Month: November 2003

中古車を個人売買で買う

もう半年ほど前になってしまったが、中古車を買った。 せっかくなので自分の備忘録も兼ねて手順等をまとめておこうと思う。 今回はカリフォルニア州での個人売買の話なので他の州ではDMVの手続きなど異なる点があると思う。 いつものことだが、もしかするともう仕組みが変わってしまっている可能性もある。 他の人は参考程度にということで。

  1. アメリカは車社会とよくいわれることもあり、中古車市場も大きい。特にクラシファイドを介した個人売買によるものが大きいようだ。 うちの家も以前紹介した ベイスポのクラシファイド を使って見つけた。 他にも craigslist なんかも有名なオンラインクラシファイドのサイトだ。

    特に日本人にとって中古車の相場はよくわからないが、アメリカではよく Kelly’s Blue Book というサイトの値段が基準価格として使われる(KBBと略して書いてあることが多い)。 中古車では2種類の値段が書かれていて、

    Retail Price: 中古車屋から買う基準値段
    Private Party: 個人取引で買う基準値段
    という感じ。 クラシファイドで参考にする価格は Private Party の方だ。

  2. いい物件を見つけたら先方に連絡をとり、試乗させてもらったり、詳しい話を聞かせてもらいに行く。 予約をとるときに、車の車体番号(VIN ナンバー)を聞いておくといいかもしれない。 というのもアメリカではこのVINナンバーから、大きな事故歴やオーナーの所有歴が確認できるようなサービス(Carfax)もある。 詳しく知るにはいくらかお金がかかるが、無料でも最低限の情報は手に入れることができる。 もちろん、実際に見にいくときには書類等(Certification of Title, Registration)も揃っているか、本当に本人の所有物なのかなどの確認もお忘れなく。
  3. 物を気にいったら、以下の内容に関して具体的に話を詰めていく。
    • 引き渡し時期、方法
    • 支払い方法

    まず、引き渡し時期に関してはお互いの都合によるところが多い。個人売買の場合実際車が自分の手に入るまで1ヶ月以上待たなければならないこともあるので、気になるなら早めに聞いておく(もしくは、クラシファイドの情報に書いてあるので見落とさない)。 逆に早ければ、その日にもって帰ることも可能だ。 書類手続きは簡単に済ませることができる。

    支払い方法は、銀行が発行するキャッシャーズチェックを使って行うことが多い。 もし、ローンで買う場合は売り手から車の情報を貰って、買う側がローンを申請し、認可が通ったところでローン会社からチェックを発行してもらうような形になる。

  4. 売り手は引き渡し前までにスモッグチェックを行い、その結果がDMVに送られるようにしておく(スモッグチェックをする工場がやってくれるはず)。 スモッグチェックを売り手が行うことに明確な規定はなかったと思うが、スモッグチェックが通らなかった場合の修理費が高くつくことからトラブルを避けるため売り手が行うことが多いようだ。

    買い手は自動車保険を確認する。 既に車を持っている人はその車の保険で一時的にカバーされることが多いようだが、契約によって違うので確認の必要がある。 車を持っていない人は新規契約をしなければならない。

    引き渡し時に 所有者証明(Certificate of Title, よくピンクスリップと呼ばれる。 ピンクじゃないんだけど。) の上部分に、売り主がこの売買の情報を書いて、買い主のサインをもらって切り離す。この上部分をDMVへ送ることで売り主は車を譲ったという証明になる。 売り主はピンクスリップの残りを書きこんだあと、買い主へ車といっしょに渡す。

    買い主は車を受けとった後、10日以内にピンクスリップを持ってDMVへ行って所有者の変更を行なう。 この時、所有者変更の費用に加え、カリフォルニアででは購入金額の消費税分(約8%)を納めなくてはならない。 ただ、この購入金額は買うときにピンクスリップに書いてある金額で決まるので…(以下省略)。

  5. 登録が終われば2週間ぐらいで新しいピンクスリップが送られてきて晴れて、自分の車となる。

以上。


金払ってまで地上デジタルを見たいですか?

