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Apple の価格設定に見る為替動向

Mac OS X の新バージョンが発売された。 といってもうちではまだ買ってない。 以前にも書いたように変更・修正点と価格のバランスが悪いから。 実際に触って感動したり、お金に余裕が出たら買うかも。

とは言ってても、いくらかなーなどと AppleStore を眺めたりするんだけど、そこで気づいたことがあった。

価格設定日 商品名 US価格 日本価格 為替レート
9/16/2003 PowerBook 12インチ(Combo) $1599 199800円 1ドル124円
9/16/2003 PowerBook 15インチ(Combo) $1999 249800円 1ドル124円
10/8/2003 Mac OS X 10.3 (Panther) $129 14,800円 1ドル114円
10/22/2003 iBook G4 (12inch) $1099 124,800円 1ドル113円
10/22/2003 iBook G4 (14inch/1GHz) $1499 169,800円 1ドル113円

日本のアップルの価格設定の為替レートが円高を前提に付けられている!

最近の価格設定からも、日本のアップルは為替レートがしばらくは 110円 以下で落ちつくと見ているようだ。 もちろん大幅に円安に振れたら急遽価格設定を見直すこともあるだろうが、企業的には急な値上げは避けたいだろう。 ということはこのレートがアップルが読んだ今後半年ぐらいに自分たちが損しないような円ドル為替レートなのだろう。 PowerBook 12インチも今、発売されてたら 179800円 ぐらいになっていたってこと?

アメリカに住んでいると結構気になる 円ドルの為替レート。 こんなところからも今後の動きが読めるかもしれない。


Mavs がまたトレード

このトレードはややマーベリクス有利に思われる。ラフレンツは後半スタメンC (センター)として活躍はしていたが、Cは他にブラッドリー(2メートル29)とエシュメイヤ-(2メートル11)もいて、余裕の放出だ。

エシュメイヤーは8月のトレードでWarriorsに来ている。 なので、マーベリックス(以下 Mavs) のセンターは一人少ない。 そこを、Mavs のカントクである Don Nelson はWarrios から獲得した Danny Fortson で埋めようとしている。

Danny Fortson は昨年こそ出場機会がなかったが、それまでは PF のポジションで主にリバウンドに活躍していた。 得点能力はそんなに高くなく、ファールが多かったことからWarriorsのカントクの起用法に合わなかったようだが、Mavs はこのリバウンドのうまさを使ってすごい戦略を考えてきたようだ。

Dallas は選手ほとんどが 3ポイントを打ってくる選手。 そして、Antoine Walker も Raef LaFrenz というブロックのうまい守備型の選手を捨ててまで獲得した3ポイントを打てる選手だ。 Fortson を3ポイントが外れた時のリバウンド要員として配置することで、彼らに気兼ねなく3ポイントを打ってもらえるようにし、3ポイントが外れても攻撃が続けられるようにする。 Fortsonのセンター起用はそれを狙ってのことだと思われる。

自分の昨シーズンのプレイオフ記事でも、Mavs は3ポイントシュートが脅威だと書いていたが、今年の Mavs の布陣は昨年以上に3ポイントシュートに注意する必要がありそうだ。

Warriorsの初戦の相手が Mavs なので今のままならコテンパンにやられるかも。
そうそう。 Mavs のオーナーの Mark Cuban という人。 熱狂的な応援ぶりが試合中のテレビ中継でもよくうつるんだけど、まだ30代のおっさんという感じだ。 実はこの人、ITバブル全盛期の1999年に Broadcast.com を Yahoo! に 57億ドルで売却し本人は20億ドルほどを手に入れた。 その時のお金で地元のNBAチーム Dallas Mavericks を2億8千万ドルで買いとりオーナーになったことで有名だ。

詳しくは以下の記事をどうぞ。

A ‘Maverick’ Billionaire
(‘マーベリック’な億万長者)


