Category: 03 コンピュータ

Apple Store Burlingame Grand Opening

Apple Computer の直営店 Apple Retail Store がうちの近所に本日オープンしました。 場所は Burlingame のダウンタウン。 この辺の日本人になら Sakae Sushi の向かいだと言うと通じる場所です。

本日はグランドオープニング。 先着1000人には無料でTシャツがもらえることもあり、たくさんの人が集まりました。


Apple Store Burlingame の様子。 開店前に長蛇の列。

シリコンバレーは Apple のお膝元ということもあり、実に3軒目。 来年には SF店もできるし、Burlingame という街はこれまであまりコンピュータとは関係なかっただけに「何で?」という感じがしなくもない。


Apple Store と Burlingame ダウンタウンの街並。 結構溶け込んでる。

と、写真をとってるうちに開店時間に。 先頭に陣どっていたのは Apple Store Users Group (? 見間違いかも…) というTシャツを着ていた何ともコアな人たち。 店のオープンを渡り歩いているのだろうか。 オープンの瞬間を撮影したのでQuicktime ムービーにしてみた。 お祭り好きなアメリカ人の一面が見られる。 (というわけで、見るためにはQuicktimeプラグインが必要)

とまぁ、こんな感じで始まった Apple Retail Store Burlingame。
下の写真に映っている分しかない。 Palo Alto店と比べると規模は 半分程度だと思う。 この小ささのおかげでこの後が大変だった。

店内が小さいのにたくさんの人が集まったため開店してもすごい行列。 入れ替え制のような感じになっていたが回転が悪いため列が全然進まなかった。 開店10分ほど前に着いたオレが入るのに約1時間半。 それでもまだたくさんの人が集まっていたのでそれ以降に来たひとはどれくらいかかったやら….。


これがもらえる Tシャツ。 Burlingame と描かれていてここだけ(今日だけ)のオリジナルTシャツ。

列ができたおかげで、隣の Peet’s Coffee は試飲用の小さなサンプラーをみんなに渡して好感度を上げていたし、そのまた隣の Body Shop はクーポンを渡して帰りに寄ってもらおうとがんばってました。 こうやって経済の活性化を実感すると Apple Store の Burlingame 進出も悪くないのかも。 うちも、機会があったらまた利用させてもらいます。


iChat AV の思わぬ機能

iChat AVパブリックベータはウチのADVC100をビデオカメラとして認識してくれたので、ランデブーで繋いだG4Cubeでスカパーとかテレビを鑑賞出来るようになりました(^^;
この機能を使えば、iChatで話してる相手にも見せる事とか出来るのかな?またiTunesみたいに規制がかからなきゃいいけど…。

ADVC100 というのはアナログコンポジットのAV信号(黄色・赤色・白色 の3本のコネクタのやつ)を DV フォーマットに変換してくれるメディアコンバーター。 通常はビデオデッキからの映像をMac にとりこむのに使ったりする。

iChat AV はこの ADVC100 の入力をカメラとして認識し、ビデオチャットに使えるらしい。 インターネット越しでも見えるのなら、簡易テレビ局ができることになる。

つまり、 日本のテレビ放送がアメリカでもライブで見られるわけだ。

もちろん、逆も可。

いいなぁ。 帯域足りるのかなぁ。試してみたいなぁ。

某Kz.Gt氏あたりなんとかしてくれないかしゃん。


Panther は Jaguar より速い?

今年後半に登場するMac OS Xの次期メジャーリリース ― v10.3(開発コード名:Panther)は絶対に見逃せません。どのような目的にMacをお使いでも、この最新バージョンが「頭から尻尾の先まで」あらゆる部分が機能強化された最高の環境を提供します。

Apple が WWDC (World Wide Developer Conference) を開催し、Mac OS X の次期バージョン(コードネーム Panther)がお披露目された。

