Category: 04 NBA Basketball

Mike Montgomery カントク解任

WARRIORS: Warriors and Head Coach Mike Montgomery Mutually Agree To Part Ways
The Golden State Warriors and Head Coach Mike Montgomery have mutually agreed to part ways, it was announced today by Executive Vice President of Basketball Operations Chris Mullin.
(ゴールデンステートウォーリアーズとマイクモンゴメリーはお互いに別の道をすすむことに合意した。 とバスケットボール部門の責任者クリスマリンは発表した)

18年間コーチを勤めた Stanford 大学バスケチームから一昨年、NBAの世界にやってきた Mike Montgomery カントク。 Stanford 大での素晴しい活躍から Warriors の立て直しが期待されたが、この2シーズンの成績が 68勝96敗 と大きく負け越し。 今オフの動向が注目されていたが、どうやら解任となったようだ。

同じバスケットボールでもプロとアマという違いから、大学リーグからNBAへ始めてやってきたカントクは失敗するという通説があり、例に漏れず Mike Montgomery カントクも解任で終わってしまった。 オレが見ていても疑問の残る選手起用やチームの目指す方向がはっきりしていなかったりと問題があったため解任は仕方ないかなという感じだ。

後任と噂されているのが、何と Don Nelson (ドン ネルソン)。 一昨年まで Dallas Mavericks でカントクを勤めていたが、体調不良などを理由にシーズン途中で勇退という状態だったのでちょっと驚きだ。

この Don Nelson カントクは歴代2位の勝利数の記録を持つカントクで、 1988-1995 まで Warriors のカントクだったこともある。 実績もあり、また Warriors が前回(12年前)にプレイオフに進出した時のカントクだったこともあり、夢よもう一度と期待も大きい。 ただ、前回のカントクを辞めた原因がチームの選手やフロントとケンカしたからという話なのがちょっと心配だ。

Warriors は明日 8/30(水) に Press Conference を開くと発表していて、その時に具体的な発表がされるようだ。

たしかDon Nelson はオフェンス中心、しかもアップテンポのカントクで、ディフェンスがあまり得意じゃないWarriors の選手たちには合いそう。 また、この攻撃スタイルは Baron Davis との相性も良さそうだ。 残念ながら今オフはいい選手の補強ができなかった Warriors だが、適材適所、そして選手たちに的確な指示を与えることでまだまだいいチームになると思う。 ちょっとは来シーズンが楽しみになってきた。


2006 FIBA 世界選手権 – USAチーム 決勝トーナメント進出

若手中心のチーム作りでどうなるかちょっと心配だったUSAバスケットボールチーム。 予選ラウンドは5戦全勝という好成績で通過でき、本日まもなく決勝トーナメントでオーストラリアと対戦する。

今回のチームは見ていて安心していられる。 攻撃面では、チーム内でボールがよくまわり、ペネトレイト以外の攻撃オプションが生きているし、ディフェンス面では相手を積極的にマークし、スチールからの速攻でペースを握る。 これまでのチームとは一味違うといった感じだ。

優勝できるかどうかは、このディフェンススタイルがどこまで通用するかだろうか。

相手オフェンスへのプレッシャーが増えることで、カバーリングの穴を抜かれて相手にゴール下にもぐられて得点ということが多くなる。 USAチームと対戦したチームの得点が多いのはこれが1つの大きな理由。

また、相手チームの多くがゾーンディフェンスをしてくる国際ルールでは、どうしても外からのシュートが多くなりこれを外すと、これまでのUSAチームのようにリズムが悪くなり泥沼にはまることがある。 スチールからの速攻でトランジッションゲームに持ち込むというのはUSAチームのオフェンス面での弱点をカバーする上でも重要だったりする。

従って、相手がうまいドリブルやパス回しでUSAチームディフェンスを翻弄したしたときにどう対処してくるかが決勝トーナメントでUSAチームが生き残れるかの1つの見所だろう。

日本ではやっぱりさっぱりなバスケットボール世界選手権。 地元日本の実力がどうしてもまだまだ世界に届かないというのが一番の理由だろうけど、メディアとしてはもうちょっとがんばって欲しいところ。 決勝(9/3(日))は録画がTBSで放送されるようなので、日本の人もぜひその試合はチェックだ。


2006年 FIBAバスケットボール世界選手権 in Japan

サッカーのワールドカップも終わって、亀田のタイトルマッチも終わって、日本のメディアは今ごろバスケ一色なんじゃないでしょうか? え、違う(笑)?
まもなく、8月19日からバスケットボールの世界選手権が行われる。
それも日本で。 え、知らなかった?

