Category: 03 コンピュータ

Mac OS X 10.4 Tiger 発売レポート

4月29日は全世界で Mac OS X 10.4 Tiger が発売された。

発売は時差の関係で日本が一番早かったようで、そのときの大行列の様子は Apple のウェブサイト でも紹介され、アメリカのお祭ムードをいっそう盛り上げていた。

金曜日の夕方6時というのは多くのアメリカ人にとっては仕事時間も終わり、週末モードへと入るいい時間。 オレも仕事を早めに切り上げこのイベントを見に行ってみた。

向かったのは Apple Store の中でも比較的初期にオープンした Apple Store Palo Alto 店。 午後5時45分ぐらいに着いたら下の写真のような行列。 だいたい200人程度といったところだろうか。 銀座店には及ばないが、このあたりには San Francisco/Burlingame/Stanford(Mini Store)/ Santa Clara/San Jose と Apple Store がいくつもあることを考えると結構集まっている方だと思う。

午後6時発売というスケジュールなのでお店はどうなっているのかと思ったら発売に備えクローズ。 この後やって来る嵐の前に打ち合わせを行なっていた。

そして6時過ぎに発売開始! 相変らずのバカ騒ぎだ。
ビデオブログを意識して店がオープンする瞬間をムービーにしてみた(要 Quicktime)。

オープンするとあっという間に店は満員に。

オープンの様子を撮影してから入ろうかと思っていたが、外には入り切れなくて待っている人の行列がまだまだ続いていたのであきらめてしまった。 つまり、まだ Tiger は手に入れていない(笑)。

オレは Mac OS X 10.3 (Panther) は見送っていたので今回の Mac OS X 10.4 (Tiger) は買おうと思っているのだが、唯一の心配は多機能になったことでうちの iMac (G4 700MHz, Mem 512MB) で遅くて使いものにならないかという点。 Macworld Expo SF では「速くなっている」と Apple の説明員は言っていたが疑問は残る。 なので、また Apple Store に行って最低スペックの iBook あたり(それでも G4 1.2GHzなんだけど)で操作感を確かめてからにしたいと思っている。

もし、同じようなスペックのMacに Tiger をインストールした方がいれば体感速度はどんな感じか教えてください。

そうそう。 Amazon.com は 7/1/2005 までの期間限定で $35 のメールインリベートによる割引があるようだ。 アメリカに住んでいる方はそれをうまく使えば結果的に $94.99 で買うことができる。 (メールインリベートに関しては以前のエントリをどうぞ)


ビデオブログの将来はどっちだ?

ネットスケープの創業メンバーら、TivoとBitTorrentを融合 – CNET Japan
Netscapeの立ち上げに携わったMarc AndreessenとMike Homerがベンチャービジネスに戻ってきた。2人は今回、テレビやラジオ番組のほか、一般の人が作成したコンテンツを配信/閲覧できるTivo似のオンラインネットワーク「Open Media Network」を開設した。

これまで、コンテンツ配信システムというのはあまり興味がなく見てこなかったが、TiVo という言葉につられて試してみた。 アプリケーションは少し重く、スクロールの部分などまだバグがあるようだが、コンテンツの取得、管理、再生に必要なものを一つのアプリケーションの中にうまくまとめていると思う。

特に、”TiVo似”と言われるのがシーズンチケット (Season Tickets) という機能。 これは、ある作成者のコンテンツが面白いと思ったときにシーズンチケットに登録しておくと、同じ作成者が作った新しいコンテンツを自動でダウンロードするというもの。 ビデオレコーダーでは一般になった機能だがこの機能がオンラインコンテンツでも使えるようにしたという点で興味深い。

しかし、見たいと思うようなコンテンツがなかなかみつからないという問題も…。
流行りつつあると言われているビデオブログ(Vlog)にしても、編集すらしていないものが多く、素人投稿ビデオの枠を越えらていないという印象だ。 裏を返せば、これぐらいのレベルならオレでも何か作れそうな気がする。 例えば、Apple Store Burlingame Grand Openingのエントリの中でオープン時の動画を公開しているが、この延長みたいな感じでイケそうではないだろうか。 甘い?

一番の問題は、テキストではなく映像では人が出てこないと、つまらない映像になりがちということだろうか。 かといって自分が出演したり、ナレーションを入れたくもないし。 ゴノレゴみたいに合成音声とか使えるかな。 というか、このFlash職人の作品たちも一種のビデオブログみたいなものじゃないか?

