Warriors のウェブサイトへ行ってみると、今日、5/10 の午後2時から Oakland で行われる Round 2 の Game 3 と Game 4 のチケットが発売されるという告知を発見。 前回はメールで連絡があったんだけど、今回は何も無かったので見過ごすところだった。
Warriors のチケットは ticketmaster.comというサイトで販売されている。 ticketmaster はアメリカでは最大手のチケット販売サイトで、以前 B’z がサンフランシスコで公演したときもチケットの販売をしていた。
ticketmaster でのチケットの書い方は、「B’z アメリカツアーチケットの買い方」というエントリにも詳しく書いたが、このような感じになる。
- イベントページと呼ばれる、公演毎に用意されているページへ行く
- イベントページで枚数、席の種類を選ぶ
- 次の画面で、Captcha (Word Verification) に書かれている文字を入力する。
- チケットが残っていれば、予約できた座席の確認画面が表示される
- クレジットカード情報を入力
- 購入完了
Captcha を入力した後、チケットが残っていない時は、下のような「チケットがありません」というメッセージとイベントページに戻るリンクが表示される。
イベントページはチケット販売開始前からURLが決まっていて見に行くことができるが、販売開始前は「まだ販売が始まっていません」というメッセージが表示されて、買えないようになっている。
そんなわけで、チケットを取りたい人はみんなこう思う。
販売開始になったら、できるだけ早く座席の確認画面(上のステップ4)まで行きたい。
字にすると簡単に思えるが、意外に大変。
まず、ticketmaster でチケットが販売開始になるタイミングはサーバによって微妙に差がある。 そのため、販売開始時刻のすこし前からリロードを繰り返して販売開始のタイミングを見つけるしかない。 しかし、リロードボタンを何回も押すのは面倒だし、勢い余って販売開始になっていたのにリロードを続けてしまうこともある。
販売枚数を入力するのも大変。 初期状態では 0 になっているので、セレクトフォームの数字を必ず変更しなければならない。 また、サブミットボタンの位置も微妙に下にありちょっと押しにくい。 そんなに長いわけではないのだが、タイムロスをしてしまう。
そして Captcha が厄介。 人間が見てもわかりにくいものが表示されることが多いので判断が難しい。
そこで、オレは思った。
Captcha は無理にしても、その前までは Greasmonkey が使えないだろうか。
Greasemonkey というのは、Firefox というブラウザのAdd-on の一つで、指定された Web サイトに対して好きな JavaScript を実行できるようにするツール。
これを使えば ticketmaster のイベントページが表示されたとき、販売開始前ならリロード、販売開始になったらチケット枚数を適当な数字にセットして、フォームをサブミットできるはず。
残念ながら Captcha の解釈はユーザスクリプトではほとんど不可能なので、これ以降は手動での作業になってしまうが、上の Step 2 までをこなしてくれることで、チケット購入の労力は半分ぐらいに減ったと言えるだろう。
そんなこんなで、2時が近づきチケット購入にトライしてみたら、数回のリロードの後、販売開始画面が表示される。 そして、ユーザスクリプトと Captcha の入力を終えて1回目のトライで早くも「チケットがない」というページが表示されがっくり。
しかし、あきらめずイベントページに戻り、2,3回 リトライしたところで…
座席の確認画面までたどりついた!
さっそく、購入手続きに行き無事チケットを購入できた。 座席は2階席の最後列という決していい席ではないけど、もう一度お祭に参加できるのは嬉しい。 逆に、販売開始1,2分でそんな席ということはやはりチケットの数は少なかったんだろうなぁと思う。
これはもう、 Greasemonkey が素早いリトライを助けてくれたおかげでチケットが取れたと言ってもいいだろう。 実を言うとこれまでオレは Greasemonkey を大して使ってなかった、使い道が思いつかなかったのだが、これからはもっと使ってみようと思った。
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