Category: 03 コンピュータ

Win XP のインストールを簡単に

今使っているラップトップPCの調子が悪くなった。

レジストリが悪いのか、DLLが悪いのかはっきりした理由はわからないが、Windows はインストール後使っていくとどんどん重くなったり、調子が悪くなる。 とくに、新しもの好きのオレはいろいろなソフトをインストールして試したり、自分で開発したりするのでとくにその周期は早い方だと思う。

そんなわけで、OSを再インストールするのはよくあることなのだが、Win XP にしても Win 2000 にしてもOSを入れて、サービスパックを当てて、Hotfix を当てて、ドライバも入れて、アプリケーションをインストールするのはやっぱり面倒。

いざとなれば Norton Ghost を買って、一度インストールが完了した状態のHDイメージをバックアップしておけば簡単に元に戻せるのだが、半年や1年に1度かと思うと、これを機に、別の構成を試してみようかなぁとか、他のソフトを試してみようかなぁという楽しみもちょっとあったりしてなかなか買うまでには至らない。

今回試したのは nLite というツールを利用して、カスタマイズした Windows XP のインストールCD からのインストール。 このツールを使うと

  • サービスパック/Hotfix を適用済みのインストーラを作成できる
  • MSN Explorer などの必要のないソフトウェアを消す(インストールしないようにする)ことができる
  • OSに入っていないドライバを組みこめる(一部組みこめないものもある)
  • 初期設定済みの状態でインストールできる(オレは使いこまなかったが…)


インタフェースは起動直後は英語だが、日本語にすることも可能

カスタマイズCDに組みこむため、あらかじめサービスパックやドライバファイルをダウンロードしておかなければいけないなど準備は大変だが、一度カスタマイズCDを作っておけばその後の「アップデート→リスタート」の繰り返しの手間を省くことができる。 今回の場合も、インストールが終わると、組み込めなかったいくつかのドライバを追加でインストールするだけでOSのインストールは完了した。 リスタートを繰り返さないことがこんなに快適だとは正直驚いた。

というわけで、今は OSをインストールしたあとにインストールするアプリケーションを吟味しつつインストール中…。 (けど、ほとんど変わってない。)

nLite, OSのカスタマイズに関しては下記のサイトを参考にさせてもらいました。


ペーパーケースで日本語検索サポート

ペーパーケースのエンジンをアップデート。

やはり、日本語でCDの検索ができないのは不便ということで FreeDB をもっと調べてみたり、同じくフリーのCDデータベースで、APIも公開されているMusicBrainz という別のエンジンを調べてみたりしたんですが、やはり日本のCDに関してはどうしても扱いが小さかったりしてイマイチ。

何かないかと思っていたら、Amazon.co.jp のWebサービスがアルバムの収録曲情報も提供していることを発見。 組み込んでみた。 Amazon.co.jp なので、廃盤になったCDの検索ができないというような問題はあるが、大半のCDはこれで検索できると思う。 今流行りの Ajax なんかも取り込んだりして少しヘンなインタフェースだったりしますが、このヘンは追々直していこうかと思ってます。

もう一つのアップデートは、イメージを埋めこめるようにしたこと。 できあがったイメージは小さく表示されてしまいますが、いちおう3MBまでのイメージ (jpeg/png/gif) がアップロード可能になってます。 Amazon.co.jp の検索結果から選んだ場合は、下のイメージのようにアルバムジャケットがそのまま使われます。 (アップロードしたイメージがある場合はそちらが使われます)

shot.JPG

こうなってくると、ケースのデザインにもっと自由度が欲しいところ。 次のアップデートではそういった方法を何とか提供できたらと思ってます。

感想、バグレポートなどはこのエントリのコメント欄、もしくは右のコンタクトフォームをご利用ください。


Apple が TiVo を買収?

