Month: December 2008

アメリカのクリスマスのウソ、ホント

少し前まで日本にいたけど、クリスマスに向けての雰囲気はアメリカと違っててなんか懐しかった。 アメリカでもクリスマスってこんなんじゃない? と思ってる人のために、クリスマスのちょっとしたことのウソとホントを紹介。

クリスマスは祝日
ホント。クリスマスは家族と過ごす時間という感じで、感覚としては日本の正月に近いと思う。この日は普通の会社をはじめ、スーパーやファストフードを含むほとんどのお店が閉まってしまう。もともとキリストが誕生した日ということもあり、教会ではミサが開かれれたりと静かというか厳かな日というのがクリスマス。
でもクリスマスイブはカップルが盛り上がる日
ウソ。 日本ではクリスマスイブに一人は負け組って雰囲気だけど、アメリカではイブといってもスペシャルなことはとくにない。 家で翌日のクリスマスの準備をするぐらいだろうか。
クリスマスディナーといえば七面鳥
ウソ。 七面鳥を食べるのは約1ヶ月前の Thanksgiving (サンクスギビング) Day の時。クリスマスはハムを食べるのがトラディッショナルだけど、サンクスギビングのターキーほど浸透してない。場合によっては七面鳥を食べることもあるとは思うけど、これはたくさんの人が集まるのでちょうどいいとか、豪華さをだすためだと思う。
ケンタッキーフライドチキンは大混雑
ウソ。 クリスマスにフライドチキンというのも特にない。たぶん、ケンタッキーのお店も今日(クリスマスイブ)は早く閉まるんじゃないかな。 チキンの丸焼きは七面鳥の丸焼きと同じ感じでご馳走としてあるかも。
クリスマスケーキぐらい食べるでしょう
これもウソ。 日本のケーキ屋の陰謀でしょう。なので25日にケーキ安売りってのもないです。先にも書いたけど、25日はほとんどのお店が休みだし。
子供たちはプレゼントを楽しみにしてる
これはホント。 クリスマスの朝、25日の朝に子供たちはクリスマスツリーの下に置かれたプレゼントを開けるのを楽しみにしている。 この様子を撮影したムービーはしばらく前からアメリカで大人気。

また、こちらでは大人たちもプレゼント交換などをする。クリスマス前の1ヶ月ほどが Holiday Shopping と言われ買い物が増え、お店も儲かる時期。 新しい iPod が毎年、秋口に発表されたりするのはこの売り上げを見込んでのことだったりする。

電飾がすごい
ホント。 日本も最近すごいみたいだけど、電飾はアメリカのほうがいろんなところでやってるし凝ってる人は凝ってるんじゃないかな。 昨年書いたような、音楽と電飾を合わせた演出なんかも増えてきてるみたい。

過去エントリのリンク:
電飾とクリスマス音楽 – その1 Wizards In Winter
電飾とクリスマス音楽 – その2 Carol of the Bells
電飾とクリスマス音楽 – その3 The Nutcracker (くるみ割り人形)

クリスマスツリーは生木で。
以前調べたときは、生木じゃないのが多いといった結果もあったが、最近は生木が主流みたい。 12月に入ると道路脇にクリスマスツリーの生木を売る店が現れ、それを買っていく人がいっぱいいる。もちろん、生木じゃないのも売ってるよ。で、全米クリスマスツリー協会の情報によると、最近は生木を買っている家庭が多いらしい。ウチはめんどくさくてまだ、生木もそうでないのも飾ったことないのは内緒。

過去エントリのリンク:
ツリーを車にくくって運ぶ
クリスマスツリーはやっぱり生木?
生クリスマスツリーの末路


[日本2008]アメリカに帰ってきました

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約3週間の日本滞在を経て、今朝無事アメリカに戻ってきました。写真は名古屋-成田間のフライトの途中で見ることができた富士山。 雲から頭を出した状態だったけど、こうやって飛行機から見たのは初めて。

