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TiVo は見ていた!

The Jackson-Timberlake moment drew the biggest spike in audience reaction TiVo has ever measured. TiVo said viewership spiked up to 180 percent as hundreds of thousands of households used TiVo’s unique capabilities to pause and replay live television to view the incident again and again.
(ジャクソンとティンバーレイクの瞬間は TiVo の視聴率調査史上、最大の上昇率となった。 TiVo社はその瞬間、視聴率は180% 上昇し、数十万世帯が繰り返し見るためにTiVo の機能である生放送の一時停止やリピート再生を使っていたと語った。)

このサイトでも何度も登場しているアメリカのデジタルビデオレコーダメーカの TiVo 社が面白い発表をした。

昨日紹介したあの瞬間を、アメリカ中の TiVo ユーザが繰りかえし見ていたというものだ。おそらく普通の視聴率調査のようにTiVo に特別な設定をしているユーザからのデータだとは思うが、そんなデータが回収できるとは視聴率調査以上のこともわかってなかなか面白い。 そして、集めたデータをこうやってさりげなく発表することで、TiVoがあればあのシーンも何度も検証できるとアピールしているのが商売上手というところだろうか。

TiVo のこのプレスリリースの後半では、Super Bowl CM の視聴率結果も発表している。 IFILM では今年も Super Bowl CM のアーカイブをやっているので、どんなものか見てみてもいいかもしれない。 ただTiVo の発表タイトルと IFILM で付けられているタイトルが少し違っている。 映像への直接リンクは貼れないので対比表を作っておくので探してみて欲しい。

順位 TiVo社の発表タイトル IFILM でのタイトル
1. “Sleigh Ride” Budweiser: Clydesdale Donkey
2. “Dog Bites” Bud Light: Fergus, Bud Light!
3. “Shards of Glass” Truth: Glass Freeze Pops
4. “Slam Dunk Contest” Delivery Truck
5. “Talking Monkey” Bud Light: Horny Talking Monkey
6. “Homer Simpson” Homer Gets His Errands Done
7. “Must Be Tough” Designated Driver Campaign Budweiser: Rick Fox & Tim McGraw
8. “Time Travel” AOL 9.0: Car
9. “Washed Out with Soap” Chevy Trucks: Soap in Your Mouth
10. “We ID” Budweiser: Hot Girls Get Carded

バドワイザーのCMは英語がわからなくても結構面白いものが多い。

TiVoの調査では上位に来なかったようだが、個人的には Budweiser: Wrong Lipstick, Bud Light: Cedric’s Bikini Wax がウケた。


スーパーボールでポロリ

CBS and MTV both say they had no idea that their Super Bowl halftime show would wind up with singer Justin Timberlake (news) tearing off part of Janet Jackson (news)’s costume, exposing her breast. Timberlake blamed a “wardrobe malfunction.”
(CBS と MTV の両者は Super Bowl のハーフタイムショーが Justin Tmberlake(ジャスティン ティンバーレイク) が Janet Jackson (ジャネット ジャクソン) の衣裳の一部を剥がして、彼女の胸を見せて終るなんて知らなかったと語った。 ティンバーレイクは衣裳の誤動作と弁解している。)

昨日行われたスーパーボール。

最後まで行方が分からなかった試合もさることながら、今朝のニュースの話題はハーフタイムショーでのおっぱいポロリ事件。

スーパーボールのハーフタイムショーは毎年30分ほどの時間に、有名アーティストが多数出演し話題になる。 今年は Janet Jackson, Justin Timberlake 以外にも P. Diddy, Nelly , Kid Rock のパフォーマンスがあった。

問題のシーンはショーの最後。 Justin が彼女の衣裳に手を伸ばし何かを取ったように見えたと思ったらJanet Jackson の胸が一瞬見え、そのままハーフタイムショー終了。 動画は見つからなかったがYahoo! の記事中にある Slideshow: のリンクで状況は見られる。