ITmediaニュース:「AppleがTiVo買収」の憶測浮上
デジタルビデオレコーダー(DVR)メーカーTiVoの株価が2月23日、17%以上値上がりした。アナリストによると、Apple Computerが同社の買収に乗り出す可能性があるとの憶測が上げ材料になったという。

オレは TiVoToGo の Mac 版の話で Apple と TiVo がミーティングをしたら、話におひれが付いて買収話になった。 と見るがどうなんだろう。

先日も、TiVoは終わってしまうのか? のエントリで、Steve Jobs のコメントを紹介したが、彼はTiVoの目指す分野が前途多難なことはよく知っているはず。 彼が CEO にいる間は、Apple が映像コンテンツがらみの事業に積極的に進出するとは思えないのだが…。

ま、少し前に Mac mini は出ないと断言して、ハズした過去があるので、もしかしたら iTunes w/ iTunes Music Store for TiVo とか、ウルトラCの大技が用意されているのかもしれない。

ただ、総額300億ドルという規模では、それこそケーブル会社が買収するとか、Apple でなくても他の企業が買収するという可能性はあると思う。 もちろん、今のままではただの赤字企業なので何らかの利益が出そうな方法を見つける必要はあるだろうが。

今後の TiVo が向かう方向として、Slashdotでも意見を出しあっているエントリがあった。 その中で紹介されているコンテンツアグリゲータという方向は面白いかもしれない。

はじめ、「動画のコンテンツを集めて提供するなんて可能か?」 と思ったが、実はAkimbo という会社が商品化していて、この商品のFlashデモを見ると「あ、結構おもしろいかも」と意見が変わりつつある。 Akimbo はデバイスも高いし、ラインナップの割にサービス料金が高いように思えるが、TiVo がこれまでと同じハードウェアを使い、無料、もしくは安いサービス料金で提供すればその魅力は一気に増しそうだ。

はっ、Quicktime Movie Store か?

P.S.
またまた、TiVoの話ばかりで申し訳ないが、自分が気になっているだけについつい注目してしまう。

ここ数ヶ月でTiVoは大きく変わるかもしれないので、もう少し付き合ってほしい。


Google Maps の価値

Google が Google Maps にて地図検索サービスを開始した。 試しに、Googleの本社 でも検索してもらったらわかると思うが、地図はとても見易く、地図をマウスでドラッグすると動かせたり、ダブルクリックした場所が真ん中に移動するところなど、素晴しいインタフェースになっている。 Google がまたこういったサービスのレベルを上げてしまったようだ。

GoogleMaps.jpg

アメリカでは Yahoo! MapsMap Quest といったサービスが既に提供され人気を博している。 Google Maps はそれに真っ向から勝負を挑んだ形になるが、何で Google が地図検索? と思う人もいるのではないだろうか?

アメリカでは、全ての道には名前がついていて、Street Number と呼ばれる番号が順番に振られているので、住所から比較的簡単に地図上で場所を見つけることができる。

例えば Google 本社の住所

1600 Amphitheatre Parkway
Mountain View, CA 94043

は、 Amphitheatre Parkway(アンフィシアター パークウェイ) という名前の道の 1600 番という意味になり、Amphitheatre Parkway という道をみつけられれば、自然と Google 本社まで辿りつける。 (現在 何番なのかは道を走っていると建物の前や標識などいろんなところに書いてある) もちろん、会社やお店の場所だけでなく自宅の住所でも同じよう場所を見つけることができる。

これに加え、オンライン検索サイトでは Direction というカーナビのルート検索と同じことをしてくれる機能もあるため、Direction の結果をプリントアウトしておけばカーナビ代わりに使うことができる。そんなこともあって、アメリカでは現在でもカーナビは高級車のオプションといった感じでまだまだ一般的なものではなく、多くの人オンラインの地図検索サービス(をプリントしたもの)や、紙の地図を使っているのが実状だ。

こんなわけで、アメリカでは地図検索サイトは日本の人が思う以上にアメリカ人の生活に密着していて、とても多くの人が集まる。

そして、ユーザがある住所を入力するということは、その辺りに興味があるということで、近辺の情報を提供することでより意味のある検索結果 (および広告) が提供できることから将来が注目されている分野だ。 なので Google が参入したくなるのも自然なことだろう。

現在 Google Maps は Google Local の情報をオーバーラップで提供しているだけ(これはこれで便利)だが、Yahoo! Maps は Yahoo! Local の情報に加え、渋滞情報もリアルタイムで表示する機能ももっている。 この分野に Google がどういった付加価値を加えていってくれるのだろうか楽しみだ。


