Month: June 2004

Looking Glass オープンソースで公開

lg3d: Project Looking Glass
Project Looking Glass is based on Java technology and explores bringing a richer user experience to the desktop and applications via 3D windowing and visualization capabilities.
(プロジェクト Looking Glass はJavaテクノロジをベースに 3D ウインドウと描画機能で豊かなデスクトップやアプリケーションを提供します。)

半年ほど前に紹介した Looking Glass プロジェクト。 最近の Java オープンソース化の流れと、JavaOne のイベントの一つとしてオープンソースで公開された。

バイナリとしても配布されていているのだが、結構要求しているスペックが高い。 2GHz 以上の CPU, 512Mb 以上のメモリ、3D グラフィックカード。 会社のマシンはビジネス用なので大したグラフィックカードは入っていないがそれ以外を満たしていそうなマシンで試してみた。 が、残念ながら Known Problem である

lg3d-core: Getting started with the Project Looking Glass Developer’s Release
Exception in thread “main” java.lang.UnsatisfiedLinkError: /usr/java/jdk1.5.0/jre/lib/i386/libj3dcore-ogl.so: /usr/java/jdk1.5.0/jre/lib/i386/libj3dcore-ogl.so: symbol glMultiDrawArraysEXT, version LIBGL not defined in file libGL.so.1 with link time reference

というエラーが出て止まってしまった。 やっぱり Intel の統合チップセットのグラフィック機能ではダメなのか…。

Sun が出すだけに、 Java Desktop System 用かと思ったが、RedHat 9, SuSE Linux 8.1 もテスト済み環境に入っていたのはよかった。 それに、Looking Glass はアプリケーションの一つとしても起動できるようで、ちょっと試したい人でも導入しやすくなっている。 もちろん、X11 と連携して、ルートレスでも動かせるようだ。

まだ試せていないので何とも言えないが、この技術、ただのコンピュータリソースの無駄使いで終わるのか、はたまた Apple も思いつかなかった新しいデスクトップコンピューティングを提供できるのか、動かせた人どうでしょうか?


Mac はどうなっていくんだろう

【レポート】WWDC 2004 – 次期Mac OS X “Tiger”初公開、Longhornに挑戦状 (1) Tigerを支える4つのテクノロジ (MYCOM PC WEB)
Tigerでは、「64bit」「メタデータ検索エンジン」「Core Image/Video」「H.264/AVC(Advanced Video Coding)」などが、Mac OS Xの幹を太くする新テクノロジとなる。

WWDC が始まり、予定通り Mac OS X の新しいバージョンとなる Version 10.4 (Tiger) のプレビューが行われた。

そのとき発表されたOS の基盤となる新テクノロジが上に書かれたモノたち。 普通の人にはピンとこないものがほとんどだろう。 WWDC は開発者のためのカンファレンスで、この技術が今後OS に付いてくるから、これを使って面白そうなモノを作ってくれというものだ。 しかし、こんな小手先のテクノロジを既存のOSに追加しただけでは、オーディオ・ビジュアル系の開発者以外は「これで、何をしたらいいだろう?」と悩む開発者も多いのではないだろうか。

言ってしまえば、デスクトップOSとして劇的に改良するような何かはAppleでも見つけられていないと言えるのかもしれない。 そして、それは Mac にはとてもまずい問題だと思う。

以前は初心者に簡単なインタフェースというアドバンテージもあったが、Windows の地道な努力というか、その圧倒的な数量によって、別のところでスタンダードができあがってしまった。 先進的だった iTunes, iPhoto, iMovie などのアプリケーションもほとんど同じようなモノがWindowsでも見られるようになったし、市場シェアから、どうしても新しいアプリケーションも出てきにくい。 Mac というプラットホームは、Apple 自らが他と違った何かを提供していかないと延びていかないだろう。 iPod の成功で Apple は大丈夫と思われているが、今回発表したような内容では Mac の将来はとてもヤバいのではないか。 そんな不安が本格的に現実化してきた感じがする。 これからどうなっていくのだろう?