なんて書いたが、実はアメリカでもそんなに盛り上がってるわけじゃない。

もうすぐアメリカで人気ナンバーワンのNFL (アメフト)が開幕になるというのが一番の理由だが、アメリカチームは2000年のシドニーオリンピックで優勝して以来、前回 2002年のバスケットボール世界選手権で6位。 そして2004年のアテネオリンピックで3位と低迷、NBAのトッププレーヤーの参加も少なくなりドリームチームという名で注目を浴びなくなったことも一因だろう。

今回、アメリカ代表は各国のバスケットボール代表チームの成長、およびNBAルールと国際ルールのさまざまな違い(ルールそのものに加え、ボールの違い、審判の判断基準、慣れないオフェンスやディフェンスプレイなど)を受け入れ、アメリカチームは レブロン ジェイムズ や ドゥエイン ウェイドといった若手中心の運動量のあるチームを作ってきた。

大会前の練習試合では僅差の試合もあったがとりあえず全勝。 アテネオリンピックの時に負けたプエルトリコにも大差で勝利しているのはいい徴候と言えるだろう。 常に全力なアメリカ以外の国はチームのピークを大会開始時期に合わせているとよく言われている。 アメリカチームの緒戦がプエルトリコなので、本番でどんな試合展開になるかで今回のチームの出来を測ることができそう。

日本では、TBSとスカパーが試合のテレビ中継をするようだ (アメリカでは ESPN がアメリカ戦だけ放送) 。 見所はアメリカチーム、前回のオリンピックで優勝したアルゼンチンチーム、緒戦で日本と対戦するドイツチーム、この大会で唯一 Warriors からフランスのジョーダンの異名をとる Mickael PIETRUS (ミカエル ピトルス)選手が参加しているフランスチームあたりだろうか。 時間が合う方は是非見てみて欲しい。

そうそう。 日本の FIBAバスケットボール世界選手権のサイト は普通のサイトという感じだが…

japanweb.jpg
日本語サイトのスクリーンショット

英語サイトやポスターはこんなイメージが使われている。
うーんスモーレスラー。
エキゾチックジャパーーン。

2006_wcm_post.jpg
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San Jose に NBAチームがやってくる…かも?

The NBA in S.J. not dead deal yet
The latest bit of intrigue was a report in the Oklahoman, citing anonymous sources, that Larry Ellison bid $425 million for the Seattle SuperSonics with the intention of bringing them here. Sonics owners said they chose the Oklahoma investors’ $350 million bid because it offered a better chance of keeping the team in Seattle.
(最新の陰謀のようなものはオクラホマ住民の報告、匿名の情報源による、 Larry Ellison が San Jose へ本拠地を移すことを目的として Seattle SuperSonics に 4億2500万ドルによる買収の提案をしたというものだ。 Sonics のオーナーはシアトルにチームを残しておくチャンスが高いことから、 Oklahoma の投資家の 3億5000万ドルの提案を選択したと語った。)

Seattle にあるNBAのチーム Seattle Supersoncis(シアトル スーパーソニックス)が売りに出された。 今のところ Oklahoma の投資家に売られる可能性が高いと言っているが、他にも狙っている人たちがいるようだ。

その一人が Oracle の CEO Larry Ellison 。 Larry Ellison は1,2年前にもスポーツチームのオーナーになりたいと地元のチームである 49ers や Warriors にチームを売って欲しいというオファーを出したが断られていた。 そこで、売りに出た Supersonics に目をつけ、 San Jose へ移そうと考えているようだ。

また、現在 NHL (アイスホッケー) のチーム San Jose Sharks のオーナーはアイスホッケーのチームに加えて NBA のチームのオーナーになりたいという意向を示し、すでに半年ほど前からSupersonicsのオーナーに接触していたこともあり、それぞれが魅力的なオファーを出したか、2つが組んで動いたのではないかと噂を加速させている。

しかし、今のところ Seattle Supersonics のオーナーは金額は低くても移転の可能性の低いオクラホマの投資家に売ると言っており、 Larry Ellison や San Jose Sharks の計画は失敗したと思ったほうがいいのだが、 San Jose 市の市議会の議題を見ると 8/4 に引き続き NBA 移転関連の検討が入っていることから 「もしかすると….」 とかすかな希望があるのかもしれない。