サマータイム終了

今日の早朝にサマータイムが終わった。

サマータイムは、夏の日の長い時間を有効に利用しようと考えられた。サマータイム中の6月,7月なんかは日が沈むのが夜の8時過ぎになるので、たとえば6時ぐらいに仕事が終わってからもまだ明るい外でBBQとかテニスなんかをすることができるわけ。なんとなく優雅でしょ。特にエネルギー問題ではなかったと思う。 日本でも導入が考えられてるらしいけど、仕事の体系が違うからお役所の人以外は嬉しくないだろうなぁ。

サマータイムの期間は約半年。 4月の第1週の日曜日の午前2時から10月の最終週の朝2時まで。具体的には4月はAM 1:59 のあと、いきなり AM 3:00 になって、10月はAM 1:59 のあともう一度AM 1:00 がやってくる。 切りかえの基準時間が午前2時なのは多くの人が家にいて、時間が変わってもそんなに影響の受けない時間だからということ。

アメリカに住んでいる人は気づくかしれないけど、アメリカではほとんどの州でバーやレストランで午前2時までお酒を出していいことになっている。 ってことはサマータイムの終わる日はAM 1:59 のあとAM 1:00に戻るのでもう1時間余計にお酒が飲める? かと思ったら、正式にはバーは AM 2:00 じゃなく AM 1:59 に閉めることになっているためこの影響は受けないとのこと。 へぇー。


NBA 開幕特集

今シーズンの見どころ
連覇を目指すスパーズや、大型補強で巻き返しをねらうレイカーズの優勝争いに注目。高卒ドラフト1位のレブロン・ジェームスからも目が離せない!

さぁ、NBAは開幕間近。

今年はNBA Japan Gameも開かれるということで、Yahoo! Japan 内のサイトも特集を組んでいる。 見どころをわかりやすく書いてあるので初心者にとってもいい勉強になるだろう。

さて、ジャパンゲームは民放のテレビでも中継されるということなので、ここでNBAのテレビ中継の見どころを紹介。

まず、観戦初心者の人はゴールシーンに注目して欲しい。 NBAは攻撃時間が24秒なため、ゴールシーンは頻繁に見られる。 レイアップシュート、スラムダンク、3ポイントシュート などさまざまなシュートが決まるところにまずは注目。 特に相手からスチールした後の速攻から決めるスラムダンクはスカッとするぐらい最高。

シュートを堪能したら次はシュートに行くまでに注目して欲しい。 NBAレベルの選手ではフリーの状態でシュートを打てば入るのがあたりまえ。 それを簡単に打たせないために、ディフェンスが守り、オフェンスは味方の選手をフリーにしてシュートを打たせるようにフォーメーションを組んでくる。 その全てがうまくいくわけではないが、うまくいったときはマジックでも見ているかのように、フリーやミスマッチ(身長差のある選手が守りにつく)の選手ができてシュートを決めてしまう。 ボールを持っている選手以外も意味なく動いているわけではなく、その裏にある作戦を考えながら見ると楽しみがぐっと広がる。 わかりにくかったら、ボールではなくチームの中心となる選手だけをずっと追いかけて見るといいだろう。

スーパーソニックスでは レイ アレン(背番号 34)、ラシード ルイス(背番号 7)、 クリッパーズではエルトン ブランド(背番号 42)、クエンティン リチャードソン(背番号 3)。 彼らは高い確率でディフェンスをうまくかわしシュートを打ってくるはずだ。

点をとるまでの一連の動きはプレイと呼ばれ、コーチ陣が現在の戦力から知恵を絞って作りあげたもの(プレイブック)から対戦相手や試合の状況に応じて選ばれ選手たちへ伝えられる。 選手たちはチームメイトを信用して、自分の役割りをこなすようにプレイを行なう。 その結果が得点へと繋がるのだ。 個人的にはシュートだけでなく、そこへいくまでのうまさがNBAの一番の楽しみ方だと思っている。

そして、最後 4th クォーター後半に注目だ。
人によってはタイムアウトで試合が止まってばかりでつまらないと思うかもしれないが、このタイムアウトの間に、お互いのコーチ陣がどう攻めるか、どう守るかを決めてくる重要な時間だ。 今の残り時間だから、今回は24秒じっくり使ってくるだろうとか、次に誰がシュートを打ってくるだろうか一緒に考えながら、試合が再開されたときに点が入るかを見て欲しい。