Eclipse 3.0 リリース

Eclipse という開発ツールのメジャーバージョンアップ版がリリースされた。

賛否両論があるとは思うが、オレは今イチバン使いやすい開発環境だと思う。 きっかけは軽い(他のJava開発環境と比べて) Java の開発ツールというものだったが、カスタマイズの容易さ、エラーのフィードバックの早さ(バックグラウンドコンパイル)、絶妙なタイミングで現れるコードアシストの機能など、便利な機能がいっぱいあって、使い始めると手離せなくなる。 会社では本来別のツールで開発する必要があったが、今でもEclipse を使い続けているぐらいだ。

3.0 のリリースと合わせるように、RCP(Rich Client Platform) というコンセプトも語られるようになった。 以前、シンクライアントのアイデアがもてはやされ、それによって今のウェブ上のサービスといったものが出てきたが、今度はブラウザでは表現力が足りないと再びクライアントソフトウェアに注目が集まっている。 しかし、データはサーバ上に集約される必要があったりと、これまでのクライアントソフトウェアとは少し性格が変わってきているので、何でもかんでもやってしまえばいいというわけではない。 しばらくは使われかたを模索していくことになるだろうが、個人的にも Java Web Start といった面白いしくみと合わせて何か作ってみたいと思っている。

話は戻って Eclipse 、残念ながら、新バージョンは JDK/JRE 1.4 以降を必要としている (XML パーサの関係からか?)。 会社では JDK/JRE 1.3 が標準環境なので3.0はまだ使えないのが残念だ。


メール de ビデオ

Mail de Video
メールdeビデオは、米国初の郵送による日本語テレビ番組レンタルビデオサービスです。
日本のNHKや民放で放送されている130種類以上の最新のテレビ番組を、お客様にお届けします。
月額固定料金となっていますので、延滞料金は一切かかりません。お気に入りの番組をいつでもゆっくり見ることができます

アメリカにいて日本のテレビ番組を観たいという欲求はいつもあるようで、以前書いた “日本のテレビ番組をアメリカで見る” というエントリに多くの人が訪れている。

そんなホット(?)な分野にまた新しいサービスが現れた。

メール de ビデオ という会社のサービスは、アメリカなら Netflix 。 日本なら DISCAS, ぽすれん に代表されるような、毎月一定額の会費を払うことで、DVDが郵送で行われて、借り放題になるサービスを 日本語テレビ番組のビデオで行なったものだ。

日本語のテレビ番組を録画したビデオをレンタルしている店というのは、シリコンバレーなら日本の店が集まっているような場所にいくつかあるが、うちの場合でも、そこまで行くのにフリーウェイも使って、約20分ほどかけて行くという感じだ。それでもこのあたりにはあるだけマシな状態で、利用できない人の方が多いぐらいだろう。

このサービスなら貸し借りにわざわざ店まで行く必要がないので、アメリカの広い土地に合っていていいサービスではないだろうか。 料金は 月$20 からで、たまにしか見ないというような人には高いと感じるかもしれないが、この辺りの人はともかく、あまりにも日本人や日本のモノがない場所に住んでいて、日本語とかに飢えていた人には朗報だろう。

ウチのようなちょっと見の人のための人用に、1本5ドルぐらいで1週間レンタル、延長したら月額固定の料金がチャージされるような2段階ぐらいのしくみでも提供してもらえると嬉しいんだけどなぁ。


フリーエージェントだらけの Warriors オフシーズン

プレイオフへ出場できなかったWarriors の今オフの課題は契約更改。

今年はFAとなる選手が多数いるためそれぞれと再び契約するか、トレードなどで新しい選手を獲得するかを決めなければいけない。 今年のWarriorsの契約状況は以下のとおり。

UNDER CONTRACT (2004-05 salary)
Nick Van Exel ($11.8 million): Can opt out of last two years. Team can void 2005-06
Erick Dampier ($8.1 million): Likely to opt out of last two years
Cliff Robinson ($5.3 million): One year remaining
Mike Dunleavy ($3.6 million): A year and a team option remaining
Jason Richardson ($3.5 million): Can negotiate extension this summer
Speedy Claxton ($3.3 million): Two years remaining
Evan Eschmeyer ($3.1 million): Didn’t play in 2003-04. Three years remaining
Troy Murphy ($2.2 million): Can negotiate extension this summer
Mickael Pietrus ($1.8 million): Two years and a team option remaining
FREE AGENTS
J.R. Bremer: Added late as point guard insurance
Brian Cardinal: Boosted his value as energetic contributor
Calbert Cheaney: Won’t return; Pietrus will take his minutes
Adonal Foyle: Could return if Dampier leaves
Avery Johnson: Future coach may retire this summer
Popeye Jones: Played 10 minutes all season

opt(オプション) というのは 残り何年かの契約をどうするか、チームまたはプレーヤが決められるというもので、上の表を見ると、 Nick Van Exel と Eric Dampier がオプションを行使できる権利をもっている。

