激混み Stanford の理由は…

今使っているウチの羽毛布団 (Down Conforter) はオレの渡米直後の7年ぐらい前に買った安物で、羽は隅に寄ってしまいそろそろ買えどきかなぁと思っていた。 そんな気持ちに追い撃ちをかけるように、日本に行っていたときに実家で使った羽毛布団がとっても気持ちよく買い換えを決意。 以前、友人も買ってイイと書いて いた Palo Alto にある寝具屋さんに行くことにした。
ところが、車が多くなかなか店に辿りつけない。 ダフ屋がチケット売る、買うなんてやっていてお店近くのStanford 大学で何かの試合があるようだった。 寝具屋さんの入っているショッピングモールの駐車場もこの試合の観客用に一部開放されるぐらいで、買い物客にはいい迷惑。
寝具屋では、愛想のいいオバちゃんが細かい説明をしてくれて購入を決意。 支払いを終えると、オバちゃんが「ここに来るまで渋滞すごくなかった?」 なんて言ってきた。 「すごい渋滞で来るまで大変だったよ」 なんて言うと、「今日はStanford と UC Berklery のフットボールの試合があるのよー」なんて話に。
どんどんエスカレートしていき、
「Stanford なんて大して強くないのにこんなに人が集まるのはみんな(ビジネス)のコネクション作りのためなのよ」、
「Tale gate party (試合前に早く来て駐車場で酒飲んだりBBQとかして気分を盛り上がるパーティ) なんかもコネ作りや金の話ばっかり」、
「今週は、大学もホテル借りてパーティを開いて Fund Raising (寄付金集め) しちゃったり、それにまた金持ちが集まるのよねー」、
「Palo Alto って家の庭に木を一本植えるのにも市の許可とかいるんだけど、Stanford は別格で、そんな許可なく好き勝手できちゃう。 金持ってるからね」、
「最近なんか Sand Hill のあたりにでっかいホテル作ろうとしてるでしょ。 どうもバイオ系のベンチャーとか集めるのに必死になってるみたいよ。」
なんてことまで話が広がってしまった。
どこまでがホントの話かわからないけど、 ただのスポーツの試合じゃない雰囲気はあったが、あの混み具合のウラにはこんなことがあったのか…。
そうそう。 買った羽毛布団は日本のものほどの厚みはないがその分軽く寝ていてもあまり気にならない。 でも、このあたりの気候なら十分な暖かさを保ってくれた。 実はこれまで2枚のConforterを重ねて使っていたのだが、これなら新しく買ったやつ1枚で十分そう。
ちなみに試合は Stanford が勝利。 (あんまり弱いわけでもなさそうじゃん)


2 Comments

  1. こんにちは
    私もアメリカ在住が丸7年になる、院生ー>ローカル採用でここシリコンバレーで働いているものです。 
    こちらのブログはちょくちょく拝見させていただいていましたが、私も自分の布団が同じようなコンディション(6年前にTargetで買った羽毛布団がかなりうすーいかんじになってしまっていました)で、ここのところの寒さで夜寝つきが悪くてどうしたものかと思っていたところでした。 このエントリをみたときに、これだ!ということで先日自分へのクリスマスプレゼントということで、ちょっと奮発したComforterを買いました。今はぐっすり眠ることができて、よい買い物だったと思っています。
    それにしてもお店のおばさん、やたら話し好きで(おまけに仕事というか布団に関係ない話)なかなかいい味だしていたかなと。 
    これからもこのブログ楽しみにしています。 ではよいクリスマスを。。
     

  2. moki さん、コメントありがとうございます。
    やっぱりおばさんに語られましたか。 日本人はおとなしいからいっそう話すのかもしれないですね。 私の場合、なかなか面白い話が聞けたので楽しませてもらったんですが。 あそこのような小さなお店では、おばちゃんの話もサービスの一環なんですかねぇ。

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