Mac Media Center プロジェクト

The Mac Media Center Project – Turning Mac Mini into a Media Center
This projects plans to develop a free Media Center application for the Apple Macintosh, bringing togther the power and intuitiveness of the Macs’ built in applications under a simple interface, for use as part of a Home Theatre system.
(このプロジェクトでは ホームシアターシステム用のシンプルなインターフェースの中に Mac にプリインストールされたアプリケーションのようなパワフルで直感的な機能をもたらす、フリーのメディアセンターアプリケーションを開発を行う予定です。)

Mac mini が発表されていろんな人が考えたのが、Mac mini をテレビと接続していろいろしてみたいと思うこと。 Apple も Mac mini のページの中で、「別売のS-Video/コンポジットビデオアダプタを使ってリビングルームのテレビと接続すれば、Mac miniに入れた写真・ビデオ・音楽を楽しめます。」 なんて書いているぐらいで、こういった分野での可能性を探っている感じもする。

そんな中、Engadget.com では今週のHow to 特集として Mac mini をメディアセンターにする方法 を紹介、テレビやステレオアンプに繋げたりする方法を紹介、最後ネットワークに接続された別のPCから VNC を利用して Mac mini をコントロールするという方法が紹介されていた。

けど、この操作方法ではまだまだ初心者には敷居が高いし、第一カッコよくない。
そんな問題を解決するようなプロジェクトとして、 Mac Media Center プロジェクトが立ち上がった。 フォーラムの方ではUI のアイデアイメージが投稿されているがどれもクールでこれが実際に動きだしたらと思うとワクワクしてくる。 Mac mini 向けといっても他の Mac でも動くはずだし、iMac や Powerbook などで実行してみても面白そうだ。

当面は、再生機能を中心に実装されていくようだが、これにテレビ録画機能とか付いてくると、Mac mini は比較的安く、静かで、安定した録画サーバができるようになって面白い選択肢になってくるかもしれない。


EA と セガ のスポーツゲームを巡る仁義なき戦い

ITmedia Games:セガ、米スポーツゲーム開発子会社を売却
セガは1月25日、米国でスポーツゲーム「ESPN Videogames」を開発していた子会社Visual Concepts Entertainmentを米Take-Two Interactiveに売却すると発表した。
 セガは米国向けスポーツゲーム開発から事実上撤退、今後はTake-TwoがESPNシリーズを開発販売し、セガは日本を含むアジア地域でTake-Twoソフトの一部を受託販売する。

ガーン。

オレの好きな ESPN NBA 2K シリーズを販売していたセガが、その子会社で開発を請け負っている Visual Concept を手放し、スポーツゲーム開発から撤退してしまった。

新型PS2 を入手 のエントリの最後に、エレクトロニックアーツ (EA)社とセガのスポーツゲームに関する話を少し書いたが、すごい話になってきたのでまとめてみようと思う。

アメリカで一番人気のスポーツは NFL (アメフト)。

エレクトロニックアーツ (EA)社はそのアメフトを題材に超有名解説者 John Madden (ジョン マッデン)と組んで Madden NFL というゲームをリリース。 アメフトゲームの定番として定着し、スポーツゲームにおけるその基盤を作った。 その後、EA スポーツとして NBA(バスケ), NHL(アイスホッケー), MLB(メジャーリーグベースボール) といったスポーツゲームシリーズを展開しスポーツゲームと言えばEAと言われるような存在となった。

一方、セガはソフトの種類の少なかったドリームキャスト用のスポーツゲームということで、2K シリーズを自社で開発、販売しドリームキャストユーザに好評だったところからスタート。 ドリームキャストが生産中止になってからは2Kシリーズは PS2 や Xbox などに移植された。 その後はスポーツ専門のケーブルチャンネルである ESPN と提携し有名解説者の解説を入れたり、昨年発売された シリーズ6作目となる 2K5 シリーズは $19.99 という挑戦的な値段で発売するなどといった努力によって、スポーツゲームで40%のシェアを獲得するなどその存在感を増していった。

