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以前アルバムを紹介した Jason Mraz のライブに行ってきた。 会場は Stanford University だ。

日本でいう文化祭ライブ(アメリカは秋から新学期なので実際は 新歓ライブ)的な感じでスタッフは学生が中心、Will Call 窓口なんかもテーブルを並べて、案内も手書きの簡易的なものだった。 そのためか 学生は $17 で、それ以外でも $23 というとってもオトクな値段。 チケットは先週のうちにソールドアウトでまわりは大学生っぽい若者でいっぱい。

ライブはと言うと、客席から飛びだすリクエストやかけ声に答えながらのなごやかな雰囲気の中すすんだ。

始まってすぐ気づくのがライブで叩きあげられてきたという彼の歌のうまさと声のよさ。 前座のバンドもそこそこ良かったけど Jason Mraz は、声のとおり、発声、発音のうまさのどれもその上をいっていた。 これが格の違いか。

“Absolutely Zero” やアンコールで歌った “Rainbow Connection” なんか涙ものだった。歌でこんな感動できたのは久々。 セットリストはオープニングの”Common Pleasure”、 途中の”Unfold”, “Right Kind Of Phrase” などのアルバムに入っていなかった曲も折りまぜてのセットリストだったが、ライブバージョンがお気にいりの “No Stopping Us” が演奏されなかったのはちょっと残念。 これだけは次回に持ち越しだが、後は文句のないすばらしいステージだった。

そういえばテープに録ってた人はみかけなかったけど、ライブアーカイブにアップされないかなぁ。

10/29 の Milwaukee でのライブが録音、録画されて 2004年の早いうちに CD と DVD で発売されるというニュースもこのまえ流れていたし、来年には日本でもバンド形式でのライブをするらしい。 まだ知る人ぞ知るという感じの Jason Mraz なだけに、チケットも入手しやすいのではないだろうか。 少しでも興味のある人はこの機会に是非見ていってほしい。