Category: 04 NBA Basketball

なぜ? Warriors 7連敗

Jason Richardson scored 27 points and Brian Cardinal chipped in 18 for the Warriors, whose season-high losing streak reached seven games. Erick Dampier added 15 for Golden State, which capped a winless six-game road trip with its eighth straight loss away from home.
(7連敗になってしまった Warriors は Jason Richardson が 27点、Brian Cardinal が18点を決めた。 Eric Dampier は 今回の6 試合のロードを勝利なしで終え、アウェイでは8連敗中の Golden State に 15点を追加した。)

少し前の Orlando Magic との試合で今シーズン初のボロ負けを喫した Warriors 。その後、Lakers, Kings に連勝して大丈夫かと思ったが、この2勝で力尽きたのか、以降勝てずにとうとう7連敗。 内容も2年ぐらい前のチームに戻ったかのような実にひどい試合だった。

問題なのはオフェンス。 試合の途中でスイッチが切れたようにいきなりシュートが入らなくなる。 入らないので無理なプレイをする。 で、また入らない。 という悪循環。 その間、相手は得点を重ね、気付くと絶望的な状態。 正直、見てても何が悪いかわからない。 気の持ちようというか、誰か一人でも冷静にプレイして悪い流れを絶ち切ってくれれば大丈夫だと思うのだが…。 ただ、オフェンスは相変らずオープンオフェンス(各自オープンペースに動き、パスを回してディフェンスを崩す戦法)をとっているのが気になる。点は取れるかもしれないが、選手の調子に頼る部分が大きいため今のこういった状態で使うべき戦略ではないと思うし、個人的にも好きじゃない。

Eric Musselman カントクは選手寄りな雰囲気があってずっと好感をもっていたが、戦略、選手起用、タイムアウトのタイミング等、非難されても仕方ないようなことが続いている。 今年の選手たちはうまく動かせればもっと活躍できるはず。 久々のホームゲームとなる土曜日の Seattle 戦で久々の勝利を見せてくれることを期待したい。


Warriors vs Kings

Jason Richardson figured the Golden State Warriors had blown it. Their 14-point lead over the Sacramento Kings had shrunk to two, and reliable Mike Bibby was at the free throw line.
When Bibby missed both shots, Richardson wondered if something big had changed for his long-struggling franchise.
“In the past, we’d never get a break like that,” he said. “Never.”
(Jason Richardson は Golden State Warriors が負けたと思った。 Sacramento Kingsに対して14点のリードが2点リードまで減り、フリースローラインには確実な Mike Bibby が立っていた。
Bibby がフリースローを2本とも外したとき、Richardson は Kings 相手に長い間負け続けていたチームの何かデカいものが変わったと思った。
“過去に、チームがこんなチャンスを掴んだことは一度もなかった。” と彼は言う “一度もだ”)

Golden State Warriors は近所の Sacramento Kings に対し、15連敗中。 この4年ほど勝っていなかった。 Kings は昨日の時点で20勝 7敗という強いチームではあるのだが、このチームとは相性が悪いというか、リズムが合わない。いつも 1Q からリードされて戦意喪失という試合になってしまった。

ところが、昨日は1Q終わったところで2点リード、前半も1点リードで折り返した。 3Qで爆発し、4Q追われながらも何とか逃げ切った。 記事にもあるように 4Q の最後で14点リードが2点リードまで縮まったのはちょっとふがいないが、それでも最後に Mike Bibby がフリースローを2本とも外したことは、彼が Warriors にプレッシャーを感じていたことを物語っているだろう。 Warriors は全般的にディフェンスが良かった。 いつものスクリーンひとつであっというまにかわされていたザルディフェンスがちゃんとくらいついていた。最近よく中継でトライアングルディフェンスと呼ばれている変則3-2 ゾーンディフェンスが有効だったようだ。

さて Warriors はこれで 2連勝。 しかも、Pacific Division の上位2チームである L.A. Lakers と Scramento Kings を破っての連勝だ。 その前の東海岸ロードで2連勝のあと2連敗。しかも、その2連敗が Oaland Magic と Miami Heats という勝率5割にも達しないチームに完敗だったため、ほとんどの人がこのまま4連敗を予想していた。それがこの結果というのがバスケの面白いところなのだろうか。 いやー会場で観たかった。