東京放送(TBS)と博報堂は11月17日、一般ユーザーを対象にした地上デジタル放送の視聴意向調査の結果を発表した。「地上デジタル放送を見たい」としたユーザーは固定型TVで92.8%、携帯端末型TVで74.4%に上り、「地上デジタル放送の視聴意向は潜在的には絶大」としている。

こんなニュースが出ていいんだろうか。

聞きかたがマズいでしょ。 見たいですか? 見たくないですか? と聞かれればほとんどが見たいと答えるわけでその数字をそのまま結果として出したって何の意味もない。 この数字を基にデバイスメーカが生産計画を立てたらどうするつもりなのだろうか。 あ、 「潜在的には絶大」 という言葉が免罪符になるか(笑)。

地上デジタル放送(昔、地上波デジタルって言ってなかったっけ?) を見るためには、ほとんどの人が必要な機材を買うことが必要だ。 昔の VHS から S-VHS、CD から DVD-Audio/SACD へのシフトの歴史から考えても、今でもそこそこ満足してることにお金を払ってまでアップグレードするひとは少ない。

いずれ現在のテレビ放送は無くなると言っているが、それはテレビ局側の勝手な都合なわけで、地上デジタルの普及度が伸びないことできっと予定より延期せざるをえなくなる。 テレビの自然な買い換えで対応世帯は増えていくだろうが、それまで根気よく地上デジタルサービスを続けられるかどうかがこのサービスが生き残るカギになるのではないだろうか?

アメリカではサテライトが少し前からデジタル放送だったと思う(以前契約していた DirecTV では雪が降るシーンなどで ブロックノイズが出ていたので)。 各ケーブルテレビ会社もチューナをレンタル制にしたり、テレビ番組表の配信、Parental Control(ヤバい番組を子供に見せない)といった差別化をしてデジタル契約への移行を促している。 アンテナ立てて見られるテレビ番組は依然としてアナログだが、CNNやMTVといったチャンネルは見られない。 こういった地上波にはないコンテンツを擁することで「テレビを見る=どこかと契約する」というしくみができあがっているため、その契約がアナログからデジタルに変わっているという感じだ。

移行するに足る魅力が日本の地上デジタルには欠けているのではないだろうか。


NBA 来期は3ディビジョン制

The NBA Board of Governors has approved a realignment plan that will take effect with the start of the 2004-05 season, NBA Commissioner David Stern announced today.
(NBA 理事会は2004-05シーズンから有効になる、再編成のプランを承認した。 と NBA コミッショナーの David Stern は本日発表した)

来年から Charlotte Bobcats (シャーロット ボブキャッツ) という新しいチームがNBAに参加する。 シャーロットという都市は東海岸に位置するためイースタンカンファレンスに属することになるが、今のままではイースタンカンファレンス 16チーム、ウェスタンカンファレンス 14チームとなりチーム数に差が出てしまう。

そこで、現在イースタンに所属するNew Orleans Honets (ニューオリンズ ホーネッツ) をウエスタンに移動するという話が出ていた。

最終的にはそれをもう一歩すすめ、各カンファレンスを15チームづつに分けたあと、カンファレンス内のこれまでの2つのDivision(ディビジョン:地区) を3つに分割することになった。 各ディビジョンのチーム構成は以下の通り

Eastern Conference

Atlantic Division:
Boston Celtics
New Jersey Nets
New York Knicks
Philadelphia 76ers
Toronto Raptors
Central Division:
Chicago Bulls
Cleveland Cavaliers
Detroit Pistons
Indiana Pacers
Milwaukee Bucks
Southeast Division:
Atlanta Hawks
Charlotte Bobcats
Miami Heat
Orlando Magic
Washington Wizards

Western Conference

Southwest Division:
Dallas Mavericks
Houston Rockets
Memphis Grizzlies
New Orleans Hornets
San Antonio Spurs
Northwest Division:
Denver Nuggets
Minnesota Timberwolves
Portland Trail Blazers
Seattle SuperSonics
Utah Jazz
Pacific Division:
Golden State Warriors
Los Angeles Clippers
Los Angeles Lakers
Phoenix Suns
Sacramento Kings