セガが好調になってくるのが気にいらないのが EA。

いろんなところで2Kシリーズの邪魔をしはじめた。

まず、アメフトを管理するNFLと、今後5年間 NFLのアメフトゲームを独占的に作る契約を締結。 これによって他のメーカはNFLのチームや選手を利用したゲームを作ることができなくなってしまった。 そして、NBAとも同じような独占契約を結ぼうとしていたという話も噂された (EAは否定しているという話もあるが…)。 結果としてはNBAは「EA との独占契約は市場を狭める可能性がある」ということでうまくいかなかったらしい。

EAは次に 2Kシリーズが提携している ESPN へ提携を提案し、なんと15年契約を結んでしまう。 これにより 2Kシリーズは ESPN の名前と、有名な解説者なども使えなくなってしまった。

こうした結果から、イチバンの稼ぎ頭であるアメフトのゲームが販売できなくなり、ESPNというメジャーブランドも使えなくなったことからセガはスポーツゲームからの撤退を発表したという流れのようだ。

セガのスポーツゲーム部門を引き受ける Take-Two という会社は先日、2006年から MLB のゲームを製作する独占契約を結び、2K Sportsというブランドを立ち上げたようにスポーツゲームに力を入れようとしている会社とのこと。 今回の買収により、NBA 2K シリーズの継続などでシリーズの拡充を図ってくれることを期待できそうだ。 となると、またEA とぶつかる日も来そうだなぁ。

それにしても、マイクロソフトといい、EA といい、アメリカの会社はなりふり構わずライバルを叩き潰してくるなぁ。 ビジネスとしては正しいのかもしれないが、ユーザから、はたまたエンジニアとして見ると、お互いが切磋琢磨してより良いゲームを作ってその質で勝負して欲しいなぁという気持でいっぱいだ。

参考:

Slashdot | ESPN And Electronic Arts Sign 15-Year Deal
“Electronic Arts has dealt another blow to rival Sega by signing a 15-year agreement with ESPN, giving the publisher exclusive video game rights to ESPN branded material.
(エレクトロニック アーツ社はライバルのセガをやっつけるため ESPN と、ESPN放送の資料を使ったビデオゲームを15年に渡って独占的に使用できる契約を結んだ)


TiVoToGo がやってきた

Updating.jpg TiVoの将来についてイヤな話もあるが、エンジニアから見て TiVoのすごいところは技術的に難しいことを、できるだけ簡単な形で提供するそのパッケージングにあると思う。 そのTiVoが放つ、最新のサービス TiVoToGo がやっと我が家でも使えるようになった。

このサービスは、ハードディスクレコーダーであるTiVoが録画したテレビ番組を PC にコピーして見られたり、DVDに焼けるようにするというサービス。 ユーザは追加料金なしでこの機能を利用することができる。 およそ1年ほど前に発表され、オレもエントリとして取り上げたが、録画データをPCにコピーできるというので、海賊行為などを心配するテレビ局などから猛反発をくらったようで、その調整や仕様変更の末ようやく今年のはじめ、1/3 にサービスインが発表された。

「発表された」と書いたのは、TiVoToGo を使うためには、TiVoデバイスのソフトウェアを新しいバージョンにアップデートする必要があるのだが、アップデートはWindows のパッチなどと違い自分からダウンロードするのではなくTiVo社にあるサーバーが選んだいくつかのTiVoデバイスに配信されていくという方式になっていたから。発表はされたが実際に使えるようになったのはほんの一部、多くの人は待ちぼうけをくらわされていた。 こうやってアップデータを少しづつ配信することによって、TiVo社はサーバに負荷がかからないようにしたり、問題があったときのサポートの体制を整えられるというメリットがあるのだが、ユーザからしてみると、いつ届くかわからないソフトウェアを待つことになりあまりうれしくない。

といった経緯のあと、昨日の朝、アップデータがうちのTiVoにもようやく届き、試すことができた。

まず、番組の転送は、下のスクリーンショットにある TiVo Desktop というTiVo社が無料で配布しているソフトを使ってダウンロードする。 インストールが終わると特別な設定はほとんど必要なく、自動的にTiVoデバイスを見つけてきたのはすごい。