というわけで、NBA Japan ゲーム。
NBA 初心者の人も是非テレビ中継を見て今シーズンからハマってもらいたい。

(10/25 追記)
なんて書いていたら、Seattle Supersonics の主力選手、レイアレンがケガのためジャパンゲームに参加しないことが発表された。 手術も行われるということで Supersonics は痛いケガになりそうだ。


Topcoder.com

昨日書いた Google Code Jam 2003 は topcoder.com というところのエンジンを使って行われていた。

この、 topcoder.com が結構面白そうだ。

ここでは毎週のようにプログラミングコンテストを開いて、世界中から参加者が集まってきている。 topcoder.com はそれをうまく発展させて、Google Code Jam のような冠コンテストの開催(Google Code Jam は人材採用のため)、転職情報の提供、アルバイト的なソフトウェアコンポーネントの開発といったように企業との連携もしている。

プログラマ(というより Coder: コーダー)からすれば職務で必要な自分のスキルが数値化されることで企業に対しアピールできるし、企業からすれば限られた時間内の面接だけでなく、実績を知った上で職に合った有能なプログラマを雇うことができる。

それに、Google Code Jam のように問題とテストケースを用意して、それを通るプログラムを開発してもらうというスタイルは、コーディング仕事を外注へ発注するときにお互いの責任範囲も明確になり、有効ではないだろうか。 発注する側の負担は増えるけど、このプロジェクトを何人月でといったどんぶり勘定でいくより確実だし、テストファーストといった手法があることからもありえない話ではない。 (現実はそうはいかないこともわかるが…。)  そして発注先にこういったコミュニティを利用することで下手な外注よりクオリティの高いコードがローコストで手にいれることができる。

コンテストのシステムは特許をとっているようだし、他にも改良の余地はあるだろうが、topcoder.com のような仕組みを日本でうまく立ちあげられたら日本のソフトウェア産業に一石投じられるのでは? とマジで考えてしまった。


田臥、開幕ロスター入りならず

Denver waives Yuta Tabuse.
(Denverは田臥勇太を解雇した)

田臥、残念。

今年、Denver Nuggetsで活躍している Earl Boykins も前年に LA Clippers を解雇されたあと昨年の11月末に Warriors に声がかかるまではフリーエージェント扱いでくすぶっていた。 自分をうまく使ってくれるところが他にもあることを期待してあきらめないでがんばって欲しい。

それにしてもロスターに18人かかえていたDenverはあと二人減らさなきゃいけないはずなんだけど解雇されたのは田臥だけ。 なぞだ。

で、田臥へのメール企画は消えちゃたようです。

でもって、Warriors。 2日前に契約したTierr Brownをもう解雇ですか…


Google Code Jam 2003

Do you have exceptional programming skills? Can you make computers perform like silicon puppets with just a few well-expressed commands? Are you at ease when faced with a hard stop and a group of peers evaluating every line of your code? Here’s your opportunity to display the grace of the true professional in a reward-rich environment.
(優れたプログラミングスキルを持ってる? ちょっとしたコマンドだけでコンピュータを人形のように操ることができる? プログラムを強制停止させて、自分のコードを1行づつまわりのみんなに診断されても平気でいられる? これはあなたの真のプロ技術を発揮する賞金付きのコンテストだ。)

先週末にかけて行われた Google Code Jam 2003、いわゆるプログラミングコンテストに参加してみた。

概要はこんな感じ。

参加者は登録をすませたあと、決められた期間の間にArena と呼ばれる Applet/Java Web Start のツールを使い開発を行なう。 Arena では開発者どうしのチャットや、コンテンスト問題の表示とコーディング、限られた時間でテストまで済ませるのでそのためのカウントダウンといった機能が実装されている。