で、コトの真相はまだ明らかになっていない。

このとき Justin が歌っていた歌詞が “I’m gonna have you naked by the end of this song.” (この歌の最後までにおまえを裸にしてやる) というもので、彼のあの動きは明らかに服を破る仕草だった。 あの衣裳で胸を見せずに1枚だけはがすというのも難しいことを考えると「そのつもり」な気はするが、アメリカでは日本以上にテレビでの性描写にうるさい。 (FCC は芸術的、科学的ではない積極的な性描写はいつでも、積極的でなくとも性を連想させる描写を朝6時から夜10時までは禁じている。)

ハーフタイムショーでは生放送だったためそのままだった映像もニュース映像ではモザイクがかかっていた。 そんなことを考えるとわざわざ問題になるという映像を製作、放送するとも思えない。

どちらにしても、話題になったハーフタイムショーだったことはたしかだ。

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Pepsi iTunes キャンペーン

 ペプシ社は2月1日のスーパーボウルで放送する「ペプシ iTunes」キャンペーンCMの内容を公開した。CMにはRIAAに提訴された16人のティーンエイジャーも出演している。使う当てのない当選キャップの寄付を募る,チューン・リサイクルというサイトも登場し,レーベルではなくよりミュージシャンへの還元となる楽曲を購入するそうだ。

以前、ジョブズが発表したように、アメリカのペプシ社がペプシのボトルキャップに iTunes の曲を1曲買えるようなインスタントくじを付けるというキャンペーンを今日 2/1から 3/31 まで始めた。先程終わった Super Bowl 中でも予定通りCMが放送されていた。(CMそのものに独自性があるわけでもないが、そのCMはApple社のサイトでも見ることができる。)

個人的に注目なのは3本に1本が当たる総数1億本の当たりくじ。上に紹介したサイトでは Tune Recycler というインディーズバンドへの還元ということで当たりキャップに付いている10桁のコードを入力するようになっているが、そんな高尚なことを言わずとも、1曲50セント、20曲以上でお金送りますという買い取りサイトとか。 オークションで100曲分のキャップを売る人たちとか、いろんな方法で売買されるのではないだろうか。

Apple には是非、換曲率がどれくらいあったか公開してもらいたい。 面白そうなサイトが出てきたらここでも紹介していくつもりだ。


ブルズに圧勝

久々にNBAバスケ観戦。 チケットを持っていた友人が都合により行けなくなった代わりに行けることになった。

行こうと思ったイチバンの理由が、相手がChicago Bulls (シカゴ ブルズ)だということ。 今年勝ち試合を観戦していないので今度行くときは勝ち試合にしようと思っていた。 シカゴ ブルズはフィル ジャクソン、マイケル ジョーダンが抜けたあと、ずるずると低迷し、今シーズンもこれまで 13勝33敗。 最近10試合は 1勝9敗と Warriors 以上にヘボい。 ホームゲームでブルズ相手なら99%勝つだろうという読みだ。

NBA は昨年からレトロジャージブームをしかけている。 その一環でこの日は Hardwood Classic Night という昔のジャージ(レトロジャージ)を着て戦うというスペシャルデーだった。 Warriors は The City と書かれた黄色いジャージ、一方のブルズは赤に黒という比較的現在のものと似ているがロゴが違うジャージでプレイした。

レトロなのは選手だけじゃなく、Warriors のチアダンスチーム Warriors Girls もコート脇で応援するときはいつもとは違って、それぞれ70年代風なファッションで応援。

Warrior Girls といえば、今年参加している 日本人 Sanae Tomita さんの姿をようやく見られた。 (望遠がそんなにないので見にくくてすみません)

そして、会場の一部で試合開始当初から積極的に「ディーフェンス」の応援が賑やかな怪しい一団が…。

何かと思ったら。
昨日は金曜日。 Weekend Warriors だ。 始めて見たが、やっぱりただのおっさんたち。でもYMCAのときは会場全体で日本でもおなじみの振付けをして大盛況。