Weekend Warriors

All Male Dance Team Latest Addition To Great Time Out Entertainment
(オール男性ダンスチームが グレートタイムアウトエンターテイメントの一つに追加)

アメリカのプロスポーツといえばチアガールズのダンスがハーフタイムや試合の途中に行われ、試合に華を添える。

Warriors はそういった試合中のエンターテイメントをグレートタイムアウトエンターテイメント(GTOe) とし、いろいろなイベントを展開している。 その一つとして、Warriors はチアボーイズ(?)を作って昨日の試合でデビューさせた。

これまた、イケメンな若い男性が踊って女性客を獲得かと思いきや、ウケ狙いな人選だった。 リンク先の写真を見てもらうとわかるが、おっさんたちの集りだ。 しかも、みんな同じような太い体型。 普段は普通の仕事してる人たちが週末に躍るというコンセプトらしい。試合では登場と同時にウケるだろうなぁ。

口直しに Warriors のチアガールチーム Warrior Girls も紹介。
今年はこの中になんと日本人の女性が加入していて、地元のフリーペーパーでも紹介されていた (Sanae Tomita さんという人で、壁紙の画像のWG ロゴのGの下にいる女性だと思う)。 先日見にいった試合でも探してみたが残念ながら欠席だったようだ。


Warriors vs Nuggets

初戦以来、約1ヶ月ぶりの Warriors の試合観戦。

対戦相手は Denver Nuggets 。 田臥勇太がシーズン開幕前ギリギリまでキャンプに参加していたチームだ。 昨年は最下位のチームだったが今年はうまく戦力補強されて今年は好調。 4連勝中のチーム同士の戦いとなった。

Warriors ファンからしてみると気になるのが FA でNuggetsへ移籍した Earl Boykins(アールボイキンス) 。 今年も彼が NBA で一番身長の低い選手(165cm) だ。

ところが試合中はいいところで確実に決めてくるので敵にすると恐い選手だ。 でも初めてコートに立ったときは Warriors ファンから拍手で迎えられた。 写真は左側でフリーになりシュートをうつ Earl Boykins。

そして、もうひとつの注目は今年のドラフト全体3位で指名された Carmelo Anthony (カーメロ アンソニー)。 ボディコントロールがうまく、こういった舞台でも物怖じしない度胸がすごい。 マッチアップに付いた昨年のドラフト全体3位、Warriors の Mike Dunleavey Jr. (マイク ダンリービー ジュニア) を 1 on 1 で軽々かわしてのシュートは格の違いを見せつけられたという感じ。 写真は、ダンリービーに結構強引なファールをもらってふてくされながらフリースローラインへ向う カーメロアンソニー(背番号15)。

さて、Warriors。 昨年は予算削減のためプレーヤーイントロダクション(選手紹介) のイベントが削られていた Warriors ですが、今年はちゃんと暗転してやります。

やっぱりこれがなきゃ NBA じゃない。

座席はエンドラインだが7列目という好位置。 ゴールが少し邪魔だが $24 なのでコストパフォーマンスは高い。これがサイドラインの7列目なら $100 もする。 確かによく見えるが正直高い。 試合の雰囲気はこんな感じに見られる。

試合は1st Quarter で Nuggetsの Voshon Lenard (ボショーン レナード) が打つシュート打つシュート全部入り、3ポイント3つを含む26点をとり、いきなり12点差をつけられた。

26点はそこそこうまい選手が1試合かけてとる点数なのでいかに異常な状態かわかるだろう。 ところが2Q では Warriors が35-18 という圧倒的なリードで逆転。 後半は追いつ追われつの試合だったが、Nuggets はアップテンポな試合運びでWarriors はちょっと油断するとすぐ Nuggets にリードを奪われた。その差を埋めようと全開でがんばりすぎた Warriors と追い付かれながらも余力を残して戦った Nuggets の疲労度/集中力の差が最後にでてラスト2分前に逃げきられてしまった。

次の試合はアウェイでの Nuggets 戦なので、向こうのアップテンポな攻撃のリズムを止める策を用意していい試合をして欲しい。 下はめずらしい 1Qで26点のときのスコアボード (Nuggets の一番上の選手)。

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ダンカン、タイミング悪すぎ。

リーグ最優秀選手であるスパーズのティム・ダンカンが審判員を突き飛ばしたため、1試合の出場停止処分を科した。11月29日のウォリアーズ戦で相手選手ともみ合った際、割って入った審判をフロアに倒した。