これにより、同じディビジョン内のチームとは 4試合(ホーム2試合、アウェイ2試合)。 同じカンファレンス内の他のディビジョンとは3試合(か、4試合)、カンファレンス外のチームとは2試合(ホーム1試合、アウェイ1試合)行うことになる。

プレイオフに出場できるのは各カンファレンスで8チーム。

まず、各ディビジョンの優勝チーム(3チーム) 。 その後はカンファレンス内での勝率上位の5チームという順番になる。 このルールのため、Division A の2位のチームが Division B の1位のチームより勝率が高くてもカンファレンスの順位は下になるといった現象もおこる。 ただし、ホームコートアドバンテージ(プレイオフ7試合中4試合をホームでできる権利) は単純に勝率によって決まるとのこと。

Warriors はこれまでと同じ名称の Pacific Division に割り当てられた。

L.A. Lakers, Sacrament Kings といった強豪も同じDivisionにいるため来年もこれまで通り大変なシーズンになりそうだ。


Google Deskbar をのっとれ! (その2)

昨日紹介したとおり Google Deskbar (グーグル デスクバー) は英数字以外の文字をUTF-8でエンコーディングして送ってくる。 一方、 Yahoo! Japan などの日本のサイトの多くはEUCやShift-JISエンコーディングをインプットとして期待しているため、UTF-8エンコーディングの文字が来ると文字化けがおこり思ったとおり検索ができない。 これはバグというより、サーバの仕様の違いによって起こる問題のため、おそらく Google Deskbar の最終版でも直ってはこないだろう。

そこで、Google Deskbar が送ってくるUTF-8エンコードされた文字をShift-JISへ変換するサービスを作ってみた。 使いかたとしては Google Deskbar の Cutomize Search に登録する URL の前に

http://google.andore.com/?url=

を付けるだけ。 Yahoo! Japan の場合

http://search.yahoo.co.jp/bin/search?p={1}

と設定すると下のように文字化けしてしまうのが、

Garbled.jpg

http://google.andore.com/?url=http://search.yahoo.co.jp/bin/search?p={1}
とすることで、このように文字化けせずに表示されるようになる。

Ok.jpg

この機能は無条件にUTF-8エンコーディングを Shift-JIS エンコーディングへ変更するので、以下のサイトのような、既にUTF-8をサポートしているサイト、(半角)数字だけの入力が必要なサイトの場合はこのサービスを通す必要はない。

  • Amazon.co.jp (Amazon.co.jp は UTF-8 を受けつけるためリダイレクトサービスを使う必要はない)
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/external-search?tag=amegan-22&mode=blended&keyword={1}
  • マピオン (郵便番号を入力した地図検索, 郵便番号を数字とハイフンだけで入力するのでこれもリダイレクトサービスを使う必要はない)
    http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=11&grp=all&zip={1}

まず、本来のURLを試して、文字化けが起こった場合にリダイレクトサービスを使うことをおすすめする。 個人的に試した限りでは以下のようなサイトの検索はリダイレクトサービスが有効だ。

  • Yahoo! Japan
    http://google.andore.com/?url=http://search.yahoo.co.jp/bin/search?p={1}
  • Yahoo! オークション
    http://google.andore.com/?url=http://search.auctions.yahoo.co.jp/jp/search/auc?p={1}
  • Yahoo! 辞書
    http://google.andore.com/?url=http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?p={1}&d=all&t=f
  • FreshEye
    http://google.andore.com/?url=http://search.fresheye.com/?ord=s&rt=&query=&kw={1}
  • 楽天
    http://google.andore.com/?url=http://esearch.rakuten.co.jp/rms/sd/esearch/vc?sv=2&sitem={1}

このサービスを介すことで、ほとんどのサイトでGoogle Deskbar から日本語検索することができるようになると思う(enc=euc-jp&url= と url=の前に enc=euc-jpを付けることで euc-jp への変換も可能だが、大抵は Shift-JIS で大丈夫だろう)。 自分の好きな検索サイトを追加して、Google Deskbar を有効に使おう。

