Month: October 2004

JavaScript Debugger って便利

最近知ったんだけど、Mozilla シリーズで動作する JavaScript Debugger
オリジナル開発サイト (日本語訳) がとっても便利だ。

昔はブラウザに付いてきたが、最近のリリースでは Extension (機能拡張) となっていて、

Firefox の場合、下の mozilla update のサイトから
http://update.mozilla.org/extensions/moreinfo.php?id=216&vid=512

Mozilla/Netscape の場合、作者のサイトから
http://www.hacksrus.com/~ginda/venkman/

xpi ファイルをダウンロード/インストールできる。

使い方はカンタンで、JavaScript をデバッグしたいページをブラウザで開いた状態で、Tools メニューにある JavaScript Debugger (Mozilla/Netscape の場合は Tools -> Web Development を選ぶ) と JavaScript Debugger を起動することができる。

起動した JavaScript Debugger には、現在ブラウザに表示されている各ページと、そのページが利用する JavaScript の一覧が表示されるので、デバッグしたい JavaScript を探して、その左側をクリックしてブレイクポイントを設定しておけば、その箇所へきたところで JavaScript の処理が止まるようになっている。 ただし、onClick=”return false;” といったHTMLタグの中に書かれている JavaScript ではブレイク設定ができないようだ。

下のスクリーンショットは 最近書いた MT コメントスパム対策の JavaScript のデバッグをしているところ。 左側にファイル、変数、ブレイクポイントのリスト、右側にデバッグ中のソースが表示される。 他にもデバッガを使ったことのある人ならそんなに違和感なく使えるのではないだろうか?

JavaScript Debugger に表示されない場合はスクリプトやHTMLページに問題がある場合がある。 そんなときは JavaScript Console を起動するとエラーやワーニングが表示されるのでどこに問題があるか知ることができる。 これも便利だ。

2011年現在、もっと便利なツールがいっぱり提供されている。

Firefox 系なら Firebug

WebKit (Safari, Chrome) 系なら内蔵の JavaScript Debugger(紹介エントリ)

IE なら IE8以降は JavaScript Debugger が内蔵されている。(紹介エントリ)


田臥、全米テレビデビュー

昨日行われた、Phoenix Suns VS Sacramento Kings 。

予告していたように ESPN という全米ネットのスポーツ専門チャンネルでの生中継が行われた。 登場と同時に ESPN も田臥をカメラで映しまくっていた。 そんなテレビの映像をデジカメで撮ってみた。 タイムアウトになってベンチに戻りスコアボードを確認する田臥。

そして、こんなキャプションも。

ロスター入りを目指す(Case for making the team はこんな感じか?)
– プレシーズン 14.7分, 1.3点
– NBA 初の日本人プレイヤーになろうとしている
– Suns は既に彼のジャージ(ユニフォーム)を店で売っている

試合は前半から圧倒的に Suns 優勢。 前半での田臥の出番は無かったが、4Q 残り7分を切り点差が30点差となったところで田臥の登場。 試合はもう2軍どうしの戦いという感じになってしまい、緊張感のないダレた試合になってしまった。 田臥もいいパスを出してゲームメークをするような余裕もなく、シュートも入らずとこれまたいい所なし。 せっかくだからここでキラリと光るものを見せておけばよかったんだが…。

田臥にとってのグッドニュースとしては、第3のポイントガードのポジションを争っていたベテランHoward Eisley (ハワード アイズリー) が バイアウト(現在の契約をチームに買いとってもらいFAになる)によってSunsを解雇となった。 これにより、Suns には田臥の存在価値がグッと上がったことになる。 ベンチ入りできるかはまだ微妙だが、このまま開幕を迎えられることはほぼ確実だろう。 ジャージ売ってるぐらいだし。

それにしても、Suns はいい感じでチームを作ってきたようだ。 プレシーズンで結構いい成績を残していたけど、まさかここまでいい感じだとは思わなかった。 逆に Warriors が思った以上によくない感じなのが心配だ。


アメリカのPS2は×ボタンが決定

先日買ったアメリカのPS2でゲームをしていると × ボタンで決定し、○ボタンで戻る(キャンセル) になっていてメニューなどを選択するときいつも間違えてしまう。 買ったゲームがヘンなユーザインタフェースかと思っていたら、どうやらアメリカ版の PS2 は、決定と戻る(キャンセル)のボタンを日本とは反対にしているようだ。

