Month: July 2004

The Project Apollo Archive

Slashdot | Apollo 11 Photographs Unfrozen
Wow! NASA has pulled another set of photographs, this time of Apollo 11’s trip, out of the freezer and digitized them.
(Wow! NASA はアポロ11号の未公開だった写真を冷凍庫からひっぱり出してきてデジタル化したぞ。)

少し時期を外してしまったけど、7月20日にアポロ11号が初めて月面に到達した。
今から35年前(1969年)の話。

35年経ったからか NASA がこれまで未公開だった当時の写真が公開したたようだ。 その内容は The Project Apollo Archiveで見ることができる。 (写真は Apollo Image Gallery のコーナーで見られる)

子供のころ、結構宇宙が好きだったのでアポロ計画のこともいくらか本などを読んで知識は持っていたが、百聞は一見にしかず、大きなサイズでデジタル化された月の写真やアポロ宇宙船の写真は35年経ったものとは思えないぐらいキレイで、細部まで知ることができる。

Slashdot の記事でも引用されているが、この写真なんかはものすごく感動的。

着陸用のモジュール(イーグルワン)の詳細な写真が見られるのもすばらしい。 でも、写真を見るとなんだかおもちゃみたいだ。

他にも、映画にもなったアポロ13号の写真や、アポロ15,16号の月面自動車の写真なもあったりしてどれも興味深い。我を忘れて見入ってしまった。 最近は、火星調査や民間宇宙飛行など、新たな展開が期待できそう。 久々にいろいろと調べてみようかな。


Warriors Girls 2004-2005 発表

WARRIORS: 2004-05 Warrior Girls
While Chris Mullin has been putting together a new roster on the basketball court, the Warrior Girls have quietly been re-making themselves as well.
(クリスマリンがバスケチームに新しい選手を集めようとしている一方、Warriors Girl も新しいメンバーで作りなおされようとしている。)

Warriors のチアガールチーム が Warrior Girls (ウォリアー ガールズ)。 いつも試合が中断したときなどに現れて華麗なダンスを見せてくれる、NBAの試合では欠かせない存在だ。

メンバーは1年ごとに編成しなおされるが、今年のメンバーが先日発表になった。
昨年、日本人でWarriors のチアリーダーとして参加していた Sanae Tomia さんは….
今年もいた! (メンバーの写真の一番下の段、真ん中)

でも 3rd Year (3年目) じゃないようと思うのだが。
L.A. Lakers のチアガールのオーディションに参加していた日本人は残念ながら2人とも落ちてしまったというニュースの後だけに、Sanae さんが今シーズンも Warrior Girls に参加するのはうれしいニュースだ。

秋にアリーナで会いましょう。


JET Live at The Fillmore

JetLive.jpg

このサイトでおなじみ、iPod のCMタイアップ曲で一躍脚光を浴びた JET のライブ。 とうとう行ってきました。

4月のライブはチケット買ったけど体調不良で行けなくなっていただけにうれしい。

チケットには9時開演とあるが、まずアメリカではお馴染みの前座の演奏が入る。 今回は2組あったが2組目の Sloan というカナダのバンドが結構良かった。

JET のようなギターロックバンドだが、ギター、ドラムの激しい演奏と、うまいボーカル、コーラスが面白い感じでマッチしていていい。 もうちょっとメロディラインにインパクトがあるといいかな? なんて思ったがアルバム買っちゃいそう。

でもって、JETの演奏が始まったのが11時過ぎ。 アルバム1曲目と同じ Last Chanse から始まり、Get What You Need, Rollover D.J. と激しめの曲が続いて会場はいきなりトップスピードへ。Are you gonna be my girl もイントロ、間奏前 (“I said, are you gonna be my girl”) で客をあおって引っぱる引っぱる。

以前のSNLの演奏のときのようなバラバラ感は全然無かったが、リードボーカルの声がイマイチ出てない(通ってない)のでは? とは思った。 他の楽器(特にベース)の音が大きかったのかもしれないが…。 とにかく、荒削りな中にもパワーを感じさせるバンドだった。

この日がアメリカツアー最終日ということで、アンコールでは前座バンドも飛び入りで参加するハプニングもあったりして、約70分ほどのライブが終わったときには翌日になっていた。 何とも体に良くないスケジュール。 けど最高!