リダイレクトサービスの問題点、改善点、他にも有用そうな検索 URL を見つけたらコメントに追加していって欲しい。


Google Deskbar をのっとれ! (その1)

Google が先日発表した Google Deskbar (グーグル デスクバー) というツール。

Windows のタスクバーに検索窓を付けることでブラウザを介さずに検索をすることができる。 まだベータ版で英語版のみだが結構評価は高いようだ。

この Google Deskbar には Customized Searches (カスタム検索) として、Google 以外の他のサイトを使っての検索ができるしくみが用意されている。 Google が自社の検索エンジンだけでなく、他のものにも応用できるようなしくみを提供してくれているところがとっても気にいっている。

標準では Stock Quotes(株価検索), Thesaurus(シソーラス、類語検索), Movie Reviews (映画レビュー検索), Software Downloads(ソフトウェア検索) といったものが用意されているが、個人的に他に便利そうなものを調べてみた 。 下にあるURLを Cutomized Search に登録するだけで Google Deskbar から検索できるようになる。 Yahoo! や MSN など、別の検索エンジンを使っても検索できてしまうなんて、Google の余裕の現れか?

Mozilla系のブラウザの人はワードラップが行われずURLの後ろの方が切れるかもしれない。 そんなときはウインドウのサイズを大きくして見て欲しい。

  • eBay
    http://search.ebay.com/search/search.dll?ht=1&sosortproperty=1&from=R10&BasicSearch=&query={1}
  • Amazon.com (さりげなく、Amazon Associates とからめておいて…)
    http://www.amazon.com/exec/obidos/external-search?tag=americadeganb-21&mode=blended&keyword={1}
  • Weather.com (Zip Code を入れると天気予報を表示してくれる)
    http://www.weather.com/weather/local/{1}?lswe={1}&lwsa=WeatherLocalUndeclared
  • IMDb (映画データベース)
    http://www.imdb.com/find?q={1}
  • Ticketmaster
    http://www.ticketmaster.com/search?&x=0&y=0&keyword={1}
  • MSN Search
    http://search.msn.com/results.asp?RS=CHECKED&FORM=MSNH&v=1&q={1}
  • Yahoo! Search
    http://search.yahoo.com/search?ei=UTF-8&fr=fp-pull-web-t&n=20&fl=0&x=wrt&p={1}

この機能、日本人なら日本のサイトにも使ってみたいと思うだろう。 ところが Google は UTF-8 を文字エンコーディングに使用しているため同じしくみを日本のサイトに適用しても文字化けしてしまうことが多い。 そこで、フィルタをかけて文字コードを変換するサービスを作ってみた。 が、今日は長くなってしまったので詳しくは明日。


プレイリスティズム

たとえば大学のキャンパスでは、「プレイリスティズム」(playlistism)とよばれる新しい形の差別が生まれている。

プレイリストというのは曲リストのこと。 iTunes ではアルバムの曲順をそのまま自動的にプレイリストに変換するのに加え、自分のもっている曲の中から自分の好みに応じて曲を選択して独自のプレイリストを作ることができる。 昔でいえば、◯◯のときに聴きたい曲を集めてテープやCDを作っていたものが手軽になったという感じ。

iTunes の Windows 版が出てから、会社で音楽を聞くのに iTunes を使うようになった。 このときプレイリスト共有機能を始めてセットし、同僚のひとりから “君のプレイリストが聴けたよ” と言われたときはちょっと嬉しくなった 。 自分のプレイリストの趣味がいい、悪いは別にして見てもらえたのはうれしいし、自分も人のリストは気になる。

Apple も人々がプレイリストに興味があることを知っているようで、 iTunes Music Store では Celebrity Playlists (芸能人のプレイリスト) という、有名人がオススメする曲で構成されたプレイリストが掲載されている。 そのプレイリスト単位で曲を買うことも可能だ。

プレイリストとその共有というしくみは、iTunes Music Store に加えて、これも iTunes がもたらした新しい音楽体験だろう。


Linux デスクトップに必要なもの

Linux分野の3つの有力な組織がデスクトップに本腰を入れることで、MicrosoftにとってこのオープンソースOSが一層重大な脅威になりそうだ。MicrosoftはLinuxが脅威であることを認めながらも、開発中のWindowsの新バージョンで同社の優位を維持できるとしている。

