Month: April 2004

Warriors 2003-04 シーズン終了

今年の Warrios の試合日程が昨日で終った。 最後は Troy Murphy が再びケガで離脱、昨日の試合は7人でプレイする(コートには5人出ているので2人が休めるという状態)という非常事態だったが、この試合でディビジョン1位がかかっていた強豪 Sacrament Kings 相手に勝利で終わることができた。 いい形で終えられたことは素直に喜びたい。

思いおこせば今シーズンは怪我に悩まされた。 昨年はほとんどの試合を同じスターターで迎えたのと比べると、今年はしょっちゅう人が入れ替わった。 しかも注目された Nick Van Exel はほとんどを 故障者リストの中で過ごし、結局何のためのトレードだったのかという声も聞こえないぐらい最後には存在が消えてしまった。 出場した数少ない試合も、カントクと起用方法でモメ、チームに混乱をもたらしただけで、ちゃんとした PG がチームを立て直してくれるというオレの期待を裏切ってくれた。 Troy Murphy, Adonal Foyle といった昨シーズンの功労者がずっと試合に出られなかったのもつらいところだった。

精神的にもろかったのも今年の特徴だろう。 アウェイは最終的に 10勝31敗というボロボロの結果に終った。 4th Qで逃げ切れず逆転されたりする試合も多かった。 シーズン後半になるにつれ Jason Richardson がチームの柱として自覚していき、活躍する機会が増えていったのは来シーズンに向けてのよい徴候かもしれない。

最終成績は37勝45敗。 パシフィックディビジョン4位。 ウエスタンカンファレンス11位。 残念ながら10年連続してプレイオフに出場できないという不名誉なNBA新記録を作ってしまったが、個人的には昨年以上にいいチームだったと思う。
とりあえずお疲れさま。 来シーズンこそはプレイオフ出場だ!


ラリーエリソン ホームランボールをキャッチ

The ball was retrieved by the same Larry Ellison who grabbed No. 660 and returned it to Bonds. This time, Bonds didn’t want it.
“He knows exactly where I’ll hit it,” Bonds said. “He can keep it.”
(661号のホームランボールは、660号ホームランを捕り、ボンズへ返却したのと同じ ラリーエリソン がまた捕った。 今回はボンズはそのボールをいらないと言っている。
“彼はオレがどこへ打つか知ってるらしい。 ボールは彼が持ってていいよ。” とボンズは言った。)

サンフランシスコ ジャイアンツの有名選手 Barry Bonds (バリーボンズ) がアメリカ大リーグでは歴代3位タイになる 660号ホームランを打ったのは一昨日。 そして、昨日単独3位になる 661号ホームランを打った。

サンフランシスコ ジャイアンツのホームグラウンドである SBC Park (昨年まで Pac Bell Park だったが Pac Bell という電話会社が SBC という名前になったのに伴い名称が変更された) はライト側が少し低く、短かいため場外ホームランが出やすい。 そして、球場のすぐ外は海に繋がっているため、ホームランボールが海に飛びこむ Splash Hit という珍しい光景が見られる。

660号、661号ホームランともにこのSplash Hit で、それをキャッチしたのがカヤックに乗った Larry Ellison (ラリーエリソン) という人物。

え、ラリーエリソン?

larry.jpg

2日もこんなところでホームランボールを追いかけてたのか?

クルーザーやヨットじゃなくてカヤックに乗ってまでホームランボールを捕ろうとするほど、野球好きだったのか?

などと、疑問や想像がグルグル回って気になったので調べてみたらFairfieldに住む、別の Larry Ellison だった。 いろんな意味で安心した。


http://www.dailyrepublic.com/articles/2004/04/14/news/news2.txt


今になって最強? Warriors

The Warriors knocked off the Mavericks 108-107 on Sunday night at the Arena, snapping a 20-game losing streak against them that dated back to April 1999.
(Warriors は日曜の夜、Oakland Arena で Mavericks を 108-107 下し、1999年の4月以来20の連敗記録を止めた。)

NBA のシーズンも残り試合もあと少しとなった。

西地区も東地区も、プレイオフで優位に立とうとするチームや、プレイオフ出場の権利をかけたチームの争いのため、未だに多くのチームが盛り上がっている。 昨年も書いた気がするがシーズンの上位半分のチームが、プレイオフとしてトーナメントを戦うという制度は消化試合も減ってファンにとって面白いと思う。