JET.jpg
ケータイカメラの画像。 (ぜんぜんわからん)


1ドルショップブーム?

日本ではもうお馴染の100円ショップ。

アメリカに来た数年前に、そういえば見かけないなーと思っていつの間にか3年以上経っていたが、最近急に増えてきた気がする。 うちの近くでもこの1ヶ月ぐらいに2軒オープンした。


1軒は Dollar Tree というお店。

聞いたことなかったけど、このあたりでは既に San Jose や East Bay にも店舗がある有名チェーン店らしい。 なんと NASDAQ にも上場している企業だった。 $1というステッカーがいたるところに貼ってあり、1ドルショップであることをとても強調している。

もう1軒は厳密に言えば1ドルショップではないが、1.25ドルショップ。

その名も Dollar Quarters (ダラークォーターズ: 1ドル 25セントという意味)。

どちらも品揃えは日用雑貨からお菓子や本といったものまで日本の100円ショップと同じような感じで、ちょっとしたモノを少しだけ買うには良さそうだ。

というのも、アメリカは日本にも最近進出している COSTCO (コストコ) といった大量のモノを安く売るお店がいっぱいあり、量は多いがその分単価は安く買いものができる。 1ドルショップで売っているモノを見ていても、COSTCO ならもっと安いんじゃない? という疑問が浮かんでしまって結局何も買わなかった。

でもお店はいつも人が結構いっぱいいて、アメリカ人も1ドルという響きに結構魅かれているようだ。あと何かひとつ、付加価値が付けられるとブームで終わらずアメリカでも根付くと思うがどうだろうか。 これから注目のビジネスになるか?


田臥勇太 in NBA サマーリーグ 2004 (2)

SUNS: 2004 Summer Suns Index
The Suns’ summer league squad wrapped up play with an 88-71 win over the Utah Jazz on Saturday, led by Leandro Barbosa’s 22 points and six assists.
(フェニックスサンズのサマーリーグチームは土曜日、Leandro Brabosa (レアンドロ バルボサ) の22得点、6アシストという記録とともに 88-71でユタ ジャズに勝利し終了した。)

田臥が参加していたフェニックスサンズのサマーリーグ(Rocky Mountain Revue) が土曜日に終了した。 このリーグの最終結果は 4勝2敗。 先に行われた Rebok Vegas Summer League と合わせると、サマーリーグ全体で 7勝2敗という好成績で終了。

田臥は Rocky Mountain Revue でも、控えPGとして全試合出場。 12分前後のプレイ時間で、試合によってはチームでのアシストトップ(7/17 vs Denver 戦)になったり、途中出場ながら 7得点(7/17 vs Seattle, 7/22 vs San Antonio)といった活躍も見せた。 実際試合を見たわけではないので詳しいところまではわからないが、控えというポジションからは十分な成績だとは思うが、残念ながら、このまますぐNBAと契約できるほどの活躍とまではいかなかったようだ。

サマーリーグのチームでは、昨年ドラフトでサンズに加入した Leandro Barbosa (レアンドロ バルボサ)が大活躍し、大会のオールスターメンバーにも選ばれ順調に成長していることをアピールした。 サンズはこのオフ、ダラスマーベリックスからFAでやってきたPG Steve Nash (スティーブナッシュ) が加入したこともあり、残念ながらこのままサンズと契約というわけにはいかないだろう。

この後、田臥がNBA入りする方法としてはどこかのチームから声がかかってFAとして契約するか、昨年と同じように10月のキャンプインの時に声がかって、キャンプ、オープン戦に参加して開幕ロスターまで残るというような形だろう。 Seattle, Houston, Charlotte などPG不足なチームも多いのでこういったチームから声をかかることを期待したいところだ。