使える言語は Java, C++, C#, VB.NET 。 どの言語を使用しても得点には影響なく、問題ごとに使う言語を変えてもいい。

テストエリアへ入室直後にカウントダウンが始まり、問題を見てArena備えつけのエディタにプログラムを書き、Compileボタンを押すと自分のコードがサーバへ送られてコンパイルされたあと結果が表示される。

コンパイルが終わったコードはテスト問題に書いてあるテストケースや自分でテストケースを作ることで結果が正しく返ってきているか試すことができる。 ラインデバッガのようなものは付いていない。 テスト結果などからこれでOKだと思ったところで Submit し、自分の解答を提出する。 1度Submitするとその後はコードの変更はできない。

問題のウインドウを開いたときから(だと思うが違っているかも)Submitするまでにかかった時間によって点数が付けられる。 プログラムの実行スピードや、メモリ効率といったところは評価対象にならない。 目的のことをやりとげるコードをいかにして早く書くかというところに重点がおかれたものだ。 最後に、用意されたシステムテストをパスすることで実際の得点になる。 そのため、適当なコードを早く書いてSubmitしても0点になってしまうだけだ。 (Qualification Round ではなかったが、Challenge Phase という段階では、参加者がライバルのコードをチェックし、うまくいかなさそうなテストケースを試すことでライバルのコードを潰す時間も用意されている。 ここでもシステム出した答えと違う結果が返ってくると 0点になってしまう。 うまく相手のコードを潰すと自分に 50点もらえるが, 失敗すると逆に 50点減点になる。)

予戦問題は全部で2問、250点満点の問題と1000点満点の問題だ。 もちろん1000点の方が問題は難しくなっている。 この2問を1時間の間に解かなければならない。
と、こんな感じだったのだが、結果は玉砕。

250点の問題を25分ほどかけてSubmitし、134.33点。 1000点の問題はコーディング途中で制限時間がきてしまったため 0点。 250点の問題はシステムテストを通ったため、最終得点も134.33点。 残念ながら上位500人に入らなかったため次のラウンドに進めなかった。 どういう基準かわからないが Rating は 1347 とのこと。 (0-2200+ という分けかたがあるので参加者のうち半分よりは上ということだろうか)
ここでかっこよく、「余裕でした」なんて軽ーく予選突破できていればよかったけど、まぁシリコンバレーのエンジニアでもこんな程度です(笑)。

負けおしみを言わせてもらうなら、普段時間に追われながらコーディングなんてしないから一度詰まると焦ってしまい必要以上に時間がかかってしまった。 あと250点の問題終わったあと、1000点の問題をオープンするまでクロックが止まってると勘違いしたので5分ぐらいロスしたのも痛いところか。 上を見ると1250点中1100点以上とってる人もいるんですが、マジ? 問題読んでタイプするだけでそれぐらい時間かかりそうな気がしそうなんだけど…。 上には上がいるもんだ。 とにかく、自分もまだまだと実感させられたコンテストだった。 もっとがんばりましょう。

ちなみに、問題の概要は…

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Nuggets の公式サイトで田臥への質問メール募集中

Invited last month to join the Denver Nuggets in training camp, 5-9 rookie Yuta Tabuse enters the final days of the preseason looking to become the first Japanese player in the NBA.
(先月に Denver Nuggets のトレーニングキャンプに呼ばれた、5フィート9インチのルーキー田臥勇太は日本人初のNBAプレーヤを狙ってプレシーズンの最後の日々を過している)

Denver Nuggets の公式ページに突如として表われた田臥への質問メール募集の告知。 ここ4試合ほどプレシーズンマッチに参加していない田臥をここまでとりあげるのはなぜだ? レギュラーシーズン前に解雇されたらうやむやにするつもりなのだろうか? それとも田臥はレギュラーシーズンも契約することが内定したのだろうか?