アメリカ版 PS2 の設定画面
× ボタンが Enter(決定)、 ○ボタンがBack(戻る)
日本版 PS2 の設定画面
× ボタンが戻る、 ○ボタンが決定

日本人としては○ボタンで決定にして欲しいけどなぁ。

そういえば、アメリカでは書類などで選択項目を選ぶとき、チェックマークは付けるけど、項目を丸で囲むといったことはしないような気がする。 丸で囲むのはその項目を強調したい場合で、選択するという感じではない。 この違いがボタンの意味をひっくり返している背景にあると思う。

上の写真にもあるように、日付や時刻のフォーマット(2004/10/28 か 10/28/2004か) といったことは国際化にあたってよく注意しなければいけない点として上げられるが、マルやバツの使い方も国際化を意識する必要がありそうだ。


田臥、ひさびさ出場もイマイチな結果に

nikkansports.com > スポーツTOP > NBA > NBAニュース
サンズで開幕メンバー入りを目指す田臥勇太(24)は、14分間出場し、1アシストを記録した。

昨日行われた vs Seattle Supersonics 戦で田臥が5戦ぶりにプレシーズンマッチに出場。 日刊スポーツでは 1アシストと書いてあるが、残念ながらシュートは2本打って1つも決められず、ターンオーバー(本人が原因で試合の攻守が交代してしまうこと(いわゆるミス)が3と、数字上はいいとこなしだった。

ライバルになるだろうと言われているバルボサがほぼ同じ13分というプレイ時間で、2リバウンド、2アシスト、7得点 (2ターンオーバー) という記録を残していることと比べるとどうしても見劣りしてしまう。

Play-by-Play を見ると、試合の出場は 2Q 5’34” から2Q 最後までと、4Q の 7’09” から最後まで。 スローインのボールを取られたり、パスミスをしたりとちょっといただけないプレイもしている。 アシストが付いたプレイではダンクシュートを助けるといういい形で決められたのが救いか。

数字に残るプレイはちろんいいのだろうが、数字には見えなくても、カントクがいつも言っているように、テンポを変えるというプレイスタイルが貫いていればまだいい。 それより失敗を恐れてそれすらできなくなることが心配だ。 早く、NBAのスピード、そしてタフさに慣れて自分のプレイができるようにがんばって欲しい。


アシュリー シンプソン は歌ってないのか?

bestweekever: Ashlee Simpson’s Talent Malfunction
Did you miss Ashlee Simpson’s gaffe on SNL? The wrong backing track was piped into the speakers when she and her band took the stage for their second song. Then Ashlee danced a jig and ran offstage.
(SNLでのアシュリーシンプソンのヘマを見てない? 彼女とそのバンドが2曲目を歌うためにステージに上がったとき違った曲の演奏がスピーカーから流れた。そのあと、アシュリーはジグを躍りステージからいなくなってしまった)

アシュリー シンプソン。 姉のジェシカ シンプソンがMTVのテレビ番組で (いろんな意味で) 有名になり、その妹ということでアメリカでも注目されていた。出てきたアルバムは歌もうまく、ポップな曲と合わせて人気も上昇。 アーティストにとっては1つのゴールでもある SNL (サタデーナイトライブ)への出場となった。

SNL では通常2曲歌うけど、その2曲目のときに1曲目と同じ曲が、しかもアシュリーの歌付きで流れたのでさぁ大変。 ライブショーなのに口パクだったことがバレて物議を醸しだしている。 80年代に Milli Vanilli (ミニ バニリ) という男性デュオがライブショーでレコードの針が飛んだように同じフレーズを繰り返したことで口パクがバレて、レコーディングは別の人が行っていたという声明を発表、彼らは引退に追い込まれたという事件があった。 なので、今回も同じように実は、本人は歌っていないのではないか? と疑問が持たれている。

オレもネットをしながらSNLを見ていて、演奏があっという間に終わったことに気付いた。 けど、最初のところは聞いていなかったので、一向に歌いださなかったのでマイクの故障か何かかと思っていたらこんなことになっていたとは…。

CNet に(なぜか)載っていた記事によると、レコード会社はコンピュータのミスで、本来はパーカッションのトラックを流すはずが、ボーカルが流れてしまったのだとか。 そして、父親は調子が悪かったからバックトラックを使ったと言っている。