DV-2005 結果発表される

DV-2005 Results
The Kentucky Consular Center in Williamsburg, Kentucky, has registered and notified the winners of the DV-2005 diversity lottery.
(ケンタッキー州 ウイリアムスバーグにあるケンタッキー領事館は DV-2005 の当選者の選定、及び通知を行なった。

昨年末に、このサイトでもとりあげたグリーンカードが抽選で当たるプログラム DV-2005 の結果が発表された。

発表によると世界中で950万の応募があって、最終的にそのうちの約5万人に対してグリーンカードが発行される(辞退する人もあるので当選通知はその倍の10万人に出されている)。
各国の当選人数も載っていて、JAPAN は 373 。

昨年まではテロの影響から辞退者が出ると読んで、多くの人に当選通知が行っていたようだがそれも落ちついたようだ。 正直なところ、こんだけ? という数字だった。

応募のときは、みんな応募しよう! というノリで書いていたが、ちょっと軽率だったと思っている。

今、アメリカでグリーンカードを普通に取ろうと思うと本当に大変。 最終的に取得できるまで、5年以上かかることはザラで、途中、許可がおりなくて申請をイチからやりなおしなんてこともある。そんななか、グリーンカードが抽選で貰えるというのは人によってはとても貴重なチャンスだ。

もちろん応募するのは個人の自由だが、当選しても捨ててしまうぐらいならほんとうに欲しい人のためにも応募するのを控えてもらえたらと思う。


CodeRuler

先日紹介した CodeRally 。

実は1ヶ月ほど前にリリースされた CodeRuler という、リアルタイムストラテジーゲームのおまけ的な位置付けに代わってしまったようだ。

CodeRuler は、 Knight (ナイト), Peasant(農民) に指示を出して、領土の拡大、および敵を捕まえるプログラム書くというモノ(上図)。

きっとCodeRuler の方が 扱わなければいけないパラメータが多くて、CodeRallyより奥が深いとは思うんだけど、プレイ中は敵味方入り乱れて自分の書いたプログラムがうまくいってるのかそうじゃないのかよくわからなくてあんまり気持ちよくない。 CodeRuler はさっそく DeveloperWorks (日本語版はまだない) でも記事が書かれたりして、どうも注目度が高いようだけどオレは CodeRally の方が好きだなぁ。

ま、個人的な感想はともかく、こっちの方が新しいし、先もありそうなので、CodeRally を遊ぶ人も CodeRuler を入れた方がいいと思う。

CodeRally に切り換えるためには Eclipse の Preference… ダイアログを開いて左のアイテムから IBM Games を選び一番上にあるプルダウンメニューから CodeRally を選ぶ (下図)。 あとはCodeRallyと同じように遊ぶことができる。

というわけで、ウチの車はまだまだ改良中。
どこかにパブリックコース用のサーバないかな?


Van Exel, Portland へトレード

WARRIORS: Warriors Acquire Dale Davis And Dan Dickau From Portland
The Golden State Warriors have acquired forward Dale Davis and guard Dan Dickau from the Portland Trail Blazers in exchange for guard Nick Van Exel, Executive Vice President of Basketball Operations Chris Mullin announced today.
(Golden State Warriors は ガード、 Nick Van Exel のと交換で フォワード Dale Davis と Dan Dickau を Portland Trail Blazers から獲得したとバスケットボール部門バイスプレジデント Chris Mullin は本日、発表した。)

昨年鳴り物入りで加入した Nick Van Exel 。 オレも当初は期待していたけど、わがままなプレイぶりと、ケガの多さから「もういいや」と見放していたが、予想外に契約のオプションを行使して来年も Warriors と契約していた。

FA で Derek Fisher の加入が決定してから、いつ出ていくんだろうムードが盛り上がっていたがとうとうトレードが決まった。 これで一段落。

代わりに入ってくるのが Dale Davis と Dan Dickau 。 Nick Van Exel の高額なサラリーと同じになるような選手としかトレードできないという制限があるなかで、 結構いい選択ができたと思う。