試合は予想通り Warriors の圧勝。 シュートの決定率が 34.1% (ブルズ) と 50.7%(ウォリアーズ) という違いから見てもわかるだろう。 前半だけで20点近い差がついて第4クォーターはほとんどベンチメンバーどうしの戦いだった。 勝ったのはうれしいけどちょっと物足りない気も…。

最後に、今年で引退が噂されている Scottie Pippen (スコッティー ピッペン)。 日本では昔、マツダのデミオのCMに出ていたので知っている人もいるのではないだろうか。 本業のバスケではジョーダンとともにシカゴブルズの黄金期を支えた偉大なプレーヤだ。 昨年までポートランドにいたが今年、古巣のシカゴブルズと契約して選手としての最後をまっとうしようとしている。


NBAの試合がTV中継されないときは…

このサイトでもおなじみのGolden State Warriors。

弱小チームだが Fox Sports Bay Area というケーブルチャンネルでテレビ中継が行われている。 しかし、ベイエリアには他にもアイスホッケーの San Jose Sharks というチームがあり、試合が重なったときは Sharks の方が強くて人気があるのでそちらの試合を放送してしまう。

昨日の試合も対戦相手が ケビン ガーネット のいる Minnesota Timberwolves にもかかわらず中継されなかった。 そんな日は ESPN の Live GameCast をよく見る。


クリックで拡大

これは Flash でできていて、現在のチームのステータス、シュート状況、Box Score, Play-by-Play がわかるようになっている (Box Score, Play-by-Play については以前のエントリを参照して欲しい)。 情報は放っておいても適当なタイミングで更新されるので結構テレビを見てるのと近い感覚で見ることができる。 問題はサーバが少し不安定で肝心なところで情報が送られてこないことがあること。 特にラスト数分はタイムアウトで試合が止まっているのか、サーバがおかしいのかわからないので別の意味で結構ドキドキする。

オレはNBAのしか見たことないが、この Live GameCast は MLB (メジャーリーグベースボール) や NFL , NHL でも行われている(ESPN サイトのNBA/MLB/NFL/NHL の Score というリンク先に各試合の途中経過と Live GameCast のリンクがある。 ただし、Live なので現在試合中の試合のみ)。 テレビでは中継されない試合はこれで楽しもう。

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Who wants to be a super millionaire?

Two years after the prime-time Who Wants to Be a Millionaire died from overuse, ABC will bring the game † and Regis Philbin † back next month in a sweeps-month stunt with a $10 million payoff.
(プライムタイムのミリオネアの中止から2年、ABC は $10ミリオンの賞金とリジス フィルビンで来月の視聴率調査月間の奇策として復活させようとしている)

日本では クイズ ミリオネア という名前でおなじみのクイズ番組 “Who wants to be a millionair? 。 もともとイギリスで始まり、アメリカに飛び火して、日本へと伝わったわけだが、アメリカでは放送しすぎて、熱が冷めてしまったためキャンセルになったようだ。

ちょうどオレがアメリカに来たころ話題の番組で、テンポも遅く、4択問題が画面下に表示されることから英語がわからなくても見られる数少ない番組だった。 最盛期はほぼ毎日放送していたため、しだいに慣れてしまって見る番組が無いときにつけておくような番組になってしまったのは他のアメリカ人も同じだったようだ。 現在は司会者もかわってこのあたりでは昼ごろの30分番組として細々と続けられていた。

上のリンクの記事を見てもらうとわかるが、写真に写っているのがアメリカ版のオリジナル司会者リジス フィルビン。

みのもんたを白くしたような…というか、日本版を作るにあたってみのもんたが選ばれるべくして選ばれたという感じか。 ファイナルアンサー? という言葉は、リジス も使っているこちらでも結構流行した言葉だ。

一度昼の放送のものも見たが回答者へのやわらかい語りかけや正解!を言うまでの絶妙なためはやはりリジスの方がぜんぜんいい。 彼が司会の久々のミリオネア、しかも賞金は 10ミリオン (約11億円) だそうで楽しみだ。


MS アンチスパム 2006?