ダウンロードしたデータは .tivo という独自の拡張子のファイルに保存される。 Codec は MPEG2 だが、暗号化されていて、再生する前に毎回、パスワードを入力する必要がある。 そのしくみに Windows Media を使っているため、Windows Media Player および、その再生機能を使ったソフトでしか再生できないようだ。
また、MPEG2 の Codec は Windows Media Player にはプリインストールされていないので、どこかから手に入れなければならない。 TiVo社のウェブサイトでは確認のとれた有料の Codec のリストが載っているが、オレはこの掲示板 の情報をもとにフリーのCodec を使用し、問題なく見ることができた。

スクリーンショットにある Iron Chef America (先日放送された 料理の鉄人のアメリカ版) の60分番組が900MB というサイズになっていて、これをダウンロードするのに、うちの 802.11b のネットワークでなんと 1時間45分ほどかかった。 完全にダウンロードするまで再生できないので、急にこの番組を見たいと思っても見られないのはちょっとツライところだ。 妻からも「ネットワーク遅っ」 と言われてしまうぐらいだったので、出かける前や、夜寝る前などにまとめて仕掛けておいた方がよさそうだ。

DVDを作成するためには今のところ MyDVDというソフトウェアを使うしかないらしい。 このソフトはどうなんでしょう? 選択肢が他にないのはちょっと残念。 オレはまだ試していないが、トランスコーディングに時間がかかるといった不満も掲示板に書かれていた。

他のブログなどではとにかく時間がかかるという不満の声が結構書いてあったが、 あまりにも待たされただけに、想像や期待だけが膨れ上がり現実とのギャップができてしまったのではないだろうか。 MPEG2 はもともとTiVoが録画に使用しているフォーマットで、画質は比較的よいが、ファイルサイズは大きいし、処理にも何かと時間がかかってしまうのは一般的な話なのでオレはこんなもんだろうと納得している。 そして、初心者でもできそうな簡単なしくみでコピーでき、しかもそれが違法コピーにはできないようなしくみをこういう形で提供できたのはさすがと評価したい。

TiVo は今後、Mac OS X でのサポートや、PC/Mac 上のファイルを TiVo へ送信する機能など、 まだまだ TiVo, TiVoToGo は進化していくようだ。 期待して待ちたいと思う。 がんばれ TiVo!


iHome 売ります

eBay item 5156495185 (Ends 15-Jan-05 12:46:51 GMT) – iHome – Genuine cardboard fake as seen on the internet!
Yes, this is your chance to buy the famous iHome fake! As seen on Appleinsider.com, Macosrumors.com etc etc. This dummy Mac has been lovingly created from a real cardboard iBook box. Fake product shots were painstakingly mocked up and printed out on an epson before being carefully sellotaped to the box. The whole thing took actual minutes to create and it can now be yours – a real collectors item. (please do not get wet)
( そう、今がAppleinside.com や Macosrumors.com などのサイトに出ていた有名な iHomeフェイクを買うチャンスです! このダミーMacは 実際の iBook の箱をもとに愛情をもって作られたものです。 ニセモノの筐体写真は慎重に作られ、箱にセロテープで丁寧にくっつける前にエプソンのプリンターを使ってプリントされました。 作成には手間がかかりましたが、すべてあなたのものです – まさにコレクターズアイテム。 (濡らさないでください))

Engadget.com から。

このサイトでもネタにとりあげたiHome というデバイス。

Macworld Expo が始まる前までは「これが $500 Mac か?」といろんなオンラインサイトで話題になったが、その iHome が噂の真相とともに イギリスの eBay でオークションにかけられた。Centre のスペルから噂されたようにやはりイギリス人の手によって作られたようだ。

もちろん iHome は 動作するコンピュータではなく、なんと iBook の箱にプリントした iHome の絵をセロテープで貼っただけのとても原始的な作りだったようだ。 Photoshop で写真を合成したモノじゃなかったとはちょっと驚き。 オークションは結局誰も Bid しなくて終わったので、このオークションが本物なのか、売り主が iHome の噂の首謀者なのかわからないが、噂のデバイスの真相がこういう形で出てくるのは珍しい話だ。

