Month: May 2007

Google Maps の Street View がスゴイ

オンラインの地図サービスの中でオレがイチバンよく使っている Google Maps 。 この Google Maps のアメリカ版に Street View という道路の景色を重ねて表示する面白い機能がついた。

百聞は一見にしかず、こんな感じの画面が見られる。

maps.jpg
streetview.jpg
(左)通常の地図         (右)Street View

表示される写真はパノラマ写真になっているのでマウスを使って360度回転させることができる。 写真に重ねて道路の進行方向や交差点の様子が表示されるので、簡単にアメリカの街のドライブ体験できるのが面白い。 写真のロードに時間がかかって、レスポンスがちょっと悪いのが難かな。

Google Maps が最初に出たときにも書いたが、アメリカではまだ Google Map などの地図をナビ代わりに使うことが多い。 あらかじめ、だいたいのルートを調べておいて、ルートを紙に印刷して車に持ちこむのが普通だが、混み入ったところなどでは、いちいち曲がる道をチェックしては間に合わないことも多い。

そんなときに、この Street View で交差点の様子を確認し、例えばナントカBankのある角を曲がるという風に覚えたりメモったりしておけば覚えやすいだろう。 また、道幅など地図からはわかりにくいところも確認できるのもよさそう。 Street View の機能はドライブ体験というより、こういう風に使って欲しいと思って付けたんじゃないかな。

技術的にも Street View の部分は Flash を使っている。 Google Finance でもチャートの部分でさりげなく Flash を使っているが、今回もユーザ体験としては Ajax 部分と Flash 部分の違いを感じることなく、スムーズに繋げている。 このヘンを間違いなく作ってくるところは、Google やるなぁと思ってしまう。

今のところ、サンフランシスコ、ラスベガス、デンバー、マイアミ、ニューヨークの5都市しかないが、これまでのGoogleの開発パターンからすると今後対応する都市は増えていくと思われる。 Google Mapsは日本びいきなところもあるから、きっと日本でもすぐサービスが始まるだろう。


Best Buy で価格偽装?

ITmedia News:Best Buy、リアル店舗での「価格詐称」で訴えられる
Best Buyは店内に設置された端末からしかアクセスできないサイトを運用している。同サイトは同社のオンラインショップ「BestBuy.com」と外観はそっくりだが、提示されている商品の価格はオンライン価格ではなく、店頭価格となっている。

アメリカではしばらく前に一部で話題になったぐらいだけど興味深いニュース。

このブログでもよく登場する Best Buy というパソコンや家電の量販店。 最近の店らしく、普通の店舗と、オンラインショップの両方があるのだが、あるBest Buy で店内の値段をちょっと高めにしておき、それを隠すように店内のPCからアクセスできるオンラインショップを店内の値段と同じになるように偽装したらしい。

アメリカ人も安売り情報には目がないから、新聞広告やWebサイトの情報などを頼りに買物する人が多い。 せっかく仕入れた情報をもとに買物に行ってみたら、そんな安売りはやってないと言われ違ったWebサイトの情報を見せられるのは納得がいかないだろう。

発端となった記事にある店員とのやりとりを見ると、悪意を感じられなくもないが、実際偽装なのか、情報が同期されていなかっただけなのかわからない。結果として、店内で手に入れられた情報が公開されていた情報と違っていたわけで、店内の情報はもううかつに信じちゃいけないかもしれない。

オレはたまに買物中にその品物の相場みたいなものが知りたくなると、店内でインターネットに繋がっているPCを使ってオンラインショップの値段をチェックするが、実はこの値段も偽装されているなんてこともあるかも(笑)。

その気になれば Proxy サーバをちょっとイジるとか、 Greasemonkey をこっそりインストールしておけばできそう。 悪用されるかもしれないので公開はしないけど、試しに amazon.co.jp で値段を偽装するユーザースクリプトを書いてみたら意外にも簡単にできてしまった。 あ、Firefox がプリインストールされてる PC ってほとんどないんだっけか…。

これからは携帯などから直接値段をチェックするのがイチバン確実なんだろうか。
アメリカではまだそういったサイトはあまりないみたいだけど、SMS(携帯メール) で使える Google Search で、price ipod 40gb のように、最初に price を付けて値段の検索ができる。 こういうのを利用して賢く買物をしよう。


