Round 2 のホーム初戦は Warriors の快勝に終わり、次も同じような試合で戦績を2勝2敗のタイにしたいと誰もが思っていた Game 4。 前回書いた経緯でチケットを手に入れたので会場へ観に行ってきた。

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Warriors のプレイオフでの活躍は、このあたりはもちろん、いろんなところで注目されていることもあり、会場はテレビ中継車がいっぱい。 そういえば、5月にWarriorsの試合を会場で観られるなんて初めての経験だ(笑)。

前の試合、Utah のガード陣をファウルトラブルで追いこみ、Biedrins をはじめリバウンドを一生懸命取りに行ったことでペースを掴み、気持ちよくシュートを決められた Warriors。 同じパターンにいかにして持ちこめるかがポイントだろう。 逆に Utah はWarriorsのホームの雰囲気に飲まれていた感がある。 いかに自分たちのプレイができるかがポイントだろう。

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先発メンバーは変更なし。

Warriors:
PG: Baron Davis
SG: Stephan Jackson
SF:Jason Richardson
PF: Al Harrington
C: Andris Biedrins

Jazz:
PG: Deron Williams
SG: Derek Fisher
SF: Andrei Kirilenco
PF: Carlos Boozer
C: Mehmet Okur

Warriors はとにかく、シュートが入らなかった。 特に後半。 中は Jazz の固いディフェンスで打つに打てず、外からのショットはことごとく外れていった。 加えて、Warriors の選手たちに見える疲労の色。 凡ミスによるターンオーバーや、足も動かず攻撃が単調になっていき、どんどん決まらなくなっていった。

結果 101-115 と惨敗。 3Qまでは何とか食いついていたのだが、4Qで力尽きて自滅してしまった感じだ。

ファウルが多かったのも展開としては辛かった。 リバウンドに飛べる Andris Biedrins がファウルトラブル、他の選手もファウルを意識して積極的に飛べないという状態。 リバウンドやターンオーバーからの速攻というのがWarriorsの持ち味なだけになんとかして欲しい。

Jazz の戦略はよかった。 基本的にはインサイドから攻め、使えるときは外から決めるという展開。 今の Warriors はこれを止められない。 インサイドを中心に攻めて、Warriors をファウルトラブルにもっていくというパターンは次の試合までに何とか対策をしないといけないだろう。

また、Warriors が調子よく得点を重ねたあとも、Jazz は自分たちのプレイを見失わずに得点を重ねてきたことはスゴイと思う。 おかげで、応援していたオレたちは何度も沈黙させられた。 負けた試合ということもあるが、観客が一番おとなしかった試合だったと思う。

Warriors の選手たちの疲労は相当なもののように見える。 Baron Davis は Game 3 での活躍が見る影もなく沈黙、異常だと誉めたペネトレイションもほとんど見られなかった。 Stephen Jackson もペネトレイトの途中で足がもつれてボールをロストなんてのが2,3回あってつらそう。 Jazz との 2nd Round が始まる前に Jazz の方が1試合多く試合をして疲れてるかも、なんて書いたが動きの激しいプレイスタイルの Warriors の方がボロボロになっていた。

Game 3 で 3pt が決まったからそういうものかと思っていたが、3ptシュートが多いのはある意味疲労を隠すための策なのかもしれない。

それはそうと、フリースローもっと決めろ!

これでシリーズは 1-3 で Jazz が王手。 しかも、残り3戦のうち2戦は Utah で行われるので圧倒的に Jazz が有利だ。 しかも、Warriors は選手たちは相当の疲労。 このままでは正直ヤバい。 各選手が力を発揮できれば、十分互格に戦える相手なだけにまずは休養だろうか。

次の火曜日の試合で、勝ち再び Oakland へ戻ってくれることを期待したい。