行きは強烈な向かい風で12時間かかったフライトだったが、帰りはその風に押されて何と8時間30分ぐらいで着いてしまった。子どもも飛行機に慣れたのかフライトの半分弱ぐらい寝てくれたこともあり行きとくらべると、ものすごくラクなフライトだった。

帰ってきてからは荷物の整理と時差ボケとの闘ってます。今日もこれぐらいまで起きてれば夜中に起きることはないかなぁ…。


[日本2008]薄型テレビ

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実家が新しいテレビを買うことになり、こういうの苦手な両親のために新しいテレビの選定を手伝うことになった。

ヤマダ電機や中部地方ローカルなエイデンといった郊外型の電器店をまわってみたけど、日本のテレビはすごい。

アメリカのハイビジョン液晶テレビの相場は最近は42インチの1080pで $1000 (約10万円)、セール品なら同じ値段で50インチも買えるぐらい。 日本のだいたい半額ぐらいという印象なんだけど、ケーブルテレビや衛星放送のチューナーに繋げて見るというのが一般なため、いろんな機能はそちらに装備されテレビは映像と音声のアウトプットにフォーカスする感じになっている。

日本のはチューナーだけでもアナログ、地デジ、BSデジタル、CS と4つも付いてるし、データ通信や番組表の表示や最近はアクトビラとかインターネットを使ったビデオオンデマンドなんかの機能まで付いてる。 こりゃ値段も高くなるわけだ。

ウチのテレビは父親の希望で2画面(Wチューナー)必須、できるだけ簡単なレコーダー機能が欲しいということで東芝の 42Z7000 ってモデルになった。AQUOS と比べると画質が劣るとは思ったけど、機能と値段のバランスが良かったのが決め手となったかな。

アメリカの自宅のテレビはまだブラウン管テレビだけどハイビジョンはキレイだねぇ。マジで購入を考えよかな。


[日本2008] 選べる喫茶店のモーニング

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これまで何度も紹介してきた、愛知、岐阜の喫茶店が出す “モーニング” メニュー(2007年, 2006年)。 今年もスゴイのに出会った。

コーヒーや紅茶を頼むと、なんと4種類のセットメニューが選べちゃう。メニューは洋風あり和風ありと、地元の若者からおじさま、おばさまたちまで納得の品揃え。これで値段は400円!

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こちらが、B の “ヨーロッパの朝食風” セット。クロワッサンに加え、小さめのサイドがモーニングなメニューに丁度いいかんじ。

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こちらが、妻が頼んだ C の “プチ懐石風” セット。おにぎりがまぶしい。でも、コーヒーに合うんだろうか…。


[日本2008]ひつまぶし テイクアウト

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名古屋名物と言われるひつまぶし。実はオレが初めて食べたのは就職して関西に住み始めてからだった(笑)。でも、うなぎを3種類の方法で食べられるのが気に入って、以来機会があれば食べている。

今回もと思ったのだが、やはり子どもがいるとなかなかゆっくり食べられない。 また、ちょうどこの日はすでに昼間いろいろ連れまわしていたため、夜はテイクアウトのひつまぶしを食べてみた。

ちょっとボケてるけど、ネギやわさび、それに茶づけ用のだしのボトルまでちゃんと入っているのが素晴しい。

テイクアウトなため、実際に食べられるまでにちょっと時間が経ってしまうのが残念なところだけど、子どもを気にせずのんびり食べられたのはよかった。

このひつまぶしはウチの近くの備長という店のものです。炭火で少しカリッとなるように焼いたうなぎが香ばしくおいしい。


[日本2008]郵政民営化の影響?

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郵便局に行く機会があったんだけど、覚えのある景色の中変わったところもあっておどろいた。

写真は、局内にあったプロモーション用のティッシュ。もしかして今は郵便局って言わず JP バンクって言うの?