この情報、少し間違っている。 この記事からは乱闘騒ぎがあったように受けとれるが、ダンカンが審判を押したのはいろんなタイミングの悪さが重なった試合中の事故だった。 それに少し故意もあったかもというぐらい。まだ、こちらの記事の方が正しいが、そこまで悪意があったとも思えないぐらいのものだった。

普段は物静かなダンカンが、1試合の出場停止処分を受けた。11月29日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦の第3Q残り3分35秒、ダンカンは審判のジャック・ニーズ氏を突き飛ばし、テクニカルファウルを宣告された。

先週の土曜日に行なわれた Warriors vs Spurs の試合。

マッチアップについた Warriors 移籍組の Brian Cardinal (ブライアン カーディナル)がいい仕事をしていて、ティム ダンカンを押さえこんでいた。 そして審判がダンカンにファールを続けてコールしたこともありダンカンはイライラが溜っているようだった。

問題のシーンは3Q 残り 3:35秒のところ。 事件の状況はESPNの記事が詳しい。

Duncan was setting a pick near the Spurs’ 3-point line as Nies was trying to untangle himself from another player. Duncan cut to the high post, put both hands on the official to clear some room, and Nies tumbled to the floor. The official quickly got up and called a technical.
(ダンカンは Spursの3ポイントライン付近へピックしようと近づき、Nies (審判)はプレイヤーから離れようとしていた。ダンカンはハイポストへ切り返し、通り道を空けるために審判を両手で押し、Niesはフロアへ転がった。 審判はすぐにテクニカルファールをコールした)

これまたタイミング悪かったことにこの Jack Nies という審判。結構爺さんだったんだよね。 そんなに力強く押したわけじゃないかったけど派手に転んでくれたので余計に大変なことのように見えてしまったわけ。 両手で押したという事実が少し悪意を感じさせるぐらいか。

試合のほうはこのショックをひきずったためか、2点差で迎えたラストプレイ。 うまくフリーになったダンカンがミドルショットを放つが外れ、試合はWarriorsの勝利。生中継では見られなかったのでビデオで見たけど、それでも全般的に手に汗握るいい試合だった。 Warriors はこれで何と4連勝。 勝率も5割復帰だ。

水曜日にこちらも好調の Denver Nuggets と対戦。 以前紹介した半額チケットで、エンドライン側だけど7列目という好位置ががとれたので観てきます。 結構前のほうなのでもしかしたらフリースローのときとかにテレビに映るかも。


Warriors を見に行くなら今!

Check out all the promotions and special ticket offers
for Warriors games this season!!!
(今シーズンのWarriorsの試合の割引きや特別チケットを見逃すな!)

5割弱の成績をうろうろしてるが、そこそこの開幕スタートを決めた Warriors 。
が、チケットの売り上げは難航しているようだ。 これまでの選手が半分以上いなくなってしまったことはチケットを売る側からすると痛いところだろう。

そのせいか、今年はほぼ毎試合、何からの割引きサービスが提供されている。 中には 1割,2割というケチくさいものじゃなくて、Buy 1 Get 1 Free (1枚買うともう1枚、つまりチケット半額、別に1枚だけでも半額) という大盤振舞いもある。 普段見に行く席は1枚 $48 という結構高額なチケットだが、それが 1枚 $24 になるなんてすごい話だ。

ただ、Warriors はシーズンチケットなども販売しているため、ギリギリになるまでほとんどの席が開放されないという問題がある。 そういった席は試合の数日前や当日券として販売されるので、tickeetmaster.com で一度売り切れと表示された場合でも試合直前にもう一度試したり、試合当日に直接会場へ出向いて購入するとよいかもしれない。 (対 L.A. Lakers 戦でもないかぎり当日券はほとんどの試合で必ず用意される)

まだ、怪我人も多く、成績もイマイチだが、それでも結構いい試合ぶりを見せてくれる。 このままいい状態が続けばプレイオフに出場し、来年はチケットの入手が困難になるかもしれない。 もしNBA観戦に少し興味があるシリコンバレー周辺の人や、日本からサンフランシスコ近辺へ旅行をしようと思っている人はこの機会に是非、見に行って生の試合を体感して欲しい。