Google もビデオアップロードのしくみを用意したり、この Open Media Network も動きだした。 まだ難しいことも多いし、映像にして面白そうな対象や出来事がなかなか見つかないといったことはあるが、いずれノウハウがたまることで解決していきそうな気がする。

個人的にはこのビデオブログ、テキストブログまではいかないにしてもある程度はブレイクしていきそうな気がしているのだが、みなさんはどう思います?


アイコンの歴史

GUIdebook > Icons > Components
This is a chart of icons from various interfaces.
(これは、いろんなインタフェースからとりだしたアイコンの一覧です。)

アメリカのSlashdotでしばらく前に紹介されたページ。

紹介されたときにアクセスが集中して見られなかったが、最近は落ちついてきたようだ。

あらためて見てみると、いろんなOSのアイコンが並んでいて面白い。 個人的に始めて使ったのは Mac の System 7.1、Win では 3.1 だったかな。 今思うと、当時のアイコンはシンプルでした(笑)。

最近は、色数をいっぱい使い、細かいところまで描きこまれていて、見ていてスゴイとは思うけど、もう絵心のない自分には作れない。 せいぜい写真から色数を落として作るとか、そんな感じになるんじゃないかと。 それも寂しいなぁとちょっと思ったり…。

このサイト、アイコンだけじゃなくサウンド、起動画面、デスクトップのスクリーンショット、リリース時期の年表なども置いてある。 インタフェース好きにはたまらないのではないだろうか。


MegaBox – テレビ放送をネットで中継

スーパーサット、海外放送をネットワーク経由で視聴できる「MegaBox」
スーパーサットとアトラスは、Webサイトの閲覧や海外のテレビ放送の視聴が可能なセットトップボックス(STB)「MegaBox」を4月より販売する。オープンプライスで、店頭実売価格は39,800円前後になる見込み。

また、おもしろそうなサービスが登場した。

海外で放送されているテレビ番組を専用のセットトップボックスへ向けて配信するというモノだ。 40,000円ほどの端末に、月1000-2000円程度の月額料金と、少々お金はかかるが、テレビ放送のデータをサーバーにアップロードし、そこから契約された端末へ再配信するというその仕組みは興味深い。

現在は、中国や台湾、韓国、オーストラリアのテレビ局を中心にしたラインナップで、個人的にはどうしても観たいというほどの魅力があるわけではない。 テレビ局とは正式なライセンス契約を結ぶなど、手間はかかるがしっかりした仕組みになっているので、今後チャンネルが増えていくことを期待したい。

日本やアメリカの一般的なテレビチャンネルからライセンスを取るのは難しそうだが、アメリカでは MTV, CNN を始め、衛星放送やケーブルテレビ向けにたくさんのテレビ局が存在している。 こういったところと契約をするだけでもラインナップは増えていきそうだ。 ゆくゆくは、スポーツ中継(特にNBA…)とかやってもらえるとうれしいんだけどなぁ。


パソコンテレビ新時代の幕開け

パソコンテレビ「GyaO」
”GyaO”では、「VoD(ビデオ・オン・デマンド)」技術を利用することで、視聴者は時間枠にとらわれない自由な番組編成が可能です。また、ブロードバンド環境とパソコンさえあれば、受信料、利用料など一切、無料。つまり、”GyaO”は、「個人のタイムマネジメント」に合わせて利用(視聴)できる、パソコンで見る完全無料ブロードバンド放送なのです。

USEN が日本時間の 4月6日より開始したパソコンテレビ「GyaO」

どうせ大したコンテンツじゃないだろうと期待せずサイトを訪れるともうびっくりのラインナップ。

ドラマでは「冬のソナタ」、映画では「CHICAGO」、アニメでは「あしたのジョー」 などとオンライン用に制作されたあまり興味のないコンテンツ(失礼)ではなく、多くの人が見たいと思うようなコンテンツが用意されている。 コンテンツの利用料はとらず、広告で収入を得ようとしているところも評価したい。

オープン初日、まだベータ版ということでこのエントリを書いているときはニュース以外はデモ映像だけで、ストリーミング放送をうまく見ることができていないが、システムが本格的に稼働しだしたら毎日チェックしたくなりそう。

GyaO 内でコンテンツの多くはUSENの子会社であるギャガコミュニケーションズ が提供しているとのこと。 やはりこの時代、コンテンツを持っているというのは大きな強みになるのだろうか。