我が Warriors と言えば、3月の9連敗がたたって残念ながらプレイオフの出場が絶望的になってしまったが、その後、調子が上向いて 7連勝したりとチームの状況は今がベストというちょっと悲しい状態になってしまった。

昨晩もそんな感じで、一時10点以上の差を付けられたり、4th クォーターのラスト5分ぐらいまで一度もリードできなかったりと、これまでなら負け試合濃厚な展開だったが、なんと最後は1点差ゲームを守りきっての勝利。 ニュースにもあるように対 Dallas 戦としては 1999年以来、5年ぶり、試合数にして20連敗後の勝利となった。

Warriors のこの好調の理由として、次の3つを挙げたいと思う。

  • フランスのジョーダン、Mickael Pietrus (ミカエル ピトルス)の活躍
    ポイントガード Speedy Claxton (スピーディ クラクストン)の怪我のあと、オフェンスでは Mike Dunleavey Jr.(マイクダンリービー ジュニア) が PG になったがディフェンスでは Mickael Pietrus が相手PGのマッチアップに付いた。 彼のしつこいディフェンスが敵の攻撃の基点を崩し、試合を有利に展開させることが多かった。 別にあたりまえのことだが、いままでこれができなかっただけにその意味は大きい。
  • Troy Murphy (トロイ マーフィー)の復活
    今シーズン、怪我が長びき、なかなか試合に出られなかった Troy Murphy がやっと調子が出てきた。 ミドルレンジからのショットをかなりの確率で決められる彼の存在がオフェンス面で大きなプラスになった。
  • Brian Cardinal (ブライアン カーディナル)の復調
    シーズン前半の起爆剤だった Brian Cardinal 。ディフェンス面でのハッスルプレイに加え、Troy Murphy と同じく、ミドルレンジのシュートを決めてくれた彼だが、ナゼか1月に入ったあたりからそのシュートが入らなくなっていた。 こんな状態が3月前半まで続いていたが、ここへ来て復活。 オフェンス、ディフェンスともに試合の最後には欠かせない選手になった。

ほんと、間もなくシーズンが終わってしまうのが残念。

現在のウエスタンカンファレンスのプレイオフ出場のボーダーラインが 42勝。 Warriors が現在 36勝 なだけにあの9連敗を5勝4敗ぐらいで過ごしていたらと考えるととてもくやしい。


続ベイジアンアルゴリズムは効くのか?

以前書いた “ベイジアンアルゴリズムは効くのか?” では、Thunderbird のスパムフィルタ機能が思ったように機能しなかったことと、オレが確率論そのものを胡散臭く思っていることから、ベイジアンアルゴリズムによるスパムのフィルタリングに対する疑問を書いたが、その後調べていくうちにいろいろわかってきたので紹介したいと思う。

まず、コメントで教えてもらったPOPFileというソフト。 自分でも使ってみたが、思った以上に機能して驚いた。確かに、スリ抜けるものもあるが、その数はThunderbird の比ではない。

管理画面で、メール中のどの単語がピックアップされ、どの確率で使われているか表示されるとよくわかる。 これが本当のベイジアンアルゴリム(オリジナルのアルゴリズムを改良したモノのようだ)の威力なのかと再認識させられた。 みんながスゴいというのは伊達じゃなかった。

では、なぜ Thunderbird のスパムフィルタが機能しなかったのか。

training.dat はジャンクメールコントロールの学習結果を格納しているファイルであり、プロファイルディレクトリにあります。

このサイトにはジャンクメールコントロールに使われる、training.dat というデータファイルを参照することができる perl スクリプトが置いてある。 これを使って、オレの情報を見てみたのが下のデータ。

pmin=0.000000 pmax=1.000000 bmin=0
nGood 33
nBad  309
total non-spam tokens 11204
total     spam tokens 28344
0   572 0.990 span
0   238 0.990 neomail
.
.
.

nGood (Spamじゃなかったメール数) が極端に少ない。 nBad (Spam だったメール数) にしてもこんなもんじゃない。 もうちょっと調べるために training.dat を新しく作り変えて、手持のSpamメールを送り直してみて確かめたところ Thunderbird (version 0.5)は、スパムマーク(ゴミ箱アイコン)をクリックして、マークを付けたり、外したときだけ、そのメールの情報を training.dat に記録しているようだ。

