lg3d: Project Looking Glass
Project Looking Glass is based on Java technology and explores bringing a richer user experience to the desktop and applications via 3D windowing and visualization capabilities.
(プロジェクト Looking Glass はJavaテクノロジをベースに 3D ウインドウと描画機能で豊かなデスクトップやアプリケーションを提供します。)
半年ほど前に紹介した Looking Glass プロジェクト。 最近の Java オープンソース化の流れと、JavaOne のイベントの一つとしてオープンソースで公開された。
バイナリとしても配布されていているのだが、結構要求しているスペックが高い。 2GHz 以上の CPU, 512Mb 以上のメモリ、3D グラフィックカード。 会社のマシンはビジネス用なので大したグラフィックカードは入っていないがそれ以外を満たしていそうなマシンで試してみた。 が、残念ながら Known Problem である
lg3d-core: Getting started with the Project Looking Glass Developer’s Release
Exception in thread “main” java.lang.UnsatisfiedLinkError: /usr/java/jdk1.5.0/jre/lib/i386/libj3dcore-ogl.so: /usr/java/jdk1.5.0/jre/lib/i386/libj3dcore-ogl.so: symbol glMultiDrawArraysEXT, version LIBGL not defined in file libGL.so.1 with link time reference
というエラーが出て止まってしまった。 やっぱり Intel の統合チップセットのグラフィック機能ではダメなのか…。
Sun が出すだけに、 Java Desktop System 用かと思ったが、RedHat 9, SuSE Linux 8.1 もテスト済み環境に入っていたのはよかった。 それに、Looking Glass はアプリケーションの一つとしても起動できるようで、ちょっと試したい人でも導入しやすくなっている。 もちろん、X11 と連携して、ルートレスでも動かせるようだ。
まだ試せていないので何とも言えないが、この技術、ただのコンピュータリソースの無駄使いで終わるのか、はたまた Apple も思いつかなかった新しいデスクトップコンピューティングを提供できるのか、動かせた人どうでしょうか?
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