ライブドアが「通信と放送の融合」を掲げ世間を賑わしているが、GyaO を体験してみるとインターネットというのは、テレビ(1次)、ビデオおよびDVD(2次)、に続く、第3次のコンテンツ利用のメディアとしてとても有望だと感じる。 そのうち、インターネット上で面白いコンテンツができて、逆にテレビに進出ということも考えられる。

奇しくも Google が ユーザからの投稿ビデオ映像をアーカイブというニュースも流れ、Google のような企業までもが次の宝の山を当てようと動きだしている。 今は無いに等しいビデオコンテンツの価値が今後上がるかどうか興味深いところだ。

GyaO で一つ残念なのは DRM付きの Windows Media のためPCでないと映像が見られないというところ。 やはりテレビの大画面で見たい。 今後必要なのは Media Center Edition のような PC なのかなぁ。


スパイウェア対策は十分ですか?

Anti-adware misses most malware
Now that 80% of home PCs in the U.S. are infected with adware and spyware, according to one study, it turns out that nearly every anti-adware application on the market catches less than half of the bad stuff.
(今やアメリカの家庭にある80%のPCがアドウェアやスパイウェアに侵されている、ある研究によると、市場にあるほとんどのアンチスパイウェアソフトがこの悪いヤツらの半分以下しか捕まえられないことがわかった)

オリジナルの研究結果(英語)は昨年の物で、少し古いネタではあるけど、自分が知らなくてびっくりしていたので紹介。

オレは普段フリーウェアの Spybot S&D を使っているが、このソフトは数あるスパイウェアの中のたった33%しか駆除できないらしい。 パターンファイルにいろいろ登録されているようだし、実際スパイウェアを発見してくれていたのだが、この数字にはちょっとショック。 引用した記事によると、もっとも駆除できるソフトは Giant AntiSpyware というソフトで、奇しくもマイクロソフトが自社でアンチスパウイウェアソフトを提供するために買収した製品だった。

製品によって得手、不得手があるようで、結果として複数のアンチスパイウェアソフトを並行して使うことで最大限の効果を得ることができるらしい。 この引用した記事の中のおすすめは、

  • Giant AntiSpyware (もしくは Microsoft AntiSpyware beta)
  • Webroot Spy Sweeper
  • CWShredder

とのこと。 調査されたソフトの中に、日本製のソフトなど海外のソフトが入っていなかったためこれがほんとうにベストな組み合わせかはわからないが、少なくとも複数のアンチスパイウェアを使って発見したり、駆除したりする必要がありそうだ。


TiVo は日本で成功するか?

ヘッドライン :ITビジネス&ニュース
米国でテレビ番組の自動録画サービスを手掛けるティーボ(カリフォルニア州)は来年にも日本市場に参入する計画を明らかにした。低価格のハードディスク駆動装置(HDD)レコーダーとインターネットを活用した録画サービスで、日本の家電メーカーやケーブルテレビ(CATV)会社との提携を検討しているもよう。米国では300万人の利用者を獲得しており、日本も有望市場とみている。

うーん。 時期遅しという気がしなくもないが…。

というのも、

  1. すでに、いろんな家電メーカから同類の製品がいっぱい出ている。
  2. TiVoのウリである、簡単なユーザインタフェース、自動的に番組を録っていく機能が日本のテレビ事情にあっていない。 (日本のユーザは同じようなモノを並べたときに高機能なものを望む傾向がつよく、番組数の少ない日本では自動的に録る機能もあまり有用にならない)
  3. iEPG, ADAMS などテレビ番組表配信システムが整っている。
  4. 日本人はサブスクリプション方式に抵抗がある
  5. アメリカと違って、ケーブルテレビ会社が地域毎に分散しているためそれぞれに契約していくと時間と手間がかかる。

だから。

TiVo は、

「毎月いくらか払ってもいいが、本体価格を安く済ませたいと思う人が多い」
「ケーブルテレビ、衛星放送の契約者が多く、チャンネルは100近く(契約によっては100以上)あり、どこで何やってるかなんて追えない」

というアメリカならではの文化と生活スタイルにとてもマッチして人気の出た製品だ。

家電メーカとの交渉を早くから進め、ソフトウェアはTiVo製というのを定着させられれば話は違ったかもしれないが、既に家電メーカ各社からいろんな機能をもったハードディスク/DVDレコーダが出てしまった以上、TiVoのシステムにわざわざ乗り換えてくれるメーカはほとんどないだろう。 日本のように半年毎に新製品を出す短い製品サイクルもTiVoにとっては逆風だろう。