フリーウェイ陥落 -> 1ヶ月で完全復旧

4月の終わりにガソリンを積んだタンクローリーがフリーウェイの立体交差で横転炎上したおかげで、事故現場の上を通っていた道路が陥落してしまう事故があった。

事故後、1週間経ったところで陥落した道路の下側が復旧し、対応が早いという感想を書いた、なんと今朝、上側の道路も完成し完全復旧してしまった。

この前のエントリを書いたときは、Caltrans (Caltrans というカリフォルニア州の道路管理部門) の工期見積りがおよそ50日。 それよりも1/3ほど短い期間での完了。 San Francisco Chronicle の記事にこの工事の経緯がまとめられている。

A-MAZE-ING / His reputation on the line, contractor finishes repair early, and I-580 opens
Rebuilding the freeways was not just a highway construction project. With the Bay Area, the construction industry and others across the country watching, it became a race. Winning the race required an uncommon combination of pride, planning, timing and teamwork.
(フリーウェイの復旧はただのハイウェイ建設プロジェクトではなかった。 ベイエリアということもあって、アメリカ中の建設業界などが注目し、レースのようになっていた。 このレースに勝つためには、尋常じゃないほどのプライドと、計画性、タイミングの良さ、そしてチームワークのコンビネーションが必要だった。)

San Francisco Chronicle の記事を読むと、普段のアメリカ人の仕事ぶりからは考えられないぐらい、仕事をタイミング良く並行して進めていることがわかる。 加えて、州の職員による検査などもこれまではメールやFaxで申請して数週間かかるところを、現場で直接行うといった対応もあったりと、映画にでもなっちゃうんじゃないかというぐらいいい話が書いてある。 ほんと、やればできるんじゃないかと再び思ってしまった。

この工事の入札時には、完了予定日となる 6/27 より早く完成できれば、1日につき $200,000 (約2400万円)、 ただし最高 $5,000,000 (6億円)までのボーナスがもらえるという契約になっていたため 建設会社は $5,000,000 を受けとることになるが、工事には $2,500,000 ほどかかったため思ったほど儲かってないのだとか。 お金よりプライドと評判を上げられたことに意味があると語っている。

これもアメリカらしいコメントだなぁ。

ますます映画にでもなりそう。


Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 を使ってみた

理想のキーボード探しの一環。 今の世の中、キータッチがいいものを探すのは大変なので、それ以外のポイントで探した方がいいんじゃないか、というアドバイスと、 キーボードが真ん中から分かれたエルゴノミックキーボードが、肩こり軽減にいいよという話を聞いて、そのタイプで評判の高いマイクロソフトの、Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 というのを買ってみた。

こんなキーボード。 結構デカイ。

keyboard.jpg

で、結論から書いてしまうと残念ながらオレには合わなかった。

期待していたキーボードが真ん中から分かれていることで良くなるどころか悪いことばかりだったのが主な理由。

まずは、手がハの字のように軽く広がることで、パームレストにあたる部分が小指の下あたりになり、使い続けていたら手が痛くなってきた。

これだけなら、これを機に自分の姿勢を直すことも可能だったが、もう一つ問題だったのが B キーの位置。 自分ではタッチタイプできてると思っていたのだが、知らず知らずのうち B キーを右手の人差し指で打っていた。 しかし、B は左手の人差し指で押すのが正しいため、エルゴキーボードでも左側に配置されている。

bkey.jpg

こうなるとタイプミスはもちろん、Emacs キーバインドを使っているオレは Control-B で苦労するようになってしまった。

Control-B は Emacs 使いの人はご存知の通り、カーソルを1文字分左に動かすというキーバインドでよく使われる。 A の左に置き替えた Control キーと B キーを左手だけで押そうとすると距離があるので慣れないと押しにくいし、対でよく使う Control-F (カーソルを1文字分右に動かす) と合わせて使おうとするともっとツライ。

これまでは 左手の小指で Control キーを押し、右手と左手の人差指 で F と B をそれぞれ押していたので(自分としては)カーソルの左右の移動が簡単にできたのだが、これを左手だけでやろうとすると左手の人差し指が行ったり来たりして大変。

Emacs キーバインドが好きって言ってたけど、エセでした。 本物の Emacs 使いは本当に左手だけでカーソルの左右の移動をこなしてるんだろうか? 不思議だ…。
ということで、使っていても手が痛くなるぐらいだし、キーも押しづらくなるなら普通のタイプのキーボードでいいやということでリターンしてしまった。