数字を見る限り Dale Davis は盛りを過ぎた感があるが、Adonal Foyle とケガの調子がイマイチわからない Evan Eschmeyer だけでは不安だったセンターの補強としてうってつけだし、 Van Exel の抜けた3人目のPGに若手の Dan Dikau はちょうどいいバランスではないだろうか。 フロントはいい仕事してると思うよ。

さて、Warriors 。 田臥のいるPhoenixとは別のサマーリーグに19日まで参加していた。 結果は 2勝4敗。 昨年のルーキー、フランスのジョーダンこと Mickael Pietrus (ミカエル ピトルス) が初戦でいきなり肩の捻挫で離脱してしまったこともあるが、ちょっと残念な結果だ。

しかし、今年のルーキー Andris Biedrins (アンドリス ビドリンス) が得点&リバウンドを2桁とるダブルダブルを2試合で記録したのはいい徴候。 始めの方の試合でフリースロー3/9 というヤバそうな記録や、最後の方の試合で疲れたのか数字がよくないが、この結果をもとに Warriors のコーチ陣が彼のトレーニングメニューを決めて鍛えてくれるだろう。

Warriors、漠然とだけどいい方向に向かっていると思うぞ。


CodeRally

CodeRally.jpg

CodeRally おもしろすぎ。

CodeRally はIBMが出したゲームなんだけど、自分で遊べるというわけではなくて、自分が “プログラム” した車をコース場で走らせて相手の車(同じく誰かがプログラムした車)と得点を競うというモノ。

敵の位置を知る、チェックポイントの位置を知る、アクセルを踏む、ハンドルをきる、といったメソッドが用意されているので、まず現在の状況を把握したあと、どうするかをプログラミングしていく。

前身(?) の Robocode はバトルというとても相対的な目標のため、すぐ、「どうしたらいいんだろう?」と悩んでしまいそれ以上なかな進まないという感じだったが、CodeRally は車を動かしてチェックポイントを通るというシンプルな目標のため、「まずは近くのチェックポイントへ向かおう」、「その次のチェックポイントへは…」、「ガス欠前に給油するには…」と簡単な目標を順に追っていけばそれっぽくできるので、どんどんハマっていく。

少し物理の計算がからんでくるので万人向けではないが、プログラミングの勉強にもいいのではないかと思う。

Eclipse のプラグインの形で配布されていて、開発環境も Eclipse が使えるのもイイ。 とりあえず目標はサシで勝負してコンスタントに300点オーバー。

おかげで、頼まれごとなかなか進みません。 すまぬ > 友人。


写真管理ソフト Picasa

先日、Google が Picasa という会社を買収したというニュースが流れた。

Picasa という会社は同名の写真管理ソフトをリリースしている。 このPicasa というソフト、1ヶ月ほど前に友人に教えてもらってその使いやすさに感動して紹介しようと思っていたソフトだった。

iPhoto のコンセプトを Windows 向けに丁寧に移植したようなわかりやすいインタフェース、(比較的)軽快な動作。 デスクトップやマイピクチャフォルダを定期的にチェックして自動的にPicasa に追加してくれる機能など、写真管理ソフトとしては必用十分な機能を提供してくれる。 これまでは $29 の商用ソフトだったが、Google が買収したことで無料で提供されるようになったこともうれしい。

Picasa のもう一つ特筆すべきところが、Hello という IM系のソフトウェアとの連携。 これを使うと Blogger.com を介して Blog のコンテンツとして公開することができる。 (Going My Way に詳しい説明がある。) Google もこの機能が気に入ってPicasaを買収しようとしたのだろう。

そして、Picasaを無料にして広く使ってもらうことで、Googleはいろんなユーザのデスクトップ画像管理(キーワードを埋めこむことで検索も)をコントロールすることができるようになる。 Google がデスクトップ検索の分野に進出するという噂は以前からあって、Windows やエクスプローラへのアドインという形になるとばかり思っていたが、意外とPicasa のような普通のソフトを提供するような形で実は着実にデスクトップ検索という部分に入りこもうとしているのかもしれない。 となると次は、ファイル管理機能も備えたテキスト系Blog ツールか?

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