参考記事: プロスポーツを見に行こう


NBA 来期は3ディビジョン制

The NBA Board of Governors has approved a realignment plan that will take effect with the start of the 2004-05 season, NBA Commissioner David Stern announced today.
(NBA 理事会は2004-05シーズンから有効になる、再編成のプランを承認した。 と NBA コミッショナーの David Stern は本日発表した)

来年から Charlotte Bobcats (シャーロット ボブキャッツ) という新しいチームがNBAに参加する。 シャーロットという都市は東海岸に位置するためイースタンカンファレンスに属することになるが、今のままではイースタンカンファレンス 16チーム、ウェスタンカンファレンス 14チームとなりチーム数に差が出てしまう。

そこで、現在イースタンに所属するNew Orleans Honets (ニューオリンズ ホーネッツ) をウエスタンに移動するという話が出ていた。

最終的にはそれをもう一歩すすめ、各カンファレンスを15チームづつに分けたあと、カンファレンス内のこれまでの2つのDivision(ディビジョン:地区) を3つに分割することになった。 各ディビジョンのチーム構成は以下の通り

Eastern Conference

Atlantic Division:
Boston Celtics
New Jersey Nets
New York Knicks
Philadelphia 76ers
Toronto Raptors
Central Division:
Chicago Bulls
Cleveland Cavaliers
Detroit Pistons
Indiana Pacers
Milwaukee Bucks
Southeast Division:
Atlanta Hawks
Charlotte Bobcats
Miami Heat
Orlando Magic
Washington Wizards

Western Conference

Southwest Division:
Dallas Mavericks
Houston Rockets
Memphis Grizzlies
New Orleans Hornets
San Antonio Spurs
Northwest Division:
Denver Nuggets
Minnesota Timberwolves
Portland Trail Blazers
Seattle SuperSonics
Utah Jazz
Pacific Division:
Golden State Warriors
Los Angeles Clippers
Los Angeles Lakers
Phoenix Suns
Sacramento Kings

これにより、同じディビジョン内のチームとは 4試合(ホーム2試合、アウェイ2試合)。 同じカンファレンス内の他のディビジョンとは3試合(か、4試合)、カンファレンス外のチームとは2試合(ホーム1試合、アウェイ1試合)行うことになる。

プレイオフに出場できるのは各カンファレンスで8チーム。

まず、各ディビジョンの優勝チーム(3チーム) 。 その後はカンファレンス内での勝率上位の5チームという順番になる。 このルールのため、Division A の2位のチームが Division B の1位のチームより勝率が高くてもカンファレンスの順位は下になるといった現象もおこる。 ただし、ホームコートアドバンテージ(プレイオフ7試合中4試合をホームでできる権利) は単純に勝率によって決まるとのこと。

Warriors はこれまでと同じ名称の Pacific Division に割り当てられた。

L.A. Lakers, Sacrament Kings といった強豪も同じDivisionにいるため来年もこれまで通り大変なシーズンになりそうだ。


ESPN Power Ranking

Van Exel makes speedy return from minor knee surgery, so you’ll see all the key Warriors save Murphy and Foyle in Wednesday’s ESPN nightcap vs. Detroit.
(Van Exel が膝の小手術から早い復帰を遂げた。 なので ESPN が放送する 水曜日夜の vs. Detroit 戦で Murphy と Foyle 以外の Warriors の主力選手が見られるだろう。)

ケーブルテレビのスポーツ専門チャンネルである ESPN は Power Ranking というコーナーを設けて、毎週チームの現在の状況に基づいた格付けを行なっている。 怪我人やチームの勢いといったものも考慮しているようで、試合の前にこの相手には勝てそうかなとか、今ならこのチームにも勝てるんじゃないか? と簡単な予想をたてられる。 ラスベガスとかのスポーツ ブックメーカーなんかはこんなのを基準に賭けたりしてるのだろう。

今週の Warriors はなんと11位。 開幕直後が 17位、先週が15位だったので着実に認められてきている。 主力がケガで抜けている中、強豪相手に善戦し、Van Exel の復帰後も彼のボール回しを中心にいい感じでチームがまとまっているのが評価されているようだ。 惜しくも月曜日の試合は負けてしまったが、今日のPistons戦は今シーズン初の全国放送なので活躍を期待したい。 (Van Exel, Richardson ともにケガという話も聞くが…)

現在の1位はやはり Lakers 。 開幕の連勝は5でストップし、その後連敗してまったので来週はどうなるだろうか。 数字を見てるとアシストが以前より減ってきていて、各自が自己中心的になって崩れているようだ。 Lakers対策としては早くリードを奪って、相手を焦らせることが有効かもしれない。 逆に最下位なのが Miami Heat 。 現在 7連敗中。 まだ試合ぶりを見ていないが、開幕直前にカントクが辞任しチームの戦略がグチャグチャになっているのだろうか?