最近、Lindows の報道などに見るように Linux をデスクトップの代わりとして使おうとする動きが目立ってきた。

オレは数ヶ月前から、試しに会社でメールやWebを使うためのマシンに Linux(デスクトップLinux として定評のある SuSE) をインストールして使っているが、Windows と比べると違和感を感じるところが多い。 一番の理由は GUI の標準が決まっていないことだろう。

現在のLinux の GUI は KDE と Gnome という2種類のウインドウシステムが主流だが、各ディストリビューションによって採用度合はバラバラで、多くのディストリビューションは両方とも動くとしているものが多い。 この場合、あるアプリケーションは Gnome の流儀で動き、別のアプリケーションは KDE の流儀で動いたりする。 こういった自由度の高さはKIOSK端末といった特定用途向けのデバイスには有利だが、いろんなアプリケーションを使うデスクトップ用のOSとしては混乱を招くだけだ。

共存するKDE と Gnome のファイルブラウザとターミナル(クリックで拡大)

Mac OS X は BSD をOSの基礎に採用したが、GUI まわりに X11 のシステムを採用しなかった。 豊富なUnixアプリケーションが使えないという苦言も聞こえたが、ユーザが真っ先に触れる部分を 自社のコントロール下に置くことでどのマシンでも同じ体験ができることを保証したことはデスクトップ OSを作っているメーカとしては正しい選択だろう。

良い悪いは別にして Linux デスクトップといえばコレというようなインターフェイスデザインを含めた枠組みを早急に作り、今後作成するアプリケーションも全てそれに従って作るようにしない限り、 Linux デスクトップがWindowsを置き変えるようなことにはならないと思う。

あとは日本語環境としては自由に使える MS ゴシック/明朝 (Mac OS X のヒラギノ ゴシック/明朝) 並のクオリティの高いフォントも欲しいところだ。


プログラマとカフェイン

BAWLSは、1997年に米国マイアミで生まれた、高カフェイン炭酸飲料です。
BAWLSは、全米のナイトクラブやスポーツバーなど、人々が集う場所から販売実績を伸ばしましたが、大きくブレイクしたのは、その覚醒効果とスタイルがネットゲーマーやコンピュータプログラマー、ウェブデザイナーなど「Nerd」や「Geek」(※1)と呼ばれる人々の支持を集めてからです。

コンピュータ業界に関するコラムや著作などで有名な中村正三郎氏のサイトへ行くといつもトップに表われるBAWLS という飲みものの広告。 Nerd/Geek の御用達のようだ。 でも、残念ながらまだ飲んだことがない。 っていうか売ってるのも見たことない。 オレもまだまだだか。 一度飲んでみたいのでご存知の方は連絡を。

こちらでよく聞く話は Mountain Dew というソフトドリンクはカフェインが多いのでプログラマに愛飲されているという話。 数年前に猛威をふるった Code Red というコンピュータウイルスは Mountain Dew 系の同名ドリンクにちなんで付けられた話は有名だ(参考記事)。 うちの会社でも Mountain Dew は常備されている(笑)。

カフェインの作用によって覚醒するようだが、日本では他にもこんなのもあるらしい。

「エスタロンモカ」はエスエス製薬から発売されている、眠気と倦怠感の除去を目的とした薬。ドリンクタイプと錠剤タイプの2種類があるなりが、ドリンクタイプは一回飲みきりな上に、やや価格が高い(440円)ので、今回は錠剤(1箱24錠入りで400円)を購入することにしたなり。

サプリメント大国アメリカでも “Caffeine Supplement” とかで検索すると同じような薬がいっぱい見つかる。 で、驚いたことに検索結果の上位にくるものは覚醒作用よりダイエット効果をうたっているものが多い。 こんな作用もあるのね。 でも、Mountain Dew でダイエットは無理。