でも、

全然魅力が無いように思えるのはオレだけ? こりゃ使ってみたいと思えるのは Exposé の機能 (Exposé はキー1つで関連のある ウインドウ をまとめてくれる機能。 Windows の Alt-tab キーを派手に拡張したような感じだ。 英語の紹介ページはこちら) ぐらい。 iChat AV のビデオカンファレンス機能も面白そうだけど、既存の技術を使ってるだけと言っていたのできっと回線速度やルータなど環境を選ぶから誰でもというわけにはいかないだろうなぁ。

それ以外は今あるもののアップデートという感じで、使っていて楽しくなるようなしくみや新たな使いかたを想像させるようなものが何もない気がする。 デベロッパーカンファレンスということもあるかもしれないが、ちょっと期待していた進化とは違うという感じだった。 なんとなくこれは Windows 2000 に対する Windows XP のようなアップデートに似てるかも。 まぁこれで遅くならずに、速くなるのなら買ってもいいかな。 動物のパンサーはジャガーより速いもんだっけ?


SKKの封印を解く

大学時代。SKKという日本語入力システムに出逢った。

簡単に言ってしまえば、この方式はペンで文章を書く感覚に近い。

詳しくはこのサイトの記述を見てもらいたい。自分が言いたいことは全部書いてある。

ペンで文章を書くとき、「頭から」文章を書いていくはずだ。まず次の単語を漢字にするか平仮名にするか決めてから、文字を書く、あたりまえだ。 しかし、今のIMはそうなってない。まず音声イメージがあって、「どこを漢字にするか」は変換キーを押してから考えることになる。どっちがいいとは言えないだろうけど、「頭から」方式のIMがあってもいいじゃないか。それが、SKKだ(T-codeの存在も主張する人がいるだろうが)。

唯一の欠点が、上のサイトにも書いてあるとおり、入力方式が他の日本語入力システムと激しく違うところ。当時の自分は「こいつは便利だけど、ハマると他の入力システムで打てなくなる」と気づき、SKKを封印することにした。

つい最近、Windows 付属のIME の変換効率の悪さに不満があったので調べてみたら、このSKKいまや、Windows(SKKIME) でも Mac OS X (AquaSKK) でも使えるようになっている。普段自分が触れるどのシステムでもSKKが使えるのなら、もう封印を解いてもいいだろうということで、導入してみた。

たまんねぇ。 大学時代のあの経験がよみがえる。

Shiftキー、Controlキーを多用するため、人によっては小指がつりそうになるかもしれないが、このサイトの文章を書くぐらいなら問題無いと思う。 変換効率がグングン上がっていって、自分好みになっていくこともあるんだろうけど、”skkを普及したい” にも書いてあるように、思考の後戻りが無いことがいいんだろうなぁ。 あとは、家や会社のシステム間でユーザ辞書の共有が簡単にできればあとはカンペキだ。(ユーザ辞書はテキストファイルなんでコピーすれば一発なんだけど、もう一歩ラクにするような何かが欲しいんだよねぇ)

何となく今の日本語入力システムって違和感あるなぁ。と感じている人はダメモトで是非試してみて欲しい。全員に当てはまるとは思わないが、中には共感する人もいるかも。


iTunes Music Store を使う

iTunes Music Store がオープンして1週間が経った。好調な滑りだしのようで、Apple の株価も急上昇してるみたい。

個人的に使ってみたいけど、曲の扱いがイマイチ不透明なので手がでないことは以前書いたけど、この文章を読んではっきりした。

iTunes Music Store はまた、購入した曲を CD や DVD に記録することも許可しており (個別の曲についての回数制限は無く、同一プレイリストについては最大 10 回まで)、曲を音楽プレイヤーや最大 3 台の別の Mac に送ることも可能である。

そう。買った曲は音楽CDとしてCDに焼ける。当たりまえすぎて誰も書かなかったのかもしれないが、CDやDVDに記録できるのはAACのファイルだけだったら大変だし、Mac なら3台までとか書いてあるので特別なフォーマットだったら喜びも半減だ。音楽CDが焼けることが分かったことは大事なことだった。

これで、会社でも聞ける。車の中でも聞ける。

というわけで買ってみた。

なんと、Eminem。HipHopだけどグッときた。曲に力がある。あまりの汚い言葉のオンパレードに意味が全部わからなくても気持ち悪くなってくるぐらいすごい。こいつはアメリカ中でうけるわけだ。こういった出会いがあるのもiTunes Music Storeのおかげ。