このうち、Nick Van Exel はシーズン後半の不真面目な態度や、以前からオプションを行使せず、FA でテキサスにある (San Antonio Spurs, Dallas Mavericks, Houston Rockets) 3チームのどれかに行きたいとコメントを言っていることから残留はまず考えられない。

あとの選手に関しては以下のポイントとしてまとめられるだろう。

  • センターの補強
    今年、大活躍だった Eric Dampier と Adonal Foyle の2人が同時に契約更改を迎える。 Eric Dampier はFA宣言するかどうかは今週末に発表されるらしいが、今年の活躍を見て手を出してくるチームが多いだろうから、オプションを行使せず FA になって高い年俸を要求されるだろう。 昨年の Gilbert Arenas のように Eric Dampier は失う可能性が高い。 この場合、Adonal Foyle は出場機会が増えることから再契約が期待できる。 逆に Eric Dampier が再契約した場合は Adonal Foyle は出ていく可能性が高い。 しかし、ドラフトでフロントコートを補強したことからも、共に出ていく可能性も否定できない。

  • ポイントガードの補強
    Nick Van Exel とともに、Avery Johnson も39歳という年齢を考えると再契約をせずに引退する可能性が高い。 Speedy Claxton が予想以上に活躍し、今後の成長も期待できそうだが、相変らずケガに弱いのも露呈してしまったので控え層を充実させないといけない。 ボールまわし、機敏性に問題がある Mike Dunleavey Jr. のポイントガードはあくまで苦肉の策であって、本格的に考えない方がいいと思う。 というわけで、もう1人,2人ぐらいPGの補強が欲しいところだ。

  • ベンチメンバーの補強
    チーム好調の原動力となったBrian Cardinal, Calbert Cheaney は昨年 FA でWarriorsに来たが、チームはモノになるかわからない彼らに対し1年契約しかしなかった。 どちらの選手も昨年の新人 Mickael Pietrus とポジションがかぶるため残留するかは微妙なところだ。 しかし、個人的にはぜひ複数年契約をオファーして2人とも残留を狙ってもらいたい。

昨年 Antwan Jamison をトレードに出すなどして、サラリーキャップに空きを作ったのはこのためでもある。 無駄使いせず有意義に使って欲しい。

選手の契約状況はなかなかオープンにならないので調べにくかったが、このサイトの情報がとても役になった。他のチームの選手の契約状況もこのサイトで見ることができる。


NBA Draft 2004

WARRIORS: draft 2004 home
The Warriors have selected 6-11 forward Andris Biedris with the #11 pick in the 2004 NBA Draft.
(Warriors は 6フィート11インチのフォワード アンドリス ビアドリンスを 2004年 NBA ドラフトの第11位指名に選択した。)

やってきました NBA ドラフト。

昨年はルブロンジェームズ、カーメロアンソニーといったスーパースター級の選手が注目を浴び、シーズン中も大活躍だったことが記憶に新しいが、 今年の1位指名権を もつ Orlando Magic (オーランドマジック)は Dwight Haward (ドワイト ハワード) を選択。 またしても高校卒の18歳の選手が1位に選ばれた。

そして、我らが Warriors 。 これまた 18歳のラトビア人、アンドリス ビアドリンス を選択。 彼はラトビア人初のNBAプレイヤーとなった。 見てくれはユタのキリレンコ風でニュースで放送されたビデオを見る限りでは器用そうなプレイをする選手だ。 ま、18歳ならこれから教えこんでもいろいろとできそうだし。

ポジションがフォワード(PF)というところがちょっと疑問だったが、センターもこなすらしい。 身長の 6フィート 11インチは 現、先発センターの Eric Dampier (エリックダンピアー)と同じ身長だ。 ESPNの解説によると Eric Dampier (エリックダンピアー)がFA宣言して別のチームへ行くことは確実で、もう一人のセンター Adonal Foyle (アドナル フォイル)もFAでいなくなる可能性も高いことから、フロントコートの補充を狙ったこの選択は間違いじゃないという話だった。