個人的に愛飲しているのは紅茶(砂糖抜き)。 紅茶を飲むとコーヒーや Mountain Dew を飲んだときよりトイレに行く頻度が増えているのでカフェインが効いてる(カフェインには離尿作用もあるので)ってことだろう と自分で納得している。


ESPN Power Ranking

Van Exel makes speedy return from minor knee surgery, so you’ll see all the key Warriors save Murphy and Foyle in Wednesday’s ESPN nightcap vs. Detroit.
(Van Exel が膝の小手術から早い復帰を遂げた。 なので ESPN が放送する 水曜日夜の vs. Detroit 戦で Murphy と Foyle 以外の Warriors の主力選手が見られるだろう。)

ケーブルテレビのスポーツ専門チャンネルである ESPN は Power Ranking というコーナーを設けて、毎週チームの現在の状況に基づいた格付けを行なっている。 怪我人やチームの勢いといったものも考慮しているようで、試合の前にこの相手には勝てそうかなとか、今ならこのチームにも勝てるんじゃないか? と簡単な予想をたてられる。 ラスベガスとかのスポーツ ブックメーカーなんかはこんなのを基準に賭けたりしてるのだろう。

今週の Warriors はなんと11位。 開幕直後が 17位、先週が15位だったので着実に認められてきている。 主力がケガで抜けている中、強豪相手に善戦し、Van Exel の復帰後も彼のボール回しを中心にいい感じでチームがまとまっているのが評価されているようだ。 惜しくも月曜日の試合は負けてしまったが、今日のPistons戦は今シーズン初の全国放送なので活躍を期待したい。 (Van Exel, Richardson ともにケガという話も聞くが…)

現在の1位はやはり Lakers 。 開幕の連勝は5でストップし、その後連敗してまったので来週はどうなるだろうか。 数字を見てるとアシストが以前より減ってきていて、各自が自己中心的になって崩れているようだ。 Lakers対策としては早くリードを奪って、相手を焦らせることが有効かもしれない。 逆に最下位なのが Miami Heat 。 現在 7連敗中。 まだ試合ぶりを見ていないが、開幕直前にカントクが辞任しチームの戦略がグチャグチャになっているのだろうか?


Jason Mraz Live at Stanford

Ticket.jpg

以前アルバムを紹介した Jason Mraz のライブに行ってきた。 会場は Stanford University だ。

日本でいう文化祭ライブ(アメリカは秋から新学期なので実際は 新歓ライブ)的な感じでスタッフは学生が中心、Will Call 窓口なんかもテーブルを並べて、案内も手書きの簡易的なものだった。 そのためか 学生は $17 で、それ以外でも $23 というとってもオトクな値段。 チケットは先週のうちにソールドアウトでまわりは大学生っぽい若者でいっぱい。

ライブはと言うと、客席から飛びだすリクエストやかけ声に答えながらのなごやかな雰囲気の中すすんだ。

始まってすぐ気づくのがライブで叩きあげられてきたという彼の歌のうまさと声のよさ。 前座のバンドもそこそこ良かったけど Jason Mraz は、声のとおり、発声、発音のうまさのどれもその上をいっていた。 これが格の違いか。

“Absolutely Zero” やアンコールで歌った “Rainbow Connection” なんか涙ものだった。歌でこんな感動できたのは久々。 セットリストはオープニングの”Common Pleasure”、 途中の”Unfold”, “Right Kind Of Phrase” などのアルバムに入っていなかった曲も折りまぜてのセットリストだったが、ライブバージョンがお気にいりの “No Stopping Us” が演奏されなかったのはちょっと残念。 これだけは次回に持ち越しだが、後は文句のないすばらしいステージだった。

そういえばテープに録ってた人はみかけなかったけど、ライブアーカイブにアップされないかなぁ。

10/29 の Milwaukee でのライブが録音、録画されて 2004年の早いうちに CD と DVD で発売されるというニュースもこのまえ流れていたし、来年には日本でもバンド形式でのライブをするらしい。 まだ知る人ぞ知るという感じの Jason Mraz なだけに、チケットも入手しやすいのではないだろうか。 少しでも興味のある人はこの機会に是非見ていってほしい。