で、これはこのまま iTunes で再生できるし、プレイリストを作ってそいつに放り込めば音楽CDを作ってくれる。DVD だと何が焼けるんだろう。CDと併記してあるところが話をややこしくしてるんじゃないだろうか(混乱してるのオレだけ?)。
ただ、一つ問題があった。

音楽CDにするとき、曲間の時間を指定できない(常に2秒ぐらい)。例えばライブアルバムを購入して音楽CDにするなどに曲と曲の間に空き時間ができてしまう。他のCD作成ソフトで扱えないデータなだけに何とかしてほしい。


2ちゃんねるプロバイダー

全国対応 – 完全無料

無料の ISP はアメリカから日本に帰ったときに貴重だ。マンガ喫茶、無料ホットスポットなど高速回線が使えるところも増えてきているが、その場所へ行くまでがメンドウ (田舎だし)。 実家が DSL にでも入っていればいいが、未だ IT化にほど遠いうちの実家ではそんなわけにはいかずダイアルアッププロバイダーが必要になる。

これまで使っていたのは Freecom という無料プロバイダー。600ヶ所という多くのアクセスポイントが実家や遊びに行きそうな場所を網羅していたので使っていた。

同じく無料で提供される 2ちゃんねるプロバイダーは全国共通の電話番号にアクセスすればいいので (0570- ってそういう番号だよね?) ダイアルアップの設定をいっぱいもつ必要が無くなるのがうれしい。 8.5円/3分 というのもNTTの市内通話と同じぐらいの料設定だし。 サインアップがムチャクチャ簡単なのもよい。 宣伝の仕方を見るとどんどん使ってもらいたいようだから、プロバイダの回線使用料が結構低くおさえられてて、その差額が利益になるんだろうな。

次回帰国したときに使ってみよう。


iTunes Music Store 発表

Preview any song for free, when you find a song you want, buy it for just 99c. (どんな曲でも試聴可能。欲しい曲が見つかったら1曲 99セントで買えます。)

というわけで、 「あなたの耳で聴く音楽の如き発表」 は予想通り音楽購入サービスだった。

うちの iMac で体験してみたけど、こいつはすごい。 実際の店のように目的のCD求めて歩きまわる必要がなく、全曲の試聴が自然な流れででき、1曲単位で購入できるところは amazon.com 以上。 ただ、手に入れた曲データがどこまで使えるかがまだ不明なため購入はしてない。 うちでは Mac だけでも いいが、会社ではWindowsマシンを使ってるし、聴く時間は会社のほうが圧倒的に多い。 この辺で制限があるとイヤなんだよなぁ。

話しは変わって、この発表を聞いた人は「どんな曲が買えるんだろう」と思っているに違いない。 しかし、Mac OS X with iTunes 4 以外のシステムからサービスにアクセスしようとすると拒否されてしまう。

Appleも売ってる曲のラインアップぐらいは全ユーザに見えるようにすれば「これなら Mac もいいかも」と思えるようなきっかけになるだろうに。


電ピタ 使ってみました

スゴいよ、「電ピタ」!
 さて、もうひとつバッテリーの寿命が延びるという魔法のシール、それが「電ピタ」だ。携帯電話のバッテリー部分に貼り付けるとバッテリーが長持ちするというものだ。さっそく電池パックを外して取り付けてみると……。

上の記事を見て以来気になっていた「電ピタ」。

日本に行った友人に頼んで買ってきてもらいました。

これがその電ピタ。パッケージからとりだしたところ。 ただのペラペラな紙です。 パッケージがZDNet の記事から変わっているけど、気にしない。気にしない。

Denpita1.jpg

でもって、これをこんな感じでケータイの電池に向かいあうように貼りつける。

これで電池の持ちが違うらしい。パッケージに書いてあるグラフによると….

マジかい? って思わず信じたくなるほど劇的に変化している。
で、うちのケータイ(2年ほど使用している)に貼りつけた効果は….