そうそう、キータッチはやはりヘコヘコだった。 やっぱりもうちょっとクリック感のあるキーボードを探そうかなぁ。


Amazon Unbox + TiVo = ビデオオンデマンド新時代

Amazon Unbox というのはアメリカの amazon.com が昨年からサービスされている映画のダウンロード販売、およびレンタルサービス。 そして、TiVo はこのサイトでもたびたび登場しているアメリカではシェア1位のハードディスクレコーダー。

この2つを組み合わせ、Amazon Unbox で購入もしくはレンタルした映画を TiVo で直接見られるようにしたサービスがすごく便利で良かった。

まず、もともと Amazon Unbox の欠点だった映画の再生が専用のソフトをインストールしたPCのみだったのが解消された。 TiVo と組むことで再生にテレビおよび、ホームシアターシステムを使えるようになるのはうれしい。

そして、TiVo と組んだことで、映画を再生するまでの流れが随分簡単になったと思う。
Amazon.com 内の設定画面で、TiVo のアカウントとハードディスクレコーダーを登録したあと、映画をレンタルしようとすると、こんな感じになる。

  1. 普通の商品と同じように映画レンタル用のページに行く
    step1.jpg
  2. “Rent now with 1-click” というボタンを押してレンタル開始。
    step2.jpg
  3. 自宅の TiVo にビデオがダウンロードされる。
    step3.jpg

ビデオオンデマンド的なサービスは専用の機械を用意して、その機械が提供する画面(UI)を通して映画を観るという流れがほとんどだった。 この方法では目的のビデオを探すのがメンドウだったり、映画の情報があまり無いため借りにくいという問題がある。

対して Amazon Unbox + TiVo では借りるまではブラウザを使って目的の映画を探すことができる。 Amazon の評価システムを参考にしてもいいし、必要なら imdb.com や別のサイトを見たりしてその映画が見る価値のあるモノなのか調べた上で映画を買ったり、レンタルできる。 これが、もう一つの、そして思わぬメリットだった。

気になるダウンロード時間だが、上で借りた The Devil Wears Parada (邦題: プラダを着た悪魔) 1時間49分の映画の場合、2.3GB 分のデータのダウンロードにおよそ2時間かかった(ケーブルインターネット、 4-6Mbps ぐらいの環境)。 ただ、TiVo はダウンロード途中でも見始めることができるので、その気になれば1時間30分ぐらいで再生を始めることも可能だろう。

再生がスタートされるまでちょっと時間がかかるのはこのシステムでは避けられない問題だが、たとえば会社でレンタルを開始しておき、家に帰ってから見るということもできるし、そんなに気にならなかった。

気になったのはAmazon Unbox の DRM というか制限。 レンタルした映画は TiVo に1ヶ月間保存可能で、1度再生を始めると24時間後に強制削除されてしまう。 映画を見ている最中に、電話がかかってきて外出しなきゃいけなくなったとか、いろんなことを考えていると、レンタルしたはいいが再生ボタンを押すまでに一大決心が必要だったりする。 「1週間の間は見放題」といった感じでもう少しゆるくしてくれると嬉しいんだけどなぁ。

ユーザは便利で使いやすいサービスが使える。 権利者からすると専用の機械を使うことで映画をコピーされる心配もない。 サービス業者からすれば、システム全てを構築するより、ファイルを転送する仕組みだけを考える方がラクだしコストもかからない。 全てがうまくまわった、まさに目から鱗のようなシステムじゃないだろうか。

一旦 PC/Mac を経由する Apple TV よりも権利者ウケが良さそうだし、レンタルというシステムは映画には合っていると思う。 日本のメーカも、どこかと組んでこの仕組みを取り入れられると次のハードディスクレコーダー商戦で勝てるんじゃないだろうか。


NBA Playoffs 2007 – Round 2, Game 5 at Utah

すでに、3敗している Warriors は負けたらプレイオフ敗退となってしまう Game 5。 アウェイでの対戦だが、何としても勝って欲しい。

Warriors は選手たちが疲労から回復し、自分たちの得意の速攻主体の攻撃ができるかどうか、そして速攻に繋がるスチールやリバウンドができるかどうかがポイント。 Jazz は楽に得点が見込めるインサイドを中心に攻撃を展開し、ゲームを優位に進められるかがポイントだろうか。