名称はさておき、こういうティッシュはアメリカではまずないので「あー、日本っぽいなぁ」と思うと同時に郵便局がこんなの置いてたっけ? と思った。

そして、局に入る人には「いらっしゃいませ」という言葉をかけていた。 これも昔は無かったよねぇ。 郵政民営化をちょっとだけ実感した。


[日本2008]ベビーカート

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日本に来てからよく買い物に行くんだけど、行くたびに感心するのがこのお店備えつけのベビーカート。

昔ながらのハンドル付近に子どもを置くようなスペースはアメリカにもあるんだけど、こういった子ども専用のはまず見つからない。

でもって、これが指一本でも動きそうなぐらい軽く動くんだ。アメリカでは真っ直に進まなかったり、車輪のひとつがよく回らないのもあるぐらい。押すときはけっこう力と注意が必要だったりする。 日本の人は当たり前に思うだろうけど、これって結構恵まれてますよ。


[日本2008]あさりしぐれおにぎり

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名古屋のおにぎりと言えば天むすが有名だけど、この “あさりしぐれおにぎり” も他の地方ではあまり見かけないご当地おにぎり。(だと思う。 今でも。)

噛むと染みでてくるほどにしっかりと味がついたあさりしぐれがご飯にものすごく合う。未だにこいつはオレの一番好きなおにぎり。

高校時代は購買やコンビニで買ってよく食べてたのに、大学時代で名古屋を離れたら食べられなくなったのがショックだったなぁ。

この写真セブンイレブンで撮影。たぶん他のコンビニでも売ってると思うので名古屋にお越しの際は天むすだけでなく、あさりしぐれ(単に “しぐれ” おにぎりと書かれてる場合もあり、でもこのあたりではしぐれと言えば牛肉じゃなくてあさりのこと)をぜひ試してみてください。


[日本2008]レンズ(Sigma 30mm f1.4)買った

子どもが産まれてデジタル一眼カメラを買ったんだけど、最近子どもも動くようになってきてキットレンズではブレることが多くなってきた。ちなみに今使ってるのは Canon Kiss X2 とそのキットレンズの 18-55mm F3.5-5.6 IS。

こんなときの対策としては外部フラッシュを付けるか、明るいレンズに替えるということになると思うんだけど、ボケでそれっぽく撮りたいということもあり今回は明るいレンズを買ってみた。

買ったのは Sigma 30mm f1.4 というレンズ。

最後まで Canon 50mm f1.4
かもっと安い Canon 50mm f1.8 にしようか悩んだんだけど、Kiss X2 は センサーがAPS-C サイズ のため、50mm のレンズは実際は 80mm になってしまい、ズーム寄りになりすぎるのが気になり 30mm (Kiss X2 では 48mm) の Sigma を選んだ。

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レンズはキットレンズよりもずっと高級感があり、そして重い。装着すると前の方に重心がいくのが少し気になるところだが、このヘンは慣れもあるかな。

写りに関してはどうとか言えるほどのモノはないんだけど、くっきりはっきりという感じがする。そして、ボケ具合は文句なし。 そして、その分被写界深度が浅くなるため、気を許すと思わぬところにフォーカスがいってたりと難しさも増す。

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作例その1、紅葉。昨日の紅葉エントリの写真はSigma の30mmで撮ったもの。

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作例その2、天一のこってりラーメン。フォーカスはネギ(笑)。

ひとつ残念なのは、このレンズは最短撮影距離は 40cm で、絵的にこれ以上寄れないこと。ポートレートでは問題ないけど、こういう写真のときはもうちょっと寄れたらうれしい。

あと、どちらの写真もコントラストが若干強めに出てる気がするけど、このヘンはもっと撮ったりしてカメラ側で調整する必要があるかな。

まだまだ慣れが必要だけど、撮れる写真は明るい単焦点ならではということでやはり一味違のはうれしい。小さなお子さんを、特に部屋で撮るにはオススメです。