Ashlee Vanilli | News.blog | CNET News.com
Now her father has announced that it was the first time she had ever used a backing track. And she only did so because she had a sore throat from acid reflux disease.
(そして、彼女の父親は、バックトラックを使ったのは初めてで、胃酸の逆流により吐いたことで喉を痛めていたためだと発表した。)

で、昨晩 Radio Music Awards というショーでライブパフォーマンスをするというので注目が集まったが、間違った演奏を中止して、「曲を間違えた!」 というSNLを意識したパフォーマンスの後、本当に歌っていたように聞こえた。 けっしてウマいというわけではなかったが…。 その後のインタビューでは父親の声明と同じように病気で声が出なかったと語っていた。 しかし、SNLの最後ではバンドが演奏を間違えたと言っていたし、レコード会社の発表は何だったんだろう?

というわけで、この疑惑、いちばん上のリンク先にはその時のキャプチャ映像もあるので、気になる人は見て真相を見極めて欲しい。


新型PS2 を入手

先月発表されて、その薄さが注目されていた新型PS2 。

日本では 11/3 発売、アメリカでも11/1発売ということだったが、昨日近所の電器店に行ったときに販売していたので買ってしまった(フライング販売?)。 本体価格は 149.99 ドル。

プレイステーションシリーズはDVDと同じくリージョンコードの概念があってアメリカで買った本体で、日本のゲームを動かすことはできない。 今回はアメリカで発売された ESPN NBA 2K5 というバスケットボールゲームで遊びたいと思っていて、PS2が新型になるというニュースを聞いて待っていたのでちょうどよかった。

箱を見たときはそんなに小さい印象はなかったが、開けてみてやっぱりビックリ。 本体がほんとに小さい。

右の写真が箱の中身。 本体、コントローラ1個、ACアダプタ、ビデオ・オーディオ接続コードが入っている。 ネットワーク対応だが、ネットワークケーブル、メモリカード、そして縦置用のスタンドは入っていない。

本体サイズは、ソフトの外箱より、ひとまわり大きいぐらい。 でもちゃんとこの中に、コントローラとメモリカード用のスロット2つ。 裏面にはAC用、テレビ接続用のコネクタに加え、モデム、イーサネット用のコネクタまで付いている。 ただし、これまで裏にあった主電源スイッチはなくなっている。 AC を挿して、前面のスイッチを押すと起動するようになっている。

買ってみるまで知らなかったのは、新型PS2はディスクの装着方法がPS1と同じように蓋を開けてセットするタイプだった。 あと、やはりACアダプタのボックスは邪魔だ。

ファンの音はするがそんな大きな音ではなく、ディスクの回転音の方が目立つぐらい。

ESPN NBA 2K5 もこれまで以上に動きが増え、奥が深くなっている。 残念ながら、ゲーム内では田臥は選手として登録されていない。 すでにうちにある日本のプレステ2 にはネットワーク機能が付いていないので、ゲームのネットワーク対戦とかまだやったことがない。 これを機にバスケのネットワーク対戦とかもやってみたいところだ。

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サンフランシスコ市が無料ホットスポット提供へ

ITmediaニュース:サンフランシスコ市長が「市内全域で無料Wi-Fiサービス」計画を発表
サンフランシスコのギャビン・ニューサム市長は10月21日、インターネット革命の最先端を行くサンフランシスコ市で、無料の無線インターネットサービスを提供するという目標を決めた。

サンフランシスコに住む技術者やオタクたちから、”Cooool!” という声が聞こえてきそうなニュースだ。 サンフランシスコに旅行に来る人にとっても、無料でインターネットに接続する手段があれば、目的地に着いてからも観光地やレストランの情報を手に入れられたり、チケットの手配も簡単に済むなどいろいろなメリットがあるだろう。

それに、サンフランシスコでは Macworld や JavaOne といった展示会などが、数多く開かれる。撮影した写真やレポートをイチ早く公開できるようになることで、もっとリアルタイムな情報の共有が可能になりそうだ。

と、いい想像ばかりが膨らむニュースだが、まだ市長が市議会の演説で語っただけに過ぎない。 具体的な計画が出ているものではないし、 新規ユーザが獲得しにくくなる既存のDSL や ケーブルインターネットといったブロードバンドプロバイダからの反発も十分考えられる。 技術者としては誰もがアクセスできるとなると、セキュリティや Spam/ハッキング用の踏み台サーバを設置されたりするのでは? といったところも気になるところだ。

