NBAネタは久しぶりだけど、NBA プレイオフも佳境となってきたのでここらでプレイオフの状況を紹介。
プレイオフというのは日本のプロ野球の日本シリーズのようなもの。ただし、上位2チームでなく各カンファレンスの上位半分のチーム(8チームづつ)がトーナメントで戦うようになっている。 先に4勝すると勝ち抜け。 優勝するためには
Playoff 1st Round
Conference Semifinal (カンファレンス準決勝)
Conference Finel (カンファレンス決勝)
NBA Final (NBA ファイナル)

を勝ち抜かなくてはならず、約2ヶ月という長期間かけて行なわれる。 (カンファレンスの分け方などは以前書いたこちらを参照)

日本ではせっかく、レギュラーシーズンで優勝したのにまたトーナメントなんて不公平じゃないかと言われて採用されていないようだけど、見てる側からすると8位, 9位のチームでもプレイオフ出場という新な目標のため白熱した試合が見られると楽しい。 例えば 今年のWarriors なんかは、プレイオフが無かったらこんな盛り上がりは見せられなかっただろう。

さて、今年のプレイオフ。 イースタンでは昨年のカンファレンス覇者 New Jersey Nets が準決勝で Boston Celtics を 4連勝 で下して2年連続の出場、もう一方は Detroit Pistons で Allen Iverson のいる Philadelphia 76sers を最終第7戦 ラスト 15 秒前までてこずった末破り決勝進出。 実はこの2チームは今年シーズンで Eastern Conference の1位、2位のチームなのでいわば順当勝ち。 ただ、Nets のカンファレンス準決勝での強さが目立ったので、ほとんどの人が Nets が優勝すると思ってるんではないだろうか。

イースタンに比べてウエスタンは波瀾だらけ、3年連続 NBA チャンピオンだった L.A. Lakers が 1st Round で Minnesota Timberwolves 相手に第7戦までもつれて何とか勝ったが、次の San Antonio Spurs 戦で力つきた。 選手2人がプレイオフ中で怪我をし、カントクである Phill Jackson までも心臓手術で途中抜けるなどアクシンデントが多かったこともあるだろうが、まわりが Lakers の戦い方に慣れてきたと思う。 主力のシャック、コービー以外にも攻撃パターンを作っていかないと来年はもっと大変になるんじゃないだろうか。

Lakers を破った San Antonio と戦うのが Dallas Mavericks。 こちらも昨年カンファレンス決勝まで進んだ Sacramento Kings を最終7戦の末破っての決勝進出。Dallas は3ポイントシュートが異様なぐらい決まり、勢いで勝ってしまった気がする。 カンファレンス決勝は Dallas がこの3ポイントシュート率を持続できるかがポイントじゃないだろうか。 そんなわけで 不安定な Dallas より San Antonio 優勢と見た。

この結果は来週につく予定。 その前の 5/22 に NBA Draft Lottery があります。 Warriors ともかかわりの深い Draft Lottery(宝くじ) とは何か。 それは 5/22 に。