つまり、スパムフィルタが通した通常のメールや、一度憶えて、スパムだと認識したメールは training.dat に記録されない。 一方、POPFile は何らかの方法で、ほとんどのメールが次回以降のスパムチェックのために記録されていく。 このヘンの処理方法の違いが、 Thunderbird のスパムフィルタが正常に機能しない理由じゃないだろうか。

ベイジアンフィルタの論文には、

ベイジアンフィルタがうまく動く鍵は、大きく綺麗なコーパスにある。 そういうコーパスはベイジアンフィルタの入力としても使えるだけでなく、 その他のフィルタにもテスト用として利用できる。

とあるように、判断情報は多ければ多いほどよいらしいので、Thunderbird のような方法ではなかなか賢くなっていかず、いつまでも誤認識してしまう。 自分が今持っているメール全てに一旦スパムマークを付けて、スパムじゃないメールはマークを外すという作業をすれば、ある程度は改善されると思うがあまりスマートじゃない。 Thunderbird/Mozilla チームはこのへんの問題を認識をしているのだろうか?

相変らず、なんでうまくいくんだろうという部分に疑問は残るが、ベイジアンアルゴリズムは、結構機能するという風に意見を改めたいと思う。
Thunderbird/Mozilla のスパムフィルタに関しては今後も動向を追っていきたい。

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Gnome と KDE が統合?

Novell’s Linux-oriented divisions, Ximian and SuSE, will work together to make one common Novell Linux desktop from Gnome’s and KDE’s best features,
(Novell の Linux 系部門、Ximian と SuSE は、Gnome と KDE のいいところをとった1つのNovell Linux デスクトップ環境を作るために協力する。)

最近、Novell が買収を重ね Linux Desktop で主要なプレーヤになるべく積極的な活動を行っている。

今、行っているのはデスクトップの共通化。 これは以前書いたように、Linux をデスクトップOSとしてWindows などと闘っていくためには早急に解決しなければいけなかった問題だと思っているので、Novell のこの動きは大いに共感できる。

Novell が買収した Ximian は Gnome をベースにしたシステムを提供し、Evolution や Ximian Desktop Environment で高い評価を得ている。 もう一つは SuSE という Linux ディストリビュータで、KDE(Qt)を利用したデスクトップ管理ツール YaST を中心に、使いやすいデスクトップインタフェースを提供している。 だが、もともと、中身も見た目も全然違うものどうしなので、統合しようと思っても大変なのは関係者なら誰もがわかっている。 Qt で統合? というニュースが流れたときも賛否両論だった。

Novell has chosen to standardize on Qt as development environment.
(Novell は共通化のための開発環境としてQt を選択した。)

このニュースは結局はガセだったようだが、この統合の作業をしている間はどちらかを使うという発表をすればもう一方から反発される、というような状況が続くと思う。 おそらくNovellがしてくるだろうことは、どちらかに一本化するというより、見た目を共通化させるようなGUIテーマの提供やユーザインタフェースを共通化するためのガイドラインの制定といった、どちらを使っても同じようなモノができあがるようなしくみの提供ではないだろうか。 その後、うまくいけばWidgetなどの共通化、同じようなツールやアプリケーションのプロジェクトの統合などへと行くと思うが、この辺がうまくいくかどうかはちょっと疑問だ。


リージョンフリー DVD プレーヤ

しばらく前、ウチで使っていたDVDプレーヤの調子が悪くなった。

どうもドライブまわりの不調のようで、DVDを入れてもロードしてくれなかったり、ロードしても音飛びや画面が固まったりと見ていても精神的によくない。 このDVDプレーヤはまだ日本にいたころ買ったもので、アメリカに行くことが決まっていたこともあって日本、アメリカの両方のDVDが再生できるようなリージョンフリーのものを探して買ったものだった。 たしか当時3万円ぐらいかかったような。

アメリカで一般に販売されているDVDプレーヤは安いものならもはや$100以下があたりまえ。 リージョンフリーのために高い値段を払うならアメリカのDVDソフト専用のプレーヤとして安いものを買って日本のソフトは(日本の)プレステ2で再生すればいいやと思っていた。