現在のサンフランシスコ市長は2004年始めのゲイカップルの婚姻を認めて、物議を醸しだしたりと結構勢いで動いてしまうところもあるような気がする。 ゲイカップルの結婚は裁判所から違憲ということで潰されてしまったが、今回のホットスポットに関しては是非実現してもらいたいものだ。

ちなみに、この市長、30代後半のイケメン政治家 (Google イメージ)としても有名だ。


アルキカタ ブログ コンテスト

アルキカタ・ブログ・コンテスト 2004
アルキカタ・ドット・コムでは今秋、海外旅行と現地情報をテーマにしたウェブログ(ブログ)を対象として、ユーザの皆様の投票による「アルキカタ・ブログ・コンテスト 2004」を開催します。

アメリカに住んでいてもやっぱりお世話になる「地球の歩き方」。

このオンラインサイト arukikata.com (アルキカタ・ドット・コム) で海外旅行、現地情報をテーマにしたブログを対象としたコンテストが行われるというので参加してみた。

最終的には得票数も公開されるというので、どれくらいいくか力試しといったところだろうか。

抽選になってしまうけど、投票してくれた人にも投票参加賞も出るという話なので、このサイトの情報で役にたったな、面白かったなと思っていただけた方は、ちょっとお時間をもらって投票してもらえたら嬉しいです。

投票の仕方は、このページの下もしくは、各ページの右上にあるアイコンをクリックし、リンク先のページで、メールアドレスを書いて投票する。 その後、確認のメールが届くのでそのメールに書いてある確認用の URL をクリックすると投票完了。

メールアドレスはユーザを区別するのに使われるのと、参加賞を送るための手段に使われるそうです。 投票は1ブログにつき1回とのことなので、他のサイトに投票したいからと遠慮する必要はありません(笑)。

というわけで、よろしくお願いします。


紙を折ってCD/DVDケースを作ろう

Use this website to create a PDF file which can be printed and folded to create a paper CD case.
(このWebサイトを使って、プリントして、折ってできる紙のCDケースのPDFファイルを作ろう)

普通の紙を折り紙のように折ってCDケースにする。 それにコンテンツリストまで付けてしまうという一石二鳥な発想が面白い。 大学時代に曲のリストをTeXで使って作成し、カセットケースの間に入れていたのを思いだした。

paper cd case の サイトには Japanese というオプションもあるが、残念ながらこのサイトで作成されるPDFは日本語がうまく表示されないようだ。 作者にも「このヘン直したら動くと思うよ」 ってメールしてみたのだがすでに1年近く音沙汰がない。

こんな素晴しいモノなのに日本語が通らないというのはもったいない。 それなら自分で作ってしまえ! というわけで作ってみた。

紙を折ってCDケースを作るというアイデアは拝借したけど、自分なりに折りやすく改良し、CD だけでなく、DVDレコーダで録画したDVD用のテンプレートも用意するなど発展させてみた。 まだ、おかしなところも多いかと思いますが、少しずつ良くしていく予定です。 よかったら使ってやってください。


日本のプリペイド携帯も消える…

Yahoo!ニュース – 政治 – 共同通信
自民党は19日、「おれおれ詐欺」などの犯罪で悪用されるケースが多い「プリペイド式携帯電話」の販売を禁止する法案を議員立法で提出する方針を固めた。

日本に住んでいる普通の人はそんなに影響ないと思うけど、オレのように海外に住んでいる人が日本に遊びにいくときはとても重宝するプリペイド携帯。 残念ながら禁止になってしまうようだ。

「インターネットを通じて匿名で購入できること」が問題なら、まずはインターネット販売を禁止すればいいのに、いきなりプリペイド携帯を禁止というのは、ちょっとやりすぎじゃない? P2P の匿名の違法ダウンロードが問題だから、ブロードバンド接続を禁止にしてしまうような乱暴な判断に思える。「オレオレ詐欺」の人が、今度は普通のケータイを使って同じようなことをやったらケータイ全面禁止になるのだろうか?

プリペイド携帯は通話料が高い。たとえば、普通に国内で話しても、アメリカにかけても同じぐらいだ(笑)。 それでも連絡手段としてはあると便利なので使ってしまうんだよなぁ。 禁止するなら、代わりに基本料金が無料で通話料がバカ高いプランを作ってほしい。一発逆転を狙って、Vodafone あたりどうでしょう?