認証方法の1つは人間の手を必要とするもので、広告メールの発信者に、生身の人間しか処理できないパズルを解かせる。もう1つは「演算パズル」と呼ばれ、数通のメッセージしか送らないコンピュータなら簡単に処理できるが、大量にメールを発信する場合はコストが法外に高くつくという。
 しかしゲイツ氏によれば、最も有望なのは、電子メール送信者の“財布”に打撃を与える方法だという。

ビルゲイツが語るスパムメール対策が出ていたが、どれも荒唐無稽のものばかりだ。

これは実際の郵便システムにおきかえるとわかりやすい。 彼が言っているのは、ポストに投函するまえにパズルを解かないと投函できない(そのために、ポストにパズルを表示したり解かせたりするしくみをどうやって設置するのだろうか?)。

そして、いらないダイレクトメールが送られてきたときに、発信者にお金を払わせることができる(誰が、どうやって請求する? 何を基準にスパムか、そうでないか判断する?)。 ということ。 どれも今の郵便システムで実現しようとするのは無理な話だ。

スパムが無くなることは多くの人が望んでいるものだが、彼のアプローチは e-mail に似た別の理想的なシステムを語っているに過ぎないと思う。 もしくは、新しいシステムを考えてるので乗り換えようというマイクロソフトならではのマーケティングか。

電子メールの発信者を認証する「プルーフ」という概念も怪しい。発信者認証という点では似た技術が現在のIE プラグインで行われているが、当初安全と言われていたものとは異なり、認証を受けないプラグインが世の中にはいっぱい存在し、使う側もセキュリティレベルを下げて認証を受けないプラグインを使うことが多いため有効に機能していない、というよりウイルスや悪意のあるプログラムの侵入経路になっているのが現実だ。 発信者認証も、全員がやらなければ意味がないわけで、IEプラグインの認証以上に実現が難しいと言えるだろう。 マイクロソフトが間違った方向に向かっていることに早く気付いてくれることを祈る。

救いなのは…

 「将来的に、この料金を科すやり方が主流になるだろう」と同氏は予測している。 
 ただし、こうした展望がいつも的中するとは限らないことを、同氏自身認めている。

すでに、疑いをもっているということだろうか。


大丈夫か? 民主党

それが、1月19日にアイオワ州で行われた04年大統領候補を決める最初の民主党党員集会。下馬評では、ダントツ人気で1位当確といわれていたハワード・ディーン元バーモンド州知事がまさかの3位。その残念な結果をうけて、クレバー(少なくともダブヤよりは)で質実剛健で”いいお父さん”イメージのディーン候補が、ふがいない結果をものともせずスピーチしたはいいものの、… (中略) …全然キャラにないはしゃぎようで、最後のイエェェ†!は声裏返りで、アメリカ国民2億4千万人が椅子から落ちた瞬間でした。

オレもこのスピーチ見て驚いた。 テレビでも州名を連呼して最後に裏返った声でのイエェ! という叫び。 まさにネタにしてくれと言っているかのよう。 マイクロソフトのスティーブ バルマー社長のスピーチもノッてくるとこんな感じになるのを思いだしたさ。 ある意味トップに立つ人はこれぐらのなりふり構わなさが必要なのかしら。

このリミックスでも使われている、”take back the white house (ホワイトハウスをとりかえす)” という言葉で思いだした. 以前、こんなスパムメールが届いたのでネタにしようととっておいたのだった。

Subject: Help take back the White House
From: “Democratic Party” <[email protected]>
Date: Fri, 16 Jan 2004 06:34:33 -0800 (CST)
Dear Friend,
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(Spam に荷担しないために、身元がわかるような情報、リンクは消してある)

差し出し人の Democratic Party は民主党、Democratic National Committee
(略語 DNC) は 民主党全国委員会 のことらしい。マジかよこの人たち。Spam 禁止法案も通ったというぐらい、人々がこういうのを嫌ってるのを知らないのか? (ちなみに、ほんとに効くかわからないがリストから削除する方法を用意してあるので、このSpamを送ること自体は違法ではない。) 一応メールの下には関連会社のシステムにサインアップしたときに Opt-In されたと書いてあるが、もちろん身に憶えはないし、そういったチェックボックスはいつも外しているつもりだ。

これまでは、すぐ戦争をふっかけたり、挑発的なことをする共和党に対し、経済政策を中心に地道に自分の力を蓄える思慮深い民主党。 というイメージがあったが民主党も短絡的に何でもやっちゃうという感じか。ちょっとは期待してたのに情けない。 大丈夫なのか? 民主党。


カラオケボックス禁止!