San Jose に Supersonics 。 最近は Soncis もそんなに強いチームじゃないけど Warriors よりは…けど、弱小 Warriors にもヘンな愛着が。 うーん悩ましい問題だ(笑)。 移ってきて欲しいような、欲しくないような….。


田臥、4度目の正直なるか、サマーリーグに挑戦

Message from Yuta: 2006年7月
サマーリーグ初日。
結果は大差をつけられて負けてしまいました。
特に後半は自分達のミスが続いてしまい、
それによって相手が勢いをつけてしまったかんじでした。

日本のメディアでも紹介されているようだけど、田臥今年は Dallas Mavericks の所属でサマーリーグに参加している。 ちょうどいい機会なので、本人のブログも併せて紹介。 サマーリーグ開始直前に声がかかって、トライアウト(選抜試験)そして選ばれたいきさつなどが書いてあって、他では読めない貴重な情報が読める。

サマーリーグは若手の登竜門と呼ばれるところで、田臥のようなFAの選手に加え、NBAのチームにドラフトで選択された選手や、入団後1,2年目の選手が集まって各々の実力を披露し、チームにアピールする場。 当然、田臥としてもここでアピールをし、10月からのキャンプに呼ばれようと頑張っているようだ。

田臥が参加しているのはLAの南、 Long Beach というところで行われている Summer Pro League というリーグ。 ただ、これまで出場時間に恵まれずイマイチ記録が残せていないのが残念。 7/12の Lakers戦で 16得点、7アシスト、2スチールというこれからに繋がりそうな記録が残せたので、ここで一気にいって欲しいところ。 これまでの課題として挙げていた、得点力がアップしているのがいい。 今年こそ、フルシーズン契約して Warriors とも戦って欲しい。


Warriors、ドラフトでセンター2人を選択

WARRIORS: draft 2006 home
With the ninth pick in the 2006 NBA Draft, the Warriors selected Patrick O’Bryant out of Bradley University. A 7’0, 260 pound center
(2006年のNBAドラフトの9番目で、Warriors はBradley University(ブラッドリー大学)の Patrick O’Bryant (パトリック オブライエン) を選択した。 7フィート,260パウンドのセンターだ。)

日本にいても気になる Warriors の動き。 28日に行なわれた Draft もお昼ごろインターネットを介してチェックしていた。 結果は何とセンター2人を指名、1巡目が上にあるようにパトリック オブライエン、そして2巡目がクロアチアの Kosta Perovic (コスタ ペロビッチ) という外国人選手で、ともに身長が高くセンターのポジションの選手だ。

普段大学バスケとか見ていないので、選手のレベルはわからないが Patrick O’bryant はセンターのポジションで一番始めに指名された選手、新聞でもいい感じのモノが多いので期待できそう。 Kosta Perovic はちょっとギャンブルぎみな選択なようで、今後の大化けに期待といったところだろうか。 センターは昨シーズンの Warriors の弱点だったので少しでも活躍して欲しい。

さて、そうなると現センターポジションの Adonal Foyle (アドナル フォイル) と Andris Biedrins (アンドリス ビードリンス) の立場がやばい。 Warriors は Kevin Garnett や Allen Iverson といった選手をトレードで獲得するのではないかという噂もあり、今回のセンター中心の補強はその噂に拍車をかけるかもしれない。
4月にシーズンが終わって静かだった Warriors だが、これから大幅な補強などで話題にのぼるかもしれない。


NBA Finals 2006 始まる

今年も Warriors が出場しなかったこともあり、あまり触れてこなかった NBA のプレイオフ。 実は昨日から決勝戦となる NBA Final が始まっている。 勝ち進んだのは西地区(ウェスタンカンファレンス)から Dallas Mavericks (ダラス マーベリックス)、東地区(イースタンカンファレンス) から Miami Heat (マイアミ ヒート)。 ともに、昨シーズンのファイナル出場チームを破った上でのファイナル初出場だ。

Heat は不動のセンターShaquille O’Neal(シャキールオニール) とまだ3年目ながらスーパースターの片鱗を見せる Dwyane Wade(ドウェインウェイド) という2枚看板を備えたチームだったが、今シーズン始まる前に Jason Williams (ジェイソン ウィリアムズ)、Gary Payton (ゲイリーペイトン), Antoine Walker (アントワン ウォーカー) といった他のチームなら先発に出場できそうな中堅、ベテラン選手を獲得し大幅な補強に成功、シーズンはケガなどもあり思ったほどの好成績が残せなかったが、プレイオフを進むにつれピークを合わせてきたという感じだ。