背景はどうあれ、せっかくの機会なのでファンは上のサイトのフォームから質問メールを送ろう(英語で…)。

開幕ロスターの締め切りは木曜日の午後3時(時間帯は不明)らしい。 開幕ベンチ入り選手12人(もしくは故障者リスト扱いの3人) に入ることができるか? 答えは明日わかる。

(10/23 追記: 木曜の午後までに行われるのはロスターを15人に搾るところまでで、誰を開幕ベンチ入りさせ、誰を故障者リストへ入れるかを決めるのは来週月曜日になるとのこと)


Warriors バックコート崩れる

Point guard Nick Van Exel is out for at least three weeks after undergoing knee surgery. Shooting guard Jason Richardson is facing a probable suspension from the league for his conviction on a misdemeanor domestic violence charge.
(ポイントガード Nick Van Exel は膝の手術から少なくとも3週間は出場できない。シューティングガードの Jason Richardson はNBAから家庭内暴力の有罪判決に対して出場停止処分をが下されようとしている。)

何てことだ。

Nick Van Exel のケガは思ったよりひどかった。 先週末Dallasに戻り、月曜日に関節鏡視下手術を受けたそうだ。 開幕戦は彼の昨年までのチーム Dallas Mavericks との試合で、大活躍を期待していただけに残念。 救いなのは、開幕戦はまだ1週間先。 実際はシーズン最初の2週間(試合数にして5、6試合)ほど出られないことだろうか。

Jason Richardson は家庭内暴力(DV)事件有罪のけじめの出場停止処分のため、最初の数試合(まだ、何試合かは不明)出られないし、Nick Van Exel が来るまえに Arenas の代わりとして期待された Speedy Claxton もこの前の試合をケガで欠場。 前回、そろそろOKと書いた Troy Murphy も日曜日の試合にも出場せず、実際はまだのようだ。 センターの Adonal Foyle も練習でやっと動きだした程度ということで、本来ベンチ入りするはずのメンバーのおよそ半分が開幕戦に出られない可能性がある。 そして、ガード2人は本来のスターティングメンバーとは違う選手で戦わなければならない。

これをうけて、Warrios は急遽 ポイントガードの Tierre Brown と契約を結んだらしい。 3年目の若手選手で、ポテンシャルはもっていそうだ。 選手が揃っていない今、出場機会を与えることでうまく化けるかもしれない。 こんなときに田臥をWarriorsに期待したいところだが…これまでの動きからWarriorsがそこまで冒険する可能性は少なそうだなぁ。


Jet – Get Born (ジェット – ゲットボーン)

cover 日本に行っていたときにラジオでかかった “Are You Gonna Be My Girl” を聞いてこれまたノックアウトされた。 ちょうど9/25が日本でのアルバム発売日で、日本滞在と重なっていたこともあり、名古屋近辺ではFM局中心にプロモーションが行われていたようだ。

オーストラリアのバンドということなので iTunes Music Store で売ってなかったときのことを考え日本でCDを購入。 ところが、この前の iTunes for Windows の発表会のときに iPod の新CMのBGMとして使われていたのが、この Jet の “Are You Gonna Be My Girl” だったのでびっくり。 もちろん iTunes Music Store でも売られている。 iPodのCM (TV Spot 2) は曲のノリをいい感じでCMにまとめているので、いいプロモーションになるだろう。(iPod CM の Quicktimeムービーはこちら, フルコーラスのPVは Yahoo! Launch で見ることができる。 )

ストーンズのキースリチャーズに気に入られて、ストーンズのオーストラリアツアーの前座に急遽抜擢されたという逸話のあるこのバンド。 サウンドは昔のストーンズを思わせるようなバリバリのギターサウンドロックだ。 けど、メロディがきれいにできているためそんなにゴツい感じはしない。 アルバムには Oasis を思わせるようなバラード曲(Look What You’ve Done, 4曲目)やビートルズ中後期を思わせるような曲(Radio Song, 7曲目)もあったりして(けど、決してパクりという感じではない)、彼らがこういったアーティストの特徴をうまく自分のものと融合していることをうかがわせる。

“Are You Gonna Be My Girl” が出来すぎなぐらいキレが良いだけに一発屋で終わらないか心配だが、だとしてもこのアルバムは持っていても損はしないと思えるぐらい会心のできだ。

cover cover