個人的には毎年、将来性のあるポイントガードをとって、攻撃の基点を作って欲しいと思っていたのだが、思ったより現センターの2人の行方があやしいのだろうか。 というわけで明日は Warriors の今オフのFA事情を紹介。 (まだ、続くか NBA ネタ…)


Jamison , Washington Wizards へ

ESPN.com – NBA – Sources: Mavs deal Jamison for No. 5 overall pick
League sources told ESPN.com’s Marc Stein that the Mavericks have agreed to send Antawn Jamison, the newly minted Sixth Man of the Year, to Washington for Thursday’s No. 5 overall pick, as well as veterans Jerry Stackhouse and one-time Maverick Christian Laettner.
(リーグ関係者はESPN.com の Marc Stein に語った話によると、 Mavericks (マーベリックス) は今シーズンの6thマン タイトルを獲得した Antawn Jamison (アントワン ジェイミソン) を ドラフト第5位の指名権とベテランJerry Stackhouse (ジェリースタックハウス)とかつて Mavericks に所属していた Christian Leattner (クリスチャン レットナー)とトレードすることに合意した。)

他の話を期待している人には申し訳ないが、今日はNBAのドラフトということもあって、しばらくバスケ話を続けさせてもらう。

昨日の夜、寝る前のニュースで、Jamison のトレードの話が流れた。 彼は一昨年までの Warriors の点取り屋、いちおうスター選手だったが、高額年俸がネックで Mavericks へトレードに出されてしまった。

スター選手揃いの Mavericks では Jamison は先発では活躍できず控え選手としてベンチスタートに。 おかげで、シックスマンアワード (最高の控え選手が貰える賞) を獲得できたが、 本人的にもチームももったいないと思うような1年だったろう。

その Jamison がやっぱり、というトレード。

しかし、Dallas の最終目標は Shaq じゃないかという噂も出ている。 獲得した、第5位の指名権と他の選手をつけて、L.A. へ出して Shaq を獲得しようという話だ。
Shaq の代わりとしては Dirk Nowitzkil (ダーク ノヴィツキー)あたりじゃないと難しいんじゃないかとか、オーナーの Marc Cuban は否定しているとか、まだまだ噂の域を出ないが、Dallasなら獲得に乗りだしてくる可能性は十分あるだけに今後の展開は注目だ。

そして、Jamison が移籍する Washington Wizards は昨年、Gilbert Arenas (ギルバート アリナス) がFAで移籍したチーム。 その前には Larry Hughes (ラリー ヒューズ)もWarriorsから移籍して活躍していることもあり、なんか3年くらい前の Warriors と同じような顔ぶれが集まってきている。 この顔ぶれでは補強になってない気がするぞ(笑)。


Expansion Draft (エクスパンションドラフト)

来シーズン、Charlotte Bobcats (シャーロット ボブキャッツ) という新チームができることによって、Expansion Draft (エクスパンション ドラフト) という珍しいイベントが行われた。 1995年の Vancouver Grizzlies (現 Memphis Grizzlies) 以来のできごとだ。

Expansion Draft は、新チームにはまだ選手がいないので、既存のチームから選手を選べるようにして人を集めようというものだ。 ただし、新しいチームにいろんなチームのスター選手ばかりを取られても意味がないので、以下のようなルールが用意されている。

NBA.com: Summary of Expansion Draft Rules
Each team will be allowed to protect up to eight players from its active, injured and suspended lists as of the last day of the season; provided that, each team must leave at least one player unprotected.
(どのチームも、シーズン最終日の登録選手(故障者リスト、サスペンドリストも含む)のうち最大8人の選手をエクスパンジョンドラフト対象から外すことができる。 ただし、どのチームも最低一人の選手は対象選手に入れなければならない)

Unrestricted free agents and unsigned draft picks will not be eligible to be selected in the expansion draft. Restricted free agents are eligible to be selected.
(制限のないフリーエージェントとドラフト指名順位はエクスパンションドラフトの対象にはならない。 制限付きのフリーエージェントはエクスパンションドラフトの対象になる。)