対する、Mavericks はドイツ人の Dirk Nowitzki (ダーク ノヴィツキー) の爆発的な得点力を中心としたチーム。 昨年途中に就任した Avery Johnson (エイブリー ジョンソン)監督の守備中心のチーム作り、 Jason Terry (ジェイソン テリー) やベテラン Jerry Stackhouse (ジェリー スタックハウス) といった選手が地味ながらも確実な働きで勝ち進んできた。

選手層を比べるとどうしても Heat のそうそうたる顔ぶれの方に目がいってしまい、Heat有利と思っていたが、Game 1 は Mavericks が勝利。

試合の最後の方しか観られなかったので詳しくはわからないが、Mavs のリーディングスコアラーは Dirk でなく Jason Terry 。 Dirk を止めるためのディフェンスをしいた Heat の目論見は当たりだったようだが、そこから Jason Terry へボールが渡り、3ポイントなどを决められたのが予想外だったのでは。 この攻撃パターンがうまくいくかは試合によって変わってくるし、Heat も対策を練ってくると思われる。 ここはひとつの見所だろう。

それより、Heat を 80点に押さえた Mavericks のディフェンスがすごい。 中継で見た試合の最後の方ではゾーン (2-3ゾーン) で止めていたようだが、これが有効だったのだろうか? 次はこのヘンもちゃんと見なけえば。

さて、オレとしてはぜひMavericks に勝って欲しい。

だって、 Warriors はそんな Mavericks に シーズン 3勝1敗。 ってことは一番強いのは Warriors って言え….ないか。 スミマセン。

ま、それは別にしても Mavericks のカントク Avery Johnson は2年前の現役最後のシーズンに Warriors でプレイしてくれて馴染みがあるし、センター の Eric Dampier(エリック ダンピアー)も元 Warriors の選手。 やっぱり知ってる選手が多い方に肩入れしたくなる。

日本ではたぶんNHK BS で午前中の中継だと思う。 アメリカでは西海岸で夕方5時~6時スタートぐらい。 ワールドカップもいいけど、暇があったらNBAの中継もぜひ見てみて!


Warriors 2005-06 シーズン終了

NBA のレギュラーシーズンの日程が昨日で終了。

Warriors は 昨日の at Utah 戦で負けてしまったけど、その前に4連勝したこともあって結果は34勝48敗 (勝率 .415)。 Pacific ディビジョン5位 (5チーム中)。 ウェスタンカンファレンスで 13位(15チーム中) という例年並な結果に。 12年連続でプレイオフ進出ができないという不名誉な記録を更新してしまった。

シーズン開幕前は、今年こそイケると期待されていたが、こんな結果に終わったのは Baron Davis (バロン デイビス) の誤算が一番の原因だろうか…。 昨シーズンの最後はいいパスを出して、まわりをうまく使っていたのに、今シーズンはまわりを信頼せず自分でシュートを打ってばかり。 しかも、強引に打ちにいったりするから全然决まらない。 次第にチームメイトもパスをもらいに動くこともなくなり、攻撃がどんどん単調になってしまった。 3~5点差という僅差の試合が多く、その多くに勝てなかったのはそういった問題があるからだろう。

バロン デイビスが怪我で試合に出ないときは Jason Richardson (ジェイソン リチャードソン)、 Derek Fisher(デレク フィッシャー) が同じような独善的なプレイに走り、そして負ける結果に。 カントクやメディア(そしてファン)が過度な期待をかけたためそれに答えようとしてしまったのかもしれないが、カントクはもっとまわりを使うようなプレイや指示を出して欲しかった。

そして、毎度のようにディフェンス。 昨年ほどひどくはないが、カバーリングが甘くフリーの選手ができてしまうことが多かった。 このヘンはまだ改善の余地があるだろう。 あと、フリースロー。 みんなもっと練習しろ!