Warriors 今シーズン初勝利

Mike Dunleavy had career highs of 32 points and 11 rebounds, and Calbert Cheaney scored 20 points in the Golden State Warriors’ first victory of the season, 104-90 over the Philadelphia 76ers on Saturday night.
(Golden State Warriors が 104-90 で Philadelphia 76ers を下し、今シーズン初勝利を飾った試合で、Mike Dunleavy はキャリアハイの 32得点と 11リバウンド、 Calbert Chaney は20得点をとった。 )

Warriors ネタが続いてすみません。 でも、この喜びは書かずにはいられない。

水曜の試合とはうって変わって自信をもってプレイしていた Warriors 。 今日はテレビで観ていたが、各選手の積極的な働きぶり、試合展開を見極めたプレイぶりなど、どこをとっても試合の内容は昨年以上だった。 とくに Mike Dunleavey Jr. のボールをもらったら躊躇せずにシュートをうち、それが決まるのには驚き。 昨年からカントク が頑に使いつづけた彼の本来の姿が出たのだろうか。

コーチ陣の作戦もよかった。 これまでWarriors戦で平均27点ほどとっていた Allen Iverson を極端なぐらい早めにダブルチームにいったことで 19点に抑えられ、相手にペースをつかませなかった。 Iverson に偏りすぎた分、アウトサイドにいた Aaron Mckie に3ポイントを決められはしたが、 その分 Warriors も崩れずにオフェンスに集中できたのでこの作戦は当たりだと思う。

正直、初勝利は早くて水曜日の Atlanta Hawks 戦だと思っていたのでこの勝利、いやこの試合ぶりはとてもうれしい。 今日の Lakers 戦も楽しみだ。 アウェイの Lakers 戦でも昨日と同じようにできれば、戦力が揃う前でも勝率5割が達成できるかもしれない。


Warriors 初戦を飾れず

The Warriors started the game 1-for-10, prompting one fan to holler, “Is this high school?” They scored only 14 first-quarter points on 7-for-25 shooting (28 percent).
(Warriorsは試合を1/10というシュート率で試合を始め、ファンのひとりから “これは高校生の試合?” というヤジが出るほどだった。第1クォーターで14点 しか取れず、 7/25(28%)というシュート率だった。)

Mavs はLakers戦と同じぐらい混乱していたが、Warriors はそれ以上にひどかった。

開始直後は選手が全然動かず、無理な体制でのシュートばかり。 PGのSpeedy Claxtonはパスの回し先がなく、ボールを持ったまま時間ばかりが過ぎていった。 うまいPGならもう少し自分で形を作ろうと動くのだろうが彼まで動かない。 この辺が常にスターティングで出られるかの違いか? カントクは早めにもう一人のベテランPG Avery Johnson に交代し、そこから何とか形ができはじめた。 それでもシュートが入らなさすぎ。 フリースローもあいかわらず外しすぎ。

Mavs は選手交代のタイミングで戦力が大きく変わった。 Lakers戦のときと違う組み合わせがほとんどで、まだまだ模索中なんだろう。 2Q, 3Q で Warriors が優位に立てたのはそのせいが大きい。 昨日と違って、3Q途中からメンバーを固めてきたあたりから、Dirk Nowitzki, Antoine Walker がようやく調子を出しシュートを決めてきたことで引き離せたという感じだ。

負けはしたが、Warriors は明らかに攻撃のパターンを変えてきていた。

そのうちいくつかは今回の試合でも有効だったので、現在の戦力に合わせての改造は進んでいるようだ。 あとは Nick Van Exel のような少々無理な状態でもシュートを決めて流れを作れるような選手が戻ってくればそこそこいくんじゃないだろうか。 逆に言えば今のメンバーでは勝ちを増やすのはやはり難しそうだ。 この10試合なら 3勝7敗ぐらいで上出来というぐらいにオレはみている。

会場で観てきて写真も撮ったんだけど吸い上げに失敗。 信用してたのになぜ? iPhoto。