Sex, drugs and karaoke are stirring up a volatile cocktail in this Silicon Valley suburb, where police are concerned that karaoke clubs are increasingly used as fronts for prostitution, drug use, alcohol consumption among minors and gambling.
(警察がカラオケクラブが売春、ドラッグ、未成年の飲酒、ギャンブルの温床になりつつあると考えているシリコンバレー郊外でSex、 ドラッグ そしてカラオケのカクテルが混ぜ合わされている。 )

日本でZAKZAKCNN Japan のメディアもとりあげているように、うち(San Carlos)の隣の隣の市 San Mateo 市でカラオケボックスが禁止になった。

このあたりはアジア人の人口が多いため、カラオケボックスというのも昔からけっこうあった。 主に中国人や韓国人が経営しているところが多いため、中国語、韓国語、そして英語のうたが中心だ。 引用した記事のリンク先にはビデオ映像もあって、そこではブリトニー スピアーズを歌っている中国人(っぽい人)が映っている。 日本の人にはなんか違和感があるかもしれない。

そんなアジアカラオケでも、場所によっては日本の歌も置いてあるところもあってこちらに来たころはちょくちょくでかけたこともあった。 通信カラオケを見かけて感動したことも。

そんな中、San Mateo市はカラオケボックスの密室性を利用しての犯罪に注目しているらしい。正直、このあたりだけでなく日本も含めてカラオケボックスでは多かれ少なかれ何らかの犯罪行為は行なわれていると思うが、禁止したところで目に見えないところへ行くだけで大して変わらないのでないだろうか。 45日間の禁止期間中にどういった数字が出てくるか注目していきたい。


リターンの文化

実はアメリカでは、この返品制度が実にいい加減だったりします。個人経営のお店では返品不可な事もあるのですが、大体全国規模のお店であれば、食料品、DVD、パソコンソフトなどを除き殆ど返品できます。しかもそれが不良品でなく、開封して使用した後でも。

そう。アメリカでは return/refund のすごさには驚く。 どのお店も多くの人がリターンカウンターに並び、返品、返金をもとめる。 開けた商品を持ってお店をうろうろされても困るので、たいていのリターンカウンターは店の入口近くにあるところが多い。 そのせいで店が賑わっていると錯覚することも…。

オレも二重オーダーで同じものをオーダーしてしまったときとか、サイズを間違えたのでリターンとか普通に利用させてもらっている。 今も先日買ったDVDプレーヤがロードできないDVDがあったりといまいち調子良くないのでリターンしようとしているところ。

そういえばメーカに働いていたときに、アメリカで製品を出したときは売り上げがあっても30日はカウントできない。 という話を聞いたことがあった。 リターンされた製品のなかで、商品の値段が安く、お店のチェックを通り(客が壊れたと苦情を言わず)、程度のいいものは、Open Box (開封品) として割引きされて再び店で発売されるが、そうでないものはメーカに送り返される。 その分はメーカが払い戻すことになるので売り上げとしてカウントできないそうだ。 ちなみに返ってきた商品は機会があれば Refurbished (再調整品) としてふたたび世にでることもある。

古い話だが、 Newton MessagePad が最初に出たとき、その先進的なアイデアと技術に飛びついた人は多かったが、実際に手にしてみるとイマイチだったことからリターンが殺到して人々は Newton とは使えないデバイスの代名詞だと思い、Apple は大損失だったいうのがその業界では有名な話だった。