ところが、このサイト(dvdrhelp.com)の情報(英語) によると、普通に売っているものもいくつかの機種はリージョンフリーになるらしい。 しかも、蓋を開けて、半田ごてを使って改造するといったややこしい手順は必要はなく、リモコンのボタンをある順番に従って押していくとリージョンフリーになるというものが多い。 そこで、うちのまわりのお店で売っている安いDVDの型番をメモってきて、このサイトで検索をしたりして、リージョンフリーになりそうなものを探して買ってきた。

最初に買ったのは、リージョンフリーにはなったが、ディスクをまともに読み込まないといった別のところに問題があったので、結局リターン。 最終的に某オランダメーカのDVDプレーヤに至った。 リージョンフリープレーヤの相場が 未だに$100以上することを考えると安い買い物ができたと思う。

上のサイトで紹介されている方法は、誰かが発見した方法で、メーカが動作保証しているものではない。あくまで個人の責任で行なうことをお願いしたい。 また、機種によっては、シリアルナンバーがある番号より小さい場合はこの方法が使えるといったように、同じ型番でも有効な情報と、そうでないものもあるので、書いてある内容を十分注意をして読んでほしい。


ウイリアム ハン ハーフタイムショー!

アメリカンアイドルのサンフランシスコ予選で落選ながら、類いまれなるパフォーマンスを見せてくれた、UCバークレーの学生William Hung (ウイリアム ハン)。 なんと、今日行われる Warriors vs Rockets 戦でライブが行われる。

Houston Rockets と言えば、昨年のドラフト1位の中国人 ヤオ ミンが所属するチームで、今日の試合もこのあたりに住む中国系の住民がたくさん集まることが期待されている。 そこで、Warriors もウイリアムに登場を願ってさらなるチケット売り上げを狙おうというわけだ。

じつは彼、以前このサイトで紹介してから、レコード契約も決まり、いま iTunes Music Store でそのプレビュー版が発売されベスト10入りしているほどの大人気。 アメリカンアイドルでは、まだ上位9人が決勝を戦っている状態なので、誰よりも早くレコーディング契約を結びアルバム発売という形になってしまった。 けど、こんな状態なので、日本での知名度はイマイチ。 この記事を見たときもちょっと笑った。


欧州ではすでに発売、北米では4月20日に出荷される「EyeToy: Groove」。このダンシングゲームのデモに登場した素人っぽいタレントさんには会場からの大喝采が

そう。確かに素人っぽいタレントだ(笑)。

フルアルバムは5月に発売予定だそうで、この人気はいつまで続くのか? 日本でも本格ブレイクはあるのか?

訂正: フルアルバムは、この日4/6の発売でした。 なんと輸入版が日本のアマゾンでも買える!

昨日の様子はこちら
Warriors.com: William Hung Visit

リンク:
ウイリアムハンファン サイト – Music & Video のコーナーに彼の軌跡が!


Segway 初体験

これまでもこのサイトで注目してきたSegway。 残念ながら値段の高さと、公道で乗っていいとか、いけないとかややこしいことが重なってちょっとヤバめですが、偶然にも試乗することができた。

Segway の試乗をやっているのはSan Jose (サンホゼ) にある The Tech Museum of Innovation (通称The Tech、日本語ではテックミュージアムという通称で有名)。 現在はここで、午後2時から3時まで 地下1階 (Lower Level) の小部屋で試乗会をしている。 料金は The Tech への入場料 (大人$9) のみで試乗そのものに別料金はかからない。 ただし乗れるのは16歳以上、100ポンド(45kg)から250ポンド(112.5kg)までの体重の人のみなので注意して欲しい。 土曜日だったが、もともと子供向けの施設なこともあって大人が付き添いの人ばかりだったので、開始時間の少し前に行ったら1番最初に乗ることができた。

Segway.jpg左の写真が試乗会の様子。 (カメラを持っていかなかったので、ケータイ(NEC 525)のカメラで撮影)

日本ではKNN 神田氏の 1st Segway で結構丁寧な試乗会をしているという記事を見ていたので、始めにみっちり指導されるかと思いきや、Segway は5つのジャイロでバランスをとって、重心の移動で前や後ろに進みます。 電池で動いて1時間30分の充電で…なんて一般的な話を2,3分話した後、すぐ試乗。 しかも、何も教えずいきなり乗ってみろという乱暴さ。いいのか?