If a restricted free agent is selected, he will become an unrestricted free agent, eligible to be signed by any team (including the expansion team) other than his prior team.
(もし、制限付きフリーエージェントがエクスパンションドラフトで選択された場合、制限なしのフリーエージェントになり、現在所属している選手以外のどのチームとも契約できるようになる。)

Charlotte has the option to select one (and only one) player from each of the 29 current teams. Charlotte must select one player from at least 14 teams.
(シャーロットボブキャッツは 現在の29チームから1チームにつき、1人だけを選択することができる。シャーロットボブキャッツは最低でも14のチームから1人づつを選択しなければならない。)

と、各チームは現在の選手のおよそ半分をExpansion Draft の対象から外すことができ、制限なしフリーエージェントとなる選手は対象外になるので、残った選手からしか選べないのは新チームに不利なようになっている。

上のルールに加えて、Expansion Draft 前に、ある選手はトレードしていいとかダメとかいった打ち合わせもすることが許されていて、今回は L.A. Clippers や Jazz, Cavs とやりとりがあったようだ。

で、結果 Bobcats は19人の選手を選択。 Warriors からなんか誰も取らないだろうなんて思っていたら、昨シーズンの最後、故障者の多かった Golden State Warriors と10日間契約によってチームに参加していた J.R. Bremer が選択されていた。

これからはGM の手腕によって、ドラフト選択選手との契約、トレード、FA選手との契約をすすめていくことになると思うが、少しでもいい選手を集めて初年度からいい記録を残せるよう頑張れ!


Nip/Tuck

夏の到来に合わせるように、テレビ番組は新作が放送されなくなり、再放送が増えてきたこのごろ。

昨年、同じような状況のなか、FX Network というケーブルチャンネルで放送されたドラマが結構よかった。 昨年紹介しようとしていたが機会を逃してしまっていたが、そのシーズン2 が今日からはじまる。 タイトルは Nip/Tuck

マイアミに住む美容整形外科医(plastic surgeon) とそこに訪れる患者の話が毎回描かれていくんだけど、単に整形しておしまいというのではなく、医者、患者関係なく人は誰でも悩みをかかえ、見た目だけをとりつくろうとしても何も解決していかないといった含蓄を、たくみな演出とドキドキするようなイベントの嵐で盛りあげてくれる。 とっても一言で表現するのが難しい、いろいろ盛りだくさんなドラマ。

最近、アメリカのテレビ番組は整形リアリティショー(自分は美しく変わりたいという人が応募して、整形してきれいになっていくところを紹介するテレビ番組、この前はコンテスト形式でも行われた)がブームで、これもその一つかと思う人もいるかもしれないが、その出来は決して裏切らないと保証したい。

日本ではまだ放送される予定はないようだけど、このドラマはきっと日本人向け。 BS/CS系のチャンネルで放送されると思うのでそのときをおたのしみに。 アメリカに住んで、ケーブルテレビに入っている人は今晩10時から見逃すな! 第1シーズンはアメリカで DVD Box が発売されたのでそれを購入してもいいかも。


アメリカでF1中継を見たい

昨日は F1 US(アメリカ) GP の決勝。

アメリカは インディーカーレースや NASCAR など、モータースポーツがけっこうさかんなのに F1 だけはなぜか人気がない。 US GP ならABC あたりが放送してくれるかと思っていたが残念ながら地上波やESPNでの放送はなかった。 そこまでヨーロッパ中心のスポーツを軽視するか >アメリカ。

そんなわけで、日本にいる間はほとんど毎戦見ていたF1 中継もアメリカへ来てからそんなに見られなくなった。 久々に日本人ドライバーが活躍しているようで、Webサイトのニュースだけじゃなくて動いている映像も見たくなってきた。

しかし、アメリカで F1 の 中継しているのは SPEED Channel というモータスポーツ専門のケーブルチャンネルだけのようだ。 しかし、このチャンネルを見るためにはケーブルテレビでもうちが契約しているスタンダードプランではダメで、それ以上のプラン (月$50 以上) を選んでいる人しか見られない。 たぶん、日本のテレビ番組のビデオレンタルを探して、フジテレビの中継のビデオを借りるのが一番簡単にF1を見る方法なのかな。