久々のライブに行ってきた。 今回は Billy Joel 。 会場はいつも Warriors の試合を観に行く Oracle Arena (Oakland Colosseum)。
彼のライブにはちょっと悔しい思い出がある。 前回、彼がベイエリアに訪れたのは、忘れもしない 2001年の 2月 Elton John との Face2Face ツアー。 チケットは完売せず、宣伝もされていたのだが、オレはその数ヶ月前に渡米してきたばかりで、会場がどこにあるかも知らない、チケットの取り方もわからない、とわからないことだらけで泣く泣く見送ったのだった。
そして、「次の機会」を待つこと約7年。 ようやく実現した日は、オレが渡米してきてちょうど7年経ったその日だったのは何だか感慨深い。
チケットは Greasemonkeyテク を使って、販売開始直後にゲット。 Arena席は $300 と高くて買えなかったが、ほとんど Arena 席なこんなシート(ケータイカメラ)。
チケットには No Camera と書いてあったが、実際はノーチェックだったのでみんな持ってきたデジカメでバシバシ写真を撮っていた。 オレもデジカメ持ってくればよかった…。
ライブは8時スタート予定だが、アメリカは車で来る客が多く、渋滞などで遅れることを考慮して時間通りに始まることはまずない。 Opening Act (前座)が入ったり、Pre Show (プレショー) と呼ばれるちょっとしたショーが入ったりして、数10分から1時間ぐらい遅れてスタートするのが一般的。 このライブ当日も雨も降り渋滞もすごかったから遅くなるかと思ったら、8時15分ほどからいきなりメンバー登場用のテープが流れてびっくり。まだ、一部空席もあったライブが始まった。
セットリストは昨年の日本でも行われたツアーの内容と基本的なところは同じだが、インストルメンタルの Root Beer Rag が演奏されたのがちょっと驚きの演出だった(セットリストは最後に)。
離婚したり、アル中になったり、ものすごい自動車事故をしたりと大変な人生を送る Billy Joel だが、ステージではやはり違う。 スタジオアルバムでのキチンとした演奏とは違った、ラフだけどシメるところはきっちりシメてくるライブならではのノリをしっかり堪能させてもらった。
同じバンドでの演奏は、 昨年の行われた全米ツアーのNY公演の様子を録音したライブアルバム 12 ガーデンズライブ で堪能できる。 ただオレにしてみるとこのライブアルバムもキレイにまとまりすぎているぐらい。 通なら観客録音モノを探すのがいいと思う (2006年2月27日の MSGライブ がオススメ)。
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