でも、これからどんどん手の込んだこういった嘘が出てくるんだろうなぁ。


Macworld Expo SF 2005 観覧記 その5 – その他気になったモノ編

観戦記の最後。 その他気になったモノなどです。

左の写真では何かかわからないかもしれないけど、equinux というメーカから発売されている iSale というソフトのデモの様子。 Apple の iLife アプリケーションに似たインタフェースで、何と eBay で簡単に出品して、モノを売ることができるというソフト。 eBay はアメリカでは Yahoo! オークションを抑えて、シェアナンバーワンのオンラインオークションサイト。 オレもセリ落したことはあるが、出品するのはメンドウそうでしたことがない。 「iSale はそんな人のためのソフトです」と言われて妙に納得してしまった。

コンピュータ系の出版社として有名な O’Reilly のブースで Hotwired でも紹介された、『シリコンバレーでの革命:マック開発をめぐるとんでもなく素晴らしい物語』(Revolution in the Valley: The Insanely Great Story of How the Mac Was Made) を発見。 買おうかと思っていた本だったので、ペラペラとめくっていたら店員が、声をかけてきた。
「1時から著者の講演があるわよ」
「え、アンディ ハーツフェルドが来てるの?」 とオレが聞くと
「ほら、そこに」 とふりかえると彼の姿が。


アンディ ハーツフェルド(左)

もうびっくり。 というわけで、本を即買いしてサインもらっちゃいました。 忙しいなかサインをせまる購入者(オレもその一人)にニコニコしながらサインをしてくれた彼に感謝です。

6メガピクセル、動画も音声も撮れて、MP3も聴けてなんと $269 とおっちゃんの威勢よい客引きに人が集まっていたのがココ。 Supercam という、先日のCESでアメリカ販売を開始した製品のようだ。 たしかに値段は魅力的で衝動買いしちゃいそうなんだけど、説明をよくよく聞いてみると撮れるビデオは DVD画質相当の MPEG4 AVI, 音声も WAV ファイルとめちゃめちゃWindows寄り。Macworld Expo だけど大丈夫なんだろうか? しかも、このあと $699 で全米発売予定とあおっていたが、オンラインでも $269 で売ってるし…。

個人的に今年一番ウケたのはこの製品。
ilugger.com が販売している、液晶一体型 iMac G5 を持ち歩くためのカバン iMac Bag だ。 昔 SE30 とか運ぶカバンとかあったなぁと懐しみながら、この人たちは Mac mini をどう思うんだろうなどと考えてみたり…。

Apple 元気だと客も元気で、会場もいい雰囲気だった気がする。 iPod を持っていない自分にとっては昨年は Apple にがっかりさせられたことが多かったが、今年は面白い年になりそうだ。 そして、来年はどうなっているんだろうか?


Macworld Expo SF 2005 観覧記 その4 – どこでもiPod編

今年は Mac mini のおかげでコンピュータとしての Apple が復活してきたような感じだが、会場の主流は昨年の爆発的な人気を受けて iPod に関連したものが目立った。 iPod に取り付けて、ミニステレオみたくするスピーカはもういたるところに、さらにこんなところでも聞けるような仕組みも…。

家の中

車の中

水の中

もうどこでも iPod 。 家の中で使うための iPort という製品は、壁に iPod をセットするような部分を作って、壁にスピーカやコントローラを仕込むなんて、家のリフォームとかも Do it yourself で自分でやってしまうアメリカならではの製品じゃないだろうか。

水の中で使うためのケースは Lili pod / Lili mini という製品で、防水加工+アンチショック用のケースになっている。 ヘッドフォンは大丈夫かと思ったら、別のメーカから Water Resist のモノが出ているのでそれを使えば OK とのこと。 そんなヘッドフォンを売ってるとは知らなかったのでちょっとびっくり。 ダイバーはこういうので音楽聞きながらダイビングするのでしょうか?

車は基調講演でもいろんな車メーカが対応していくと発表があったようにとてもにぎやか。

特にメルセデスは、ハンドルにコントローラが付くのはもちろん、インパネに曲名が表示されるといった小技に感動。

メーカ純正で対応されない場合でも、Dension というところから車載キットが展示されていた。

これまでLPからCDへ、もしくはカセットからMDへという変遷を目にしてきたが、いままさに次の変遷を目の当たりにしているのかもしれない。