリーンカードが取得できたからすぐに転職しようとは思っていないが、選択肢の一つとして持っていることの意味は大きい。 以前から働きたいと言っていた妻が働けるようになることも重要だ。

労働に関してはもう一つ話がある。 以前、このサイトにGoogle AdSenseが付いてすぐ無くなったことに気付いた人もいるのではないだろうか? また、最近は「おすすめCD/DVD」のエントリが追加されないことに気付いた人はいないだろうか?

Google AdSense をやっている人はわかると思うが、アメリカでのアフィリエイト活動はソーシャルセキュルティナンバーを申告し、一定額以上は確定申告することが徹底されている。 そうなると、ビザ保有者は「自分のビザのスポンサーになってくれる会社」以外から収入が入ることになり、違法になるのではないかという疑惑が発生した。 いろいろと調べてみても最終的にOKなのかNGなのかはっきりしなかったのだが、お小遣い程度のお金でケチがつくのもつまらない話なので中止したという経緯だったのだ。

しかし、この疑惑もグリーンカードの取得によりクリア。 また、おすすめCD/DVDや広告も復活させたりしていろいろ試していきたいと思う。 なにはともあれ、気持ちも新たにがんばっていくのでこれからもよろしくお願いします。


アメリカでF1中継を見る (2005年版)

昨年、アメリカでF1中継を見たいで、アメリカでは SPEED Channel というチャンネルが F1中継をしているが、うちではなかなか見られないという話を書いた。

ところが、今朝起きて TiVo の番組表を見ていたら全米ネットのテレビ局である CBS で Formula One という番組をやっている。 しかも、San Marino GP ということは今週のレースではないか。 ということで朝からアドレナリン出しまくりで1年以上ぶりのレースを見入ってしまった。 しかも白熱したレースでものすごく満喫。
る。

CBS は今シーズン、下に挙げる4戦を中継するようだ。 SPEED TV (旧 Speed Channel) では今年も全戦中継している。

CBS Races Ahead with Formula One Broadcasts
# April 24th 1-3 pm Race Republic of San Marino
# May 8th 1-3 pm Race Barcelona, Spain
# June 12th 12-2 pm Race Montreal, Quebec (LIVE)
# July 24th 1-3 pm Race Hockenheim, Germany

Monaco GP は中継されないし、アメフトの中継とぶつかることからか8月以降の中継もされないようだがこれはうれしい。 他にも特別番組も放送される予定とのことで、今シーズンは少しだけF1を見ることができそうだ。


アメリカで洗車

サンフランシスコ、シリコンバレー近辺はこの週末すごくいい天気。

せっかくなので……

carwash.jpg

洗車に行ってきた(笑)。
そういえばアメリカの洗車事情を紹介していなかったので紹介しよう。
gasstation.jpgアメリカのガソリンスタンドは ほぼ100%その多くがセルフサービスのガソリンスタンド。 しかも、多くのガソリンスタンドはガソリンを入れる場所とお金を払ったり、飲み物などを買うような場所があるだけのシンプルなものが多い。 (TrackBackをいただいたコチラのサイトの情報によると、ニュージャージー州とオレゴン州にはセルフはないそうです。 知らなかった。 アメリカ生活と書いてますがほとんどがカリフォルニアで得た知識なので、間違い、勘違いがあったらこれらも指摘してもらえると幸いです。)

machinewash.jpgガソリンスタンドによっては日本にもある全自動の洗車機があって、ガソリンを入れると無料だったり、数ドル程度で洗車ができるところもあるが、 店員が来て「洗車もどうですか? 」なんてことはまず聞かれない。

その代わりに Car Wash (カーウォッシュ)と呼ばれる洗車専門のお店がある。
サービスとしては日本のガソリンスタンドの洗車コーナーが独立したような感じになっている。 受付でいくつかある洗車コースから1つを選んで、所定の位置に車を置いておくと(もちろんキーを挿したままで)洗車をしてくれるという感じだ。 値段は、最低で$10前後~ 1グレード上げると$5ぐらい追加になる。
洗車の様子はこんな感じ。
vacuum.jpg 掃除機による車内の掃除

wash.jpg 洗車。 コンベアに乗って洗剤がふきつけられるなか車が洗車される。 お店によっては機械が洗うところもあるが、手洗いなのが好きでここをよく使っている。

wax.jpg 液体ワックスの噴射。 半日ぐらいかけるスペシャルコースを選べばハンドワックスをしてもらえたりする。 もちろん値段もそれ相応にかかるが…。

polish.jpg 拭きとり(磨き?) 。 コンベアから出てきた車は表に並べられて、1台、1台 Waxが拭きとられる(磨かれてるのかも)。 写真にも少し写っているが、ドライバーはこの場所から自分の車がキレイになっていくのを見ながら待つことになる。
写真にもずっと写っていたが、洗車は何台もの車が並行しておこなわれる。 この作業の効率の良さにはいつも驚かされる。

雨が降ると休業になるため、雨期の間は比較的人が少なかったが、この週末は天気もよかったこともありいつも洗車待ちの車が絶えない状態。 これから忙しい時期が続きそう。

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航空写真で見るシリコンバレー (改訂版)

初出: 1/8/2003
改訂: 4/10/2005

MapQuest が提供する地図検索サービスは、アメリカ中の地図を航空写真でも表示してくれる拡大縮小にも対応しているし結構詳細なのでその土地を知っているひとはそれなりに、知らないひとも普通の地図以上に周りの状況がわかっておもしろいと思う。