始めはバランスをとるのにてこずりフラフラしたが、まずはSegway上で静止ができればあとは少しずつ前へ傾むけることで前進することができた。 やっぱり何か不思議な感じ。 前へ進んだあとは後ろへ進んでみるが、後ろに倒れるのはやっぱり不安で体重をかけられないため結構難しい。 次に、左のグリップをひねることで右や左へSegwayを回転させる、これと前進、後退を組み合わせれば自由に移動できる。 基本はこれだけ。 1,2分ぐらい経って、自分でも乗りこなせてきたなーと思ったところで交代。

終わってしばらく経ったら足の筋肉がプルプルしてたけど、スーッと浮きながら動く操縦感覚はやっぱり面白い。 もっとお手軽に手に入らないことが残念。 こういった新しいモノが登場したときは、どうしても既存のしがらみが邪魔になるが、時間をかけて少しずつ浸透していって欲しいと思う。

Segway ばかり中心になってしまったが、 The Tech はコンピュータ、宇宙、バイオ、自然といったテーマをわかりやすく展示している。 子供はもちろん、大人でも十分楽しめるのでほんとおすすめ。 Segway の試乗会はいつまでやっているかわからないけど、The Tech のカレンダーのページにSegway (Human Transporter) というのが書いてある間は大丈夫だと思うので、行く前に確認してもらうといいと思う。


RSS を勝手に生成してはダメ?

Google NewsからRSSフィードを作成するスクリプトの作者が、Googleから利用規約に反するとの警告を受けた。この作者はGoogleのRSS不支持や、ニュースフィード機能がないことに不満を示している。

ヤバい。 オレがはてなに無断で勝手にやってる はてなアンテナ->RSS 変換サービスの はてなアンテナRSS も目を付けられないだろうか。 別に邪魔するつもりはないので問題があれば連絡ください。 (あ、連絡先がエントリへのコメントしかないか。 フォーム作らなきゃ。)

とりあえず、Google News での問題は Google がライセンスを受けているニュースソースとの契約に、Googleサイト内でのみ配信可というような条件が付いてるからなんだろうけど、RSS を使えば簡単に情報の再配信が可能になるので、これからこういう問題はどんどん増えてきそうだな。

そうそう。 gnews2rss のウェブマスターも書いてるけど、せっかく他のサービスに先がけて公開された Google APIだけど、全然アップデートがないのが残念だ。

Google News は無理にしても、Froogle や Google Local などの他のサービスへの対応や、SOAPだけじゃなくて、RSS/Atom 出力へのサポートなどもっと充実したものにしてもらいたいのは同感。


GMail でメールが変わるかも

現在無料の電子メールサービスで利用できる容量は、Hotmailが2MバイトでYahoo Mailでは4Mバイトとなっている。これに対して、Gmailでは1Gバイトの保存スペースを提供する。

1Gバイトとはすげぇ。

まず、インパクトがある。 使う使わないかは別にして今の時代に1GBを無料でくれるということには人をひきつける魅力がある。

そして、1GBは伊達じゃない。 たいていの人のメールボックスなんて1GBもあれば十分だ。 今ある全てのメールを GMail へ送りこんで(単純にフォワードしてもいいし、専用のプログラムを書いてもいいし)、簡単にバックアップ/検索等をできるようにするしくみを思いついた。 そうすればパソコンがクラッシュしてメールがとりだせないということもなくなる。 これを機にメールアドレスを変えようと考えている人にはもっと簡単に導入できるだろう。

ブラウザじゃなくて今使っているメーラでも読みたい場合は、Yahoo POPs のようなWebメールを通常のメールクライアントで読むためのツールがすぐに開発されるだろうからそんな問題はない(必要ならオレが作る)。 心配なのは、セキュリティが破られた場合などにメールの中身が外に出てしまうことだろうか。

今までは、WebメールはSpam対策用の捨てメールアドレスの場合が多かったが、これからは GMail を中心に回すこともアリかもしれない。 そんなインパクトがある。 可能かどうかわからないが、ドメイン名取得のときみたいに、ポピュラーなメールアドレスを先に取っておけば売れるかもしれないぞ。 久々に何かわくわくするサービスだ。 もっと詳細な情報の公開や正式運用が待ちどおしい。