リストの最後に挙げたケーブル会社との契約、もしくは衛星放送会社との提携を地道に進め、セットトップボックスに組み込むというのが一番ありえそうな選択肢だろうが、手間をかけるに見合う売り上げがあげられるかどうか…。

「優れたユーザインタフェースに洗練された機能」と「無骨でも最新モデルは何でもありの多機能」、という対比は、ちょうど Mac と Windows のような関係かもしれない。 TiVo も日本である程度の評価は受けるだろうが、他メーカのデバイスと比べると機能が劣るところがあるため、メジャーにはなれないのではないだろうか。 そう考えると、アメリカでは Windows となるような存在が出てこなかったためがラッキーだった。

というわけで、このままアメリカと日本の文化の違いを理解せず(対策もせず)参入しよとしても失敗すると思う。 これは最低限の参入条件だろう。 オレはTiVoを使ってて好きだし、日本でも普及して欲しいと思ってるので日本に参入するのならシステムに大きな変更をしてでも日本にあったものを提供してもらいたい。

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すごいぞ! StationRipper

Passion For The Future: iPod shuffleとStationRipperでチープでリッチな音楽生活
StationRipperは海外のストリーム放送(ShoutCast)をMP3として録音するフリーソフト。アプリケーション内の番組表(StationRipperPortalやstreamGuide、ShoutCastなど)から聴きたいジャンルのラジオ局を選んで、視聴しているママをMP3で保存することができる。同時に2局を録音可能。洋楽メインだがJpopのチャンネルもある。

ShoutCast というのは WinAmp を開発した NullSoft が作った、MP3データをストリーミングとして流すシステム。 1箇所のサーバからいろんな人へ、音楽を流すところがラジオに似ていることから、インターネットラジオと呼ばれることも多い。

このShoutCast は WinAmp を始め、 iTunes といったソフトで聞くことができるが、これらのソフトでは、聴くだけでストリームを保存することができない。 StationRipperはこのインターネットラジオデータを保存してくれるというモノだ。 こいつはほんとすごい。

海賊行為に繋がるという懸念はあるかもしれないが、インターネットラジオの音楽は よくて 128kbp、 ほとんどは 64kbps 以下といった比較的音質の悪いものが多い。 しかも、普通のラジオのようにクロスフェード(曲の終わりと次の曲の始めが重なる)がかかるので、1曲としては少し不十分なところもあるし、個人的には、ここで聴いて本当に気にいったらCDを購入という流れに繋がるいい宣伝になると思う。 これまで、試聴する方法がなかったため、仕方なくCDを買ってみて「失敗したー」ということがなくなる分売り上げは落ちるかもしれないが、これはある意味自然なこと。 StationRipperで録音したもので満足したらその程度のものだったということではないだろうか。

アメリカに住んでいると、テキストでもある程度理解できるニュースはともかく、音楽、テレビといったエンターテイメント系の情報はままだ手に入りにくい。 逆に、日本に住んでいる人はアメリカやイギリスのヒットチャートや、特定のジャンルに特化した音楽を聴こうと思うとあまり手段がないわけで、StreamRipper がこの助けになることは間違いないだろう。

さて、ソフトは英語だし、組み込みのブラウザを利用していたりして少しクセがあったので使い方を紹介。


(画像はクリックで拡大)

起動直後の様子。 StationRipper Portal ページが表示される。 おすすめインターネットラジオ局ということだが、情報量が少なくてイマイチ。 もっとたくさんの情報を得るために赤丸のところにある Shoutcast というリンクをクリックして Shoutcast ポータルへ移動する。


(画像はクリックで拡大)

Shoutcast ポータルを少しスクロールすると、インターネットラジオ局検索ボックスがあるので、そこに検索したいテキスト(JPOPなど)を入力して Go ボタンを押す。


(画像はクリックで拡大)

検索結果が表示されるので、 Tune In! ボタンを押すと録音開始。

録音したファイルの保存場所は View メニュー の中にある Options メニューアイテムを選択するとでてくるダイアログの中で指定できる。 録音したデータは1曲づつのMP3ファイルになるところがうれしい。 レジストレーションする前の StationRipper は同時に2つまでのインターネットラジオ局を録音できる。


おすすめ JavaScript リファレンス

仕事やプライベートでいろんなプログラミング言語を使っていると、どうしても文法などがこんがらがってくる。 これはもう仕方がないと徹底して覚えることはあきらめ、適宜プログラミング リファレンスのサイトなどを参照するようにしている。