[2005年追記:]
その後、MapQuest は航空写真の提供を止めてしまったが、Google Maps が Keyhole の技術を使って、よりキレイで詳細な航空写真を提供し始めたので、そのサービスを利用して書き直した。 また、内容も現状に合わせて一部修正している。
Google Maps は、Hack により自分の定義した好きな情報を地図上に載せることができる。しかし、このHackは、Google Maps 内で定義されている JavaScript を呼びだす必要があるため、ブックマークレットや、同じドメインからアクセスできるようにするためにプロキシサーバを必要としたりと、まだまだメンドウなのが現状だ。 そんなとき、Google Maps のHackで有名なサイトがオープンなサービス mygmaps.com を開始したので、その機能を使ってこのエントリを作っている。

今回は、インタラクティブページのようなモノも作ってみた。

コチラ をクリックするとウインドウが開いてGoogle Mapsの画面付きの紹介ページを見ることができる。

gmap.jpg

上のインタラクティブページが見られない方は下をどうぞ。

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Star Wars Episode III はチャイニーズシアターで上映されない?

Variety.com – Inside Move: Fanatics laying it on the line
Saturday, 46 days before “Star Wars: Episode III — Revenge of the Sith” opens on May 19, the trilogy’s enthusiasts began their vigil outside Grauman’s Chinese Theater.
Problem is 20th Century Fox doesn’t plan to open the film at the Chinese, opting instead for the ArcLight a few blocks east.
(土曜日、 Star Wars: エピソードIII シスの復讐が封切られる 46日前、3部作の熱狂的なファンがチャイニーズシアターの前に座りはじめた。
問題は、20世紀フォックスが数ブロック東にあるアークライトを選択し、チャイニーズシアターでこの映画を封切りしないことだ。)

Slashdor 経由。

先月、Star Wars Episode IIIへのカウントダウン で紹介したチャイニーズシアターにできる行列。 4/2から並びはじめたのだが、何とそのチャイニーズシアターではエピソード3が封切られないらしい。

この事実は並んでいる人や主宰団体である Liningup.net も知っているとのことだが、チャイニーズシアターはスターウォーズの中心であること、また並びながら集めている基金を効率良く集めるためにも行列はチャイニーズシアターから動かないとのこと。

ただ、エピソード1,2 の時も同じような噂は流れたが、結局はチャイニーズシアターで上映されたこともあったし、20世紀フォックスとアークライトとの契約はまだ完了していないため、やはりチャイニーズシアターとなるかもしれない。 個人的にもスターウォーズはチャイニーズシアターでやって欲しいなぁ。

そうそう。 アメリカではテレビ用の予告編も放送が始まりました。 (以前の予告編を短く編集しなおしたものですが…)


アメリカで映画の予約をする

スポニチ Sponichi Annex ニュース 芸能
「ルーカスフィルム」は参加者のために、ロサンゼルス郊外のアナハイムにあるシネコン「Westlake Village8」の200席を用意。米国では前売り券などのシステムがないため、前もって席を確保しておくことは不可能。仕事を休むほどの熱狂的なファンが多いため並んでも初回は見られない場合もあり、オフィシャルツアーだからこそ手に入る“プラチナチケット”だ。

ツッコミネタになってしまうが、アメリカでは映画の前売り券のしくみは無いが、前もって席を確保しておくことは可能だ。

このあたりでは Fandango というサイトが、映画チケットのオンライン販売をしていて2週間先までの映画チケットを買うことができる。 ただし、座席位置までは指定できないので自由席という形になる。 今回オフィシャルツアーの対象となっている Westlake Village8 も Fandango を使ってチケットの購入ができるようだ。 (リンク)

この予約は、人気映画でも変わらない。

実はオレ、エピソードIIの上映のとき封切り日深夜0時からの上映を見るために Fandango でチケットを手配して近くのシネコンに夜の9時過ぎから3時間ほど並んだ経験がある。

このときは、普段の映画館では見られないぐらいの人数が集まり行列ができたのだが、シネコンの強みである施設内の上映劇場数を増やすことで、チケットも劇場の窓口で普通に発売されみんな見ることができたようだ。 (そうじゃなくてもスターウォーズの封切り日深夜の上映をする映画館は多いので、「会社を休んで並ばないといけない」というのは大袈裟。)

オフィシャルツアーということで、現地での移動手段や観光まで完璧にサポートされ特に日本から行く場合は最高のツアーになるだろうが、このツアーでなければ見られないということはないだろう。


これであなたも忍者になれる

JTPA: シリコンバレー忍者登場
生き馬の目を抜くようなシリコンバレーでは、企業間の情報争奪戦も盛ん。相手企業のEメールや電話の会話を傍受するといったハイテクな手段に関しては、それを防ぐための技術も進歩してきたため、最近台頭してきたのが、昔ながらの人間のスパイ。「盗み見る」「盗み聞く」といった古典的な方法で情報を収集しようという動きが強まっている。

JTPA がレポートしているように、シリコンバレーでは最近忍者ブーム(笑)。

そういえば、会社のまわりで誰かに見られているような気が……しないって。
エイプリルフールの話はここまで。 ここからはホントの話。

日本人にしてみると忍者なんて過去の遺物でしかないが、アメリカからしてみればサムライ、ゲイシャと並び、ミステリアスジャパンの代名詞。 なんと Amazon.com では忍者グッズというのが売られている。

例えば下のような商品が見つかった。

足袋は忍者と直接関係ないが、コメントに “A must have for any ninja, or ninja in training!” (忍者、もしくは忍者修行中の人は必須!)と書かれているのが笑える。 興味を示すアメリカ人もアメリカ人だが、こんなのもラインナップとして揃えて ドンキホーテ化しつつある amazon.com も侮り難し。