Denpita.gif

変わってないじゃん。

むしろ悪くなってる。

通常使用での計測だったので電話がかかってきた度合に応じて電池使用量は変わってくるとは思うけど、これじゃあパッケージのような効果は信用できない。そりゃそうだよな。こんな紙ぺらで….。夢をみたオレがバカだったさ。

よくよく考えてみると、記事にあるような、

なぜなら、電ピタを貼る前はほとんど充電されていなかったはずのバッテリーが、貼ったあとにはフル充電の表示に変わり、それがずっと続いたのだ。

といった状況は、電ピタを装着するためにしばらく電池を抜いておけば、微量だが電力が回復することとかよくある話じゃないか。
でも最後に気になる記述が…

夕方3時頃に電ピタを貼ったのに、2日後の昼までその状態は続いていた。その間、何度か通話やiモード閲覧、iショットのやりとりをしたにもかかわらず、この持続力!< 中略> 電ピタを貼る前にナノカーボンを塗っていたのも効果があったのか──謎は深まるばかりだ。

なんと、ナノカーボンも塗っていたのか。 この違いか? 謎は深まるばかりだ。


「あなたの耳で聴く音楽の如き発表」

招待状には、「あなたの耳で聴く音楽の如き発表」と書かれている。

何か変な日本語だなぁと思ってオリジナルの文章を見てみた。

The invitation says that Apple will have “announcements that will be music to your ears.”

オレが訳すなら

「招待状には アップルが “あなたの耳が心地よくなる発表” をすると書いてある。」

って感じになると思う(まだこなれてない気もするが…)。 music to one’s ears は “耳にとても快いもの” とあるし(英辞郎より)。
とにかく、きっと音楽関係の何かが便利になる発表なんだろう。 と思って記事の続きを読んでもらえばわかりやすくなると思う。

ここからは根拠の無い予測。

まず、iPod の改良版は確実だろう。

それに、音楽を購入してダウンロードする機能が追加されるのか? このあおり方からするときっとそうだろう。

ただ噂されてる Universal Music 買収はリスク高くて無いと思う。あまりにもこれまでと違う業種すぎるし。 せいぜいそのダウンロードサービスを独占提携するぐらいだと思う。

何はともあれ、4月28日が楽しみだ。


主役はどっち?

「われわれの考え方は、PCやMacはデジタルメディアの保存/整理/管理/保護には最適かもしれないが、リビングルームはそれを楽しむための場所だということだ」とTiVo Service上級副社長でジェネラルマネジャーのBrodie Keast氏。

うちでも使っている TiVo が Home Media Option というサービスを今週から開始した。これは、TiVo にネットワーク機能を追加することで、いろいろなサービスを提供するというもの、例えば、TV番組表のダウンロードがインターネット経由でできたり、PC/Mac に保存されてる mp3 や 画像データ をネットワーク越しにテレビで再生できるようになったりする。

さっそく試してみたら、TVの大画面で楽しむ画像データは予想以上にキレイにみえるし、mp3 はTVに繋っているアンプを介せば大きなスピーカで聞けてこれまで以上の楽しみかたができる。特に mp3 の機能はいい。

けど、こういった機能は上の記事にあるようにPCの存在をおびやかすものでは無いと思う。TiVo は内部で Linux が走っているが、家電と呼んでもいいぐらいその存在が隠されている。(=機能が限定されている)

Apple Computer は Digital Hub 構想として、1年以上前から Mac をデジタルコンテンツを加工、管理するためのシステムとして位置付け、それを実現するためのソフトを提供してきた。TiVo はそれにのっかった感じで、コメントにもあるように「リビングルームはそれを楽しむ場所」を実現してるのではないだろうか。

Media Center PC がどういったことを考えているか知らないが、再生を中心にしたシステム(TiVoのような家電)と、保存を含め管理、加工するシステム(PC/Mac)として分けて考えることで問題は解決するのではないだろうか。 テレビを細かな操作に使おうとして失敗してきたシステムはこれまでいっぱいあった。個人的には MS の考えより Apple のアプローチの方が全然いいと思う。