あと、Warriors は Game 4 で強引なファウルをした Baron Davis と Jason Richardson の2人が、あと1回テクニカルをもらったら次の試合に1試合出場禁止になるという警告をもらっている。 Warriors は相手のペースになると荒れるので、最後まで集中力を切らさずがんばって欲しい。

そんな Warriors は Game 4 でとうとう復活の兆しを見せたモン太くん(Monta Ellis) が Andris Biedrins に代わって先発に復帰、いかにも走りまっせという布陣で試合を迎えた。 シリーズを優勢に進めている Jazz は先発の変更なし。

Warriors:
PG: Baron Davis
SG: Monta Ellis
SF: Stephan Jackson
PF: Jason Richardson
C: Al Harrington

Jazz:
PG: Deron Williams
SG: Derek Fisher
SF: Andrei Kirilenco
PF: Carlos Boozer
C: Mehmet Okur

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NBA Playoffs 2007 – Round 2, Game 4 at Oakland

Round 2 のホーム初戦は Warriors の快勝に終わり、次も同じような試合で戦績を2勝2敗のタイにしたいと誰もが思っていた Game 4。 前回書いた経緯でチケットを手に入れたので会場へ観に行ってきた。

tvclue.jpg

Warriors のプレイオフでの活躍は、このあたりはもちろん、いろんなところで注目されていることもあり、会場はテレビ中継車がいっぱい。 そういえば、5月にWarriorsの試合を会場で観られるなんて初めての経験だ(笑)。

前の試合、Utah のガード陣をファウルトラブルで追いこみ、Biedrins をはじめリバウンドを一生懸命取りに行ったことでペースを掴み、気持ちよくシュートを決められた Warriors。 同じパターンにいかにして持ちこめるかがポイントだろう。 逆に Utah はWarriorsのホームの雰囲気に飲まれていた感がある。 いかに自分たちのプレイができるかがポイントだろう。

circle.jpg

先発メンバーは変更なし。

Warriors:
PG: Baron Davis
SG: Stephan Jackson
SF:Jason Richardson
PF: Al Harrington
C: Andris Biedrins

Jazz:
PG: Deron Williams
SG: Derek Fisher
SF: Andrei Kirilenco
PF: Carlos Boozer
C: Mehmet Okur

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NBA Playoffs 2007 – Round 2, Game 3 at Oakland

惜しい試合だったが、結果として2連敗の Warriors。 NBA では 3連敗したチームがその後4連勝してラウンドを勝ち抜けたということは過去にないため、Game 3は絶対負けられない。

Warriors は、プレイオフ関連の記事では必ずといっていいほど課題に挙げられたリバウンドをどうするかがポイントなのだが、正直言って分が悪い。 もちろん好き勝手やられるのはよくないが、リバウンドを意識するより、早めにPGのDeron Williams にダブルチームをかけるなどして、シュートを打たせないようなディフェンスを心がけるのがいいんじゃないかと思う。 Jazz のポイントはもう、Warriors のホームである Oracle Arena の異様な雰囲気の中でいかに自分たちのプレイができるかだろう。

スターターは少し変更があった。 Warriors は思いきって モン太くん (Monta Ellis) をスターターに戻すかと思っていたが、リバウンド対策なのか Matt Barns に代わって Al Harrington が入った。 Jazz は私用が片付いてチームに戻った Drek Fisher がスターターに復帰。

Warriors:
PG: Baron Davis
SG: Stephan Jackson
SF:Jason Richardson
PF: Al Harrington
C: Andris Biedrins

Jazz:
PG: Deron Williams
SG: Derek Fisher
SF: Andrei Kirilenco
PF: Carlos Boozer
C: Mehmet Okur

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Greasemonkey の助けでプレイオフのチケットを Get!

Warriors のウェブサイトへ行ってみると、今日、5/10 の午後2時から Oakland で行われる Round 2 の Game 3 と Game 4 のチケットが発売されるという告知を発見。 前回はメールで連絡があったんだけど、今回は何も無かったので見過ごすところだった。

Warriors のチケットは ticketmaster.comというサイトで販売されている。 ticketmaster はアメリカでは最大手のチケット販売サイトで、以前 B’z がサンフランシスコで公演したときもチケットの販売をしていた。

ticketmaster でのチケットの書い方は、「B’z アメリカツアーチケットの買い方」というエントリにも詳しく書いたが、このような感じになる。

  1. イベントページと呼ばれる、公演毎に用意されているページへ行く
  2. イベントページで枚数、席の種類を選ぶ
  3. 次の画面で、Captcha (Word Verification) に書かれている文字を入力する。
  4. チケットが残っていれば、予約できた座席の確認画面が表示される
  5. クレジットカード情報を入力
  6. 購入完了