来シーズンへの期待は新人たちだろうか。 消化試合ということもあるがシーズンの最後になって昨年のドラフト入団の Andris Biedrins(アンドリス ビードリンス) そして、今年ドラフト入団の Ike Diogu (アイク ディアグ) と Monta Ellis (モンテイ エリス、 通称モン太クン) の3人がものすごく伸びたように感じた。 最終戦でのモン太クンは先発出場でプレイ時間も長かったが、27点のキャリアハイ。 第2の Gilbert Arenas (ギルバート アリナス) になりそうな予感 (で、FAで別のチームに移籍されるところまで一緒な予感も….)。 そして、10日間契約だったが 田臥と同じNBADL からやってきた Will Bynum (ウィル バイナム) もイイ。 Will Bynum とは正式な契約を。 この4人がオフの間にどれだけ成長して帰ってくるか楽しみ。

先日のニュースではあまりチームをいじらないといった発言がチームフロントからあったが、インサイドの強化およびディフェンシブなプレーヤーを獲得し補強を期待したい。

というわけで、数少ない Warriors ファンのみなさま1年お疲れさまでした。

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ホーム最終戦での1枚。

NBA が ビデオポッドキャスト をやっていた

Warriors 調子出てきたんちゃう? と書いて、迎えた Sacramento Kings 戦に勝つまではよかったけど、その後ずるずると9連敗。 とうとう、プレイオフに進出できないことが決定してしまった。 4月にプレイオフ進出をかけて正念場を向かえると信じて Warriors のチケットを何枚か買ってしまったウチは、消化試合を観にいくことに…。 けど、昨日の vs Mavs 戦は久々に盛り上がった試合が会場で観られてよかった。 シーズンを通して 20敗しかしてない Mavs に Warriors は 3勝したのは単に相性がよかった以上の何かがありそう。 このヘンに来シーズンの浮上を握るカギがあるような気がする。

閑話休題。 NBA が公式の Video Podcast (ビデオポッドキャスト) を公開していることを最近知った。 コチラのエントリ で紹介した NBA TV で放送されたコンテンツの一部を公開しているようで、全試合の1,2分のハイライトやNBA関連のニュース映像といったコンテンツを観ることができる。

もちろん、解説は英語だけど、もうそんなことは関係なし。 これぞ映像を見ているだけでも十分楽しめるはず。 ついでに、聞きつづければ英語耳もできて一石二鳥。 こちらに来てNBAを見始めたオレは中継でずっと英語を聞いてるので、日本語では何て言うかわかんないけど、こうやって言うよという感じのフレーズとか一杯覚えることができた。 好きなことだと苦にならないしね。

というわけで、Warriors ファンにとってはなんとも残念なシーズンだったが、NBA はこれからプレイオフ、NBAファイナルとますますヒートアップ。 NBAファンやバスケ好きにはこのポッドキャストおすすめです。

NBA Podcast へのリンク
(このリンクを iTunes にドラッグ&ドロップすれば Podcast として登録することができます。)

nbapodcast.jpg

今シーズン1番の試合

ひさびさに Warriors の話。

トレード期限終了後もイマイチ調子が出ず、Baron Davis をはじめ、いろんな選手がケガで離脱するなど相変らず不調だ。

そんななか、ロードに出ていた Warriors (29勝38敗)が Dallas Mavericks (53勝15敗)相手に、試合終了間際の3ポイントで逆転勝利をおさめるという、久々にうれしい勝ち方をした。 少し時間が経ったのにまだうれしいので書いてしまおう。

派手な勝ち方に目がいきがちだが、攻撃パターンの変化が見られたのもいい徴候だと思う。

試合後半攻撃パターンがアウトサイド中心と単調になってしまうのだが、新人 Ike Diogu (アイク ディアグ) のインサイドや、同じく新人 Monta Ellis (モンテイ エリス、ウチでのモン太くんと呼ばれている) の足をいかしたペネトレイトが最後の方まで見られ、「コレだよ!」とテレビの前でうなずきながらいつの間にか正座をして見ていた。 モン太くんはディフェンスでも大活躍、チームにいいリズムを生みだすところでも貢献している。

対する Mavs は Dirk Nowitzki (ダーク ノヴィツキー) が 51得点と大暴れ。 フリースローもチーム全体で 31本を連続して决めるといったすばらしいだったが、最後に数本外したのが逆転のきっかけになってしまったのは皮肉なところだろうか。

今朝の時点でウエスタンカンファレンスの順位は12位、プレイオフ出場の 8位まで3.5ゲーム差と残り15試合ではもう1試合も落とせないといった厳しい状況になっている。 もう 95% ぐらい無理な状態だが、この試合の様子を見てる限りは 「もしかすると…」 という気もしてきた。 明日は Kings 戦。 Kings はプレイオフ8位のところにいるチームなだけに絶対負けられない。

Warriors vs Mavs 戦の映像はこちらから