最近はペーパーケース の開発もあって、 これまであまり使ったことのなかった JavaScript と格闘している。 そんななか、JavaScript に関しては先日、ネットを探していたらいいものを見つけたので紹介したい。

といっても、残念ながらオンラインサイトの情報ではなく、 Visibone という会社が販売している JavaScript Card というモノ。 JavaScript の基本文法といったものが、8.5インチ x 11インチ (アメリカでA4の代わりに使われる Letter という紙のサイズ)の紙にびっしりと書かれ、ラミネート加工されてまとめられている。

実際どんな感じで書いてあるかは商品サイトにあるサンプルを見てもらいたい。 もちろん、英語で書かれているが、スペースの都合で説明を省略するため、ほとんどは JavaScript を実際に記述することでまとめてあるので英語がわからなくてダメという人(特にプログラマー)にもやさしい作りになっている。

内容は、
ページ1 は JavaScript の基本クラス。
ページ2 は JavaScript のオブジェクト、および文法。
ページ3 は JavaScript から操作可能な DOM関連の情報
ページ4 は JavaScript で使える正規表現

たった4ページだが、リファレンスとしての用途としては十分。 逆にページが多くてもどこに何が書いてあったかわからなくなってしまうので、これぐらいがちょうどいいと思う。 残念ながら Ajax のキモとなる XmlHttpRequest() をはじめとした、組み込み関数の紹介が抜けているのが残念だが、JavaScript 入門者やたまにしか使わない人のリファレンスとしておすすめしたい。

オーダーはオンラインからできて、日本にも発送してもらえる。 (一番安いエアメールの場合で $6.20 かかる)

他にも、HTMLやCSSのリファレンスや、もっと大きいサイズや小さいサイズなどいろいろ取りそろえているので、Web開発をはじめようという人は Visibone のサイトを一度じっくり見てみてはどうでしょうか?

RefAndIWatch.jpg
手元にあった Internet Watch と比べるとこんな感じの大きさになる

JavaScript に関してはこちらもどうぞ。
JavaScript Debugger って便利


Energy Blue (Royale) テーマを Win XP に適用する

海外のサイト(URLは失念)に載っていたスクリーンショットに使われていた、Windows XP の Luna テーマに Aqua (Mac OS X) のような瑞々しさを追加したようなデスクトップテーマ。 Luna のキツかったところをやわらかくなるように進化させたような感じで、一発で気にいってしまった。

次期OS である、Longhorn のモノなのかなぁと思いながらもいろいろ探していたらようやく見つけることができた。


(クリックで拡大)

名前は Energy Blue というもので、Microsoft が Windows XP Tablet PC Edition 2005 向けに無料で公開しているデスクトップテーマだった。 付属のインストーラでは Table PC ではない普通の PC にはインストールできないようになっているが、インストーラの動きを解析して、手動でインストールする方法が公開 されていた。

この通りにやったらうまくいったので紹介

  1. Microsoft のサイトよりEnergy Blue のテーマをダウンロードする
  2. ファイルは .exe という拡張子になっているが、WinZip, Lhaz といったツールで解凍できるので、適当なフォルダにファイルを解凍する
  3. c:\WINDOWS\Resources\Themes の下に、次のフォルダを作成する。
    • royale
    • royale\shell
    • royale\shell\homestead
    • royale\shell\metallic
    • royale\shell\normalcolor
    • royale\shell\Royale
    • royale\wallpaper
  4. 解凍したフォルダにある royale.theme ファイルを c:\WINDOWS\Resources\Themes の下にコピー
  5. 解凍したフォルダにある royale.msstyles ファイルを c:\WINDOWS\Resources\Themes\Royale の下にコピーする
  6. 解凍したフォルダにある shellstyle.dll ファイルを royale\shell の下にある4つのフォルダ(royale\shell\homestead, royale\shell\metallic, royale\shell\normalcolor, royale\shell\royale)の下にコピーする
  7. 解凍したフォルダにある energybliss.jpg ファイルを royale\wallpaper フォルダにコピーする
  8. コントロールパネルから ディスプレイ を開くと、テーマの中に Energy Blue というエントリが表示されるので、それを選べば Energy Blue テーマが使えるようになる

XP もリリースされてすでに3年。 たまには見た目をリフレッシュして、新鮮な気分で作業してみてはいかがでしょうか?

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