Captcha を入力した後、チケットが残っていない時は、下のような「チケットがありません」というメッセージとイベントページに戻るリンクが表示される。

notickets.jpg

イベントページはチケット販売開始前からURLが決まっていて見に行くことができるが、販売開始前は「まだ販売が始まっていません」というメッセージが表示されて、買えないようになっている。

そんなわけで、チケットを取りたい人はみんなこう思う。

販売開始になったら、できるだけ早く座席の確認画面(上のステップ4)まで行きたい。

字にすると簡単に思えるが、意外に大変。

まず、ticketmaster でチケットが販売開始になるタイミングはサーバによって微妙に差がある。 そのため、販売開始時刻のすこし前からリロードを繰り返して販売開始のタイミングを見つけるしかない。 しかし、リロードボタンを何回も押すのは面倒だし、勢い余って販売開始になっていたのにリロードを続けてしまうこともある。

販売枚数を入力するのも大変。 初期状態では 0 になっているので、セレクトフォームの数字を必ず変更しなければならない。 また、サブミットボタンの位置も微妙に下にありちょっと押しにくい。 そんなに長いわけではないのだが、タイムロスをしてしまう。

そして Captcha が厄介。 人間が見てもわかりにくいものが表示されることが多いので判断が難しい。

そこで、オレは思った。

Captcha は無理にしても、その前までは Greasmonkey が使えないだろうか。

Greasemonkey というのは、Firefox というブラウザのAdd-on の一つで、指定された Web サイトに対して好きな JavaScript を実行できるようにするツール。

これを使えば ticketmaster のイベントページが表示されたとき、販売開始前ならリロード、販売開始になったらチケット枚数を適当な数字にセットして、フォームをサブミットできるはず。

残念ながら Captcha の解釈はユーザスクリプトではほとんど不可能なので、これ以降は手動での作業になってしまうが、上の Step 2 までをこなしてくれることで、チケット購入の労力は半分ぐらいに減ったと言えるだろう。

そんなこんなで、2時が近づきチケット購入にトライしてみたら、数回のリロードの後、販売開始画面が表示される。 そして、ユーザスクリプトと Captcha の入力を終えて1回目のトライで早くも「チケットがない」というページが表示されがっくり。

しかし、あきらめずイベントページに戻り、2,3回 リトライしたところで…

座席の確認画面までたどりついた!

さっそく、購入手続きに行き無事チケットを購入できた。 座席は2階席の最後列という決していい席ではないけど、もう一度お祭に参加できるのは嬉しい。 逆に、販売開始1,2分でそんな席ということはやはりチケットの数は少なかったんだろうなぁと思う。

これはもう、 Greasemonkey が素早いリトライを助けてくれたおかげでチケットが取れたと言ってもいいだろう。 実を言うとこれまでオレは Greasemonkey を大して使ってなかった、使い道が思いつかなかったのだが、これからはもっと使ってみようと思った。

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NBA Playoffs 2007 – Round 2, Game 2 at Utah

Game 1 を僅差で落としてしまった Warriors 、シリーズ勝ちぬけの条件であるアウェイの1勝をできるだけ早くとりたいところ。

Warriors はリバウンドで Jazz に負けていた。 しかしメンバーは身長の低い選手の多い体制で戦っているので、リバウンド合戦は厳しい戦いが予想される。 オフェンス面ではペネトレイトで決められないまでも、Jazz のインサイドの体制を少しでも崩しリバウンドを有利に抑えられるか。 Utah としては、逆にインサイドのでかい選手がいかに活躍できるようにまわせるかが鍵となるだろう。

Warriors, Jazz ともに先発メンバーに変更はなし。 Drek Fisher はこの試合も私用のため(子供に何か大事があったらしい)欠場となった。

Warriors:
PG: Baron Davis
SG: Stephan Jackson
SF:Jason Richardson
PF: Matt Barns
C: Andris Biedrins

Jazz:
PG: Deron Williams
SG: Gordon Giricek
SF: Andrei Kirilenco
PF: Carlos Boozer
C: Mehmet Okur

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